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八章 完結編

二百九 伽の誘いだけは断らないでください。だよね

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 セレナに世界を救いに行かせた俺は、ヒムートの身体を膝に後ろ向きで載せて、抱きしめるように手を回し、ムチムチの乳肉を下乳から救い上げるように触ってあげる。
 
 「んっ......ぁっ......そこっ......! 王様ぁぁ!」
 
 ヒムートは、下乳を丹念に弄られるのが弱いので、股をむずむず動かして、気恥ずかしそうに、官能的な声をあげる。
 その際、俺の腕をぎゅっと握って離さない所がめちゃめちゃ可愛い。

 「どうしたの? もっと感じて良いんだよ?」
 「ダメ......王様......! ヒムートがっ! 王様をっ......ぁ! これじゃぁあっ......! ヒムートだけ......んっ......です」
 「そんなこと気にしないで良いから、もっと感じて、俺が気持ち良くしてあげたいだから」
 「......ダメ......二人でぇ......王様ぁ!」

 俺にだけ、やらせるのに抵抗があるヒムートはそういって、意地でも絶頂を堪えようとする。
 ......何時もは、順番でしてもそんなこと言わないのにな? 今日は、ヒムートの身体を作って、すぐに、入れようとしているのがばれているのかも知れない。
 ヒムートは、そういった事にだけは鋭いし、揺るがないからな......仕方ない。

 「ロニエ」
 「お任せください」

 ロニエに頼むと、すぐにロニエが、俺のぺニスを舐めはじめる。

 「ほら、これで俺も気持ちいよ? だから、ヒムートも、気持ち良くなってね?」
 「......王様ぁ! キスぅ! 王様ぁ!」
 「うん。ほら、身体の向きを変えてあげるね」

 ヒムートのおねだりを聞いて、ヒムートの身体をクルンと回し、向き合う。
 そして、唇を併せる。

 すると、ヒムートは一緒懸命に舌を動かして、絡めて来る。
 それが、気持ち良くて、思わず少し、イッてしまった......
 出た分をロニエがズルズル啜っていると、ヒムートはニパッと笑顔になって、

 「ふふっ......王様ぁ♪ もう好きにして良いです♪」
 「っあ! 計ったね? ヒムートを気持ち良くさせてあげようと思ったのに!」
 「ふふっ、一緒じゃないとダメなんです♪ ......王様。ヒムートのお胸、大きいですけど......良いです?」
 「勿論! ヒムートのお陰で、俺にも巨乳の良さが解って来たから......むしゃぶりつくよ?」
 「はい......♪」

 向き合った事により、たぷんと揺れるヒムートの乳房に口をつけられるようになったので、下乳を持ち上げて、ピンク色の乳をパクリと加える。
 その際、余った柔らかい乳肉をふんだんにモミ放題で、幸せです。はい。

 そして、時間にして十分位、乳で遊んでいると、ヒムートが気持ち良さそうにトロトロになってきた。

 「あれ? 今日はもう平気そうだね? アレスが見てるから? ハハ、本番行く? どうしたい?」
 「意地悪......です」
 「可愛いなぁ......じぁ今日は一回、乳だけでイッて見ようか! 良いでしょ? 俺に見せてよ」
 「はぁん......っ」

 いじらしいヒムートに、悪戯したくなって、俺はそのまま、乳をしゃぶりつづける。
 ヒムートの少し汗ばんできた下乳を、摩ってあげながら、感度の高い乳首を丹念に何度も吸い付く。

 レロレロ......

 「......んっ......ああっ......王様ぁ! 王様ぁああ!」

 ヒムートの感度ゲージが限界なのが手に取るようにわかる。
 だって、ヒムートの腕が俺の背中に回って、引っかくように、必死に抱き着くるからね。

 俺は、おっぱい......乳をしゃぶるのが大好きなので、何時間でもしゃぶってあげられる。
 ペタペタで、背徳感を刺激するセレナや、少しの含んでいて、理想の形のロニエと違い、ヒムートの胸は、とてつもない柔らかさと重量感で、女性の神秘を伝えてくれる。
 これが、女性何だと、ふかふかなおっぱい......おっぱいで! 顔まで幸せになって、俺が興奮しているのがわかるのか、ロニエのフェラに力が入って、気持ち良さが増したことで、更に俺の、テンションも
上がっていく。
 
 そこで!

