158 / 232
『ヒール146』
しおりを挟む
『ヒール146』
「はい、神殿の近くにいたの。たまたま1人でいて、散歩していたの。そしたら人族が5人来たので、珍しいなと思っていて、影に隠れて見ていたの。そしたら人族がカザルスと護衛と戦い出したの」
「ええっ、人族と戦っていたのかい?」
少女の口から意外な言葉が出た。
それまでは魔族が高いだろうとなり、次に盗賊だ、魔物の可能性を話していた。
「はい、そしたらカザルスは倒されました。他の4人の護衛も倒されたの。ショックで怖くて足が震えてしまった。逃げようにも逃げれなくて」
「そうなるとカザルスを倒した人族が殺したと考える。竜人の剣を取りに来た盗賊かな」
「盗賊と言われたら盗賊かも。でも竜人の剣は結局手に入れられませんでしたね。そしたら神殿のある丘から下の町に向かって魔法を放ったの。私は偶然にも魔法に触れることはなかった。町に降り掛かった魔法。カザルス達は殺されてしまったの。私は気づかれないように丘を降りた。そしたらみんな苦しんでいて、倒れていた」
「まさか、その人族の魔法による攻撃で重症者が出たとか」
「嘘、魔物や魔族ではなかった」
「人族が犯人だったぴょん」
少女の話を聞き、びっくりする。
俺も少なからずショックを受けた。
いくら竜人の剣が欲しいとしても、丘から魔法で攻撃する人族がいるとは。
どう考えても異常な考えの持ち主だろうな。
「キミの見たとされる人族は異常な奴だよ。良かったな、隠れていて、見つかっていたら、異常な考えだろうから、何をされていたかわからないよ」
「はい、怖いです。しかも会話も聞こえました。仲間からサリオスと呼ばれていたの」
またも驚きの言葉。
サリオスが犯人て。
あの憎きサリオスしかいないよな。
まさかのここで繋がるとは。
「サリオスっ!」
「サリオスは勇者だろ。それがなぜカザルス必要があるのよ!」
「俺も知りたい。なぜサリオスが殺したのを。アイツの魔法なら竜人の町の人を一度に苦しめられる。少しだけ納得できる。竜人の剣が目的だった可能性があるな」
「手に出来なかったんだよ、サリオスは。だからカザルスを殺したんだよ。魔法を放ったのは、謎ぴょん」
「とにかく証言してくれてありがとうな。今話したことは誰にも話さないでくれな。そうしたら大丈夫だから」
「はい、話しません」
まだ幼い少女に俺は口止めしておく。
彼女が話して、もしサリオスの耳に届いたら、彼女を始末するに決まっている。
「サリオスって勇者だろ、最低の勇者だぜ。そいつって確かトレイルの元いたパーティーだろ?」
「そうだよ、トレイルは森の王に少しいた。サリオスは追放した奴よ」
「俺を追放した男だ。5人いたならジェンティルとムジカもいたと思う。神殿の件がサリオスならまだこの町にいても不思議はないし、近くの町にいるのかも」
「近くにいるならこの子が危ないな。野放しだと見の危険だよ」
サリオスが近くにいたら危ないのは本当だな。
俺もあっさりと殺そうとした男だ。
この子を殺すのも何のためらいもなく殺すだろうな。
安全な場所を紹介するのが先決か。
「安全な場所を考えよう。それとキミの名前は?」
「名前はアシャカリアンです」
「アシャカリアンの安全なら騎士団の支部がいいんじゃない。ミュートエアーの所に居たら安全でしょ、いくら勇者でも騎士団の支部は襲えないでしょ」
クールキャットが提案したのは支部に居てもらう案。
なるほど確かに騎士団支部を攻める冒険者はいないよな。
騎士団と戦うのは何も利益がないだろうし。
いくらサリオスといえど、騎士団相手にしないと思えてきた。
「今の案はいいかもな。騎士団の支部を紹介しようか。ミュートエアーの所に行こう、彼女ならアシャカリアンの保証に応じてくれると思う」
アシャカリアンに話したところ、支部に居るのは納得してくれた。
両親にも相談すると思う。
その後にミュートエアーに再び会い、今の話をまとめて話すと衝撃を受けていた。
まあ受けるだろうな。
サリオスを知る俺でさえ信じられなかったくらいだからな。
あまりの衝撃さに最初は信じてもらえなかったものの、少女アシャカリアンの命に関わる重大な話に支部で引き取るとなった。
