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映画をゆる~く紹介
映画『アス』を紹介
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*内容をさらにわかりやすくした『映画チャットノベライズ(笑)』のブログもよろしくお願いします。
『アス』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2020/03/20/101950)
【あらすじ】
――――
「ゲット・アウト」がアカデミー賞にノミネートされ、脚本賞を受賞するなど大きな話題を集めたジョーダン・ピール監督が、自分たちとそっくりの謎の存在と対峙する一家の恐怖を描いたサスペンススリラー。
夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。
そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ……。
「ゲット・アウト」に続き、数々のホラー/スリラー作品を大ヒットさせてきたジェイソン・ブラムが製作。主演には「それでも夜は明ける」でアカデミー助演女優賞を受賞し、「ブラックパンサー」などで活躍するルピタ・ニョンゴを迎えた。
【感想】
――――
美雪「はいこんにちは。美雪雪音です。おらぁ!!(門平の両目に向かって指を突き出す)」
門平「はいこんにちは。門平善照です。しゃあ!!(美雪の指をすんでのところでつかみ止める)」
美雪「門平君バカなの!! 萌美ちゃんの偽物だって聞いてたけど、黒髪のメガネっ娘で、名前が同じだけじゃない!! 私にいたっては、黒人だしさ!! なんで偽物と本物の区別がつかないのよ!! 目、死んでんの!!」
門平「待って、違うの!! ほんとに偽物と、本物の区別がつかなかっただけなの!! 目だけはつぶさんといてぇ!!(泣く)」
美雪「あなたたちふたりが落ちてくる所に、私がいなかったらどうなってたか。(前回10階から落ちたふたりを受け止めた)萌美ちゃん終始機嫌悪かったし。屋上から火星に向かって飛んでっちゃったじゃない」
門平「いやー、ほんと、女性にお姫様だっこしてもらうのはいいもんですな。偽萌美ちゃんも、いつか妖精さんを狩ってやるんだって、少林寺拳法に入ったみたいですからね。たくましくなってほしいもんっすね(後頭部をかきかき)」
美雪「偽物にはみなさんも気をつけてくださいね。というわけで、今回紹介する映画は『アス』です」
門平「ジョーダン・ピール監督の作品ですな。この人自身黒人で、黒人のブラックジョークを得意としてます」
美雪「冒頭。幼女のアデレードは、両親と一緒に遊園地にいます。母親がトイレに行き、父親がゲームに熱中しており、暇になったのかさまよい始めます。『エレミヤ11章11節』という紙を持った男を通りすぎ、ミラーハウスに入ったとき、何かの異変を感じました。そして年月がたち、アデレードは妻として成長していました」
門平「ちなみに『エレミア11章11節』とは、彼らに災いを下す。逃げることはできない。助けを求めても、私は耳を貸さないって感じの意味ですね」
美雪「アデレードはふたりの子供と夫とともに、嫌な予感がするビーチに向かいます。途中、あの『エレミア11章11節』の紙を持った男が、殺されているところを見てしまいます。友人とビーチを楽しんでいたところ、息子のジェイソンが手を広げた異様な人物を発見。そこには、あのミラーハウスがありました」
門平「平穏な家庭に嫌な空気がただよっております」
美雪「ビーチから帰り、アデレードが夫に不安を訴えていると、家の外に4人の家族が立っていました。夫が立ち向かいますが、一気に4人に制圧されてしまいます。その4人は自分たちにそっくりで、手には金属のハサミを持っていました。レッドと名乗るアデレードのそっくりさんは、影の世界からきたと言い始めます。その間、町では、自分たちに似た赤い服を着た集団が、大量虐殺を始めていました・・・」
