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『ヒール202』
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『ヒール202』
俺はついにサリオスを激闘を征した。
サリオスは死んでいなくて、倒れたまま苦しい顔で俺を見ていた。
なんでサリオスと戦うのかわからないままだったが、サリオスに制裁を与えるのは誰かがやらないといけないくらいサリオスは酷かった。
「トレイル、森の王を超えたのよ、竜の守りは!」
「そうだよ、そうだよ、トレイル!」
「俺も嬉しいよ。森の王を追いつき追い越すてのは目標でもあったからな。ただ弱くなっていたけどな」
「弱くなったのはサリオスが悪いの、トレイルは悪くない。自分でヒールしろ、竜神様を倒せるのは俺だけだとかトレイルに命令したのだし」
「そうそう、トレイルに命令してヒールして、精霊の加護がなくな。弱くなった。バカね」
「このまま放置するのがいいぴょん」
サリオス、ムジカ、ジェンティルは倒れたままにした。
もう動けそうにないし、逃げる心配もなそうだ。
問題は竜神様か。
ここに来た理由は竜神様だから、サリオスよりも複雑な問題だ。
なにせ、過去の歴史では一度暴れだすと、街を破壊するまではおさまらないらしいと聞いた、長老から。
おぞましいと言っていたのは嘘ではない、もう城も町も壊されつつある。
いったんは俺達とサリオスの戦いが始まり、見学していたため、破壊活動は停止したのは良かったが。
そして戦いを見学していて、あはははは、と笑いを何度もしていた。
今は精霊神と一緒にいて、俺の方を見ているな。
どうするのかな。
また活動するなら、竜神様とも戦いが始まるし、止められるなら止めたいな。
「トレイル、竜神様が笑っています。ちょっと笑いすぎ」
「うん、不気味だな」
「とにかく竜神様の所にいって説得しないと、サリオスに勝っても意味ないぴょん」
「シシリエンヌの言うとおりだな。みんなで説得しよう」
「説得してだめなら、ハンマーで……」
「ローズ止めてくれ」
「ミヤマ、ダメよ!」
「はいはい」
竜神様と精霊神は少し離れた地点にいて、俺が来るのを待っているようにも思えた。
2人も神様がいるところに向かうのも緊張するし、しないほうがおかしい。
俺が竜神様の前に来て、
「竜神様、今の戦いを見ていたのですか?」
「見ていたとも、大変に面白い戦いぶりだったぞ」
「やはり」
「猫人はいい足を持っている、だが攻撃力不足かな。もう少し力が欲しい。兎人は槍の使い方もいいし、跳躍力はあるものの、攻撃が単調で読まれやすい。ジェンティルに読まれていたぞ」
「私の弱点は腕力とかか」
「私の場合は単調らしいぴょん」
戦いを見た竜神様は、ローズとシシリエンヌに欠点を指摘している。
確かに俺も感じていた内容ではあるな。
しかも的確な助言だな。
いやいや、俺が納得してどうする。
「それとドワーフの子は腕力は凄くあるのだけど、腕力に頼り過ぎていて、的中が低いな。大振りなのと小振りな攻撃も入れると相手は嫌だろう。それとエルフだが、魔法攻撃はいい線しているのは、さすがにエルフといったところか、しかし魔法を使う時に攻撃は受けていたから、防御面に改善がいるな」
「なっ、いきなり説教かよ」
「エルフの私に魔法の説教するなんて、失礼な!」
パピアナは魔法のことで言われると、本気になるから竜神様にも突っかかる。
笑ってみてはいるが、実は俺たちの戦いぶりを観察していたようだ。
みんなに対して弱点の指摘までして、みんなの反応はバラバラであった。
ローズは納得はしていて、ミヤマはあまり納得してない感じ。
パピアナは、ふてくされている。
「俺たちの弱点はいいけど、俺も竜神様に言いたいことがある」
「なんだねトレイル。ゲオルギウスのかたき打ちはできたのではないかね?」
「ゲオルギウスを思って戦いはしてない。俺の考えで戦った」
「あははは、サリオスは私を探して来たのだろ。そしたらトレイルにと戦いになり負けた。本来はサリオスに寝ていたのを起こされて、めっちゃ不機嫌なわけよ。突然に起こされると暴れるて知っていたでしょ、だからこの町に来て城を少しばかり壊した」
「少しどころか、半分以上は壊れてますけど」
「あと、何日かは神殿に帰らずに暴れる予定だった」
「何日もか?」