支部では騎士団はみんな受け入れてくれるらしいが、さすがにサリオスがとなると信じられないと発言があったらしい。
当然だが、サリオスは騎士団の中でも絶大な人気を誇る冒険者でもある。
俺とは違う。
たとえ本当だとしても信じられない騎士団の人がいてもおかしくない。
「わかりました。アシャカリアンは支部で大事に守ります。事実かどうか判明するまで、サリオスには近づけさせません」
「ここに居てねアシャカリアン」
「はい」
神殿での事件はサリオスが関わっていたとしたら、サリオスを探す必要がある。
今の居場所、どこに居るのかは不明だから、サリオスらしき人を見かけたかを聞き込みするのも必要だな。
「勇者サリオスてのは、そんなに異常な男なのかい?」
「俺は実際に冒険していたからわかる。強さは本当に強い。しかし性格は勇者としては失格だ。あれは勇者には適していないと思うよ」
「トレイルがそこまで言うなら、会ってみたいな」
クールキャットが会いたいと。
会いたいなら会えばいいけど、会わない方が良かったとなるよ。
俺だってまさか邪魔になったからといって、殺されそうになるとは思いもしなかったからな。
「サリオスだけじゃないんだ、大魔道士のジェンティルも同じくらいに狂っていたかな」
「あのジェンティルもか!」
「有名な魔道士だが」
「有名なのに騙されたのが俺。実際に俺は殺されかかったんだ。今でも忘れないあの時のことは。ダンジョンで起きたことを」
「サリオスの居所を探そう。見つけるのが先よ。まだ近くにいたりしたら危険だし」
「また魔法をしてくるぴょん」
「魔法やられたら大変」
「雷鳴のメンバーも一緒に探すとしよう。町の中を探す」
「わかった、お願いする。俺達の竜の守りも探します。探すのは二手に別れてやりましょう」
雷鳴のクールキャットからは探すのを引き受けると言ってくれた。
ひとりでも多いほうがいいので、助かる。
町は中規模な広さの町と聞いた。
竜の守りだけでサリオスを探すのは苦労しそうで、雷鳴の協力は大きい。
もし見つけたら、本当なのかを突きつけて話させよう。
本当なのか嘘なのかを。
「はい、神殿の近くにいたの。たまたま1人でいて、散歩していたの。そしたら人族が5人来たので、珍しいなと思っていて、影に隠れて見ていたの。そしたら人族がカザルスと護衛と戦い出したの」
「ええっ、人族と戦っていたのかい?」
少女の口から意外な言葉が出た。
それまでは魔族が高いだろうとなり、次に盗賊だ、魔物の可能性を話していた。
「はい、そしたらカザルスは倒されました。他の4人の護衛も倒されたの。ショックで怖くて足が震えてしまった。逃げようにも逃げれなくて」
「そうなるとカザルスを倒した人族が殺したと考える。竜人の剣を取りに来た盗賊かな」
「盗賊と言われたら盗賊かも。でも竜人の剣は結局手に入れられませんでしたね。そしたら神殿のある丘から下の町に向かって魔法を放ったの。私は偶然にも魔法に触れることはなかった。町に降り掛かった魔法。カザルス達は殺されてしまったの。私は気づかれないように丘を降りた。そしたらみんな苦しんでいて、倒れていた」
「まさか、その人族の魔法による攻撃で重症者が出たとか」
「嘘、魔物や魔族ではなかった」
「人族が犯人だったぴょん」
少女の話を聞き、びっくりする。
俺も少なからずショックを受けた。
いくら竜人の剣が欲しいとしても、丘から魔法で攻撃する人族がいるとは。
どう考えても異常な考えの持ち主だろうな。
「キミの見たとされる人族は異常な奴だよ。良かったな、隠れていて、見つかっていたら、異常な考えだろうから、何をされていたかわからないよ」
「はい、怖いです。しかも会話も聞こえました。仲間からサリオスと呼ばれていたの」
またも驚きの言葉。
サリオスが犯人て。
あの憎きサリオスしかいないよな。
まさかのここで繋がるとは。
「サリオスっ!」
「サリオスは勇者だろ。それがなぜカザルス必要があるのよ!」
「俺も知りたい。なぜサリオスが殺したのを。アイツの魔法なら竜人の町の人を一度に苦しめられる。少しだけ納得できる。竜人の剣が目的だった可能性があるな」
「手に出来なかったんだよ、サリオスは。だからカザルスを殺したんだよ。魔法を放ったのは、謎ぴょん」
