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第4章 異世界の男は手に入れる
第10話
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音と色のない世界。
それは俺が集中力を高めた時に入れるもので、そこは俺以外に動いている存在していないか動いていても本当にゆっくりとしていて、俺だけが普段通り動ける空間だ。
まあ、実際に周りが動いていないわけじゃなく、集中して高まりまくった俺の脳の処理能力がそう認識させているんだろう。
本来であれば一方的に俺が攻撃して勝ち切る瞬間なのだが、今回はいつもと違い俺以外にも動いている奴がいる。
『ふはは、ふはははははははっ‼︎ このような世界があったとは‼︎』
クソ野郎も音と色のない世界に入っていた。
…………見慣れた風景にいつもと違う点が一つあるだけで気持ち悪い、とまでは言わないが違和感がすごいな。
『長きに渡りこの世に存在している我に、新たな世界へ誘ったのだ。それを光栄に思いながら無様に死ね‼︎』
クソ野郎は一度深く沈み込むと、一気に前へ跳び俺に迫ってくる。
クソ野郎の本体である葛城ノ剣を振り上げている事から、全力の唐竹割りで俺を真っ二つにしようとしているらしいが、いくら何でもはしゃぎすぎだな。
『死ねっ‼︎』
俺はクソ野郎の全力の斬撃を余裕を持って避け、攻撃後で硬直して隙だらけのクソ野郎の本体である葛城ノ剣に木刀で斬りつけた。
ギンッ‼︎
チッ、無意識にでも危険を察知したのか、クソ野郎は本体に木刀が当たる寸前表面を衝撃波で覆いやがった。
だが、あくまで反射的な防御だったから俺の一撃を完全には防げておらずピキッとかすかな音をたてて葛城ノ剣の端が欠ける。
『ぐおおぉぉぉぉ‼︎ バカな‼︎ なぜ、この攻撃に、この速度に反応できる⁉︎』
『お前……頭悪いだろ?』
『貴様、我を愚弄する気か‼︎』
『まず、お前がはしゃいだこの音と色のない世界へ入るのは俺の戦い方の一つだ。次に元々俺の方が速いんだぞ? 同じ音と色のない世界に入っている状態であれば、ある程度は余裕を持って対応できるに決まっているだろ』
『ぬう……』
『まあ、手痛い一撃を受けても音と色のない世界を解除してないのは評価してやる』
『…………人ごときが調子に乗るな』
クソ野郎が本体を振り衝撃波を放ってこようとしている。
俺は、クソ野郎の学習能力の無さに疑問を持ちながらも全力の衝撃波が放たれた瞬間に前へ跳び、これまで何度もやったように衝撃波を斬り捨てる。
その後、雑な攻撃をして体勢を崩したクソ野郎のすぐそばまで行き、クソ野郎の本体である葛城ノ剣の傷ができている部分に狙い済ませた一撃を叩き込んだ。
ガキュン‼︎
チッ、今度こそ叩っ斬れると思ったのに、俺の斬撃は葛城ノ剣の半ばまでめり込み止まった。
クソ野郎の剣を衝撃波で覆い強化しているのを一回見ているのに斬り損ねてしまうなんて俺もまだまだだな。
まあ、反省後にして今は攻めるだけだ。
この普通であれば武器を手放してもおかしくない状況だが、俺は秋臣の異能力が使えるから何の問題にもならない。
すぐに俺は木刀を消してから腕を振り上げ、全力で振り下ろし始めた時に再出現させ、もう一度剣の傷口を狙った。
『ク、ヌオオオオオッ‼︎』
避けるのは無理と判断したのか、クソ野郎は動かないまま衝撃波と光を剣の刃から放ってくる。
キン……。
当然、無意味としか言いようがなく、衝撃波も光も剣の刃も全て斬り捨てた。
すると本体である葛城ノ剣を斬られたクソ野郎は二、三歩フラつきながら退がる。
もうクソ野郎は音と色のない世界が解けているようだから、俺も通常状態に戻った。
「バ、バカな……」
「俺に斬れないものはない。それだけだ」
「バカなバカなバカなバカな、そんなはずがーー」
「さっさと消えろ」
「ぎゃあああああああっ‼︎」
何かわめこうとしたクソ野郎を黙らすため、さらに剣の刃を叩っ斬るとクソ野郎の人型の身体の輪郭がブレ始める。
そして、そのブレが一際大きくなった時、クソ野郎の身体の中から見覚えのあるものが出てきた。
「秋臣、時間がかかって悪いな」
クソ野郎の身体の中から出てきた秋臣の魂の半分は弱々しく光りながら俺の方へ近づいてくる。
俺はホッとした後に秋臣の魂の半分を迎え入れようとしたが、その前にクソ野郎に動かれた。
サクッと微かな音を立ててクソ野郎の本体である葛城ノ剣は、俺に斬られた状態のまま空中に浮かんでいる秋臣の魂に突き立てられる。
クソッ‼︎
戦いの最中に気が緩んでしまって反応できなかった。
「ま、だだ……」
「てめえ、よっぽど痛めつけられて死にたいらしいな?」
「黙れ‼︎」
クソ野郎の叫びと共に衝撃波と光を放ってくる。
時間稼ぎなのはわかったので、さっさと叩っ斬りクソ野郎にとどめを刺そうとしたが……。
ギャリンッ‼︎
二度も俺に斬り飛ばされ短くなっていたはずの葛城ノ剣の刃が元の長さに戻り、俺の斬撃を受け止めていた。
チラッと周りを確認したら俺に斬り飛ばされ石の舞台の床に落ちたはずの剣の刃先の部分がなくなっていて、クソ野郎に刺された秋臣の魂も消えている。
こいつ、秋臣の魂を使って切断された箇所を元に戻しやがった。
「我は材料さえあれば何度でも復活できる‼︎」
「…………」
「貴様という異質な存在に触れていたせいか、貴様の片割れの魂は我の刃の繋ぎとしては最上と言える。褒めてやろう‼︎」
「…………」
今、何て言った?
