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『ヒール151』
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『ヒール151』
「まぁそう言うことだ。新しい雑用係にトレイルを入れるのは後にして、とにかく神殿に居る神様に会ってやろう。それじゃあなトレイル。せいぜい俺の悪口を言ってな。自分の評判が落ちるだけだからさ」
「勝手に行け。必ずギルドや騎士団に報告する。森の王の評判を心配しなよ」
サリオスに言ってやった。
ジェンティルとムジカは先に振り向いて立ち去っていた。
サリオスも同じ方に去った。
雑用係があまりにもかわいそうだった。
あんな奴のために死ななければならなかったので、森の王に入ったのが全ての失敗の始まり。
絶対に入ったらいけないパーティーだ。
そこをギルドにもわかってもらいたいが、難しい面もあるかな。
「最低な勇者だったわ。サリオスは神殿に向かったみたいだが、大丈夫か」
「竜人の長老は危ないから神様を起こすなて言ってたよね」
「うん」
「腹立つぴょん」
「でもサリオスを止めるのは難しいよ。あの性格だもん。絶対に同じパーティーにいて欲しくないメンバー。顔も見るのも嫌な奴」
パピアナはサリオスが居なくなったら途端に悪口全開に。
みんなと似たようなものだが。
「トレイルの言っていた意味がわかったような。森の王の雰囲気は良くないな。3人とも有名な冒険者で、憧れの勇者や大魔道士なのに。今のはショックを受けた」
「クールキャットと同じ意見。最低の冒険者だな。よく勇者になれたよな。俺でも勇者になれるな」
「それ無理だし」
「ええっ、無理か」
「しかしサリオスが雑用係の2人を殺したのは事実だ。騎士団やギルドに言うか」
「当然だ。絶対に言うべきっ。言わないなら私が言う」
「パピアナに珍しく賛成」
「言うべきぴょん」
「みんなサリオスには厳しいな」
「当然だ。トレイルにあんな態度許せません」
「失礼よ」
「トレイルをダンジョンで殺そうとしたのも告発すべき。サリオスを地獄に落としたい」
「ありがとうみんな。みんながそう言ってくれるから俺は自信がつく。騎士団のミュートエアーのところに行こう。サリオスの話をしてみよう」
「雑用係も一緒に運んで」
雑用係の2人の死体は俺とミヤマが持った。
騎士団支部まで運ぶとしたのは、さすがに露天商の賑わう通りに置いておくのは不味い。
竜人の人は避難したが、サリオスが去り危険がなくなると、また元の賑わいに戻った。
サリオスが神殿に行ったのは気になるものの、先ずは騎士団支部に向かった。
支部に到着するとミュートエアーが出迎えてくれる。
「あらトレイル、もうサリオスは見つかったかな」
「それが見つかったんだ」
「ええっ、早い」
あまりにも早い出会いにミュートエアーは目を大きくして言った。
「面倒な話になる。サリオスは自分のパーティーにいた2人を俺たちの目の前で殺したんだ」
「この人です」
ミヤマが雑用係の2人をみせたところ、
「サリオスが自分のパーティー殺しを。それは規約違反ではないの。普通は」
「普通は禁止でしょう。しかしサリオスは、この2人がカザルスを殺したと言うのです。だから規約違反じやなくて、正義みたいなことを言ってます」
「どうでしょう、勇者サリオスですから、彼がそう言っているなら、ギルドも受け入れるでしょうね。しかしここで預かっているアシャカリアンが目撃者です。彼女はサリオスが殺ったのを見てますから、サリオスの意見はすんなりと通りませんよ」
ミュートエアーはわかってくれた。
理解してくれて良かった。
「ミュートエアーならわかってくれると思った」
「理解者で良かったぴょん」
「サリオスの思い通りにさせないようにしよう」
ミュートエアーは騎士団にも相談してくれるらしい。
いくら勇者といえども不正なことは不正と言う。
「トレイルにお世話になった、領主の不正を防いだし、悪徳商人を好きにさせないようにも繋がった。騎士団の中でもトレイルの評価は高まりつつありますし、サリオスの不可思議な行動や今回の不可解な仲間殺し。見逃せませんし、追求しますよ!」
「ありがとうミュートエアー」
「サリオスはまだ疑惑ありますよ、商人とも繋がりがありそうだし、正義の勇者じゃないのは騎士団にも声が出てますよ」
「ありがとう。あの男を追求してやろう」
騎士団支部において、雑用係の死体は引き渡した。
サリオスの件に関して重要な証拠にもなるし、引き渡すのがいいと判断。
そういえば捕まえた商人とも野草の件で繋がったことがあった。
もしかしたら商人と一緒に金儲けしていたとも考えられる。
