博元裕央巨大ロボット作品アイディア短編集
何故巨大ロボットが存在するのか、その様々な思考実験!
巨大ロボット。アニメや漫画やライトノベルの一隅を確固として占め続けてきたジャンル。その歴史は、巨大ロボットが何故その世界には存在するのかという理由付けの歴史でもあったと言えます。
今改めて巨大ロボットものを創作するのであれば「巨大ロボットが何故その世界に存在するのか」の理由は中々避けて通れないでしょう。
本作品は、それについて様々に考えてみた結果を纏めて見たもの。
色々な世界の色々な巨大ロボットが存在する理由、その理由を中心に、それぞれの世界と物語の始まりを少しづつ描写した、言わば独立した長編となりうる作品案のプロローグを集めた短編集で、各短編のタイトルはその世界の巨大ロボットが存在する理由とその世界が巨大ロボットもの作品となった時のタイトルとなっております。
千変万化、様々な巨大ロボット、様々な世界。
面白いと思う世界があれば、そして色々と参考になれば幸いです。それでは、よければどうぞ。
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巨大ロボット好きとして、この思考実験は非常に興味深い。
各々の世界で「そういうものだ」という常識があり、その成立について奇妙な説得力を持つ歴史の数々。
個人的に対宇宙的恐怖の『人間原理』や、「入ってない」部分を盾にという理由でパワードスーツに(選考で)勝った『新世紀末鉄兵伝』、ある種の「信仰」に根付いた『SUPER対REAL』のスーパー側の発想に共感と納得を得ました。
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