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人肌恋しくなる冬模様
進学と節分
しおりを挟むアメリカの大学への進学が視野に入っている私ですが。入学するのにいくつか方法があるのだとか。
どちらにしても、高校時代の成績というのは必須ですが、日本にキャンパスのある大学へ進学したうえでアメリカに行くか、それともアメリカで受験をするかということらしいです。
「……へぇぇぇ」
「どちらにしても英語を頑張ってもらわないといけないけど」
きーきーたーくーなーいーーー。
英語苦手なんですもん。そして旦那様もジャパンキャンパスの存在を知ったのはつい最近なんだとか。というか、今英語を教えに来ている方からの情報だそうです。
旦那様曰く、「一生養っていくから、学歴なんてそこまで必要なんだけどね」とのことですが、おんぶにだっこは嫌なので進学させていただきます!
それがどうやら旦那様の策だったようで、にっこり微笑まれました。
さて、英語も頑張りますか。
……トホホ。
そんな私を皆が生暖かく見守っていたとだけ伝えておきまする。
そんなことはさておき! 二月は一大イベントがあります。
そう、それは。
節分! です!!
昨年までは克人さんが鬼役をやっていたのですが、今年は満場一致で旦那様でした。
「何で!?」
「お前の邪気祓うって考えろ」
と取り付く島もなくおっしゃったのは高部さんで。皆さんがうんうんと納得。
「鬼役って、私だけ?」
「他は要らん」
そうおっしゃったのは明日さん。
「痛い!!」
鬼は外、福は内! と皆さんの掛け声が。
「豆痛いから! 手加減!!」
「麻帆佳に手加減しなかった奴に言われたくない!!」
千夏ぁぁぁ!! だからそういうことは大きい声で言うんじゃありません!
「日頃の怨み!」
花音もストレス発散と言わんばかりに投げつけております。
「東輝と義父母の分もよろしくって言われているから!」
明日さぁぁぁん! 怖いです。
終わった後、旦那様はぐったりとしておりました。
皆さんの勢いに飲まれ、豆を投げそびれましたが、豆茶と豆料理を堪能できたので良しとします。
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そらもう、女性陣は力の限り投げましたとも。
痛い思いをした龍雅ですが、これで煩悩がある程度去れば問題は...( = =) トオイメ
進学に関してですが、ジャパンキャンパスの存在、これを書くためにアメリカの大学のことを調べて初めて知りました。で、参考にしたジャパンキャンパスのある大学。そこは出願できる期間が三回あり、それに応じて入学時期が変わる模様。ですので英語の成績がある程度よければいつでも入学できる模様。なので、「そのあたりの進学も視野に入れては?」と周囲に教えられたという設定です。
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