「そうだよ、せめて7日は暴れていないも不機嫌はおわらないだろう」
「7日かも! 長い!」
「長いよ、国が滅ぶ」
「国の騎士団でも持たないだろうな」
「お願いです竜神様、俺からのお願いだ。もう暴れるのはやめて欲しい。おとなしく神殿に帰って欲しいのです」
7日と言うとみんな驚いた。
竜神様の力なら7日あれば、冗談ではなく国が滅びかねないな。
しかも本気なのか冗談なのかわからないから困る。
竜神様からしたら、人族が困ろうと、それ程の大事ではないので、寝る前の運動くらいか。
俺も驚いたし、竜神様にはお願いしてみると、
「あはははははは、トレイルよ。私の話を聞いていたか。私は神様だぞ、なぜ人族のお願いを聞くのだ。神様が素直に人族に従うとでも思ったか。思ったなら、トレイルは甘い。神様に対してああしろ、こうしろと言われて従う神様などいるか!」
竜神様は俺のお願いにムカっときたらしく、怒鳴ってきた。
迫力があり、俺の足は後方に下がっていた。
みんなも同じだった。
サリオスから受けた迫力など、比較にならない凄み。
やっぱり神様ていうくらいだ。
凄え迫力だったし、謝っておこう、これ以上怒らせないためにも。
「すみません!」
「トレイル、竜神様を止めるどころか、逆に怒らせてるわよ!」
「マズいです。神様が怒ってますぴょん」
「俺も怒らせる気はなかったのだが」
「あはははははははは、と思ってはいたが、今は気が変わった。トレイル達と勇者パーティーの戦いを観戦していて、とても楽しみた。まだ不機嫌なのはあるが、十分に楽しませてもらった。特に勇者パーティーに殺されたゲオルギウスの加護を持つトレイル。勇者パーティーにゲオルギウスが仕返ししたようにも見えたのが、大変に面白い。ゲオルギウスにちなんでだ、もう城を破壊するよは中止しよう」
「ええええっ、本当ですか!」
「本当だ」
「トレイル、竜神様を説得したんだよ!」
「みんなの協力があったからさ」
「トレイルの力が大きい」
「そうよ、みんなトレイルを信じていたのよ、サリオスを倒すってね」
「トレイルが最強ぴょん」
「みんな、ありがとう。竜神様も神殿に帰ってくれそうだし、良かった。ホッとしたよ」
良かった、竜神様が怒り出す寸前かと思ったからな。
竜神様もいたずらが過ぎる。
竜神様の気持ちが変わり、みんなで抱き合う。
俺はついにサリオスを激闘を征した。
サリオスは死んでいなくて、倒れたまま苦しい顔で俺を見ていた。
なんでサリオスと戦うのかわからないままだったが、サリオスに制裁を与えるのは誰かがやらないといけないくらいサリオスは酷かった。
「トレイル、森の王を超えたのよ、竜の守りは!」
「そうだよ、そうだよ、トレイル!」
「俺も嬉しいよ。森の王を追いつき追い越すてのは目標でもあったからな。ただ弱くなっていたけどな」
「弱くなったのはサリオスが悪いの、トレイルは悪くない。自分でヒールしろ、竜神様を倒せるのは俺だけだとかトレイルに命令したのだし」
「そうそう、トレイルに命令してヒールして、精霊の加護がなくな。弱くなった。バカね」
「このまま放置するのがいいぴょん」
サリオス、ムジカ、ジェンティルは倒れたままにした。
もう動けそうにないし、逃げる心配もなそうだ。
問題は竜神様か。
ここに来た理由は竜神様だから、サリオスよりも複雑な問題だ。
なにせ、過去の歴史では一度暴れだすと、街を破壊するまではおさまらないらしいと聞いた、長老から。
おぞましいと言っていたのは嘘ではない、もう城も町も壊されつつある。
いったんは俺達とサリオスの戦いが始まり、見学していたため、破壊活動は停止したのは良かったが。
そして戦いを見学していて、あはははは、と笑いを何度もしていた。
今は精霊神と一緒にいて、俺の方を見ているな。
どうするのかな。
また活動するなら、竜神様とも戦いが始まるし、止められるなら止めたいな。
「トレイル、竜神様が笑っています。ちょっと笑いすぎ」
「うん、不気味だな」
「とにかく竜神様の所にいって説得しないと、サリオスに勝っても意味ないぴょん」
「シシリエンヌの言うとおりだな。みんなで説得しよう」
「説得してだめなら、ハンマーで……」
「ローズ止めてくれ」
「ミヤマ、ダメよ!」
「はいはい」
竜神様と精霊神は少し離れた地点にいて、俺が来るのを待っているようにも思えた。
2人も神様がいるところに向かうのも緊張するし、しないほうがおかしい。
俺が竜神様の前に来て、
