上 下
70 / 71
第II章 モンスター破損オーブ

第69話 フィリピン ベースアサルトIV

しおりを挟む
ユミコのスナイピングスポット

フィリピン、無人島

23:00

"黒髪ロングの時魔道士よ! 今度こそ抹殺してやる!" クリムゾンは続けた。

"ガンナー、あの赤いマントの魔物を交戦させろ!" マルが通信した。

"ロジャー! ヘリの砲手が応えた。

バン! バン! バン!

クリムゾンが弾をよけ始めた。

"アキコ、コンバットモード!" 丸が命令した。

"コンバットモード発動。タイムブレイカーを召喚する」。アキコはそれに応えた。

青い魔法陣が現れ、その中から二丁拳銃が出てきた。亜希子はすぐにそれを手にした。

"ユミコ、一緒にやろうよ。" ヒナがそう言った。

弓子はそれに応えてうなずいた。

バン! バン! バン!

弓子、比奈、丸の3人が銃を撃ち始めた。

"弾が多すぎる! ギャー!」。真紅は悲鳴を上げ、いくつかの弾丸を受けてしまった。

バン! バン! バン!

クリムゾンは弾を避け続け、カウンターアタックを試みた。

はめろ! クリン!クリン!

"時間操作 "の魔法だ ポーズ!" マルが呪文を唱える。

突然、クリムゾンが固まり、周囲全体も固まった。丸は真紅の背後に回り込んで

"一時停止解除" とコメントしている。

凍りついたクリムゾンは、背後にいる丸に気づいた。彼が反応する前に、Maruは彼を撃ち始めた。

バン! バン!バン!

四方八方から弾が飛んできて、クリムゾンは何度も撃たれた。

"あれは汚い手口だ!" クリムゾンは最後の言葉を残し、その場に倒れ込んだ。

"へえ。卑怯な手を使った悪魔の言葉だ。ヒナ、あいつの死体を燃やせ!」。丸がコメントした。

"ロジャー! 燃やす呪文!」。ヒナは呪文を唱える。

クリムゾンの死体は崩壊し始めた。

"アキコ、コンバットモードを無効にしろ" マルが続ける。

"Affirmative. コンバットモード無効。

丸のタイムブレイカーが消え始めた。

"お世話になりました。ついにクリムゾンを退治できたわね。ヒナはそう言った。

"問題ありません。私たちも彼と遭遇しました」。マルは微笑んだ。

"時間を止めて、彼を撃つことができたの?" ヒナが聞いた。

「時間魔法には力の乱用を防ぐルールがあるから、直接はできないんだ。力の乱用を防ぐための時間魔法のルールがあり、それを破れば時間の天使に罰せられるからだ。明子は答えた。

"時の天使 "っているの?ヒナが答えた。

"そう、複雑なんだ。" マルが答えた。

"ふぅ...呪いが消えて、やっと話せるようになったわ!" 弓子がコメントした。

"お帰りなさい!" ヒナは親指を立てた。

"ありがとうございます!" 弓子はそれに応えた。

◆◆◆

デーモン・カルト基地

フィリピン・無人島

23:30

"こちらは星霊団! ついにクリムゾンを排除しました!" ヒナからの連絡。

"こちらストライクチームデルタ! 魔物たちが押し戻されています! 勝利まであと少しです!」とストライクチームのメンバーから連絡があった。

"ロジャー! さらなる増援が来ています! 戦闘終了!」とコーディネーターが述べた。

私は強化された力でロキの剣を何度も殴り、粉々にしてもらった。

"えっ!!?" ロキはショックを受け、すぐに距離をとった。

彼が距離を置いた後、私はすぐにライフルを再装填し、再び撃ち始めた。

バン! Bang! バン!バン!バン!バン!バン

ロキは剣を持っていないので、私の銃弾を防ぐことができなかった。

「あああああ ロキは悲鳴を上げ、地面に膝をついた。

バン! バン! バン!

"インポッシブル! どうやってそんなに強くなったんだよ! 弱い魔導師のはずなのに!" ロキは怒りの声を上げ、すぐに木の後ろに隠れた。

"もう違う!" と叫んだ。

私はインターフェイスで跳弾の軌道を計算し、ロキの周りに魔法の盾を張り、その盾を普通の弾で撃ち始めた。クリムゾンに使ったのと同じ戦法である。

バン! バン! バン!

