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若としてのスタート
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「ねえ、パパ。こいつ誰?」
男は、クルクルとよく動く大きな瞳で、上から下まで値踏みするようにオレを見てきた。
こいつが兄貴の祐樹ってわけか。
オレも、厭味ったらしく、ジロジロ見返してやった。
オレと祐樹とは全く共通点が無かった。
こいつはオヤジのコピーってか。
オレより肩幅が広く骨太でがっしりしている。
身長差があるため、見下ろしてくることに腹が立った。
あまり歳の差はなさそうである。
「祐樹、オマエの弟の一博だ。これからはここで暮らす。オマエもそのつもりでな」
琢己の言葉に、
「ふうん。妾の子ってわけだ。ママが何て言うかな」
祐樹は敵意に満ちたまなざしでオレをにらんだ。
なんだよ。
オレもにらみ返してやった。だけど……。
おっと、今は我慢だ。オヤジの目がある。
今はまだ……。
雌伏のときだ。
思い直したオレは、
「よろしくお願いします」
ニッコリ笑いながら、祐樹に向かって深く頭を下げた。
「そもそもオヤジのタネだって証拠も……」
言い掛けた祐樹をオヤジがひとにらみで黙らせた。
「じゃあ、俺はこれで……ママの買い物に付き合う約束を忘れてました」
祐樹はオヤジに向かって、形ばかりの一礼をすると、さっさと立ち去っていった。
「祐樹はデキがいいから大いに期待しているんだが、典子が甘やかすので困る」
オヤジが苦笑しながらポロリともらした。
会ったばかりだってのに、オレに心を許しているんだな。
悪い気はしなかったが、祐樹に対する評価が高いと知って、オレは気を引き締めた。
正妻親子にいびられることはもとから織り込み済みだ。
小さい頃からオレは慣れてる。
実の母に虐待されて育ったんだから。
オフクロは、高過ぎるプライドのせいでオヤジと別れたけど、心の中では未練たらたらだった。
オヤジへの思いがいつのまにか憎悪に反転したんだよな。
オレは子供時代のことを思い起こした。
――憎い男の遺伝子を受け継いだ一博への嫌悪は、倉前正雄と見合い結婚し、英二が生まれたときからより鮮明になった。
英二は体が弱く、ひどいアレルギーと喘息で何度も入退院を繰り返した。
軽症の患者より重症な患者のほうにより大きな愛を注ぐ、房枝の看護士魂が裏目に出た。
健康で、異常なほど丈夫な一博はほったらかしにされ、やがてネグレクトへと進んでいった。
房枝は、病院通いのほかにも、民間療法や自然食品、英二の体に良いと思われることは、次々に飛びついて試すことに情熱を注いだ。
正雄が『もうほどほどに』などと口出ししようものなら『あなたは、可愛い英二を殺す気なの?』と半狂乱になってののしった。
気弱な正雄は、口を閉ざすしかなかった。
病弱な弟に対する愛が深まるにつれ、房枝はさらにつらくあたるようになった。
「英二がこんなに苦しんでいるのに、平気な顔をして。お兄ちゃんなのに、どうして思いやりが無いの?」
まだ甘えたいさかりの一博に、房枝は過大な要求をした。
一博は反抗的になり、愛を求めてさらに愛されない方向へと自らを追いやっていった。
保育所では、黒や灰色といった色の無い絵ばかり描いた。
赤い血を流す殺伐とした絵を描いて、保育士さんを戸惑わせた。
菓子パンのカラ袋ばかり散らばる、暗くなった部屋の片隅。
母の帰りを待つ一博は、愛嬌のない暗い子供だった。
「その不満そうな顔が気に入らない。どうしていつもそんな暗い顔をしてるの? けなげに病気と戦っていてもいつもニコニコ笑っている天使みたいな英二とは大違い」
