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七章 冒険編
百八十三 朝のひと時だよね
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巫女の神殿にて俺、天野光が愛妻天野ロニエに起こされて、ぼーっとしたまま朝の性欲を解消するために近くに寝ていたヒムートを起こして寝起きのまま襲った後、セレナも居たのでセレナに飛びついて、前戯無しで即挿入して、ガンガン突いているとそろそろロニエが恋しくなってきたので、ロニエを呼んでみる。
ロニエは朝食を沢山作っているので忙しいのは分かっているが、それでも一日の始まりはロニエと繋がりたい。
「はいはい、ヒカル様~、今行きますよ」
すぐにエプロン姿のロニエは来てくれたのでセレナに一度種付けしてからロニエに飛びつく。
そのまま、ロニエと繋がって気持ち良くなっていると、何故か水の巫女ルルが食器を持って現れた。
ロニエと一緒にご飯を作ってくれてたのかな?
ルルは俺を蔑んだ目で見て、
「朝から盛んな事だナ」
と言う。
ルルは既に子持ちらしいので経験もあるはずだ。
だから俺の行為にそこまで興味も無いみたいでそれだけ言ってまた奥に姿を消している。
「ん? 珍しいね。ロニエが怒らないなんて」
いつもは俺をあんな目で見たら真っ先にロニエが怒り出すのだがロニエは全く気にせず俺に抱かれて居るので少し驚く。昨日まではめっちゃ怒ってたのに。
するとロニエは腰を捻って気持ち良くしてくれながら説明する。
「ルルさんは、セレナの友達みたいなので良いのです」
「ふぅーん。そうなんだ。珍しい」
なるほどセレナの友達か、まだ会って間もないはずだが、そういうことならわからなくも無い。
だけど、セレナに友達.......か。
「何よ? ダーリン」
「いや.......俺のこと捨てないでよって思って」
「捨てないわよ! もう。どういう思考回路してるのよ」
だってね。セレナに友達とか、ね。俺しか居ないというセレナの世界に俺以外の存在が入ってしまう。
それはずっと俺が求めていた事だけど少しだけ危機意識が出てきてしまう事でもある。
「よーし。セレナ口開けて。ミルク飲ませてあげる」
「ふふん。嬉しいわ」
ロニエから、抜いてセレナの口にツッコミ、喉の奥でミルクを出す。
すると、セレナがチューっと舌をうまく使いながら全部吸ってしまう。尿どうの中まで全部だ、気持ちい。
セレナのテクの向上に考えぶかいものを感じる。
「ダーリンのミルクはいつも濃厚で美味しいわね」
「やばい。ならもっとあげる。吸い出して」
最初はまずいとか苦いとか言っていたセレナが今では本当に美味しそうにミルクを舐めている。
それが俺の思考的快感を刺激してロニエを忘れてセレナばかり犯してしまう。
だけどロニエは嫌な顔一つせずニコニコしている。
「ヒカル様が毎日美味しいミルクを出せるように食生活には気を使っていますから。あ! ロニエにもください」
「良いよ」
とまあ。
俺の朝はどこにいようと変わらない始まりだった。
その後、朝飯の準備が出来て朝一の性欲も半分の半分の半分くらい解消したので休憩がてらに朝食にする。
ぐっすり眠っているイリア達も起こしてしまう。
昨日遅くまで付き合わせちゃったから彼女達は疲れてしまって居るんだろう。
「ナ! 食べる時もするのカ!?」
「そうよ。今日はイリアの日ね」
朝飯の時もビンビンな俺に休むの文字は無い。いつも食べながらロニエかセレナを犯していたら、ヒムート達が私達もと言い出したのでこの時間は交代制だ。
何しろだべながらつながるだけだし。
「アマノ様。ふつつかものですがよろしくお願いいたします」
「姉様! 早く座ってください! ヒカル様が待って居るのです」
「失礼します」
なれていないイリアが遠慮がちにしているとロニエが叱責して、イリアは素早く座る。
むっちりとした大人な身体がまた良い。絡み付くような中の具合も朝一ということもあって絞まっていて良いし最高だ。
「イリア。あんまりロニエにへこへこしないで良いんだよ」
「はい。アマノ様。それで私の具合はどうですか?」
「最高だよ。ロニエやヒムートに負けていない。おっぱい触るよ?」
「どうぞ。おめしあがりください」
こんな感じでイリアの身体を堪能している。
「天野光は食べなのカ!?」
「あ.......。ダーリンは偏食家だから気にするのはやめなさい。食べる日もあれば食べないもあるのよ」
「それで生きていけるのカ」
「そういう体質なのよ」
仲良くセレナと巫女がしゃべっている。どうやら本当にセレナは巫女を気に入って居るらしい。
髪の色が青と水色で似ているからかな?
