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野菜の時間4

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 「雷さん、酷いっ!」

 席に戻り、雷さんを睨んでしまう。

 「あ~、美礼ちゃん。僕じゃなくて、アッチ」

 雷さんが指差す方を見ると、秀さんがリモコンを持っていた。

 「秀さんっ!」

 「美礼、離れていても俺達を感じろ?」

 頬に手を当て、微笑まれてしまう。

 「うっ・・・」

 何だかうやむやにされてしまった。




 その後、車で助手席で後ろ向きに膝立ちさせられ、後ろに座っている雷さんとキスしている時に、秀さんにお尻を揉まれたり、信号で止まった際に乳首を摘まれたり、バイブの振動を上げたりと、色々イタズラされ家に辿り時にはかなり疲れ切っていた。




 「もうもうっ!!外であんな事するなんて信じられないっ!しばらく近づかないでくださいっ、2人ともですよ」

 初めての美礼の怒りに2人とも戸惑ってしまう。今まで美礼が怒った事は一度も無かったのだ。

 「久しぶりに1人で寝るんだからっ!」

 双子はベビーシッターが隣の部屋で面倒をみているので、1人の時間をのんびりする事にした。しかし、

 「美礼ちゃん、お茶しない?」
 
 「美礼、ケーキ買って来たんだ。一緒に食べないか?・・・、美礼っ、すまなかった、外では2度としない!許してくれっ!」

 と、謝られ、許してしまう事にした。

 結局、いつもの感じになってしまう。

 「美礼ちゃん、はい、あ~ん」

 「あ~んっ。このケーキ美味しいっ」

 「美礼、クリームついてるぞ。ペロッ」

 口の端に付いたクリームを舐めとられる。そしてそのままキスをされる。

 「んっ、甘ぁい」

 「美礼、そんな顔するとお前を食べるぞ」


 
 いつもの様に、2人にたっぷり食べられる美礼なのでした。


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みんなの感想(1件)

johndo
2019.06.20 johndo

ひぃ〜。
なんだなんだ。
こ、この展開は⁉︎
それでっ!
ど、ど、どっちとくっつかせる予定ですか⁉︎
は、早く、更新を!

ゆきりん(安室 雪)
2019.06.20 ゆきりん(安室 雪)

先の展開は、バッカスのみぞ知る・・・、じゃなくて、神のみぞ知る、です。お楽しみに!

解除

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