上 下
25 / 90

ロリエルフとの魔法バトル!ネタバレすると性欲を制した者が勝つ!

しおりを挟む

 決闘とかできるのだろうか。こんなロリ相手に。

 まあ軽く握ってやれば良いのであるよははは。

 そう俺は最初気軽に考えていたが、結構この勝負ツンでね?

 というのも俺の今使える手札は風魔法そしてミニトレンドの種である。

 しかしミニトレントの種はドリアードということを隠すために封印せねばなるまい。

 となるとこれは純粋に魔法勝負である。俺は魔法の扱いは多少負けはしない。のだが、いかんせん、モンスター相手に勝利している程度だ。

 きっと相手の合法ロリは三桁に届くかとどかなかは最低限生きてそうである。

 故にその差し合いに勝つということはということは難しいのではないか。熟練者相手にどうしても不利は出てくる。

 と言うかそうでなくとも、普通に魔法のスターテス自体が高いのだ。魔力的に見たところ。

 ならばひと手間加えることが必要。

 仕方ないかろうじて分かっている相手の弱点を突くしかあるまいて

「もうし遅れたな。 私はリロと申す者じゃ。対戦よろしくぞ」

「私はリドリー。風魔法を使いますけど、力加減が難しいかもしれません。何しろ覚えたてなので」

「うむ、平気じゃ!何も遠慮することはないぞよ!」

 ドンッ!と幼女はその盛り上がりのない胸を叩いた。

 ふふふ。これで布石をうった。

 というわけで、

 俺達はギルドの建物の裏庭に出たのだ。

 そこは街中だというのに結構広いグラウンドのようなところがある。まあだいたい体育館くらいだろうか。

 建物に囲まれている空間でありなんかスイッチを押すとバリア的なものが周りに貼られたのだ。

 ロリエルフが説明した。

「これはあらゆる魔法物理の攻撃を吸収するやつじゃよ。つまるところここでならどれだけ暴れても良いということなのじゃ。 常に三色のポーションも常備してある 。安心して決闘できるというわけじゃ」

「なるほど」

 図らずしもここでポーションの効果を試すことができそうだな。

 なんか受付が一人、新入りと消えたことで気になったのか周囲には観客冒険者たちが盛り上がっている。主にむさ苦しいやつらだ。まあ酒のツマミにはちょうどいい出し物だろうさ。ふふふ。

 そして試合開始した。

「どっからでもかかってこいぞよ」

「じゃあお言葉に甘えて」 

 俺はとりあえず風魔法で相手から離れつつ風の斬撃を繰り出したのだ。

 それに対して相手は「甘い!バーリア!」

 なんか手をパンって拍手するとそれと同時に地面が盛り上がって壁となったのだ。

 斬撃はそれにあたり多少の傷を残すがそれだけである。びくともしない。 すごい、、!こういうのアニメで見た気がする。

「なんてやつだ、、」俺かその スキルの鮮やかさに見惚れていると今度は相手から

「今度はこっちの番じゃな」

 そう言うとロリエルフは手をかざして

 「くらえバンバン!」

 無邪気な声と共に手からなんかこう、 魔法的なエフェクトと共に超強力な水弾が発射されたのである。しかし水弾といっても馬鹿にしてはいけないのだ。

 俺はかろうじて回避したがその飛沫する水しぶきだけで肌が痛い!

 しかしこれは好都合である。自然にあれを行えるではないか。

 俺は攻撃を避けると同時にバレないように風魔法であることをしていたのだ。そうこれが勝利への布石。

 それに気付かずロリエルフは攻撃してくる。

 しかし俺は避けつつも追い込まれていた。このままでは壁に激突する!

 まだ俺の仕込みは終わっていない。もっと『とある現象』が如実に現れるまでに時間稼ぎをしなければ。

 風魔法で応戦する。

「竜巻でどうだぁぁぁぉ!」

 俺はさっきの攻撃で壁に防がれることを考慮し、今度は持続時間が長く範囲も多少広い竜巻攻撃をしたのだ。

 不意に放った魔法、それが水弾を回転エネルギーで散らしてそのまま攻撃へと転じてゆく!

