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10月のバトル
初バトル後
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戦いを終えた部員達が、魔法陣から部室内へ帰還してくる。
主人公
「……」
隼川
「……ふう、終わったか。」
空鮫寺
「疲れた。ちょっとだけど。」
草萎
「あたし、大活躍っ」
小鳥
「みゅうう」
颯
「はあーっはあっ」
森鹿
「大丈夫なん? 息切らしとるやん。」
颯
「あ、はい! けっこう走ったので。
でも、戦いの方は全然いけてましたよ?」
森鹿
「そやんな。」
花子
「おーっ、お疲れ様!
私もいけてたんじゃないか? へへへ」
主人公
「うむ。まあ皆お疲れ。」
花子
「はーい!」
森鹿
「なかなかの指示振りやったやん?
やるやん?」
主人公
「お、おお……なァに、
このくらい……」
隼川
「部の面倒事を任せようくらいに
思ってたけど、戦いの方もこう、
スムーズにいくとはさすが孫。」
草萎
「やるな孫。お子様のくせに。」
主人公
「褒めてくれるならまず、その孫扱いを
やめてほしいのだが……」
草萎
「御孫。」
主人公
「え……いや誰が御を付ければいいと」
隼川
「ひ孫……?」
主人公
「な、何故ひと世代下るっ」
森鹿
「エート、じゃあ……」
主人公
「いい、いい! 各自帰って休んでくれ。
お疲れ様です!」
部員達
「お疲れー」
七ッ家
「……ま、また明日……
きゃっ
ええへー」
部員達は嬉々として次々と、部室を出て行った。
……
空町
「……
……このレベルのエリアで勝って、
喜んでいるようでは……
草馬さんならどう思うだろう。
けど、今はこれでいいのかも。
まずは、勝つこと……か。
主人公君の評判も思ったより、
部員達には好評なのは何よりか。
ま、実際よくやってくれたし……?
このまま、上手くいくと
いいんだけど……」
主人公
「……」
隼川
「……ふう、終わったか。」
空鮫寺
「疲れた。ちょっとだけど。」
草萎
「あたし、大活躍っ」
小鳥
「みゅうう」
颯
「はあーっはあっ」
森鹿
「大丈夫なん? 息切らしとるやん。」
颯
「あ、はい! けっこう走ったので。
でも、戦いの方は全然いけてましたよ?」
森鹿
「そやんな。」
花子
「おーっ、お疲れ様!
私もいけてたんじゃないか? へへへ」
主人公
「うむ。まあ皆お疲れ。」
花子
「はーい!」
森鹿
「なかなかの指示振りやったやん?
やるやん?」
主人公
「お、おお……なァに、
このくらい……」
隼川
「部の面倒事を任せようくらいに
思ってたけど、戦いの方もこう、
スムーズにいくとはさすが孫。」
草萎
「やるな孫。お子様のくせに。」
主人公
「褒めてくれるならまず、その孫扱いを
やめてほしいのだが……」
草萎
「御孫。」
主人公
「え……いや誰が御を付ければいいと」
隼川
「ひ孫……?」
主人公
「な、何故ひと世代下るっ」
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「エート、じゃあ……」
主人公
「いい、いい! 各自帰って休んでくれ。
お疲れ様です!」
部員達
「お疲れー」
七ッ家
「……ま、また明日……
きゃっ
ええへー」
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……
空町
「……
……このレベルのエリアで勝って、
喜んでいるようでは……
草馬さんならどう思うだろう。
けど、今はこれでいいのかも。
まずは、勝つこと……か。
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部員達には好評なのは何よりか。
ま、実際よくやってくれたし……?
このまま、上手くいくと
いいんだけど……」
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