「デリカ。ヘワタを解放してあげて」
「ふん。燃えちゃえ」
「へ? ヘヘヘヘヘヘヘイ! 赤魔女ちゃん! 感謝です」
「ふん。光の頼みだわぁ」
昨日、ヒムートに対してひどいことをしたヘワタを数時間ぶりに解放してあげる。誰も燃やせとは言っていないが拘束は焼け落ちたので結果オーラいだ。
ヘワタは巫女に一目惚れしたらしいので応援してあげている。
ここらで巫女の好感度をあげておいて貰おう。
俺と対面に座る巫女の隣に座っているメルディが俺にうなずいて場所を開ける。因みに反対側は珍しく遠い位置に座っている。セレナだ。仲良しだな。
「へ、へい! ルルちゃん」
ヘワタも巫女の隣に座る。そして巫女に声をかけている。
いい感じだ。俺はクルッとイリアを回して向き合い、ぽよんぽよんしているイリアのおっぱいを吸い上げる。
貧乳ばかりの嫁の中で唯一イリアだけはぽよんぽよんするおっぱいを持っている。これぞ本物のおっぱいだ。ザ! 王道。
おっぱいの中に顔を突っ込むことも容易。
「俺ちょっと巨乳も良いかも。ロニエ大きくならない?」
「嫌です。ヒカル様の気の迷いに一々付き合ってられません。ヒカル様の好みは今のロニエのスタイルなのです」
胸を叩きながらそういうロニエだけど、どんな好物でも食べ過ぎると飽きてしまう。そろそろロニエも変化が欲しい.......んだけどな~
「卑猥な会話だナ」
「あら? やけにダーリンに食い下がるじゃない。ダーリンに興味でもあるのかしら?」
「へい! またビックボス.......ですか?」
対面なので無視。
「でも。残念ね。ダーリンもロニエも貴女に興味無いようだわ」
「ルルも興味無いゾ」
「そうね。貴女のは興味じゃなくて探求心ね」
「どういう意味カナ?」
「知らない世界を見て驚いているだけって事よ。でもそれは間違っていないわ。貴女はもっと見識を広げなさい。自分の好みを知りなさい。嫌いな物を理解しなさい。もっと何かに引き込まれなさい」
「意味がわからないゾ」
因みに俺もわからないので無視。
でも。セレナが巫女の世話を焼いていることだけはわかる。何かをつたえたいのだろう。
「イリア。クリ触るよ?」
「っえ? アマノ様ぁ少しお待ちください」
「.......うん」
イリアをもっと可愛がりたかったけれど良いかな。
俺はイリアを抱きながら対面に目を向ける。
ワイワイ騒ぎながら卓を囲むのが天野流なので皆話しに花を咲かせている。
メルディは昨日里を回って海を見たと楽しそうにデリカに話しているし、ヒムートはルミアのご飯を取り分けながら毛を整えている。
問題はヘワタだ。緊張で何も喋れていない。セレナと巫女の会話に入っていけてない。
仕方ない。
「ルル。解任の儀式って巫女をやめる儀式でしょ?」
「そうだナ、それがなにカナ?」
「なら帰るとき俺達と一緒に来ない? 生活は保証するよ、何だったら王宮に住んでも良い」
「ビックボス!! それは無いっす!」
ヘワタの為に言ってるんだが.......
連れて帰れば今口説く必要は無いのだから、というかこのままだとヘワタがここでルルと暮らすとか言い出しそうで困る。
ヘワタには俺の近くで幸せを掴んでもらわないと、ロニエ達のことを守って貰えなくなる。
「帰る時カ.......ルルは龍神の物になるんだナ、外には行かないカナ」
「さいですか」
これはマジでヘワタとはお別れかな。
まあ、それも仕方の無いことか。
しかし、龍神のもの.......ね。
そういえば、ルルは子持ちらしいが結婚とか大丈夫なのかな。というかヘワタは人妻でも良いのかな?