秋臣の魂が材料?
秋臣をもの扱いした?
その事実を認識した途端、頭の奥でプツンと何かが切れる音を聞いた。
「さあ、戦いの再開だ‼︎ そして復活した我の強さにきょうが、ゲペッ‼︎」
「しゃべるな……」
あまりにもあまりにもクソ野郎の声にイラついたため全力で殴り飛ばす。
「クハッ‼︎ この身体に攻撃を加えても無意味とわかっていなが、ギャアアアアア‼︎」
「これで満足か?」
体勢を立て直したクソ野郎の横へと回り込み本体である葛城ノ剣の鍔元を叩く。
本体にピシッとヒビが入った事でのたうち回るクソ野郎を冷めた目で見ていたら、クソ野郎はゆっくり立ち上がり俺をにらんでくる。
「よくも……、よくもやってくれ、た、グアアアアア‼ ︎ゲボッ‼︎」
「隙を見せたら攻撃させるのは当然の事だぞ?」
さらに鍔元へ一撃を入れヒビを大きくする。
それとついでにクソ野郎の顔面を蹴り飛ばしておいた。
「こ、こんな事をしても、き、さまの片割れは戻らんぞ‼︎」
「うん? ああ、そんな事か」
「はは、はははははは‼︎ とうとう見捨てたか‼︎ 貴様には我を倒せても片割れを救う事などできないと理解したようだな‼︎」
キキキキン。
俺は俺に二度斬られて三つにバラけた葛城ノ剣の刃を繋いでいる秋臣の魂を傷つけないよう、秋臣の魂に葛城ノ剣の断片を髪の毛ほど残す形で切り離した。
そして俺は素早く秋臣の魂を優しく握り秋臣の身体の中へ迎え入れる。
「は?」
「秋臣の魂はお前の身体の中から出ているんだ。やろうと思えばいつでも救えた」
「なら、なぜ、やらなかった……?」
「単なる八つ当たりだ」
「なん、だと……?」
「本音を言えば、もっとお前を痛めつけたかったが、秋臣の魂を取り戻した今、お前に用はない」
宣言した俺は木刀を自然体で構えて深呼吸を数回繰り返す。
「ま、待て。止めろ」
「細切れにして文字通り鉄くずにしてやるよ」
「止めろーーーー‼︎」
秋臣の魂を失ったクソ野郎は再び身体の輪郭がぼやけつつあるが、このまま自然消滅などさせん。
それより前に俺は音と色のない世界に入り、全力で、最速で、クソ野郎の本体である葛城ノ剣も、クソ野郎の身体も百回以上斬り捨てる。
「バ……カ…………ナ、わ、れが、こん、な、とこ、ろで…………」
「周りを虐げる奴がろくな死に方をしないのは、どの世界でも当たり前の事だ」
「オ…………ノ…………レ…………」
クソ野郎は本体の葛城ノ剣が細切れになり、あっという間に錆びて風化していくと身体もバラバラとなり跡形もなく消えた。
俺は、その様子をジッと観察した後、周囲の気配も探りクソ野郎を探す。
そして、十分以上本気で探してもクソ野郎の気配を見つけられない事から、クソ野郎の消滅を確信し最低限警戒したまま身体から力を抜く。
本当に朝一から最悪だったな。
とにかく秋臣を休ませるためにも、俺もゆっくりしよう。
俺は聖域の外へ向かって歩き出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
「面白かった!」、「続きが気になる、読みたい!」、「今後どうなるのっ……!」と思ったら、お気に入りの登録を、ぜひお願いします
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それは俺が集中力を高めた時に入れるもので、そこは俺以外に動いている存在していないか動いていても本当にゆっくりとしていて、俺だけが普段通り動ける空間だ。
まあ、実際に周りが動いていないわけじゃなく、集中して高まりまくった俺の脳の処理能力がそう認識させているんだろう。
本来であれば一方的に俺が攻撃して勝ち切る瞬間なのだが、今回はいつもと違い俺以外にも動いている奴がいる。
『ふはは、ふはははははははっ‼︎ このような世界があったとは‼︎』
クソ野郎も音と色のない世界に入っていた。
…………見慣れた風景にいつもと違う点が一つあるだけで気持ち悪い、とまでは言わないが違和感がすごいな。
『長きに渡りこの世に存在している我に、新たな世界へ誘ったのだ。それを光栄に思いながら無様に死ね‼︎』
クソ野郎は一度深く沈み込むと、一気に前へ跳び俺に迫ってくる。