それに貴重な野草を独占していたとしたら問題であろうし。
ますますサリオス包囲網は厳しくできそうだ。
「でもさまだ余談を許さない。サリオス達は神殿に向かったらしい。サリオスはまだ剣を諦めていないから。神様についてトレイルが教えたのにも関わらず、剣を欲しがっていた。無駄だと説明したのに」
「執念深いものを感じた。諦めない執念さ。あれがあるから人が超えられない壁を超えられたのかも。SとAランクには差があるというわ。Sランクはその壁を超えた者にしかたどり着けない域だと。サリオスのそこの点は凄いものがある」
「俺は感じていたよ、森の王にいた時から、凄い執念がある。何事も自分が一番だし、絶対に他人に負けないし、勝たないと気が済まないんだ。だがら俺は雑用係で苦労した。サリオスの性格についていけなかった」
「トレイルはよく雑用係できたよな。私だったら一日もたないてわ自分から辞める」
「パピアナなら最初から不採用っぽいぴょん」
「黙りなさいシシリエンヌ!」
「すみませんぴょん」
「シシリエンヌだって採用されないし」
「そうだな、周りには気が利かないとダメだな。シシリエンヌには無理」
「ミヤマまで言うぴょん!」
「すまんな。あえて言っておいた方がいいからな」
「大量の竜人をケガ人にした犯人は最初は魔物か魔族だろうと思われた。それに盗賊も候補だった。アシャカリアンの証言によってサリオスが疑惑になった。もしサリオスと決まる場合はサリオスには重い罪が科せられるかな?」
「竜人のケガ人は前代未聞の事件になりますよ。400人もの竜人を病人にしたのは大罪人でしょう。過去にも聞いたことないです」
騎士団でも過去にない程の事件になりそうだと。
勇者が400人もの無実の人をケガ人にしたなら、世界中に衝撃が起きてもおかしくない。
影響は大きいだろうな。
魔王を倒せる期待を背負っているだけに、ショックも大きいものだ。
出来ることなら俺はサリオスに罪人なってもらいたいし、望んでいる。
「だけどね、サリオスの反逆は怖い。サリオスが追い詰めきれなくて逆にトレイルに仕返ししてきたら怖い」
「可能性ある」
「あるぴょん」
「やりかねないと思われるも、ハンマーで返り討ちに」
「俺はサリオスを憎んでいる。そして仲間思いになったらいいなと思う」
「トレイルは甘い」
「甘すぎだ。甘いところがトレイルの欠点だな」
どうも俺の欠点は甘いところらしいと言われる。
「まぁそう言うことだ。新しい雑用係にトレイルを入れるのは後にして、とにかく神殿に居る神様に会ってやろう。それじゃあなトレイル。せいぜい俺の悪口を言ってな。自分の評判が落ちるだけだからさ」
「勝手に行け。必ずギルドや騎士団に報告する。森の王の評判を心配しなよ」
サリオスに言ってやった。
ジェンティルとムジカは先に振り向いて立ち去っていた。
サリオスも同じ方に去った。
雑用係があまりにもかわいそうだった。
あんな奴のために死ななければならなかったので、森の王に入ったのが全ての失敗の始まり。
絶対に入ったらいけないパーティーだ。
そこをギルドにもわかってもらいたいが、難しい面もあるかな。
「最低な勇者だったわ。サリオスは神殿に向かったみたいだが、大丈夫か」
「竜人の長老は危ないから神様を起こすなて言ってたよね」
「うん」
「腹立つぴょん」
「でもサリオスを止めるのは難しいよ。あの性格だもん。絶対に同じパーティーにいて欲しくないメンバー。顔も見るのも嫌な奴」
パピアナはサリオスが居なくなったら途端に悪口全開に。
みんなと似たようなものだが。
「トレイルの言っていた意味がわかったような。森の王の雰囲気は良くないな。3人とも有名な冒険者で、憧れの勇者や大魔道士なのに。今のはショックを受けた」
「クールキャットと同じ意見。最低の冒険者だな。よく勇者になれたよな。俺でも勇者になれるな」
「それ無理だし」
「ええっ、無理か」
「しかしサリオスが雑用係の2人を殺したのは事実だ。騎士団やギルドに言うか」
「当然だ。絶対に言うべきっ。言わないなら私が言う」
「パピアナに珍しく賛成」
「言うべきぴょん」
「みんなサリオスには厳しいな」
「当然だ。トレイルにあんな態度許せません」
「失礼よ」
「トレイルをダンジョンで殺そうとしたのも告発すべき。サリオスを地獄に落としたい」
「ありがとうみんな。みんながそう言ってくれるから俺は自信がつく。騎士団のミュートエアーのところに行こう。サリオスの話をしてみよう」
「雑用係も一緒に運んで」
雑用係の2人の死体は俺とミヤマが持った。
騎士団支部まで運ぶとしたのは、さすがに露天商の賑わう通りに置いておくのは不味い。
竜人の人は避難したが、サリオスが去り危険がなくなると、また元の賑わいに戻った。