看護士としてのハードな仕事と、次男英二の看護と病状の心配。
夫は長期出張続きで不在がち。
疲れ果てた房枝は、一博のつまらない失敗にも激しい折檻を繰り返した。たまに出張から帰ってくる正雄も、止められなかった。
一博は、自分の意に染まない相手はぶちのめしても良いと学習した。
真っ先に被害に遭ったのは英二だった。房枝の目の届かぬところで、ずいぶん泣かした。
「オマエなんて生まなきゃ良かった」
それが、房枝の口癖だった。
存在を全否定され、虐待されてますます暗く反抗的になった。
情けをかけられることを拒否する、まるで可愛くない子供だった。
しつけのつもりで折檻する母親に、泣いて許しを乞うこともない。
いつも無表情で何を考えているかわからない。
瞳の奥には冷たい光を宿し、人と目を合わすこともない。
目の届かないところでイタズラをエスカレートさせ、房枝をさらに激怒させた。
成長するにつれ、反抗が巧妙で暴力的になり、次第に手に負えなくなった。
そんな一博をみて、房枝は『やはり血は争えない。ヤクザの子は……』と罵った。
幼いうちから粗暴さの目立った一博は、小学校入学と同時に、精神修養のため空手教室に通わされた。
運動神経抜群の一博は、メキメキと腕をあげ、自分でも面白くなった。
暴力的衝動を、何の咎めも受けず発散できる場。
相手を手加減なくぶちのめすことが賞賛される場。
道場をそういうふうに捉え、礼節などの精神面はまるで身につかなかった。
一九八七年、地元の公立中学に入学した。
体格的には恵まれないものの、空手の腕を磨き、誰にも手がつけられなくなった。
悪い仲間を集めてリーダーにおさまり、無免許でバイクを乗り回して、やりたい放題だったが、要領が良かったため『サツにパクられる』ことだけは上手く免れて過ごした。
家にも寄り付かなくなった。
一度キレると、もう手がつけられない。
触らぬ神に祟りなしで、両親も放任状態だった。
そんな一博を唯一気にかけてくれたのが、散々いじめられていた英二だった。
ひどいアトピーのうえに喘息もちだった英二は、サッカー好きなスポーツ少年に育っていた。
英二は早くから『将来は看護士か福祉関係の仕事につきたい』と進路を決めていた。
一博は、そんな良い子を絵に描いたような弟が苦手だった。
性格がまっすぐで純粋な英二は、兄を更生させようと必死になった。
不良仲間の溜まり場にやってきては「兄ちゃんが家に帰るまで僕もここに居る」と言い張る。
そんな英二を「うざい! 帰れ」と、殴って追い返した。だが英二は、懲りずに一博の居場所をつきとめてやって来た。
ある日、勢いよくこついたはずみでケガをさせてしまった。
そんなときも英二は「ママには、自分で転んだっていうからさ」と、痛みに涙を流しながらも無理に笑顔を作ってみせた。
あまりの無邪気さ、純粋さ、素直さ。
まるで正反対の、太陽のように無垢な英二の存在は眩し過ぎた。
相容れるところは無い。
憎たらしいやつならいじめてやればいい。
やられたらやり返せばいい。
だが、右の頬を打たれれば左の頬を差し出すような“聖人”は手ごわくウザい存在だった。
私立高校に進学した一博は、入学祝いを持ってきた叔母から、実父が生きている、しかも大親分だと知らされた。
一博は即座に決心した。
英二のようにマトモに生きることなんてできっこない。
自分の身のうちで渦巻く凶暴の血が欲する方向へ行こうと――
オレは今までのことを思い出しながら、
「オヤジさん、あらためてよろしくお願いいたします」
畳に手をつき、映画やドラマで見た、ヤクザ式のお辞儀をした。
その日から、オレは、舎弟たちから『若』と呼ばれるようになった。
率先して広い屋敷内の仕事の手伝いをし、オヤジを喜ばせた。
極道の世界は、『形から入って形に終わる』と言われる。