「竜神様、今の戦いを見ていたのですか?」
「見ていたとも、大変に面白い戦いぶりだったぞ」
「やはり」
「猫人はいい足を持っている、だが攻撃力不足かな。もう少し力が欲しい。兎人は槍の使い方もいいし、跳躍力はあるものの、攻撃が単調で読まれやすい。ジェンティルに読まれていたぞ」
「私の弱点は腕力とかか」
「私の場合は単調らしいぴょん」
戦いを見た竜神様は、ローズとシシリエンヌに欠点を指摘している。
確かに俺も感じていた内容ではあるな。
しかも的確な助言だな。
いやいや、俺が納得してどうする。
「それとドワーフの子は腕力は凄くあるのだけど、腕力に頼り過ぎていて、的中が低いな。大振りなのと小振りな攻撃も入れると相手は嫌だろう。それとエルフだが、魔法攻撃はいい線しているのは、さすがにエルフといったところか、しかし魔法を使う時に攻撃は受けていたから、防御面に改善がいるな」
「なっ、いきなり説教かよ」
「エルフの私に魔法の説教するなんて、失礼な!」
パピアナは魔法のことで言われると、本気になるから竜神様にも突っかかる。
笑ってみてはいるが、実は俺たちの戦いぶりを観察していたようだ。
みんなに対して弱点の指摘までして、みんなの反応はバラバラであった。
ローズは納得はしていて、ミヤマはあまり納得してない感じ。
パピアナは、ふてくされている。
「俺たちの弱点はいいけど、俺も竜神様に言いたいことがある」
「なんだねトレイル。ゲオルギウスのかたき打ちはできたのではないかね?」
「ゲオルギウスを思って戦いはしてない。俺の考えで戦った」
「あははは、サリオスは私を探して来たのだろ。そしたらトレイルにと戦いになり負けた。本来はサリオスに寝ていたのを起こされて、めっちゃ不機嫌なわけよ。突然に起こされると暴れるて知っていたでしょ、だからこの町に来て城を少しばかり壊した」
「少しどころか、半分以上は壊れてますけど」
「あと、何日かは神殿に帰らずに暴れる予定だった」
「何日もか?」
「そうだよ、せめて7日は暴れていないも不機嫌はおわらないだろう」
「7日かも! 長い!」
「長いよ、国が滅ぶ」
「国の騎士団でも持たないだろうな」
「お願いです竜神様、俺からのお願いだ。もう暴れるのはやめて欲しい。おとなしく神殿に帰って欲しいのです」
7日と言うとみんな驚いた。
竜神様の力なら7日あれば、冗談ではなく国が滅びかねないな。
しかも本気なのか冗談なのかわからないから困る。
竜神様からしたら、人族が困ろうと、それ程の大事ではないので、寝る前の運動くらいか。
俺も驚いたし、竜神様にはお願いしてみると、
「あはははははは、トレイルよ。私の話を聞いていたか。私は神様だぞ、なぜ人族のお願いを聞くのだ。神様が素直に人族に従うとでも思ったか。思ったなら、トレイルは甘い。神様に対してああしろ、こうしろと言われて従う神様などいるか!」
竜神様は俺のお願いにムカっときたらしく、怒鳴ってきた。
迫力があり、俺の足は後方に下がっていた。
みんなも同じだった。
サリオスから受けた迫力など、比較にならない凄み。
やっぱり神様ていうくらいだ。
凄え迫力だったし、謝っておこう、これ以上怒らせないためにも。
「すみません!」
「トレイル、竜神様を止めるどころか、逆に怒らせてるわよ!」
「マズいです。神様が怒ってますぴょん」
「俺も怒らせる気はなかったのだが」
「あはははははははは、と思ってはいたが、今は気が変わった。トレイル達と勇者パーティーの戦いを観戦していて、とても楽しみた。まだ不機嫌なのはあるが、十分に楽しませてもらった。特に勇者パーティーに殺されたゲオルギウスの加護を持つトレイル。勇者パーティーにゲオルギウスが仕返ししたようにも見えたのが、大変に面白い。ゲオルギウスにちなんでだ、もう城を破壊するよは中止しよう」
「ええええっ、本当ですか!」
「本当だ」
「トレイル、竜神様を説得したんだよ!」
「みんなの協力があったからさ」
「トレイルの力が大きい」
「そうよ、みんなトレイルを信じていたのよ、サリオスを倒すってね」
「トレイルが最強ぴょん」
「みんな、ありがとう。竜神様も神殿に帰ってくれそうだし、良かった。ホッとしたよ」
良かった、竜神様が怒り出す寸前かと思ったからな。
竜神様もいたずらが過ぎる。
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