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三章 ハーレム編
八十二 新キャラ登場にも飽きてきたよね?
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クルックルがセレナによって闇の中に封印されていたので、城奪還はスムーズに行われた。
抵抗も少なかったしそもそも、セレナに勝てる奴などそうそういない。
『止まりなさい』
で全て方が着いていく。
更に護衛には勇者アルランと赤魔女がいる。四角無しとはこの事では無いだろうか.......
城にはメイドがいてヒムートを見ると心底嬉しそうに笑った。
「ヒムート様お帰りなさいませ」
抵抗してきたのはゼントブル王国兵だったがそれもノートン達がいつの間にかに殲滅していた。
城に戻ると大臣達が俺達を歓迎してくれたので良かった。
よって簡単に王の座を取り返す事が出来た。
今は久しぶりの玉座を眺めている。
「簡単に事が運びまくって怖いくらいだよ」
「ヒカル様がいればどんなに難しいことでも簡単なりますから」
「そうね。ダーリン大好きよ」
「王様~」
セレナの頭を撫でつつヒムートの腰を抱き寄せてあげる。
「セレナさん、取り敢えず玉座を壊してください! ロニエもう座りたくありません」
「そうね良いわよ、崩壊しなさい」
長年使った玉座がみるみると壊れていく。一応俺とロニエで作ったのだが.......
「ヒカル様が座る椅子は高潔でなければいけないのです。他の者が座った時点で汚れています」
「うっうん。分かった」
まあ別にそこまでの者じゃないから良いけど.......
セレナが壊した場所に新たに二つの玉座を作り出した。
「出来たわよ! 自信作よ」
確かに細々としたら装飾が大量に施されていてかっこいい。それに俺とロニエの二人座りに鳴ってるところがみそだ。
「セレナさん、作り直しです」
「何でよ!! どこが悪いのよ!!」
しかしロニエはため息をついてしまった。まあ分かるけど。
「あれじゃ俺とロニエしか座れないじゃん。セレナとヒムートも座れるようにしないとね」
「そうですよ。もうロニエとヒカル様だけの国では無いのですからね」
「!? 何よ.......ううっ.......ダーリンも貴女も最近.......やさしすぎるわ.......嬉しいわ」
泣き出したセレナは新しく二つの椅子を作り上げた。
「リテイクです!」
「何でよ!!」
しかしロニエはまだ気に食わないようだった。
「それじゃ駄目です、ヒカル様といつでもエッチ出来る椅子にしてください」
「どんなイスよ!!」
「ロニエにはわかりません。でもセレナさんなら出来ます」
「良いわよ!! 分かったわ任せなさい!!」
その後しばらくセレナとロニエがああだこうだとイスを作っていたのでヒムートと一緒に王室へ向かった。
「ささ。ヒムートロニエ達はほっといてエッチしよう」
俺はヒムートを久しぶりの王室のベッドに押し倒す。
「嫌です!! 王様」
しかし拒否られた.......
「.......あれ? ヒムートはエッチ嫌い? ロニエとセレナが大好きだからヒムートも好きだと思ったのに.......」
ヒムートは不要の呪いが無いのでいつも早く寝てしまう分可愛がろうとしたのに.......
「このベッド嫌です。クルックルが使ってました」
だが嫌なのはベッドらしい。
「ああ、なるほどね。.......セレナ来て」
「あら、ダーリンまだ途中なのよ」
セレナを召喚してベッドに投げつける。セレナは受けるので安心して投げられる。セレナは俺がセレナ抱くと思ったのかすぐに顔を赤くしてベッドに横たわり手を広げた。
「良いわよダーリン来て」
「行きたいけど、待って、そのベッドクルックルが使ったから作り直して」
「!? イヤァーーーー!! ダーリンッツツ!!」
セレナが跳ね上がり俺の所に瞬間移動して抱き着く。ぶるぶると震える。
「なんて事するのよ!! 寝ちゃったじゃない!! 気持ち悪い! ダーリン抱いて」
「ごめん.......許して」
嫌だったのが凄く分かる。からセレナを強く抱きしめてあげる。
「ヒカル様! セレナさんを返してください! 今良いところでした」
「あ、ロニエ、おいで」
「はい。ヒカル様のロニエが今行きます」
モフッと抱き着いてくれる。ロニエをベッドに倒そうと力入れる。とサラっとそれをかわした。
「ヒカル様企んでいる顔をしています。ロニエをベッドに倒して虐めるつもりですね。そうは行きません」
だが流石はロニエだセレナとは大違いだ。
「うん。イスよりベッドを作り直そうよ」
「! はいヒカル様がしたいようにしてください」
「忌ま忌ましいわ! 燃え尽きなさい!」
ぼうぼうと煙り上げて燃え出すベッドを見ながらロニエを抱きしめる。
「そういえばロニエの部屋はどうなってるかな?」
「そうですね、二年間も誰も入らないとは考えられません。使われてしまったかも知れませんね」
ちょっと残念だ。王室や玉座とは違う。あれは燃やしたり壊したり作り直したりしたく無い。ロニエが長年使ったものなのだ。そして俺とロニエが再び出会った場所なのだ。
「ロニエ様の部屋は立入禁止にしてました」
「ふん。その前に封印しといたわよ。誰も入れないわ」
とセレナとヒムートが言った。
「マジで!? 何で?」
セレナとヒムートにはロニエの部屋の事を言っていない。殆どセレナ達が来てからは王室で寝泊まりしてたから
「ダーリンが私も入れてくれない部屋だもの、余程大切なんでしょ」
「ヒムートはロニエ様の部屋を誰かに使わせるわけには行かないと判断しました」
おおおおおお!!
ナイスだ。
これでロニエの部屋は守られた。が。
「ウ~ン。セレナもロニエの部屋に入りたかったのか.......」
「良いわよ別に大切なものはあるわよ」
「俺に取ってあそこは聖域見たいな場所だからね.......でもまセレナなら良いよ」
「そうですよ。セレナさんが遠慮することはありません。この城にセレナさんが行ってはいけないのは地下だけです」
地下は駄目なんだ.......まあ牢獄だしね。
「ああ、思い出した。ヒムート、後でパパと話してくれない?」
「.......お父様は嫌いです」
「俺も一緒いるからお願い」
「..............分かりました」
よし、これでロリコンとの約束も果たせる。あいつ何してるんだろう?
こんな感じで城の復旧に一日を費やした。
夜はヒムートを抱いてヒムートが寝た後はセレナとロニエを抱きつづけた。
そしたら途中でロニエが気絶したのでセレナだけを抱いていた。
「ダーリンの力は反則ね、あの子があんなに簡単に気絶するなんて.......」
ズブズブとセレナを付きながらセレナがそんなことを言った。
「そういえばセレナは何か力に目覚めてないの?」
「記憶.......ダーリンの記憶が流れて来るわ」
「記憶共有.......いや俺はセレナの記憶見えないんだけど.......」
「そうね.......まあ良いじゃない、私にはわからないわ、ダーリンがどれだけ辛い思いをしてきたかしかわからないわ」
「そう? 俺今こうしてセレナを抱けて幸せだよ」
もうこれ以上の幸せがあるかわからない.......セレナと天国にでも行けば別だが。
「そうね。ダーリンに抱かれて私も幸せよ」
「うん。だからもっと沢山エッチしよう」
こうして長いそして短い夜は更けていく。
ヒムートが起きたことでエッチを中断して朝食になる。
「ダーリンにまた破かれたわ、直してくれるかしら」
「良いですよ.......貸してください」
しかしロニエの仕事は朝食作りより先にセレナのローブを縫うことから始まる。
「.......セレナ来て」
セレナを近くに召喚して抱きしめる。何かモヤモヤする。
「ダーリン良いわよ、好きにして」
「うん。だから抱いてる。あのローブ何なの?」
「そうねこの前途中だったわね。なら話すわね、確か私の本名を名乗ったわね覚えてるかしら?」
セレナ本名、
「セレーナ・ネルマン.......」
「クス。そうよ。セレーナ・ネルマンよ。大丈夫よ私はダーリンの妻の天野セレナだからね」
「うん。でも聞いていいの? やっぱり話したく無かったりしない?」
「ダーリンに隠し事をするのは嫌なのよ。もう話しても良いわ。たいした事でも無いのだから」
そこで縫い物をしていたロニエが顔を上げた。
「セレナさん、席を外しましょうか?」
「何でよ、貴女も聞きなさいよ! たいした事では無いのよ。ただのささいな過去よ」
ロニエは無言で頷き裁縫を再開した。
「5年間、私は山奥の小さな村で人間として生きたわ、母親も父親も優しくて大好きだったわ。その村である兄妹と仲良くしてたのよ。5歳までね。もう顔を忘れてしまったわ。あれが私に取って最初で最後の友達だったわ.......何度も遊んだのよ色々な事をしたわ、山で動物を狩ったり、魔物を狩ったり、鬼ごっこや隠れんぼもしわ。
楽しかったわ.......今思うとそれもただの仮初だったのだけどね。
そして5歳の誕生日にお祝いを貰ったの.......それがそのローブよ、そのローブは魔女の魔法を弾く素材で出来ているのよ.......つまりあの兄妹はきっと私が魔女だと分かっていたのかもね.......でもねその時は来たわ、魔女としての覚醒の時がね、すぐに親にも村にも私が魔女だと分かったわ.......それまで優しくしてくれていた、全ての人が手の平を返して来たわ.......幼い私には力の扱いも分からないのにね.......
そしてその親は私の事をついに売ったのよ肉奴隷としてね......まあそれだけよ、そのあとは暫く奴隷として生きた後魔女の力で脱出して世界を回っていたのよ」
セレナの話を聞いてまず最初に言いたくなったのは。
「セレナを肉奴隷にするなんて良い趣味だね」
「ダーリン.......今の流れでそこをつくのね。流石だわ」
「うん。今度奴隷市場に行って買わなきゃ」
「ヒカル様! 良いですね新しい妃候補を探しに生きましょう」
という感想だった。
「それとセレナはいやその時はセレーナ・ネルマンか、でセレーナはその兄の事が好きだったんだね、だから大切にしてるんでしょ」
「違うわよ!! 失礼ね! 私はダーリンだけよ。ただ何と無く私をもしかしたら魔女と知っていて仲良くしてくれたあの兄妹のくれた物を捨てられなかっただけよ」
「つまり、セレナはそのローブが生きる希望だったんだね」
「殿方から貰ったものが生きる希望ですか.......はぁ~、ヒカル様に貰った物なら分かりますが.......」
「そうね。ローブが無かったらダーリンには会えなかったでしょうね、どこかで私は世界を憎んで暴れていたでしょうね」
それがセレナのローブの秘密.......か、セレナを支えたローブに俺は嫉妬か。
「さあ。直りましたよ。セレナさん」
「ありがとう。でもまだ着ないわダーリンにまた破かれるもの」
「破かないよ、着なよ」
「良いわよ。ダーリンとまだ続きを楽しみたいもの服は邪魔だわ」
「そうですか.......ならロニエは朝食の準備をしますね」
「ロニエ様! 私にも教えてください! 光様のご飯を作りたいです」
「良いですよ。でもヒカル様の料理はロニエの仕事です.......義務であり権利です。取ったら怒りますよ」
「!? はい。手伝うだけです」
「なら良いですよ」
パタパタとセレナお手製台所に消えていく。ロニエとヒムート。
「セレナは良いの?」
「私は出来るもの、ダーリンが食べたいのなら作るけど.......やめておくわよ」
「ああ、ね。まあね。そういうね」
ちらりとロニエの方角を見たセレナに納得する。なるほどね。分かるよね。
「それにダーリンの相手を誰もしないの駄目よ。妻が三人もいるのだもの。必ず一人はダーリンの相手をするのよ」
「いや、セレナがしたくないなら良いけど」
「したいのよ。ダーリンに抱かれたいわ」
そんな幸せな日々が一ヶ月続いた。
「ヒカル様ぁっ.......そろそろ次の方が来ますよ.......」
「うん。分かった」
場所は玉座の間、今は国民達の意見を直接聞く時間だ。王様も一日中エッチしてれば言い訳じゃないのだ。まあセレナが作った玉座は四人掛けで更にはすぐにベッドに変形可能なの待ち時間はエッチしてるのだが。
「次が最後だっけ?」
「はい。次は終われば今日はもう何もありませんよ」
「つまり、抱きまくることが出来るのか」
「はい。ヒカル様の好きな方とまぐわってください」
おおおおおお!!