「とにかく証言してくれてありがとうな。今話したことは誰にも話さないでくれな。そうしたら大丈夫だから」
「はい、話しません」
まだ幼い少女に俺は口止めしておく。
彼女が話して、もしサリオスの耳に届いたら、彼女を始末するに決まっている。
「サリオスって勇者だろ、最低の勇者だぜ。そいつって確かトレイルの元いたパーティーだろ?」
「そうだよ、トレイルは森の王に少しいた。サリオスは追放した奴よ」
「俺を追放した男だ。5人いたならジェンティルとムジカもいたと思う。神殿の件がサリオスならまだこの町にいても不思議はないし、近くの町にいるのかも」
「近くにいるならこの子が危ないな。野放しだと見の危険だよ」
サリオスが近くにいたら危ないのは本当だな。
俺もあっさりと殺そうとした男だ。
この子を殺すのも何のためらいもなく殺すだろうな。
安全な場所を紹介するのが先決か。
「安全な場所を考えよう。それとキミの名前は?」
「名前はアシャカリアンです」
「アシャカリアンの安全なら騎士団の支部がいいんじゃない。ミュートエアーの所に居たら安全でしょ、いくら勇者でも騎士団の支部は襲えないでしょ」
クールキャットが提案したのは支部に居てもらう案。
なるほど確かに騎士団支部を攻める冒険者はいないよな。
騎士団と戦うのは何も利益がないだろうし。
いくらサリオスといえど、騎士団相手にしないと思えてきた。
「今の案はいいかもな。騎士団の支部を紹介しようか。ミュートエアーの所に行こう、彼女ならアシャカリアンの保証に応じてくれると思う」
アシャカリアンに話したところ、支部に居るのは納得してくれた。
両親にも相談すると思う。
その後にミュートエアーに再び会い、今の話をまとめて話すと衝撃を受けていた。
まあ受けるだろうな。
サリオスを知る俺でさえ信じられなかったくらいだからな。
あまりの衝撃さに最初は信じてもらえなかったものの、少女アシャカリアンの命に関わる重大な話に支部で引き取るとなった。
支部では騎士団はみんな受け入れてくれるらしいが、さすがにサリオスがとなると信じられないと発言があったらしい。
当然だが、サリオスは騎士団の中でも絶大な人気を誇る冒険者でもある。
俺とは違う。
たとえ本当だとしても信じられない騎士団の人がいてもおかしくない。
「わかりました。アシャカリアンは支部で大事に守ります。事実かどうか判明するまで、サリオスには近づけさせません」
「ここに居てねアシャカリアン」
「はい」
神殿での事件はサリオスが関わっていたとしたら、サリオスを探す必要がある。
今の居場所、どこに居るのかは不明だから、サリオスらしき人を見かけたかを聞き込みするのも必要だな。
「勇者サリオスてのは、そんなに異常な男なのかい?」
「俺は実際に冒険していたからわかる。強さは本当に強い。しかし性格は勇者としては失格だ。あれは勇者には適していないと思うよ」
「トレイルがそこまで言うなら、会ってみたいな」
クールキャットが会いたいと。
会いたいなら会えばいいけど、会わない方が良かったとなるよ。
俺だってまさか邪魔になったからといって、殺されそうになるとは思いもしなかったからな。
「サリオスだけじゃないんだ、大魔道士のジェンティルも同じくらいに狂っていたかな」
「あのジェンティルもか!」
「有名な魔道士だが」
「有名なのに騙されたのが俺。実際に俺は殺されかかったんだ。今でも忘れないあの時のことは。ダンジョンで起きたことを」
「サリオスの居所を探そう。見つけるのが先よ。まだ近くにいたりしたら危険だし」
「また魔法をしてくるぴょん」
「魔法やられたら大変」
「雷鳴のメンバーも一緒に探すとしよう。町の中を探す」
「わかった、お願いする。俺達の竜の守りも探します。探すのは二手に別れてやりましょう」
雷鳴のクールキャットからは探すのを引き受けると言ってくれた。
ひとりでも多いほうがいいので、助かる。
町は中規模な広さの町と聞いた。
竜の守りだけでサリオスを探すのは苦労しそうで、雷鳴の協力は大きい。
もし見つけたら、本当なのかを突きつけて話させよう。
本当なのか嘘なのかを。
0
お気に入りに追加
752
あなたにおすすめの小説
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる