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男装癖とは変態だなこいつ!
しおりを挟むやはり、ちんぽはいい、、!俺は男のまたぐらに顔を突っ込んでペロペロしながら悦に浸っていた。
前から完全に俺はサキュバスとして覚醒している。もはや女の子の股間を舐めるなど考えられないのだ。
そう、最近はごふさただったのだ。くま騒動の件である。
あれで毎日のルーチンワークは中断していたのだ。
その代わりに得た資産。そう俺には今、くまたちという保有資産精子がある。
確かに動物のヤツは旨味があった。しかしそれは玄人好みの味である。やはり動物臭さというものがある。まあむしろそれもまた良さ味であるがな。
だが、毎日それではやはり飽きてしまうだろう。やはり自分は人の精子が一番あっている気がする。サトゥローさんのとか飲んでる時、ああこれこれ♪って思ったもん。
ごくごく。
満足した俺は、街へ戻った。
「さて、と」
そういえば、
そう、それが昨日のことだった。
「ここらへんか、、」
昨日、ギルド長に地図を渡され、ここに来るように言われたのだが、やはり、俺が普段着ている場所とは趣が違う。
そこはアンゴルモア王国の中心に近い場所。貴族が住む中心地と冒険者が多い外周部のちょうど間にあった。
そう、そこは騎士団の訓練場である。
例えるなら、柱とか壁とかやたら装飾が豪華な学校みたいなものだろうか。そう思ったのは校庭のような広場があるからだ。
そこでは、何やら訓練をしている女騎士たちがたむろしていたのだが、俺が思う女騎士像とはまったく違ったのだった。
「あぁん!?なんだぁてめえ!?」
んん~?なんかすごい眼力の人たちが近づいてくるのだが、こいつら俺より強くね?
そう、彼女たちはいわゆるヤンキーというやつっぽい。
着ているのは女戦闘職にありがちの、一般的な露出の多い鎧ではあるのだ。
が、髪が茶髪だったり、鎧にデコっているのが何やら夜露死苦みたいなのをつけてるし、何より声がでかくて粗暴。
「てめ、どこの差し金だ?あぁん?!」
え?なんだこれ?!なんでいきなり殺気をぶつけられてんだ!?
「やばっ、逃げ、、!」
そう言って俺はその場から退散しようとしたのだが、
「ちょ、待てよ!」
「!!」
囲まれてしまった!
やばい。今の動き、見えなかった。おそらく瞬間的に速度を上げたのであろう。ただの不良ではないようだな、、!
だが、俺には空という逃走手段がある!
「あ!あれはなんだ!?
全裸で筋肉モリモリ変態マッチョマンだ!」
とのフェイントを混ぜつつ飛び上がったのだが、
「逃さねぇぜ~?」
「!」
がしっと足を掴まれたのだ。
そしてあろうことか女同士だというのに、男みたいな口調で
「ふへへ、いい足してやがるぜ」
「ひ、ひええ~!」
ペロッと味見されたのだ!乙女の柔肌を!こんな不良女に!
へ、変態だぁ~!
俺が悪い意味でぞくぞくしていると、残りの射程も来たのだ。
「ふへへ、親分、私達も混ぜてくださいよ」
「お古でよければいいぜ~?」
やばい。レイプされる、、!よりによって女に、、!
こいつらはレズ集団なんだ、、。なんだよギルド長!こんなところに私を送るだなんて、、!まさかこういうのが好きだというのか!?
そう絶望したときである。
「マティ!」
その暗黒を切り裂くような輪とした女騎士の声が響いた。
「「誰だ!?」」
そのヤンキーたちは、同時にその方向へと向いた。
そう、人様の家の屋根に、マントをたなびかせた一人の人物がいた。
まるて王子様のような白を貴重としたファッション。
特筆すべきはその顔だった。口元しか見えない鎧の兜を被って優雅に微笑んでいる。
そして細みであり、腕や足がやたら細く長い。
だが、それは必ずしも運動能力が低いというわけではなかった。
「とうっ!」
ジャンプして地上まですたっと降りてくる。
その様は無駄な動きがなく、かなりの実力者ということが分かる。
いや、そんなことを見なくとも、オーラからしてこのヤンキーの数倍強いということはわかるのだ。
そしてヤンキーから俺を守るようにたち、振り向きざまこちらにウィンクして
「大丈夫かい?ぼくが来たからにはもう安心さ♪」
とウィンクしたのである。
とゅんきとゅんっ!
さすがの俺もこれには胸のトキメキを抑えきれなかった。
だが、それはそれとして俺は残念だと思ったのだ。
「(なぜおっぱいがあるんだ、、!
こんなにかっこいいのに、、!)」
男装癖とは変態だなこいつ!
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