頑張ろう。
「光さん、通します」
「待ってアルラン、今はまだロニエが半裸だよ」
「失礼しました」
アルラには警護をして貰ってる。ノートンとヘワタは団の事で忙しいらしい。
「オッケー。通して」
まあ警護といっても結界がかなり強くなっているで問題ない。アルランも俺の後ろで控えてるだけだし。
と、扉が開き本日最後の謁見者が来た。そいつはやけに元気よく足音を鳴らして走って玉座の間に入ってきた。
「あらあら、元気ですね」
「ロニエと同じ金髪だよ。ちょっとロニエより濃いんじゃん?」
「そうですね。可愛い子ですね」
「そうだね~」
何て話していたらその子は足を止めずに元気よく飛びついてきた。
「兄さん~会いたかったよ~、心配したんだよ?」
俺に妹はいない。この世界に妹はいない。
「アルラン!? 抱き着かれちゃったけど! 何してるの?」
「ダーリンその子悪意は無いわよ」
「そうですね。可愛いですね」
「王様の妹ですか?」
「ちがーう!!」
アルランが役たたずなので引き離そうと手で脇を持ち上げたら。ぷにっとした感触が.......
「兄さん兄妹でそれは駄目だよ」
「取り敢えず一応聞くよ。雫?」
俺の妹は日本にしかいない。が転生物があるのかも知れない。そもそもここまで雫は馴れ馴れしくないが。
「兄さん? 何か匂い変わった? 良い匂いだね。何か私熱くなって来ちゃった」
「セレナおいで」
俺はセレナ転送して無理矢理少女を引き離した。
「ダーリンその使い方は酷いわ」
「良いじゃんセレナをこうして抱ける口実が出来たんだから」
「そうね.......その子はどうするの?」
金髪の少女は俺の足元で首を傾げている。
「むむむ。兄さん。彼女出来たんですか!?」
「失礼ね! 私は妻よ! 天野セレナよ! 天野光の正式な妻よ」
少女の言葉にセレナがキレて
「少しいたいめに会いたいようね、燃えなさい!」
少女を燃やそうとした。
「セレナ様!!」
それをすかさずアルランが動き少女の体を掴みセレナの炎を交わした。
「何よ! 見た目ほど痛くは無いわよ」
セレナが拗ねている。可愛い。
「どうか妹の無礼をお許しください! 光さん」
だがアルランの言葉に俺は度肝.......抜かれもしなかった。
「あれ? こっちが兄さん?」
「そうだよ。ルミナ僕がアルランだよ。ルミアが抱き着いたのは天野王国国王天野光さんだよ」
「嘘!! だってそれじゃあ、兄さんより心が優しいお兄ちゃんだよ!!」
「当たり前だよ! ルミア! 僕なんかじゃ足元にも及ばないよ」
まあ、確かにこうして見ていると、どっちも金髪で顔もにてるっちゃ似てる。
「それで? 俺に頼みたいことが有るんだよね?」
「!? っーーー! も、申し訳ありません、お恥ずかしい所を.......」
俺が問い掛けると顔を真っ赤にしてしまった。
「別に良いけど、顔ぐらい見て飛びつこうよ。役得だけど」
「光さん、ルミアは目が見えないのです。だからいつも気配で人を見分けるのですが.......」
「兄さんよりお兄ちゃんの方が心が優しいかったから間違えちゃった.......ちゃいました」
敬語めちゃくちゃ下手だ。
「普通にしゃべって良いよ。何かモヤモヤするから」
「兄さん! これが兄さんより心の広い王様なんだ~兄さんが探しに行くわけだね」
「.......ルミア.......何しに来たんだよ。帰ってよ。恥ずかしいから.......」
「村は追い出されたんだ。だから兄さんに会いに来たんだよ。王様に探してもら追うかって思ったんだけどね。見つかっちゃった」
テヘヘと笑う。金髪少女の目にはもう俺の姿など写ってないようだ。俺も早く終わらせたい。
「よしじゃあもう叶ったね。終わりだね。良いよね」
「ヒカル様.......それで良いんですか?」
「何が?」
「いえ何でも無いです」
まあ良いや。早くロニエとセレナとヒムートを抱きたい。もう我慢出来ない。
「ムムム。優しいけどお兄ちゃんはエッチだね!」
「なにおう! エッチだけども」
しかしアルランの妹、ルミアにピシャリと言われて驚く。
「こらルミア! やめて! もうやめて!」
「兄さん大丈夫だよ。お兄ちゃんの方が優しいから。そうだよねお兄ちゃん!」
長い髪で目元を隠しているルミナはそれでも俺に笑いかけた。
「まあ怒りはしないけど、エッチだからね。君を食べちゃうかもよ」
「またまた、そんなこと出来ないよ。お兄ちゃんは嫌がればやめてくれるよ」
「ほーう。ヒカル様の事を一瞬でそこまで理解するとは.......逸材です。候補に入れましょう」
ロニエがニヤニヤと喜んでいるが触れないようにしよう。
「お兄ちゃん! 兄さんが見つかったけど、頼みをしたいな?」
「断る!」
即断即決で決めた。ルミアのペースに乗せられてたまるか、こっちもう我慢の限界なんだ。一秒でも早く
「私.......住むところが無いんだ.......城に止めてくれないかな?」
「..............好きにして良いよ。アルランと同じ部屋で寝なよ」
「兄さんと!? 流石にちょっと.......」
嫌なのかよ!! 仲良さそうなのに!