この世界で認められるためには、独特のしきたりをきっちりと体に染み込ませるに限る。
その上で、古臭い慣習はぶっ壊して、新しい形の組織を自分の手で作り出してやる。
義理がどうの人情がどうのという、このままの古い形のヤクザではもう立ち行かなくなっている。
今は雌伏の時だ。
近い将来、好きなようにこの世界を変えてやる。
まずそのために早くこの世界になじみたい。
極道社会で育ってきた祐樹との差を詰めて、追い抜き、突き放す。
次男のオレのほうがどれだけ上か、みせつけてやる。
オレは爪を隠し、模範的な若を演じた。
舎弟から『妙な小学生が屋敷の周りをうろうろしています』と何度か聞かされた。
それは英二しかいない。
遠くから様子を伺う、おどおどした様子を思い浮かべると『どうしてそこまでしてくれるんだ? 誰も頼んじゃいないのに』と、複雑な気持ちだった。
そのうち、あきらめたらしく、英二は来なくなった。
やっとウザイやつと縁が切れたとオレはほっとした。
屋敷での生活に慣れたオレは、五月から、また高校に通うようになった。受験勉強にも力を入れた。
その頃すでに高校を中退していた祐樹は、オレと張り合って、家庭教師を三人も雇って猛勉強を開始した。
そのかいあって、大検に合格し、それなりに格好のつく私大の経済学部に合格を果たすことになる。
一九九〇年五月のある晩だった。その宵の月は不気味なほど赤く大きかった。
屋敷に、カチ込みがあったという知らせが届いた。
都内にある釈光寺組組事務所に、実弾が三発撃ち込まれたという。
舎弟たちは口々に『全面戦争勃発だ!』『神姫会がなんぼのもんじゃ!』『関西の息のかかったやつらにいいようにされてたまるか!』と大騒ぎである。
いまだに血気盛んなオヤジは、舎弟たちを引き連れて出たきり明け方近くまで戻らなかった。
オレもそういう場に早く参加してみたい。
自分の腕を試してみたい。
留守番を余儀なくされたオレは不満だった。
男は、クルクルとよく動く大きな瞳で、上から下まで値踏みするようにオレを見てきた。
こいつが兄貴の祐樹ってわけか。
オレも、厭味ったらしく、ジロジロ見返してやった。
オレと祐樹とは全く共通点が無かった。
こいつはオヤジのコピーってか。
オレより肩幅が広く骨太でがっしりしている。
身長差があるため、見下ろしてくることに腹が立った。
あまり歳の差はなさそうである。
「祐樹、オマエの弟の一博だ。これからはここで暮らす。オマエもそのつもりでな」
琢己の言葉に、
「ふうん。妾の子ってわけだ。ママが何て言うかな」
祐樹は敵意に満ちたまなざしでオレをにらんだ。
なんだよ。
オレもにらみ返してやった。だけど……。
おっと、今は我慢だ。オヤジの目がある。
今はまだ……。
雌伏のときだ。
思い直したオレは、
「よろしくお願いします」
ニッコリ笑いながら、祐樹に向かって深く頭を下げた。
「そもそもオヤジのタネだって証拠も……」
言い掛けた祐樹をオヤジがひとにらみで黙らせた。
「じゃあ、俺はこれで……ママの買い物に付き合う約束を忘れてました」
祐樹はオヤジに向かって、形ばかりの一礼をすると、さっさと立ち去っていった。
「祐樹はデキがいいから大いに期待しているんだが、典子が甘やかすので困る」
オヤジが苦笑しながらポロリともらした。
会ったばかりだってのに、オレに心を許しているんだな。
悪い気はしなかったが、祐樹に対する評価が高いと知って、オレは気を引き締めた。
正妻親子にいびられることはもとから織り込み済みだ。
小さい頃からオレは慣れてる。
実の母に虐待されて育ったんだから。
オフクロは、高過ぎるプライドのせいでオヤジと別れたけど、心の中では未練たらたらだった。
オヤジへの思いがいつのまにか憎悪に反転したんだよな。