「ああああああ ロキは再び叫んだ。

突然、ロキが私の後ろにテレポートしてきました。そして、彼は私の背中を刺そうと剣を召喚した。

私はとっさに反応し、腕を使って防御した。彼の剣は私の腕を貫通しました。

"痛い。もう二度と騙されないぞ」。私は微笑んで、彼の剣を掴みました。

私のインターフェイスには通知が表示され、剣を抜いた後、貫通した腕が再生し始めました。

健康再生。起動中

"それがうまくいかなかったので、燃えろ! 火炎放射器の呪文!" ロキは至近距離で俺の胸に向かって呪文を唱えた。

ドッカーン!

防弾チョッキが燃え始めたので、私はすぐに防弾チョッキを体から外し、魔法のシールドを張った。

「不可能だ! あなたは普通の人間ではない!" ロキはそう言った。

ロキは瞬時にテレポートして、木の後ろに現れました。しかし、私はすぐに魔法の盾を使い、跳弾を彼に当てました。

バン! バン!バン!

"ギャー!!!!" ロキは苦しそうに叫んだ。

ロキに知らせるように、突然悪魔が現れた。

"魔王ロキ、我が軍は押されている! また、クリムゾンは死んだ!"と悪魔が報告してきた。

"ロキ、帰ってきたぞ!" 直亮が現れ、剣を指した。

"英雄ナオアキ! また会おう! 我が悪魔どもよ、ダークテリトリーに退避せよ!" ロキは叫んだ。

ロキはポータルを唱え、その中に入る。

"ここは89。魔王ロキは退却した!" と通信した。

"魔王軍は退却した! 勝利は我々のものだ!」とエージェントが発表した。

"万歳!"すべてのエージェントが応えた。

"突撃作戦完了! 掃除を開始し、モンスターの堕落したオーブを破壊せよ!」とコーディネーターが命令した。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

最強勇者は二度目を生きる。最凶王子アルブレヒト流スローライフ

ぎあまん
ファンタジー
勇者ジークは人魔大戦で人類を勝利に導いた。 その後、魔王の復活を監視するために自ら魔王城に残り、来たる日のために修行の日々を続けていた。 それから時は流れ。 ある時、気がつくと第一王子として生まれ変わっていた。 一体なにが起こった。 混乱しながらも勇者は王子としての日々を過ごすことになる。 だがこの勇者、けっこうな過激派だった。

ガタリアの図書館で

空川億里
ファンタジー
(物語)  ミルルーシュ大陸の西方にあるガタリア国内の東の方にあるソランド村の少女パムは両親を亡くし伯母の元へ引き取られるのだが、そこでのいじめに耐えかねて家を出る。  そんな彼女の人生には、思わぬ事件が待ち受けていた。    最初1話完結で発表した本作ですが、最初の話をプロローグとして、今後続けて執筆・発表いたしますので、よろしくお願いします。 登場人物 パム    ソランド村で生まれ育った少女。17歳。 チャーダラ・トワメク    チャーダラ伯爵家の長男で、準伯爵。 シェンカ・キュルン 女性の魔導士。 ダランサ 矛の使い手。ミルルーシュ大陸の海を隔てて南方にあるザイカン大陸北部に住む「砂漠の民」の出身。髪は弁髪に結っている。 人間以外の種族 フィア・ルー 大人の平均身長が1グラウト(約20センチ)。トンボのような羽で、空を飛べる。男女問わず緑色の髪は、短く刈り込んでいる。 地名など パロップ城 ガタリア王国南部にある温暖な都市。有名なパロップ図書館がある。

のほほん異世界暮らし

みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。 それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)

いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。 --------- 掲載は不定期になります。 追記 「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。 お知らせ カクヨム様でも掲載中です。

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

女神の代わりに異世界漫遊  ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~

大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。 麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。 使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。 厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒! 忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪ 13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください! 最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^ ※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!  (なかなかお返事書けなくてごめんなさい) ※小説家になろう様にも投稿しています

【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する

雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。 その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。 代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。 それを見た柊茜は 「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」 【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。 追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん….... 主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します

完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-

ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。 断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。 彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。 通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。 お惣菜お安いですよ?いかがです? 物語はまったり、のんびりと進みます。 ※本作はカクヨム様にも掲載しております。

処理中です...