門平「オープニングのウサギを見た大半の視聴者はもうおわかりでしょう。クローンの逆襲です。(笑)最後のオチは私的なやつだったけどね。そりゃ息子お面で隠れるわ(怖い)」
美雪「よくこの映画で評価されているのが、格差社会だって言われてるわね。底辺ははいあがれない。教育や医療をまともに受けられない。ただ生まれた環境が違うだけで」
門平「地下に住んでいる影の住人たちが、地上にあこがれるのは当然かもしれないねぇ。同じことをやっても、自分たちはぜんぜん違うじゃないかと。そう表現されてるみたいだけど、いまひとつわかりづらいんだよなぁ」
美雪「私はおもしろかったわよ。政府の怠慢によって社会階層がひっくり返される恐怖。いつか革命は起こると暗示してるのかも。ラストのオチは、その成功例なのよ。乗っ取りのね」
門平「そう言われると確かにホラーだわな。平和な大学生活が突然終わり、劣悪な環境に入れられたら俺でも発狂しそうだわ」
美雪「ぜひ映画を見てください。じゃ、今から門平君をぶっころがしまーす」
門平「へっ? うぐっ!?(美雪に床に倒され、腕で首をしめられている)」
美雪「あんた絶対偽物だわ!! 何か起こる前に私が止める!!」
門平「絶対それ根拠ないよね!? やめて美雪さん!! おっぱいが!! おっぱいがぼくの顔に当たってる!! 柔らかいし、いい匂いがする!!」
美雪「(赤面)何ラブコメの男主人公みたいなこと言ってんのよ!! ちゃかしても、ぶっ殺すんだからね!! ふんぬ!!!!(鈍い音がする)」
門平「…………(白目に舌を出して絶命)」
美雪「ふう――まるでつぶされたカエルのようね・・・はっ!?」
門平2「(ケーキを床に落としている)」
美雪「あっあれ? ほんとに偽物だったの?(動揺)」
門平2「きっ、きゃああああああ!!!! おまわりさぁん!!!!(交番にダッシュ)」
美雪「ちょ、ちょっと!!!! 待てやおらぁ!!!!(覚醒)」
*内容をさらにわかりやすくした『映画チャットノベライズ(笑)』のブログもよろしくお願いします。
『アス』
(映画文字ラジオ:https://inaba20151011.hatenablog.jp/entry/2020/03/20/101950)
【あらすじ】
――――
「ゲット・アウト」がアカデミー賞にノミネートされ、脚本賞を受賞するなど大きな話題を集めたジョーダン・ピール監督が、自分たちとそっくりの謎の存在と対峙する一家の恐怖を描いたサスペンススリラー。
夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンとともに夏休みを過ごすため、幼少期に住んでいたカリフォルニア州サンタクルーズの家を訪れたアデレードは、不気味な偶然に見舞われたことで過去のトラウマがフラッシュバックするようになってしまう。
そして、家族の身に何か恐ろしいことが起こるという妄想を次第に強めていく彼女の前に、自分たちとそっくりな“わたしたち”が現れ……。
「ゲット・アウト」に続き、数々のホラー/スリラー作品を大ヒットさせてきたジェイソン・ブラムが製作。主演には「それでも夜は明ける」でアカデミー助演女優賞を受賞し、「ブラックパンサー」などで活躍するルピタ・ニョンゴを迎えた。
【感想】
――――
美雪「はいこんにちは。美雪雪音です。おらぁ!!(門平の両目に向かって指を突き出す)」
門平「はいこんにちは。門平善照です。しゃあ!!(美雪の指をすんでのところでつかみ止める)」
美雪「門平君バカなの!! 萌美ちゃんの偽物だって聞いてたけど、黒髪のメガネっ娘で、名前が同じだけじゃない!! 私にいたっては、黒人だしさ!! なんで偽物と本物の区別がつかないのよ!! 目、死んでんの!!」
門平「待って、違うの!! ほんとに偽物と、本物の区別がつかなかっただけなの!! 目だけはつぶさんといてぇ!!(泣く)」