サリオスが神殿に行ったのは気になるものの、先ずは騎士団支部に向かった。
支部に到着するとミュートエアーが出迎えてくれる。
「あらトレイル、もうサリオスは見つかったかな」
「それが見つかったんだ」
「ええっ、早い」
あまりにも早い出会いにミュートエアーは目を大きくして言った。
「面倒な話になる。サリオスは自分のパーティーにいた2人を俺たちの目の前で殺したんだ」
「この人です」
ミヤマが雑用係の2人をみせたところ、
「サリオスが自分のパーティー殺しを。それは規約違反ではないの。普通は」
「普通は禁止でしょう。しかしサリオスは、この2人がカザルスを殺したと言うのです。だから規約違反じやなくて、正義みたいなことを言ってます」
「どうでしょう、勇者サリオスですから、彼がそう言っているなら、ギルドも受け入れるでしょうね。しかしここで預かっているアシャカリアンが目撃者です。彼女はサリオスが殺ったのを見てますから、サリオスの意見はすんなりと通りませんよ」
ミュートエアーはわかってくれた。
理解してくれて良かった。
「ミュートエアーならわかってくれると思った」
「理解者で良かったぴょん」
「サリオスの思い通りにさせないようにしよう」
ミュートエアーは騎士団にも相談してくれるらしい。
いくら勇者といえども不正なことは不正と言う。
「トレイルにお世話になった、領主の不正を防いだし、悪徳商人を好きにさせないようにも繋がった。騎士団の中でもトレイルの評価は高まりつつありますし、サリオスの不可思議な行動や今回の不可解な仲間殺し。見逃せませんし、追求しますよ!」
「ありがとうミュートエアー」
「サリオスはまだ疑惑ありますよ、商人とも繋がりがありそうだし、正義の勇者じゃないのは騎士団にも声が出てますよ」
「ありがとう。あの男を追求してやろう」
騎士団支部において、雑用係の死体は引き渡した。
サリオスの件に関して重要な証拠にもなるし、引き渡すのがいいと判断。
そういえば捕まえた商人とも野草の件で繋がったことがあった。
もしかしたら商人と一緒に金儲けしていたとも考えられる。
それに貴重な野草を独占していたとしたら問題であろうし。
ますますサリオス包囲網は厳しくできそうだ。
「でもさまだ余談を許さない。サリオス達は神殿に向かったらしい。サリオスはまだ剣を諦めていないから。神様についてトレイルが教えたのにも関わらず、剣を欲しがっていた。無駄だと説明したのに」
「執念深いものを感じた。諦めない執念さ。あれがあるから人が超えられない壁を超えられたのかも。SとAランクには差があるというわ。Sランクはその壁を超えた者にしかたどり着けない域だと。サリオスのそこの点は凄いものがある」
「俺は感じていたよ、森の王にいた時から、凄い執念がある。何事も自分が一番だし、絶対に他人に負けないし、勝たないと気が済まないんだ。だがら俺は雑用係で苦労した。サリオスの性格についていけなかった」
「トレイルはよく雑用係できたよな。私だったら一日もたないてわ自分から辞める」
「パピアナなら最初から不採用っぽいぴょん」
「黙りなさいシシリエンヌ!」
「すみませんぴょん」
「シシリエンヌだって採用されないし」
「そうだな、周りには気が利かないとダメだな。シシリエンヌには無理」
「ミヤマまで言うぴょん!」
「すまんな。あえて言っておいた方がいいからな」
「大量の竜人をケガ人にした犯人は最初は魔物か魔族だろうと思われた。それに盗賊も候補だった。アシャカリアンの証言によってサリオスが疑惑になった。もしサリオスと決まる場合はサリオスには重い罪が科せられるかな?」
「竜人のケガ人は前代未聞の事件になりますよ。400人もの竜人を病人にしたのは大罪人でしょう。過去にも聞いたことないです」
騎士団でも過去にない程の事件になりそうだと。
勇者が400人もの無実の人をケガ人にしたなら、世界中に衝撃が起きてもおかしくない。
影響は大きいだろうな。
魔王を倒せる期待を背負っているだけに、ショックも大きいものだ。
出来ることなら俺はサリオスに罪人なってもらいたいし、望んでいる。
「だけどね、サリオスの反逆は怖い。サリオスが追い詰めきれなくて逆にトレイルに仕返ししてきたら怖い」
「可能性ある」
「あるぴょん」
「やりかねないと思われるも、ハンマーで返り討ちに」
「俺はサリオスを憎んでいる。そして仲間思いになったらいいなと思う」
「トレイルは甘い」
「甘すぎだ。甘いところがトレイルの欠点だな」
どうも俺の欠点は甘いところらしいと言われる。
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