俺がいうことでもないけれど、イリアとデリカは人妻だっし。まあ良いのかな。
しばらく談笑した後、ルルが祈り捧げるとか言い出して出ていこうとしたので。
「ヘワタ。しばらくルルに付いていて良いよ。セレナも」
「へい!」
「..............私はダーリンといたいわ」
「それならそれで良いよ」
セレナがちょっと考えた後そういってくれたのでうれしくなった。
友達より俺を選んでくれるのか、嬉しいな~
もりもり大きくなったぺニスでイリアをついているとダウンしたので一度抜いて、隣にいるロニエを載せ直す。そのあとまだ残っているロニエの料理を皆できっちり完食してから、かたずけをメルディとルミアに任せて第二ラウンドを始める。
「さてと。本番ですね。ヒカル様。今日は誰を食べますか」
そうここからが本番だ。ちゃんと一人一人丁寧に愛していく。
さてと。誰にするか。
品定めするように妻達を見ていく。
大人な身体を満喫できるイリア。隠れ巨乳で抱くと面白いデリカ。スレンダーの神のように気持ちの良いセレナ。見目麗しい容姿のヒムート。
皆の顔を見るとニコニコして誰もが自分が選ばれると確信している。
全員と言いたい所だが、三人くらいにしないと結局俺が相手してあげられなくなって百合プレイをはじめてしまう。
それだとかわいそうだし楽しめないし、勿体ない。
だから最初に今日のメインを決めてしまう。そうすれば皆そのつもりで抱かれてくれるのだ。とはロニエの談。
「うーん。ヒムート」
「嬉しいです! 王様!」
ワーイと俺に飛びついて来るヒムート。可愛い。一人選ばれて焦りはじめる少女達。その中で一番悲しそうな顔をしたのがデリカだった。ので。
「デリカ」
「! ワタシ!?」
「うん。おいで」
「嬉しいわぁ!」
泣きそうになりながら飛びついて来るデリカを受け止めて残った少女を見ると汗をかいている。
残りの少女から後一人、贅沢な選択だ。
固い笑みを浮かべている。イリアか。何から何まで最高級のロニエか、多少乱暴にしようがきにしなくていいセレナか。
「うーむ」
「「「.......」」」(三人の真剣な眼差し)
物音一つ立たない部屋で俺が口を開く。
「残りを今日は抱く」
がくんと倒れる。デリカとヒムート。目を見開く三人。
「ふふん。当然ね(焦ったわ)」
「ヒカル様の考えなど分かっていました(選ばれないかと思いました)」
「光栄です。アマノ様(朝のお供に引き続き、まさか私のブームが来ているのでしょうか!)」
崩れ落ちるヒムートとデリカを退けて飛びついて来る三人を受け止める。
「王様の意地悪! 何時もセレナちゃんとロニエちゃんばっかり!」
「ふふん。回数は関係ないのよ。ダーリンに求められるかが大事なのよ」
「そうですよ。ヒムートさん。努力が足りないのです。ヒカル様に選ばれる努力が。天然だけでは飽きられてしまうのです」
ぶーすかいう。三人と違い既にあきらめてサポートに回るデリカと一秒でも長く俺に抱き着こうとするイリアは。
「光。今日はどういう思考で選んじゃったの?」
「今日は、セレナは最初から抱くって決めてて。後は姉妹丼したいからかな?」
「アマノ様に選ばれるのなら何でも構いません」
冷静に理由を聞くデリカと目をハートにしているイリアだった。
「でも魔女丼でもよかったから迷ったんだよ。イリアが早々に倒れたらデリカが参戦して」
「分かったわぁ」
そうして、始まった愉しい楽しい時間はあっという間に過ぎて、昼前にヘワタとルルが戻ってきた。
ルルは部屋の惨状をみまわたしてから俺にゴミを見る目で見てきたがしらんがな。
ぴくぴくと痙攣しているイリアとデリカ。結局最後まで元気に残っているのはヒムートとロニエ、そしてセレナの三人だ。
「.......下見に行くゾ! ついて来るんだナ」
「あ、待って。ルル」
「何だナ! ルルは忙しいんだゾ」
確かにルルは忙しそうだが、ぴくぴくしているイリアとデリカをこのままにはしておけない。
ぬるぬるの白い液体にまみれている二人を抱き上げて身体を拭いてベッドに寝かす。
布団をかけてあげている間にヒムート達も服を着て居るので俺もロニエにもみもみしながら服を着せてあげて持ち上げる。どこをとはいわない。俺はセレナが魔法で作った服を適当に着付けてしまう。セレナとお揃いのローブだ。
そして準備が終わった所で。
部屋を出て扉の前で息を殺していたアルランに
「何か分かったことは?」
「どうやら、巫女はお花が好きで特に青い薔薇が好きなようです」
「青薔薇.......奇跡.......か。良い趣味してるじゃん。まあ良いや、その調子で落とす材料手に入れといて。それと今から俺達出掛けるからこの扉誰一人通さないでね」
「はい」
情報収集とイリア達の護衛をアルランに任せてセレナと仲良さそうに話しているルルの元に向かう。
「アルランさん。誰一人ですよ。もちろん貴方も含まれますからね」
「はい」
最後にロニエが俺には向けない顔と声でアルランに念押ししていた。
良いなぁ。
俺は歩きながらロニエと向き合いニコニコしているロニエに頼んでみる。
「さっきの凍てつくような顔で俺を見てよ」
「そんな顔をしていませんよ」
「してたよ~アルランにだけ特別なの?」
「してませんって。ほらほらおいて行かれてしまいますよ」
が、はぐらかされてしまった。いや普通にロニエが分かってないだけか。
ロニエははぐらかさないもん。する気ならもっとうまくやるだろう。
「天野様! 天野様!」
「ん? どした? メルディ」
一番後ろで俺を待っていたメルディが俺の腕をぴくぴくと引く。
昨日は巫女の都に興味深々で遊びまくっていたメルディだ。何か言いたいことでもあるのかな?