オレは子供時代のことを思い起こした。
――憎い男の遺伝子を受け継いだ一博への嫌悪は、倉前正雄と見合い結婚し、英二が生まれたときからより鮮明になった。
英二は体が弱く、ひどいアレルギーと喘息で何度も入退院を繰り返した。
軽症の患者より重症な患者のほうにより大きな愛を注ぐ、房枝の看護士魂が裏目に出た。
健康で、異常なほど丈夫な一博はほったらかしにされ、やがてネグレクトへと進んでいった。
房枝は、病院通いのほかにも、民間療法や自然食品、英二の体に良いと思われることは、次々に飛びついて試すことに情熱を注いだ。
正雄が『もうほどほどに』などと口出ししようものなら『あなたは、可愛い英二を殺す気なの?』と半狂乱になってののしった。
気弱な正雄は、口を閉ざすしかなかった。
病弱な弟に対する愛が深まるにつれ、房枝はさらにつらくあたるようになった。
「英二がこんなに苦しんでいるのに、平気な顔をして。お兄ちゃんなのに、どうして思いやりが無いの?」
まだ甘えたいさかりの一博に、房枝は過大な要求をした。
一博は反抗的になり、愛を求めてさらに愛されない方向へと自らを追いやっていった。
保育所では、黒や灰色といった色の無い絵ばかり描いた。
赤い血を流す殺伐とした絵を描いて、保育士さんを戸惑わせた。
菓子パンのカラ袋ばかり散らばる、暗くなった部屋の片隅。
母の帰りを待つ一博は、愛嬌のない暗い子供だった。
「その不満そうな顔が気に入らない。どうしていつもそんな暗い顔をしてるの? けなげに病気と戦っていてもいつもニコニコ笑っている天使みたいな英二とは大違い」
看護士としてのハードな仕事と、次男英二の看護と病状の心配。
夫は長期出張続きで不在がち。
疲れ果てた房枝は、一博のつまらない失敗にも激しい折檻を繰り返した。たまに出張から帰ってくる正雄も、止められなかった。
一博は、自分の意に染まない相手はぶちのめしても良いと学習した。
真っ先に被害に遭ったのは英二だった。房枝の目の届かぬところで、ずいぶん泣かした。
「オマエなんて生まなきゃ良かった」
それが、房枝の口癖だった。
存在を全否定され、虐待されてますます暗く反抗的になった。
情けをかけられることを拒否する、まるで可愛くない子供だった。
しつけのつもりで折檻する母親に、泣いて許しを乞うこともない。
いつも無表情で何を考えているかわからない。
瞳の奥には冷たい光を宿し、人と目を合わすこともない。
目の届かないところでイタズラをエスカレートさせ、房枝をさらに激怒させた。
成長するにつれ、反抗が巧妙で暴力的になり、次第に手に負えなくなった。
そんな一博をみて、房枝は『やはり血は争えない。ヤクザの子は……』と罵った。
幼いうちから粗暴さの目立った一博は、小学校入学と同時に、精神修養のため空手教室に通わされた。
運動神経抜群の一博は、メキメキと腕をあげ、自分でも面白くなった。
暴力的衝動を、何の咎めも受けず発散できる場。
相手を手加減なくぶちのめすことが賞賛される場。
道場をそういうふうに捉え、礼節などの精神面はまるで身につかなかった。
一九八七年、地元の公立中学に入学した。
体格的には恵まれないものの、空手の腕を磨き、誰にも手がつけられなくなった。
悪い仲間を集めてリーダーにおさまり、無免許でバイクを乗り回して、やりたい放題だったが、要領が良かったため『サツにパクられる』ことだけは上手く免れて過ごした。
家にも寄り付かなくなった。
一度キレると、もう手がつけられない。
触らぬ神に祟りなしで、両親も放任状態だった。
そんな一博を唯一気にかけてくれたのが、散々いじめられていた英二だった。
ひどいアトピーのうえに喘息もちだった英二は、サッカー好きなスポーツ少年に育っていた。