「お兄ちゃんと同じ部屋が良いな! 安心出来るから」
「良いですよ。ロニエが許可します」
「お姉ちゃんは警戒心が強いね! でも優しい人だね!」
ロニエを褒めた!? ほーう。
「それに、可愛いね」
「アルラン!! アルランの妹良いじゃないか!」
「.......そう? あざといわよ!」
ロニエを可愛いと言った奴に悪い奴はいない。
「ムム。魔女のお姉ちゃんはお兄ちゃんの事を大好きだね!」
「なるほどね、確かにいい子ね」
おっとセレナまで完落ちした。あの悪意の無い笑顔は反則だ。
「まあ、ルミアだっけ? 取り敢えず今日はアルランと一緒にいなよ。家族でしょ」
「兄さんはそれでも良いの?」
「僕は構わないよ。色々積もる話もしたいから」
「兄さん.......寝込みを襲うのは無しだよ」
勇者アルランも妹の前では形無しだった。
抵抗も少なかったしそもそも、セレナに勝てる奴などそうそういない。
『止まりなさい』
で全て方が着いていく。
更に護衛には勇者アルランと赤魔女がいる。四角無しとはこの事では無いだろうか.......
城にはメイドがいてヒムートを見ると心底嬉しそうに笑った。
「ヒムート様お帰りなさいませ」
抵抗してきたのはゼントブル王国兵だったがそれもノートン達がいつの間にかに殲滅していた。
城に戻ると大臣達が俺達を歓迎してくれたので良かった。
よって簡単に王の座を取り返す事が出来た。
今は久しぶりの玉座を眺めている。
「簡単に事が運びまくって怖いくらいだよ」
「ヒカル様がいればどんなに難しいことでも簡単なりますから」
「そうね。ダーリン大好きよ」
「王様~」
セレナの頭を撫でつつヒムートの腰を抱き寄せてあげる。
「セレナさん、取り敢えず玉座を壊してください! ロニエもう座りたくありません」
「そうね良いわよ、崩壊しなさい」
長年使った玉座がみるみると壊れていく。一応俺とロニエで作ったのだが.......
「ヒカル様が座る椅子は高潔でなければいけないのです。他の者が座った時点で汚れています」
「うっうん。分かった」
まあ別にそこまでの者じゃないから良いけど.......
セレナが壊した場所に新たに二つの玉座を作り出した。
「出来たわよ! 自信作よ」
確かに細々としたら装飾が大量に施されていてかっこいい。それに俺とロニエの二人座りに鳴ってるところがみそだ。
「セレナさん、作り直しです」
「何でよ!! どこが悪いのよ!!」
しかしロニエはため息をついてしまった。まあ分かるけど。
「あれじゃ俺とロニエしか座れないじゃん。セレナとヒムートも座れるようにしないとね」
「そうですよ。もうロニエとヒカル様だけの国では無いのですからね」
「!? 何よ.......ううっ.......ダーリンも貴女も最近.......やさしすぎるわ.......嬉しいわ」
泣き出したセレナは新しく二つの椅子を作り上げた。
「リテイクです!」
「何でよ!!」
しかしロニエはまだ気に食わないようだった。
「それじゃ駄目です、ヒカル様といつでもエッチ出来る椅子にしてください」
「どんなイスよ!!」
「ロニエにはわかりません。でもセレナさんなら出来ます」
「良いわよ!! 分かったわ任せなさい!!」
その後しばらくセレナとロニエがああだこうだとイスを作っていたのでヒムートと一緒に王室へ向かった。
「ささ。ヒムートロニエ達はほっといてエッチしよう」
俺はヒムートを久しぶりの王室のベッドに押し倒す。
「嫌です!! 王様」
しかし拒否られた.......