「今日は.......一緒に.......すみません。すみません。何でもありません」
「え? メルディ!」
メルディはそれ以上は何もいわずに歩いていってしまう。
気になる。なんて言おうとしたんだろう。途中で辞められたら逆に気になるというものだ。
心の声を聴こうにもメルディとはエッチしてないから出来ないし.......
一緒に.......エッチしたいとかかな? わからん。
「ロニエどう思う?」
「そうですね。ロープで身体を縛ってあのバイブで焦らすのが面白いと思いますよ」
「.......エッチなロニエになってる! どして?」
思考がエロいことしか考えて居ないロニエになるのは良くあることだが真面目に俺が聞いているときは大体ロニエも真面目なのだが.......
まさか!
「ロニエ、足りてないの? ウズウズしてる?」
「はい。昨日も今日もあまりヒカル様に抱いてもらえて居ません。不満は無いですが.......ロニエの身体はヒカル様を求めてしまいます」
今日も昨日も沢山抱いたのだが.......おかしいな?
何か変なものでも食べたかな?
「まあ良いや。ロニエ我慢出来ない?」
「出来ますよ。.......あ! そうですね。縄ではなくあのウネウネしたバイブで身体を縛ってください」
駄目みたいだ。
「セレナ」
「何かしら?」
ルルの隣から近くに転移して来てくれる、セレナにロニエを見せる。
ルルが驚いているが気にしない。
「ロニエの様子が変なんだよ。ちょっと調べてくれない?」
「良いけれど、毒なんて入ってなかったわよ」
そういいながらロニエの身体を触ってピタリと止まる。
そして。
「あら? 変ね」
「どうしたの?」
「体温が高いわ。風邪でも引いたんじゃないのかしら?」
「風邪? ロニエが? 何で?」
「風邪くらい誰でも引くわよ。特に貴方やロニエは何時も濡れたりしているのに身体も拭かないじゃない」
「まあ、そうだよな.......治せる?」
ロニエは風邪を引かない筈だが最近はロニエの呪いの力もかなり弱い。
一度俺と繋がりを切ったあの時から.......
「治せないことは無いわ。でも風邪は自分で治した方が良いのよ。身体が強くなるわ」
「うーん。でも今は良いや。ロニエと離れたくない」
「分かったわ」
結局。セレナにロニエの熱を下げてもらった。
そして復活のロニエ。
「ヒカル様。セレナ。心配をかけました。申し訳ありません」
「良いのよ。貴女の為ならダーリン為と同じだわ」
「ロニエ。調子が悪くなったらすぐにいうんだよ?」
「.......はい。でも.......」
「でもじゃない! 絶対!」
「はい。申し訳ありません。分かりました」
少し厳しめになってしまったけれどロニエの身体のことだこは正確に知らないと駄目だ。
どんな不調でも知っておきたい。だって世界一大事なロニエの身体の事なんだから。
「フフフ」
「何で笑ってるの? 俺怒ったんだけど」
「いえ。昔を思い出しただけです」
「昔?」
「はい。ロニエとヒカル様が二人だけだった頃。ヒカル様が何時もロニエの事を気にかけてくれました。とても美しいおもいでです」
俺も思い出した。まだイゲルさんやジョニーといた頃。ロニエとの距離をはかりかねてぶつかったりしていた頃の事か、確かに今思うと美しい。俺とロニエの始まりの物語。今の俺とロニエがあるのもあの頃ロニエと沢山ぶつかったからだ。
「それがおかしかったのです」
「酷いよ、ロニエ。心配しただけなのに」
「はい。今も少しも変わらず、ヒカル様がロニエを大切にしていることが分かります。そしてロニエも変わらずそんなおやさしいヒカル様を心よりお慕いしています。ロニエとヒカル様は何も変わっていませんよ。フフフ沢山の時間を共に過ごしても何も変わらずお互いを想いつづけています。とても素敵な事ではありませんか?」
ロニエが言葉にすると素敵な事なような気がする。久しぶりにロニエが小さな少女でか弱い守るべき存在だと思い出した。
俺はこの温もりを守るためにこの世界で生きていくことを決めたのだと思い出した。
そしたら確かに、
「ハハハ。何も変わって無いね」
「そうですね。愛しております。ヒカル様」
「俺もだよ。ロニエ」
と二人の世界に浸っているとセレナがロニエの横に割り込んで入り。
「何よ。ダーリン。私も何時も言っているじゃない。愛してるわ。ダーリン」
「何時も言われれと軽くなるよね。久しぶりにロニエに愛してるって言われて、何かセレナよりロニエの方が良いね」
「ちょっと! ずるいわよ! 私を一番愛しなさいよ。一言で私の存在意義を奪うなんてずるいわよ」
「.......あ! すみません。セレナの為にこの言葉は控えていたのでした」
とまあ。こんな感じで騒がしく遺跡の下見へ向かった。
が。俺はもう少しロニエの話しを聞くべきだったと後悔することになったりする。
ロニエの言葉は続くのだ。
『でも。ヒカル様さっきのは風邪というより.......とてもエッチをしたくなってしまう。そんな気分でした』
次回。残された乙女の貞操の危機! アルランいざ! 出陣!!