 ビクン! ヒムートの身体が遂に限界を越えた。

 「はぁ......ぅ......はぁ......ぅ......王様ぁ......」
 「ヒムート......」

 ぐったりと、俺に寄り掛かり、完全に出来上がった、ヒムートを見てゴクリと息を飲む。

 「ロニエ。悪いけど、ヒムートにあげるね?」
 「ちゅっぱ......良いですよ。ヒカル様のお望みのままに」

 ロニエが気持ち良くして、くれたのだから、ロニエにあげるのが、マナーなのだが、俺は今すぐ、ヒムートとつながりたくなった。
 だから、ぐったりしているヒムートに、ぺニスを差し込む。

 ヌプププ......

 「ひぁ......王様ぁ......今っイッた......ばっかり......です」
 「うん。......ダメ? 俺も限界近いから......ちょっと......頑張れる?」
 
 ぐったりしながら、キュッと背中を掴む手に力を入れてにぱっと微笑んだヒムートは、

 「......はい♪ 王様......ヒムートにも、意地悪しても良いんですよ......?」
 「......うん! ちょっと寂しい思いさせてたかな? ゴメンね?」
 「王様が......優しいだけです。寂しく無いです。......ヒムートは王様のお嫁様......ですから♪」
 「何それ超興奮する。......おおおおお! ヒムートぉお! 行くよぉお! 行くぞぉお! ヒムートぉおおお!!」

 ヒムートの中はもう、ピクピクと痙攣を繰り返し、ちょっと辛いかもしれないほど、感じているが、俺は、グイグイと、ヒムートを犯した。

 ビュルルルル!

 「ひぁっ! ......んっ。王様ぁ......沢山です......♪」
 「ありがとう。ヒムート。少し、休んで良いよ?」
 「......むー! まだ出来ます!」
 「ヒムートとは、もっとしたいから、能力使いたくないんだけど、満足するまでやりたい?」
 「へ?」

 ぺニスを抜いて休ませようとすると、ヒムートがぷっくり膨れたので、そういうと、ビクッと震えて、顔をふるふる横に振る。

 「まあ! まだ出来るならやろうかな?」
 「あっ! 王様ぁ! やです! 触らないで欲しいです!」

 えい! 快感増幅発動(超弱)! 

 「ひぁっぁああんっ! ......やだって......言ったのに......王様......キス............」

 バタリと倒れてくるヒムートに、おねだり通りキスしてあげると、ヒムートは幸せそうに気絶した。

 そんなヒムートをベッドにねせていると、ロニエが説明を始める。

 「良いですか? アレス君、通常女性は、短時間で絶頂を得ることはできません。いきなり入られても不快なだけです」
 「......っ!」
 「フフフ、思いたる節がありますか? それは、恐らく、演技です。今みたいに、長時間かけて、身体と心を作ってあげるのですよ?」

 様子を見ていると、最初こそ、乗り気じゃ無かったアレスもちょっと、参考にしてくれているようなので、そろそろ、ハーレムエッチを見せてあげたい。

 「メルディー、イリア、雫。おいで」
 「はい。今すぐにアマノ様」
 「あぅ......私は......いいですぅ......いいですぅ」

 すぐに控えていたイリアは来てくれたのだが、雫は無視し、メルディーは、恥ずかしそうにしている。
 まあ、メルディーには少早いかな......見られながらのエッチって、凄い緊張するからね。
 その緊張感が、背徳的で感度を底なしにあげてくれるんだけど......

 「って! 雫! なんで!」
 「イヤ! 言おうか言わないか迷ったけど、なんで、お兄ちゃん。自分の息子と娘にエッチな所見せてるの! 馬鹿なの? 頭おかしいの?」
 「......ひでぇ。でも、親が子にちゃんと性教育しておかないと、将来、アレスとシズクが、赤ちゃんはどうやって出来るのとか、真顔で言い出すかも知れないじゃん......」
 「しないよ! 大体! アレス君はね! 旅の間に、色々な王国の姫と関係持ってたから!」
 「っえ! マジで?」

 色々? 多数? っていうか、アレスって童貞じゃ無いの! それで、セレナの口説いてたの!

