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大学生
第12話
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ある日の休日。
俺は家で久々のゆっくりとした時間を過ごしている時だった。
いきなりインターホンのチャイムが鳴り、誰だろうかと思いながら玄関先まで行って、ドアを開ける。
「久しぶり!隼人」
「げっ?!」
ドアの向こう側にいたのは幼なじみである亜美だった。
実に会うのは高校以来。
高校卒業後は進学するということだけは知っていたが、どこに進学するのかまったく聞かされてなかった。
「げって何よ!」
「わ、わりぃ」
高校生の時は、ありえないほどモテたためによく六花と亜美がケンカしてた。
まぁ、簡単に言えば修羅場である。
なぜ俺がここまでモテたのかは分からないが、今は会いたくない人の一人である。
なにせ、今は六花と一緒に暮している。
それがバレたら……また修羅場。
ここはなんとかバレないうちに帰ってもらおう。
「で、なんの用事だ?」
「特に用事があって来たという訳では無いんだけど」
「そうかそうか。じゃあ、またな」
俺はそう言い、ドアを閉めようとした。
だが、閉まる寸前で足を入れられ、閉めることができなかった。
「なんで閉めようとするのかな?」
「そ、それは……」
まずい。
非常にまずい。
亜美は笑顔のままだが……目が笑ってない。
俺は対して暑くもないのに汗を大量に流していた。
「あ、あれだよ!これから忙しいから」
「ふーん。じゃあ、なんでハイヒールが玄関に置いてあるの?」
ああ。
これは気づかれてますね。
いや。
まだ気づかれてるとは限らない。
ここは……これしかない!
「お、俺の物なんだ。さ、最近、女装するのにハマってて」
「……へぇー」
亜美の目が死んでいた。
まるで汚物でも見るかのように俺をみつめている。
――やりすぎた……。
後悔あとに立たず。
まさに今の俺はそのような状態である。
「まぁ、いいよ。分かった」
「おう。てか、なんで俺の家知ってたんだ?」
亜美に今住んでいる家の住所を教えた覚えはない。
なのになぜ知ってたのだろうか。
「それは……探偵に依頼して調べてもらった」
「……コワッ!」
そこまでして俺の家を調べたとは……。
これは六花と同様でストーカー気質がある。
俺の周りの女の子だけ特殊なのか、それとも今どきはこれが普通なのか……もう分かんない!
俺は家で久々のゆっくりとした時間を過ごしている時だった。
いきなりインターホンのチャイムが鳴り、誰だろうかと思いながら玄関先まで行って、ドアを開ける。
「久しぶり!隼人」
「げっ?!」
ドアの向こう側にいたのは幼なじみである亜美だった。
実に会うのは高校以来。
高校卒業後は進学するということだけは知っていたが、どこに進学するのかまったく聞かされてなかった。
「げって何よ!」
「わ、わりぃ」
高校生の時は、ありえないほどモテたためによく六花と亜美がケンカしてた。
まぁ、簡単に言えば修羅場である。
なぜ俺がここまでモテたのかは分からないが、今は会いたくない人の一人である。
なにせ、今は六花と一緒に暮している。
それがバレたら……また修羅場。
ここはなんとかバレないうちに帰ってもらおう。
「で、なんの用事だ?」
「特に用事があって来たという訳では無いんだけど」
「そうかそうか。じゃあ、またな」
俺はそう言い、ドアを閉めようとした。
だが、閉まる寸前で足を入れられ、閉めることができなかった。
「なんで閉めようとするのかな?」
「そ、それは……」
まずい。
非常にまずい。
亜美は笑顔のままだが……目が笑ってない。
俺は対して暑くもないのに汗を大量に流していた。
「あ、あれだよ!これから忙しいから」
「ふーん。じゃあ、なんでハイヒールが玄関に置いてあるの?」
ああ。
これは気づかれてますね。
いや。
まだ気づかれてるとは限らない。
ここは……これしかない!
「お、俺の物なんだ。さ、最近、女装するのにハマってて」
「……へぇー」
亜美の目が死んでいた。
まるで汚物でも見るかのように俺をみつめている。
――やりすぎた……。
後悔あとに立たず。
まさに今の俺はそのような状態である。
「まぁ、いいよ。分かった」
「おう。てか、なんで俺の家知ってたんだ?」
亜美に今住んでいる家の住所を教えた覚えはない。
なのになぜ知ってたのだろうか。
「それは……探偵に依頼して調べてもらった」
「……コワッ!」
そこまでして俺の家を調べたとは……。
これは六花と同様でストーカー気質がある。
俺の周りの女の子だけ特殊なのか、それとも今どきはこれが普通なのか……もう分かんない!
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