ロニエは朝食を沢山作っているので忙しいのは分かっているが、それでも一日の始まりはロニエと繋がりたい。
「はいはい、ヒカル様~、今行きますよ」
すぐにエプロン姿のロニエは来てくれたのでセレナに一度種付けしてからロニエに飛びつく。
そのまま、ロニエと繋がって気持ち良くなっていると、何故か水の巫女ルルが食器を持って現れた。
ロニエと一緒にご飯を作ってくれてたのかな?
ルルは俺を蔑んだ目で見て、
「朝から盛んな事だナ」
と言う。
ルルは既に子持ちらしいので経験もあるはずだ。
だから俺の行為にそこまで興味も無いみたいでそれだけ言ってまた奥に姿を消している。
「ん? 珍しいね。ロニエが怒らないなんて」
いつもは俺をあんな目で見たら真っ先にロニエが怒り出すのだがロニエは全く気にせず俺に抱かれて居るので少し驚く。昨日まではめっちゃ怒ってたのに。
するとロニエは腰を捻って気持ち良くしてくれながら説明する。
「ルルさんは、セレナの友達みたいなので良いのです」
「ふぅーん。そうなんだ。珍しい」
なるほどセレナの友達か、まだ会って間もないはずだが、そういうことならわからなくも無い。
だけど、セレナに友達.......か。
「何よ? ダーリン」
「いや.......俺のこと捨てないでよって思って」
「捨てないわよ! もう。どういう思考回路してるのよ」
だってね。セレナに友達とか、ね。俺しか居ないというセレナの世界に俺以外の存在が入ってしまう。
それはずっと俺が求めていた事だけど少しだけ危機意識が出てきてしまう事でもある。
「よーし。セレナ口開けて。ミルク飲ませてあげる」
「ふふん。嬉しいわ」
ロニエから、抜いてセレナの口にツッコミ、喉の奥でミルクを出す。
すると、セレナがチューっと舌をうまく使いながら全部吸ってしまう。尿どうの中まで全部だ、気持ちい。
セレナのテクの向上に考えぶかいものを感じる。
「ダーリンのミルクはいつも濃厚で美味しいわね」
「やばい。ならもっとあげる。吸い出して」
最初はまずいとか苦いとか言っていたセレナが今では本当に美味しそうにミルクを舐めている。
それが俺の思考的快感を刺激してロニエを忘れてセレナばかり犯してしまう。
だけどロニエは嫌な顔一つせずニコニコしている。
「ヒカル様が毎日美味しいミルクを出せるように食生活には気を使っていますから。あ! ロニエにもください」
「良いよ」
とまあ。
俺の朝はどこにいようと変わらない始まりだった。
その後、朝飯の準備が出来て朝一の性欲も半分の半分の半分くらい解消したので休憩がてらに朝食にする。
ぐっすり眠っているイリア達も起こしてしまう。
昨日遅くまで付き合わせちゃったから彼女達は疲れてしまって居るんだろう。
「ナ! 食べる時もするのカ!?」
「そうよ。今日はイリアの日ね」
朝飯の時もビンビンな俺に休むの文字は無い。いつも食べながらロニエかセレナを犯していたら、ヒムート達が私達もと言い出したのでこの時間は交代制だ。
何しろだべながらつながるだけだし。
「アマノ様。ふつつかものですがよろしくお願いいたします」
「姉様! 早く座ってください! ヒカル様が待って居るのです」
「失礼します」
なれていないイリアが遠慮がちにしているとロニエが叱責して、イリアは素早く座る。
むっちりとした大人な身体がまた良い。絡み付くような中の具合も朝一ということもあって絞まっていて良いし最高だ。
「イリア。あんまりロニエにへこへこしないで良いんだよ」
「はい。アマノ様。それで私の具合はどうですか?」
「最高だよ。ロニエやヒムートに負けていない。おっぱい触るよ?」
「どうぞ。おめしあがりください」
こんな感じでイリアの身体を堪能している。
「天野光は食べなのカ!?」
「あ.......。ダーリンは偏食家だから気にするのはやめなさい。食べる日もあれば食べないもあるのよ」
「それで生きていけるのカ」
「そういう体質なのよ」
仲良くセレナと巫女がしゃべっている。どうやら本当にセレナは巫女を気に入って居るらしい。
髪の色が青と水色で似ているからかな?