 「お前......不徳な奴だな、誰に似たんだよ。セレナはあれで、一途だよ?」

 俺が、ジドッとした視線を向けると、驚いてたのはアレスの方だった。

 「なんで......っ! シズクさんが! 知ってるんですか!」
 「ふ、ふ、ふ♪ 私はごまかせないよ! 行く先さぎで、会うお姫様と仲良くなったよね? 本命は、ヒーストランドの隠し姫辺りかな? それとも、セントラルのあの貴族ちゃんかな? 最近は、この国の奴隷の子と仲良いよね?」
 「なっ!」

 雫......よ。俺の息子のプライベートをイジメてやるなよ。

 「それは、間違いなくヒカル様の血ですね。色濃くでてますね。主に浮気性な所が」
 「ロニエ......! ロニエがそういうこと言うの?」
 「フフフ、ロニエを抱いてくれないと、言いますよ?」
 「ロニエ......メインディッシュにとっとこうと思ってたのにな......良いよ。じゃあ。ロニエとイリアの姉妹丼と、雫と俺の兄妹で、ハーレム実演ね? メルディーは無理しなくて良いよ? 後で二人でしようね?」
 「......アマノ様......すみません。すみません」
 「良いって、最初はそんなもんだよ」

 申し訳なそうにする、メルディーをもう少しホローしたいが、俺はあんまり言わないほうが、気にしてないって伝わるかな?

 「って! お兄ちゃん! 嫌って! 私! 言ったよ!」
 「お前......アレスの見てたくせいに自分だけ、安全とか許さないからね? アレスの前で、ハーレムエッチデビューしときなって。ロニエが全部、教えてくれから、ね? ロニエ」

 俺の身体に頭をこすりつけて幸せそうにしているロニエに問うと、ロニエが

 「雫様......ヒカル様との夜伽を......拒むのですか......? それだけは......いくら雫様でも辞めていただきたいのですが......」
 
 うっすらと、俺に侍りながら、雫を見て、微かな微笑みを消した......

 「嫌なものは嫌! そんなのおかしいもん! 絶対っ! おかしいもん!」
 「......そうですか......ヒカル様の伽の誘いを断りますか......そうですか......では、仕方ありませんね」

 その瞬間。ロニエのオーラが黒く染まった。
 そして、ゆっくりと雫に近付き、耳元で何かを呟いた。
 それを見て、メルディー達が全員震え上がる。イリアですら、俺の腕の中で、縮こまっている。

 「......ぇ!」
 「私には、それができます......ロニエは本気ですよ?」
 「おにぃ......」
 「ゴソゴソ」
 「嘘......!」
 「コソコソ」
 「やぁ......」
 
 雫がガクンと膝を折って、ロニエが黒いオーラを閉まって俺の腕にもどって来る。
 そして、もう一度雫にうっすらと視線を送って、

 「最後の問いになります。どうしますか?」
 「......ぁ! ......ぇ! ......ぉ......ぁ......ぅ......」

 俺に何かを言いたそうな雫の視線を受けて、口を開こうとしたら、

 「口だし無用です。あ! ロニエの口に精液は何時でも出していいですよ? コホン。ヒカル様。ロニエの判断に従ってください。これは大事な事ですので......」
 「......うん。良いよ。ロニエに任せる」
 「っ!」

 俺の言葉が最後の雫の鍵だったようで、愕然とした雫はうなだれながら、

 「するよ。アレス君の前で、お兄ちゃんとするからぁ......ロニエちゃん......それだけは......ロニエ様......」
 「では、今後もヒカル様の誘いを断るときは、同じ覚悟をしていてくださいね?」
 「ぅっ......わかったよぅ......わかったからぁ......」

 半泣きの雫が、ブルブル震えている......

 「良くわかんないけど......その気になったんなら、早く来なよ」
 「う、うん。お兄ちゃん......」

 もふ......

 まだ、震えている雫が、飛び付いて来たので、受け止める。
 これで、右腕にイリア、胸元にロニエ、左腕に雫が揃った。
 
 「よし、揃った......やっぱり、ハーレムなら、三人はいないと、そういう気分になれないよね?」
 「ふふ、アマノ様......では、私から」

 準備が出来たと見たイリアが一番最初に俺のぺニスをしゃぶりはじめる。
 それを見て、ロニエも身体をこすりつけはじめる。勿論、セクシーに......膨らんだ、胸で、スリスリ......

 「......」
 
 で、何していいかわからなそうにしている、雫に、ロニエが、説明してあげる優しさを見せる。

 「雫さん。今回はハーレムプレイなので、基本的にヒカル様に奉仕し続けてください」
 「奉仕......って?」
 「ヒカル様が悦ぶ、エッチなことをすれば良いんですよ? 唾液とか、愛液でベドベドにしてあげると悦びます」

 そういいながら、ロニエが、たらーっと唾液を垂らして、それを舌で薄く伸ばしていく、身体の敏感な所にそれが来ると、こそばゆくて、気持ち良くなる。

 「こんな感じで、ベドベドになってください」
 「う、うん......アレス君......見ないでね」

 そういいながら、雫はぺろぺろ俺の左指を舐めはじめた。
 で、ハーレムプレイと言って、俺だけ奉仕されてても、つまらないし、ロニエ達も感じてはくれないので、俺も、遊ぶよ?