英二は早くから『将来は看護士か福祉関係の仕事につきたい』と進路を決めていた。
一博は、そんな良い子を絵に描いたような弟が苦手だった。
性格がまっすぐで純粋な英二は、兄を更生させようと必死になった。
不良仲間の溜まり場にやってきては「兄ちゃんが家に帰るまで僕もここに居る」と言い張る。
そんな英二を「うざい! 帰れ」と、殴って追い返した。だが英二は、懲りずに一博の居場所をつきとめてやって来た。
ある日、勢いよくこついたはずみでケガをさせてしまった。
そんなときも英二は「ママには、自分で転んだっていうからさ」と、痛みに涙を流しながらも無理に笑顔を作ってみせた。
あまりの無邪気さ、純粋さ、素直さ。
まるで正反対の、太陽のように無垢な英二の存在は眩し過ぎた。
相容れるところは無い。
憎たらしいやつならいじめてやればいい。
やられたらやり返せばいい。
だが、右の頬を打たれれば左の頬を差し出すような“聖人”は手ごわくウザい存在だった。
私立高校に進学した一博は、入学祝いを持ってきた叔母から、実父が生きている、しかも大親分だと知らされた。
一博は即座に決心した。
英二のようにマトモに生きることなんてできっこない。
自分の身のうちで渦巻く凶暴の血が欲する方向へ行こうと――
オレは今までのことを思い出しながら、
「オヤジさん、あらためてよろしくお願いいたします」
畳に手をつき、映画やドラマで見た、ヤクザ式のお辞儀をした。
その日から、オレは、舎弟たちから『若』と呼ばれるようになった。
率先して広い屋敷内の仕事の手伝いをし、オヤジを喜ばせた。
極道の世界は、『形から入って形に終わる』と言われる。
この世界で認められるためには、独特のしきたりをきっちりと体に染み込ませるに限る。
その上で、古臭い慣習はぶっ壊して、新しい形の組織を自分の手で作り出してやる。
義理がどうの人情がどうのという、このままの古い形のヤクザではもう立ち行かなくなっている。
今は雌伏の時だ。
近い将来、好きなようにこの世界を変えてやる。
まずそのために早くこの世界になじみたい。
極道社会で育ってきた祐樹との差を詰めて、追い抜き、突き放す。
次男のオレのほうがどれだけ上か、みせつけてやる。
オレは爪を隠し、模範的な若を演じた。
舎弟から『妙な小学生が屋敷の周りをうろうろしています』と何度か聞かされた。
それは英二しかいない。
遠くから様子を伺う、おどおどした様子を思い浮かべると『どうしてそこまでしてくれるんだ? 誰も頼んじゃいないのに』と、複雑な気持ちだった。
そのうち、あきらめたらしく、英二は来なくなった。
やっとウザイやつと縁が切れたとオレはほっとした。
屋敷での生活に慣れたオレは、五月から、また高校に通うようになった。受験勉強にも力を入れた。
その頃すでに高校を中退していた祐樹は、オレと張り合って、家庭教師を三人も雇って猛勉強を開始した。
そのかいあって、大検に合格し、それなりに格好のつく私大の経済学部に合格を果たすことになる。
一九九〇年五月のある晩だった。その宵の月は不気味なほど赤く大きかった。
屋敷に、カチ込みがあったという知らせが届いた。
都内にある釈光寺組組事務所に、実弾が三発撃ち込まれたという。
舎弟たちは口々に『全面戦争勃発だ!』『神姫会がなんぼのもんじゃ!』『関西の息のかかったやつらにいいようにされてたまるか!』と大騒ぎである。
いまだに血気盛んなオヤジは、舎弟たちを引き連れて出たきり明け方近くまで戻らなかった。
オレもそういう場に早く参加してみたい。
自分の腕を試してみたい。
留守番を余儀なくされたオレは不満だった。
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