「デリカ。ヘワタを解放してあげて」
「ふん。燃えちゃえ」
「へ? ヘヘヘヘヘヘヘイ! 赤魔女ちゃん! 感謝です」
「ふん。光の頼みだわぁ」
昨日、ヒムートに対してひどいことをしたヘワタを数時間ぶりに解放してあげる。誰も燃やせとは言っていないが拘束は焼け落ちたので結果オーラいだ。
ヘワタは巫女に一目惚れしたらしいので応援してあげている。
ここらで巫女の好感度をあげておいて貰おう。
俺と対面に座る巫女の隣に座っているメルディが俺にうなずいて場所を開ける。因みに反対側は珍しく遠い位置に座っている。セレナだ。仲良しだな。
「へ、へい! ルルちゃん」
ヘワタも巫女の隣に座る。そして巫女に声をかけている。
いい感じだ。俺はクルッとイリアを回して向き合い、ぽよんぽよんしているイリアのおっぱいを吸い上げる。
貧乳ばかりの嫁の中で唯一イリアだけはぽよんぽよんするおっぱいを持っている。これぞ本物のおっぱいだ。ザ! 王道。
おっぱいの中に顔を突っ込むことも容易。
「俺ちょっと巨乳も良いかも。ロニエ大きくならない?」
「嫌です。ヒカル様の気の迷いに一々付き合ってられません。ヒカル様の好みは今のロニエのスタイルなのです」
胸を叩きながらそういうロニエだけど、どんな好物でも食べ過ぎると飽きてしまう。そろそろロニエも変化が欲しい.......んだけどな~
「卑猥な会話だナ」
「あら? やけにダーリンに食い下がるじゃない。ダーリンに興味でもあるのかしら?」
「へい! またビックボス.......ですか?」
対面なので無視。
「でも。残念ね。ダーリンもロニエも貴女に興味無いようだわ」
「ルルも興味無いゾ」
「そうね。貴女のは興味じゃなくて探求心ね」
「どういう意味カナ?」
「知らない世界を見て驚いているだけって事よ。でもそれは間違っていないわ。貴女はもっと見識を広げなさい。自分の好みを知りなさい。嫌いな物を理解しなさい。もっと何かに引き込まれなさい」
「意味がわからないゾ」
因みに俺もわからないので無視。
でも。セレナが巫女の世話を焼いていることだけはわかる。何かをつたえたいのだろう。
「イリア。クリ触るよ?」
「っえ? アマノ様ぁ少しお待ちください」
「.......うん」
イリアをもっと可愛がりたかったけれど良いかな。
俺はイリアを抱きながら対面に目を向ける。
ワイワイ騒ぎながら卓を囲むのが天野流なので皆話しに花を咲かせている。
メルディは昨日里を回って海を見たと楽しそうにデリカに話しているし、ヒムートはルミアのご飯を取り分けながら毛を整えている。
問題はヘワタだ。緊張で何も喋れていない。セレナと巫女の会話に入っていけてない。
仕方ない。
「ルル。解任の儀式って巫女をやめる儀式でしょ?」
「そうだナ、それがなにカナ?」
「なら帰るとき俺達と一緒に来ない? 生活は保証するよ、何だったら王宮に住んでも良い」
「ビックボス!! それは無いっす!」
ヘワタの為に言ってるんだが.......
連れて帰れば今口説く必要は無いのだから、というかこのままだとヘワタがここでルルと暮らすとか言い出しそうで困る。
ヘワタには俺の近くで幸せを掴んでもらわないと、ロニエ達のことを守って貰えなくなる。
「帰る時カ.......ルルは龍神の物になるんだナ、外には行かないカナ」
「さいですか」
これはマジでヘワタとはお別れかな。
まあ、それも仕方の無いことか。
しかし、龍神のもの.......ね。
そういえば、ルルは子持ちらしいが結婚とか大丈夫なのかな。というかヘワタは人妻でも良いのかな?