クソ野郎の本体である葛城ノ剣を振り上げている事から、全力の唐竹割りで俺を真っ二つにしようとしているらしいが、いくら何でもはしゃぎすぎだな。
『死ねっ‼︎』
俺はクソ野郎の全力の斬撃を余裕を持って避け、攻撃後で硬直して隙だらけのクソ野郎の本体である葛城ノ剣に木刀で斬りつけた。
ギンッ‼︎
チッ、無意識にでも危険を察知したのか、クソ野郎は本体に木刀が当たる寸前表面を衝撃波で覆いやがった。
だが、あくまで反射的な防御だったから俺の一撃を完全には防げておらずピキッとかすかな音をたてて葛城ノ剣の端が欠ける。
『ぐおおぉぉぉぉ‼︎ バカな‼︎ なぜ、この攻撃に、この速度に反応できる⁉︎』
『お前……頭悪いだろ?』
『貴様、我を愚弄する気か‼︎』
『まず、お前がはしゃいだこの音と色のない世界へ入るのは俺の戦い方の一つだ。次に元々俺の方が速いんだぞ? 同じ音と色のない世界に入っている状態であれば、ある程度は余裕を持って対応できるに決まっているだろ』
『ぬう……』
『まあ、手痛い一撃を受けても音と色のない世界を解除してないのは評価してやる』
『…………人ごときが調子に乗るな』
クソ野郎が本体を振り衝撃波を放ってこようとしている。
俺は、クソ野郎の学習能力の無さに疑問を持ちながらも全力の衝撃波が放たれた瞬間に前へ跳び、これまで何度もやったように衝撃波を斬り捨てる。
その後、雑な攻撃をして体勢を崩したクソ野郎のすぐそばまで行き、クソ野郎の本体である葛城ノ剣の傷ができている部分に狙い済ませた一撃を叩き込んだ。
ガキュン‼︎
チッ、今度こそ叩っ斬れると思ったのに、俺の斬撃は葛城ノ剣の半ばまでめり込み止まった。
クソ野郎の剣を衝撃波で覆い強化しているのを一回見ているのに斬り損ねてしまうなんて俺もまだまだだな。
まあ、反省後にして今は攻めるだけだ。
この普通であれば武器を手放してもおかしくない状況だが、俺は秋臣の異能力が使えるから何の問題にもならない。
すぐに俺は木刀を消してから腕を振り上げ、全力で振り下ろし始めた時に再出現させ、もう一度剣の傷口を狙った。
『ク、ヌオオオオオッ‼︎』
避けるのは無理と判断したのか、クソ野郎は動かないまま衝撃波と光を剣の刃から放ってくる。
キン……。
当然、無意味としか言いようがなく、衝撃波も光も剣の刃も全て斬り捨てた。
すると本体である葛城ノ剣を斬られたクソ野郎は二、三歩フラつきながら退がる。
もうクソ野郎は音と色のない世界が解けているようだから、俺も通常状態に戻った。
「バ、バカな……」
「俺に斬れないものはない。それだけだ」
「バカなバカなバカなバカな、そんなはずがーー」
「さっさと消えろ」
「ぎゃあああああああっ‼︎」
何かわめこうとしたクソ野郎を黙らすため、さらに剣の刃を叩っ斬るとクソ野郎の人型の身体の輪郭がブレ始める。
そして、そのブレが一際大きくなった時、クソ野郎の身体の中から見覚えのあるものが出てきた。
「秋臣、時間がかかって悪いな」
クソ野郎の身体の中から出てきた秋臣の魂の半分は弱々しく光りながら俺の方へ近づいてくる。
俺はホッとした後に秋臣の魂の半分を迎え入れようとしたが、その前にクソ野郎に動かれた。
サクッと微かな音を立ててクソ野郎の本体である葛城ノ剣は、俺に斬られた状態のまま空中に浮かんでいる秋臣の魂に突き立てられる。
クソッ‼︎
戦いの最中に気が緩んでしまって反応できなかった。
「ま、だだ……」
「てめえ、よっぽど痛めつけられて死にたいらしいな?」
「黙れ‼︎」
クソ野郎の叫びと共に衝撃波と光を放ってくる。
時間稼ぎなのはわかったので、さっさと叩っ斬りクソ野郎にとどめを刺そうとしたが……。
ギャリンッ‼︎
二度も俺に斬り飛ばされ短くなっていたはずの葛城ノ剣の刃が元の長さに戻り、俺の斬撃を受け止めていた。
チラッと周りを確認したら俺に斬り飛ばされ石の舞台の床に落ちたはずの剣の刃先の部分がなくなっていて、クソ野郎に刺された秋臣の魂も消えている。
こいつ、秋臣の魂を使って切断された箇所を元に戻しやがった。
「我は材料さえあれば何度でも復活できる‼︎」
「…………」
「貴様という異質な存在に触れていたせいか、貴様の片割れの魂は我の刃の繋ぎとしては最上と言える。褒めてやろう‼︎」
「…………」
今、何て言った?