 雫にちょっかいかけたいが、今しばらく、ロニエに任せておこう。
 じゃあ......イリアだよね?

 そういう、事に決まったので、俺は、イリアの頭を撫でて、ベッドに仰向けになる。

 ドサリ......

 「イリア、脚載せて」
 「はい」

 言わなくても分かってたようで、イリアはフェラをしながら身体を載せてくれる。
 イリアの身体の重みがドッシリと感じで、とても良い。
 俺は、そのまま、イリアの股を開いて、女性器に指を合わせる。

 「ぁ......っ」

 ちょっと湿ってるので、ムード的には問題ないようだったので、そのまま少し、指を女性器の中に入れて、掻き回してあげる。

 「......あっ......アマノ様......あっ......」
 「イリアも、とろとろ沢山でて来たね? 興奮してくれるのは嬉しいよ」

 溢れてきたとろとろ愛液に口をつけてズズッと美味しく啜ってから、ちょうど近くでまっている、ロニエのおっぱいにも吸い付く、その際、背中をさすってあげる。
 そうこうしていると、ぺニスの限界が近くなって精子が込み上げて来る感覚が来たので、イリアの頭を抑えて命令する。

 「イリア、出そうだから、強く吸い付いて」
 「はぁい......ズズ......ズル......っ......ヌチャっ......」

 命令を聞いてくれたイリアにご褒美として、一謝目をプレゼントした、

 ビュルルルル。

 「んっ! んーっ......ズルズルーっ......んっ......一つ......貰えましたぁ......」

 嬉しそうにしているイリアの肩をトントン叩いて、呼ぶとそのまま、左腕で身体を抱いてイリアの身体を全身で感じておく。
 イリアが抱かれながら、ぺろぺろ、俺の腋の下とかをまた舐めはじめてくれて気持ちいい。

 「雫......さん。ヒカル様のおチンチン様がお暇になっていますよ? そこを暇にさせては行けません。一番気持ちい所ですから、必ず身体のどこかで触ってあげなければ、私が貰ってしまいますよ?」
 「う......う......お兄ちゃん......」

 雫が、ロニエの教えを無視して、縋り付いてきた......
 俺は、そんな雫の頭を撫でて、イリアに視線で謝罪と合図を出して、代わってもらう。
 そのまま、雫を左腕に抱いてあげる。

 イリアはもう一回ぺニスを舐めてくれた......
 イリアだって俺に、甘えたい筈なのに心苦しいが、泣きそうな声で縋り付かれたらどうしようもない。

 「どうした? あんまりおもしろくない?」
 「......うん」
 「それともロニエが、怖い?」
 「ううん......こ、怖くなんか無いよ」

 ガクブル!!

 ああ、怖いんだな......
 俺は、ショックを受けているロニエの頭を撫でてから、雫の唇とキスをする。

 「まあ、つまらないなら、仕方ないよ......好きな人は好きなんだけどね......それに、ロニエに脅されすぎたよね? 俺が後で、叱っておくから、あんまり嫌いならないでね?」
 「本当......? ロニエ......様のこと怒れるの?」
 「妹が泣かされたときぐらいは怒れるよ。でも、俺、ロニエが、何しても好きだから、嫌いになったりはし無いけど......」
 「うう......」

 どんな感情かわからない声を出した雫ともう一度キスをして背中を押す。

 「じゃあ。つまらないなら、苦痛だろうし辞めとこうか下がってて、もうロニエに怒らせはしないから」
 「うん......! ごめんねお兄ちゃん。変な空気にさせちゃって」
 「それがわかるなら、大丈夫だよ。俺も気をつけるから、さあ」
 「......」

 ぽんっと背中を押して、雫を下がらせると、イリアを抱き上げる。
 そのまま、沢山キスしてあげる。

 「イリア。速いけど......入れてあげよっか?」
 「いえ、もう少し......アマノ様に......折角、アマノ様のお好きな複数式なのですから、お楽しみいただかなければ......私も楽しめません」
 「そっか......じゃあ。楽しむか、ルル。ルミア。おいで可愛がってあげる。ロニエは反省。雫と仲直りしてきなさい」
 「うう......分かりました......申し訳ございません」
 「ロニエは悪く無い......ことも無いけど、俺の方が悪いって、仲直り、出来るね?」
 「やってみます......」

 ロニエが、雫の方にスタスタ歩いて行った......

 《続》

 
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