 しかしやはりロリババア。無駄に長く生きてはいない

「逆回転竜巻!」

「なに?!」

 そう彼女も風魔法を使ってきた。そして逆回転の竜巻で合わせることにより最小限のマナコストで俺の攻撃を相殺したのだ。

 こいつ、思ったよりやる!わかっていたことだが、、!

 ニィ、、!俺の口角が思わずつり上がった。

 面白い。実に面白い。

 仕込みが完成するまでに楽しむとしようか、、!

「ならばこれはどうだ!」

 俺は圧縮空気の玉を散らばらせたのだ。速度こそ遅いが範囲と攻撃力は高い攻撃である。早い話がエスティージーの弾幕。

 それに対してロリババアが返したスキルは炎魔法だ。

 シュッ、、ボウッ!
 シュッ、、ボウッ!
 シュッ、、ボウッ!

 遠距離から放つ小炎弾。この魔法が触れるとともに俺の圧縮空気を溶かして行くのだ。これはまさか?!

 得意げにロリは言う。

「熱膨張って知ってるか?(知恵袋)」

 くっ!

 そう、空気は炎で膨張し上昇する性質がある。それを利用して圧縮空気を中途半端に強制爆発させたのだ。

 そしてこの判断の速さ、、!間違いないこれは既に解決法を見出していたものの動きである。

 圧倒的データベース、、!
 なんという経験差、、!年の功、、!

 そんな感じで俺は攻撃していくのだが無効化されて行くのである。

 そして相手はこれで手を抜いているのだ。反撃追撃。攻撃するチャンスなどどこにでもあったはずなのにその顔は余裕の貫禄だ。本気は一体どれほどのものなんだ、、!

 そう、これは試験みたいなもの。実力を見るために即効で潰してこないのだろう。

 

 だがそのおかげて時間稼ぎができた。

  ふふ、もう腕試しはよいだろう。

 既に俺の仕込みは完成してある。あとは最後の仕上げ、、! 

「ふふふ、とうとう追い詰めたのじゃ!」

 彼女は壁ドンできる位置まで接近しているそしてではなんかもみもみしているのだ。

 何?こいつもまさかマルシェーラさんみたいなセクハラマスターなのか?!

 いや、理性的に考えてコチョコチョだろう。

 完全にこちらを甘く見ている。前戯みたいな子供だまし手玉にできると確信している。

 だが、この瞬間、俺の勝ちは決定している。

 彼女の目がかっと見開かれたのだそして周囲を見渡すそして、、


「ぬおおお!!」

 何やだ唐突に叫んで目を手で覆ったのだ。 ほっぺたは真っ赤である。

「ふふふ、どうしたんですか?」

 これは余裕たっぷりに彼女に聞いた。

 そして相手はようやく気づいたようでこちらを向いたのである。

「貴様、服はどうしたのじゃ!」

 そう、俺は戦い中に少しずつ服を脱いでいたのだ。

 そしてこの観客の熱気というか、性欲みたいなもの。 これはつまりポロリを期待しているということに他なるまい!

 つまりポロリをすれば盛り上がるということなのだ。

 そして盛り上がれは何をするか、、わかるな?

 なんかもうみんなテントを張っているのである。そしてガン見。ふふ、、この俺の美しい体に みんな夢中みたいだな?

 少数などは全裸オナニーしている猛者もいる。

 それは例のモヒカンロリコンであった。変態め!

 なんかもう色々と私が変態で通りそうな気がしたのだが、違うのだ。

 一応わざとぬいだが、 傍目から見ればこれは相手の攻撃でやむなく脱げてしまったものとして演出している。

 つまり俺の淑女性と言うか、淫乱バレはしなかったのだ!戦闘中に脱げたなら仕方ないね!!

 つまりノーリスクで露出ができるというのである!お得!

 そしてその周囲の男共の反応に、ロリババアの性的なものに対する免疫のなさが反応した。

 その結果訪れる意識の空白、、!この今の隙だらけの状況である。

「隙あり!」

 俺はその隙をつき、斬撃でロリエルフの服を切り裂いたのだ。

「ふええ~!」

 可愛らしい矯正。

 つまり戦意喪失である。

 股間を隠しへなへなとする外見だけは幼女のババア。 てかこれ犯罪チックだ、、!