秋臣の魂が材料?
秋臣をもの扱いした?
その事実を認識した途端、頭の奥でプツンと何かが切れる音を聞いた。
「さあ、戦いの再開だ‼︎ そして復活した我の強さにきょうが、ゲペッ‼︎」
「しゃべるな……」
あまりにもあまりにもクソ野郎の声にイラついたため全力で殴り飛ばす。
「クハッ‼︎ この身体に攻撃を加えても無意味とわかっていなが、ギャアアアアア‼︎」
「これで満足か?」
体勢を立て直したクソ野郎の横へと回り込み本体である葛城ノ剣の鍔元を叩く。
本体にピシッとヒビが入った事でのたうち回るクソ野郎を冷めた目で見ていたら、クソ野郎はゆっくり立ち上がり俺をにらんでくる。
「よくも……、よくもやってくれ、た、グアアアアア‼ ︎ゲボッ‼︎」
「隙を見せたら攻撃させるのは当然の事だぞ?」
さらに鍔元へ一撃を入れヒビを大きくする。
それとついでにクソ野郎の顔面を蹴り飛ばしておいた。
「こ、こんな事をしても、き、さまの片割れは戻らんぞ‼︎」
「うん? ああ、そんな事か」
「はは、はははははは‼︎ とうとう見捨てたか‼︎ 貴様には我を倒せても片割れを救う事などできないと理解したようだな‼︎」
キキキキン。
俺は俺に二度斬られて三つにバラけた葛城ノ剣の刃を繋いでいる秋臣の魂を傷つけないよう、秋臣の魂に葛城ノ剣の断片を髪の毛ほど残す形で切り離した。
そして俺は素早く秋臣の魂を優しく握り秋臣の身体の中へ迎え入れる。
「は?」
「秋臣の魂はお前の身体の中から出ているんだ。やろうと思えばいつでも救えた」
「なら、なぜ、やらなかった……?」
「単なる八つ当たりだ」
「なん、だと……?」
「本音を言えば、もっとお前を痛めつけたかったが、秋臣の魂を取り戻した今、お前に用はない」
宣言した俺は木刀を自然体で構えて深呼吸を数回繰り返す。
「ま、待て。止めろ」
「細切れにして文字通り鉄くずにしてやるよ」
「止めろーーーー‼︎」
秋臣の魂を失ったクソ野郎は再び身体の輪郭がぼやけつつあるが、このまま自然消滅などさせん。
それより前に俺は音と色のない世界に入り、全力で、最速で、クソ野郎の本体である葛城ノ剣も、クソ野郎の身体も百回以上斬り捨てる。
「バ……カ…………ナ、わ、れが、こん、な、とこ、ろで…………」
「周りを虐げる奴がろくな死に方をしないのは、どの世界でも当たり前の事だ」
「オ…………ノ…………レ…………」
クソ野郎は本体の葛城ノ剣が細切れになり、あっという間に錆びて風化していくと身体もバラバラとなり跡形もなく消えた。
俺は、その様子をジッと観察した後、周囲の気配も探りクソ野郎を探す。
そして、十分以上本気で探してもクソ野郎の気配を見つけられない事から、クソ野郎の消滅を確信し最低限警戒したまま身体から力を抜く。
本当に朝一から最悪だったな。
とにかく秋臣を休ませるためにも、俺もゆっくりしよう。
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