俺がいうことでもないけれど、イリアとデリカは人妻だっし。まあ良いのかな。
しばらく談笑した後、ルルが祈り捧げるとか言い出して出ていこうとしたので。
「ヘワタ。しばらくルルに付いていて良いよ。セレナも」
「へい!」
「..............私はダーリンといたいわ」
「それならそれで良いよ」
セレナがちょっと考えた後そういってくれたのでうれしくなった。
友達より俺を選んでくれるのか、嬉しいな~
もりもり大きくなったぺニスでイリアをついているとダウンしたので一度抜いて、隣にいるロニエを載せ直す。そのあとまだ残っているロニエの料理を皆できっちり完食してから、かたずけをメルディとルミアに任せて第二ラウンドを始める。
「さてと。本番ですね。ヒカル様。今日は誰を食べますか」
そうここからが本番だ。ちゃんと一人一人丁寧に愛していく。
さてと。誰にするか。
品定めするように妻達を見ていく。
大人な身体を満喫できるイリア。隠れ巨乳で抱くと面白いデリカ。スレンダーの神のように気持ちの良いセレナ。見目麗しい容姿のヒムート。
皆の顔を見るとニコニコして誰もが自分が選ばれると確信している。
全員と言いたい所だが、三人くらいにしないと結局俺が相手してあげられなくなって百合プレイをはじめてしまう。
それだとかわいそうだし楽しめないし、勿体ない。
だから最初に今日のメインを決めてしまう。そうすれば皆そのつもりで抱かれてくれるのだ。とはロニエの談。
「うーん。ヒムート」
「嬉しいです! 王様!」
ワーイと俺に飛びついて来るヒムート。可愛い。一人選ばれて焦りはじめる少女達。その中で一番悲しそうな顔をしたのがデリカだった。ので。
「デリカ」
「! ワタシ!?」
「うん。おいで」
「嬉しいわぁ!」
泣きそうになりながら飛びついて来るデリカを受け止めて残った少女を見ると汗をかいている。
残りの少女から後一人、贅沢な選択だ。
固い笑みを浮かべている。イリアか。何から何まで最高級のロニエか、多少乱暴にしようがきにしなくていいセレナか。
「うーむ」
「「「.......」」」(三人の真剣な眼差し)
物音一つ立たない部屋で俺が口を開く。
「残りを今日は抱く」
がくんと倒れる。デリカとヒムート。目を見開く三人。
「ふふん。当然ね(焦ったわ)」
「ヒカル様の考えなど分かっていました(選ばれないかと思いました)」
「光栄です。アマノ様(朝のお供に引き続き、まさか私のブームが来ているのでしょうか!)」
崩れ落ちるヒムートとデリカを退けて飛びついて来る三人を受け止める。
「王様の意地悪! 何時もセレナちゃんとロニエちゃんばっかり!」
「ふふん。回数は関係ないのよ。ダーリンに求められるかが大事なのよ」
「そうですよ。ヒムートさん。努力が足りないのです。ヒカル様に選ばれる努力が。天然だけでは飽きられてしまうのです」
ぶーすかいう。三人と違い既にあきらめてサポートに回るデリカと一秒でも長く俺に抱き着こうとするイリアは。
「光。今日はどういう思考で選んじゃったの?」
「今日は、セレナは最初から抱くって決めてて。後は姉妹丼したいからかな?」
「アマノ様に選ばれるのなら何でも構いません」
冷静に理由を聞くデリカと目をハートにしているイリアだった。
「でも魔女丼でもよかったから迷ったんだよ。イリアが早々に倒れたらデリカが参戦して」
「分かったわぁ」
そうして、始まった愉しい楽しい時間はあっという間に過ぎて、昼前にヘワタとルルが戻ってきた。
ルルは部屋の惨状をみまわたしてから俺にゴミを見る目で見てきたがしらんがな。
ぴくぴくと痙攣しているイリアとデリカ。結局最後まで元気に残っているのはヒムートとロニエ、そしてセレナの三人だ。
「.......下見に行くゾ! ついて来るんだナ」
「あ、待って。ルル」
「何だナ! ルルは忙しいんだゾ」
確かにルルは忙しそうだが、ぴくぴくしているイリアとデリカをこのままにはしておけない。
ぬるぬるの白い液体にまみれている二人を抱き上げて身体を拭いてベッドに寝かす。
布団をかけてあげている間にヒムート達も服を着て居るので俺もロニエにもみもみしながら服を着せてあげて持ち上げる。どこをとはいわない。俺はセレナが魔法で作った服を適当に着付けてしまう。セレナとお揃いのローブだ。
そして準備が終わった所で。
部屋を出て扉の前で息を殺していたアルランに
「何か分かったことは?」
「どうやら、巫女はお花が好きで特に青い薔薇が好きなようです」
「青薔薇.......奇跡.......か。良い趣味してるじゃん。まあ良いや、その調子で落とす材料手に入れといて。それと今から俺達出掛けるからこの扉誰一人通さないでね」
「はい」
情報収集とイリア達の護衛をアルランに任せてセレナと仲良さそうに話しているルルの元に向かう。
「アルランさん。誰一人ですよ。もちろん貴方も含まれますからね」
「はい」
最後にロニエが俺には向けない顔と声でアルランに念押ししていた。
良いなぁ。
俺は歩きながらロニエと向き合いニコニコしているロニエに頼んでみる。
「さっきの凍てつくような顔で俺を見てよ」
「そんな顔をしていませんよ」
「してたよ~アルランにだけ特別なの?」
「してませんって。ほらほらおいて行かれてしまいますよ」
が、はぐらかされてしまった。いや普通にロニエが分かってないだけか。
ロニエははぐらかさないもん。する気ならもっとうまくやるだろう。
「天野様! 天野様!」
「ん? どした? メルディ」
一番後ろで俺を待っていたメルディが俺の腕をぴくぴくと引く。
昨日は巫女の都に興味深々で遊びまくっていたメルディだ。何か言いたいことでもあるのかな?
「今日は.......一緒に.......すみません。すみません。何でもありません」
「え? メルディ!」
メルディはそれ以上は何もいわずに歩いていってしまう。
気になる。なんて言おうとしたんだろう。途中で辞められたら逆に気になるというものだ。
心の声を聴こうにもメルディとはエッチしてないから出来ないし.......