美雪「あなたたちふたりが落ちてくる所に、私がいなかったらどうなってたか。(前回10階から落ちたふたりを受け止めた)萌美ちゃん終始機嫌悪かったし。屋上から火星に向かって飛んでっちゃったじゃない」
門平「いやー、ほんと、女性にお姫様だっこしてもらうのはいいもんですな。偽萌美ちゃんも、いつか妖精さんを狩ってやるんだって、少林寺拳法に入ったみたいですからね。たくましくなってほしいもんっすね(後頭部をかきかき)」
美雪「偽物にはみなさんも気をつけてくださいね。というわけで、今回紹介する映画は『アス』です」
門平「ジョーダン・ピール監督の作品ですな。この人自身黒人で、黒人のブラックジョークを得意としてます」
美雪「冒頭。幼女のアデレードは、両親と一緒に遊園地にいます。母親がトイレに行き、父親がゲームに熱中しており、暇になったのかさまよい始めます。『エレミヤ11章11節』という紙を持った男を通りすぎ、ミラーハウスに入ったとき、何かの異変を感じました。そして年月がたち、アデレードは妻として成長していました」
門平「ちなみに『エレミア11章11節』とは、彼らに災いを下す。逃げることはできない。助けを求めても、私は耳を貸さないって感じの意味ですね」
美雪「アデレードはふたりの子供と夫とともに、嫌な予感がするビーチに向かいます。途中、あの『エレミア11章11節』の紙を持った男が、殺されているところを見てしまいます。友人とビーチを楽しんでいたところ、息子のジェイソンが手を広げた異様な人物を発見。そこには、あのミラーハウスがありました」
門平「平穏な家庭に嫌な空気がただよっております」
美雪「ビーチから帰り、アデレードが夫に不安を訴えていると、家の外に4人の家族が立っていました。夫が立ち向かいますが、一気に4人に制圧されてしまいます。その4人は自分たちにそっくりで、手には金属のハサミを持っていました。レッドと名乗るアデレードのそっくりさんは、影の世界からきたと言い始めます。その間、町では、自分たちに似た赤い服を着た集団が、大量虐殺を始めていました・・・」
門平「オープニングのウサギを見た大半の視聴者はもうおわかりでしょう。クローンの逆襲です。(笑)最後のオチは私的なやつだったけどね。そりゃ息子お面で隠れるわ(怖い)」
美雪「よくこの映画で評価されているのが、格差社会だって言われてるわね。底辺ははいあがれない。教育や医療をまともに受けられない。ただ生まれた環境が違うだけで」
門平「地下に住んでいる影の住人たちが、地上にあこがれるのは当然かもしれないねぇ。同じことをやっても、自分たちはぜんぜん違うじゃないかと。そう表現されてるみたいだけど、いまひとつわかりづらいんだよなぁ」
美雪「私はおもしろかったわよ。政府の怠慢によって社会階層がひっくり返される恐怖。いつか革命は起こると暗示してるのかも。ラストのオチは、その成功例なのよ。乗っ取りのね」
門平「そう言われると確かにホラーだわな。平和な大学生活が突然終わり、劣悪な環境に入れられたら俺でも発狂しそうだわ」
美雪「ぜひ映画を見てください。じゃ、今から門平君をぶっころがしまーす」
門平「へっ? うぐっ!?(美雪に床に倒され、腕で首をしめられている)」
美雪「あんた絶対偽物だわ!! 何か起こる前に私が止める!!」
門平「絶対それ根拠ないよね!? やめて美雪さん!! おっぱいが!! おっぱいがぼくの顔に当たってる!! 柔らかいし、いい匂いがする!!」
美雪「(赤面)何ラブコメの男主人公みたいなこと言ってんのよ!! ちゃかしても、ぶっ殺すんだからね!! ふんぬ!!!!(鈍い音がする)」
門平「…………(白目に舌を出して絶命)」
美雪「ふう――まるでつぶされたカエルのようね・・・はっ!?」
門平2「(ケーキを床に落としている)」
美雪「あっあれ? ほんとに偽物だったの?(動揺)」
門平2「きっ、きゃああああああ!!!! おまわりさぁん!!!!(交番にダッシュ)」
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