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天高く陰謀巡る秋
獣は甘く見てはいけません
しおりを挟むするりと私の太腿を撫でる手は物凄くいやらしくて、あられもない声が溢れてきます。
自分が自分でなくなるようで、その感覚が私を飲み込んでいくのが怖くて。
そちらに気を取られていたら、あっという間に担がれて寝室へ。前にもまして動きが早くてついていけません。
「何度抱いても、麻帆佳の反応は初心で私を煽るのがうまい」
煽ってませんからぁぁぁぁ!!
なんて言えるわけもなく、ベッドに押し倒されるなり濃厚なキスが。それだけで息が上がりそうなのに、気づいたら胸揉んでるし、太腿さわさわしてるし!
それに感じちゃってお腹の奥にずくん、という感覚が。
これが怖い。その感覚が何度か続くと、私が私でなくなるみたいで。気が付くといつもいやらしい言葉で旦那様におねだりしているみたいで。
一瞬正気に戻った時にどうしようもなく恥ずかしく、無かったことにしたいのに旦那様はもっといやらしい言葉でおねだりをさせようとしてくるし。
そこを通り越すといつも記憶がかなり曖昧で。
起きると朝になっているのはざらで、最近は昼すぎている時すらありますとも。何食喰い損ねているのか、と遠い目をしたのは一度だけではありません。
なので、ここでやめてもらうべく抵抗するのですが、これが火に油を注ぐだけ。
……今回もでした。
あっという間に裸になった旦那様は、私の服もあっという間に脱がせ、ソレを私のナカに挿れてきました。
「あっ……あぁぁぁ」
挿れられるだけで、あられもない声が出るようになるとは思ってもいませんでしたけど。
「麻帆佳、早く私の子を宿して」
ぐちゅり、という卑猥な音の合間に旦那様がそんなことを言い出しました。
「あぁ、でも、こうやって麻帆佳を独り占めにする期間は長い方がいいのかな?」
言い直した後、膝の裏から腰に掛けて手を回してきました。
「だ……それはっ!!」
繋がったまま旦那様の膝の上に座るのはっ……!
「あぁぁぁ!!」
ぐりぐりとナカで動かす旦那様に、もうすでに何も言えなくて。ひたすら旦那様にされるがままになってしまって。
私が下になったり、旦那様に強く抱きしめられたり、そこで記憶はぷっつりと途切れました。
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次回お待ちかね、説教のお時間です(^▽^)/
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