一緒に.......エッチしたいとかかな? わからん。
「ロニエどう思う?」
「そうですね。ロープで身体を縛ってあのバイブで焦らすのが面白いと思いますよ」
「.......エッチなロニエになってる! どして?」
思考がエロいことしか考えて居ないロニエになるのは良くあることだが真面目に俺が聞いているときは大体ロニエも真面目なのだが.......
まさか!
「ロニエ、足りてないの? ウズウズしてる?」
「はい。昨日も今日もあまりヒカル様に抱いてもらえて居ません。不満は無いですが.......ロニエの身体はヒカル様を求めてしまいます」
今日も昨日も沢山抱いたのだが.......おかしいな?
何か変なものでも食べたかな?
「まあ良いや。ロニエ我慢出来ない?」
「出来ますよ。.......あ! そうですね。縄ではなくあのウネウネしたバイブで身体を縛ってください」
駄目みたいだ。
「セレナ」
「何かしら?」
ルルの隣から近くに転移して来てくれる、セレナにロニエを見せる。
ルルが驚いているが気にしない。
「ロニエの様子が変なんだよ。ちょっと調べてくれない?」
「良いけれど、毒なんて入ってなかったわよ」
そういいながらロニエの身体を触ってピタリと止まる。
そして。
「あら? 変ね」
「どうしたの?」
「体温が高いわ。風邪でも引いたんじゃないのかしら?」
「風邪? ロニエが? 何で?」
「風邪くらい誰でも引くわよ。特に貴方やロニエは何時も濡れたりしているのに身体も拭かないじゃない」
「まあ、そうだよな.......治せる?」
ロニエは風邪を引かない筈だが最近はロニエの呪いの力もかなり弱い。
一度俺と繋がりを切ったあの時から.......
「治せないことは無いわ。でも風邪は自分で治した方が良いのよ。身体が強くなるわ」
「うーん。でも今は良いや。ロニエと離れたくない」
「分かったわ」
結局。セレナにロニエの熱を下げてもらった。
そして復活のロニエ。
「ヒカル様。セレナ。心配をかけました。申し訳ありません」
「良いのよ。貴女の為ならダーリン為と同じだわ」
「ロニエ。調子が悪くなったらすぐにいうんだよ?」
「.......はい。でも.......」
「でもじゃない! 絶対!」
「はい。申し訳ありません。分かりました」
少し厳しめになってしまったけれどロニエの身体のことだこは正確に知らないと駄目だ。
どんな不調でも知っておきたい。だって世界一大事なロニエの身体の事なんだから。
「フフフ」
「何で笑ってるの? 俺怒ったんだけど」
「いえ。昔を思い出しただけです」
「昔?」
「はい。ロニエとヒカル様が二人だけだった頃。ヒカル様が何時もロニエの事を気にかけてくれました。とても美しいおもいでです」
俺も思い出した。まだイゲルさんやジョニーといた頃。ロニエとの距離をはかりかねてぶつかったりしていた頃の事か、確かに今思うと美しい。俺とロニエの始まりの物語。今の俺とロニエがあるのもあの頃ロニエと沢山ぶつかったからだ。
「それがおかしかったのです」
「酷いよ、ロニエ。心配しただけなのに」
「はい。今も少しも変わらず、ヒカル様がロニエを大切にしていることが分かります。そしてロニエも変わらずそんなおやさしいヒカル様を心よりお慕いしています。ロニエとヒカル様は何も変わっていませんよ。フフフ沢山の時間を共に過ごしても何も変わらずお互いを想いつづけています。とても素敵な事ではありませんか?」
ロニエが言葉にすると素敵な事なような気がする。久しぶりにロニエが小さな少女でか弱い守るべき存在だと思い出した。
俺はこの温もりを守るためにこの世界で生きていくことを決めたのだと思い出した。
そしたら確かに、
「ハハハ。何も変わって無いね」
「そうですね。愛しております。ヒカル様」
「俺もだよ。ロニエ」
と二人の世界に浸っているとセレナがロニエの横に割り込んで入り。
「何よ。ダーリン。私も何時も言っているじゃない。愛してるわ。ダーリン」
「何時も言われれと軽くなるよね。久しぶりにロニエに愛してるって言われて、何かセレナよりロニエの方が良いね」
「ちょっと! ずるいわよ! 私を一番愛しなさいよ。一言で私の存在意義を奪うなんてずるいわよ」
「.......あ! すみません。セレナの為にこの言葉は控えていたのでした」
とまあ。こんな感じで騒がしく遺跡の下見へ向かった。
が。俺はもう少しロニエの話しを聞くべきだったと後悔することになったりする。
ロニエの言葉は続くのだ。
『でも。ヒカル様さっきのは風邪というより.......とてもエッチをしたくなってしまう。そんな気分でした』
次回。残された乙女の貞操の危機! アルランいざ! 出陣!!
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