 痴漢ロリコンの動きもさらにヒートアップしている。あいつめ、、!精子の無駄遣いを、、! というかあいつを喜ばせているのがしゃくにさわるな?地味に。
 
 しかし考えてみればこの子もロリ体型ゆえ胸がないぞ? なんか仲良くなれそうである。ふふふ。

 と決着がついたと同時に周囲のバリアが解除された。そしてにじり寄ってくる何名かの冒険者たち。その顔は俺の体を遠慮なく見てくる。

 あれ?もしかしてこれってエロ同人誌パターン!?

 え?ちょっと待て。俺は 責められるより攻める派なんだが、、?それにこんなに同時にたくさん、、いくらなんでも多すぎるよぉ、、!

 しかし、「おめえら!静粛に!だ!」
 
 だがそれは一人の冒険者によって遮られることになったのだった。モーセのように人混みをかき分けて巨大な図体が近づいてくる。そして

 バァサ

「これを着ろ」

 なんか男物の上着を被されたのだった。

 トッンク、、!何こいつイケメンである、、!

 彼は基本筋肉質な冒険者の中でも一際鍛え込まれた筋肉である。

 上半身は裸で半身はジーパンと言った 割と冒険者に多いラフなファッションである。

 しかしその筋肉は並み大抵のものではない。

 バキバキに腹筋が割れているし胸板もむちゃくちゃこんもりしている。なんかやたら肌のハリがいい。

 見た目だけでなくその魔力もかなり戦闘向きのようだ。

「 さてお前はリドリー言ったか」「はいそうですぅ」

「すまなかったな受付が暴走して。しかしここまでうちのロリババアを相手できたんだ。おまえなら十分クエストを受ける資格がある。」

「ありがとうございますぅ、、」

「しかし、、」

 彼は まだ物足りない彼女にこっちをじっと見てきたのだ。え、、?やだ、、!向こう向いてよぉ。

「せっかく こういう場所で出会ったんだやることはひとつだよな?」

 彼はこちらを見てニヤリと笑った。

 え?何この人をエロい人なの?やったぁ!

「戦闘開始だ、、!とにかく装備を着ろ」

 えー!
 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました

東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。 攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる! そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

異世界TS転生で新たな人生「俺が聖女になるなんて聞いてないよ!」

マロエ
ファンタジー
普通のサラリーマンだった三十歳の男性が、いつも通り残業をこなし帰宅途中に、異世界に転生してしまう。 目を覚ますと、何故か森の中に立っていて、身体も何か違うことに気づく。 近くの水面で姿を確認すると、男性の姿が20代前半~10代後半の美しい女性へと変わっていた。 さらに、異世界の住人たちから「聖女」と呼ばれる存在になってしまい、大混乱。 新たな人生に期待と不安が入り混じりながら、男性は女性として、しかも聖女として異世界を歩み始める。 ※表紙、挿絵はAIで作成したイラストを使用しています。 ※R15の章には☆マークを入れてます。

分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活

SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。 クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。 これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。

ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~

三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】 人間を洗脳し、意のままに操るスキル。 非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。 「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」 禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。 商人を操って富を得たり、 領主を操って権力を手にしたり、 貴族の女を操って、次々子を産ませたり。 リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』 王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。 邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!

カジュアルセックスチェンジ

フロイライン
恋愛
一流企業に勤める吉岡智は、ふとした事からニューハーフとして生きることとなり、順風満帆だった人生が大幅に狂い出す。

イケメン女子を攻略せよ!〜女の子に人気のイケ女の弱みを握ったので、イチャイチャしたりしてどうにかして自分のものにしようと思います〜

M・A・J・O
恋愛
「あなたの秘密を黙っててあげる代わりに、私と付き合ってくれませんか?」 スポーツ万能で優しく、困っている人を放っておけない性格の彼女――海道朔良(かいどうさくら)は、その性格とかっこいい容姿から学校中の女の子たちに一目置かれていた。 そんな中、私――小田萌花(おだもえか)は彼女の“秘密”を目撃してしまうことになる。 なんと、彼女は隠れアニメオタクで――? 学校の人気者である彼女に近づくのは容易ではない。 しかし、これはまたとないチャンスだった。 私は気づいたら彼女に取り引きを持ちかけていた。 はたして私は、彼女を攻略することができるのか! 少し歪な学園百合ラブコメ、開幕――! ・表紙絵はフリーイラストを使用させていただいています。

処理中です...