「.......あれ? ヒムートはエッチ嫌い? ロニエとセレナが大好きだからヒムートも好きだと思ったのに.......」
ヒムートは不要の呪いが無いのでいつも早く寝てしまう分可愛がろうとしたのに.......
「このベッド嫌です。クルックルが使ってました」
だが嫌なのはベッドらしい。
「ああ、なるほどね。.......セレナ来て」
「あら、ダーリンまだ途中なのよ」
セレナを召喚してベッドに投げつける。セレナは受けるので安心して投げられる。セレナは俺がセレナ抱くと思ったのかすぐに顔を赤くしてベッドに横たわり手を広げた。
「良いわよダーリン来て」
「行きたいけど、待って、そのベッドクルックルが使ったから作り直して」
「!? イヤァーーーー!! ダーリンッツツ!!」
セレナが跳ね上がり俺の所に瞬間移動して抱き着く。ぶるぶると震える。
「なんて事するのよ!! 寝ちゃったじゃない!! 気持ち悪い! ダーリン抱いて」
「ごめん.......許して」
嫌だったのが凄く分かる。からセレナを強く抱きしめてあげる。
「ヒカル様! セレナさんを返してください! 今良いところでした」
「あ、ロニエ、おいで」
「はい。ヒカル様のロニエが今行きます」
モフッと抱き着いてくれる。ロニエをベッドに倒そうと力入れる。とサラっとそれをかわした。
「ヒカル様企んでいる顔をしています。ロニエをベッドに倒して虐めるつもりですね。そうは行きません」
だが流石はロニエだセレナとは大違いだ。
「うん。イスよりベッドを作り直そうよ」
「! はいヒカル様がしたいようにしてください」
「忌ま忌ましいわ! 燃え尽きなさい!」
ぼうぼうと煙り上げて燃え出すベッドを見ながらロニエを抱きしめる。
「そういえばロニエの部屋はどうなってるかな?」
「そうですね、二年間も誰も入らないとは考えられません。使われてしまったかも知れませんね」
ちょっと残念だ。王室や玉座とは違う。あれは燃やしたり壊したり作り直したりしたく無い。ロニエが長年使ったものなのだ。そして俺とロニエが再び出会った場所なのだ。
「ロニエ様の部屋は立入禁止にしてました」
「ふん。その前に封印しといたわよ。誰も入れないわ」
とセレナとヒムートが言った。
「マジで!? 何で?」
セレナとヒムートにはロニエの部屋の事を言っていない。殆どセレナ達が来てからは王室で寝泊まりしてたから
「ダーリンが私も入れてくれない部屋だもの、余程大切なんでしょ」
「ヒムートはロニエ様の部屋を誰かに使わせるわけには行かないと判断しました」
おおおおおお!!
ナイスだ。
これでロニエの部屋は守られた。が。
「ウ~ン。セレナもロニエの部屋に入りたかったのか.......」
「良いわよ別に大切なものはあるわよ」
「俺に取ってあそこは聖域見たいな場所だからね.......でもまセレナなら良いよ」
「そうですよ。セレナさんが遠慮することはありません。この城にセレナさんが行ってはいけないのは地下だけです」
地下は駄目なんだ.......まあ牢獄だしね。
「ああ、思い出した。ヒムート、後でパパと話してくれない?」
「.......お父様は嫌いです」
「俺も一緒いるからお願い」
「..............分かりました」
よし、これでロリコンとの約束も果たせる。あいつ何してるんだろう?
こんな感じで城の復旧に一日を費やした。
夜はヒムートを抱いてヒムートが寝た後はセレナとロニエを抱きつづけた。
そしたら途中でロニエが気絶したのでセレナだけを抱いていた。
「ダーリンの力は反則ね、あの子があんなに簡単に気絶するなんて.......」
ズブズブとセレナを付きながらセレナがそんなことを言った。
「そういえばセレナは何か力に目覚めてないの?」
「記憶.......ダーリンの記憶が流れて来るわ」
「記憶共有.......いや俺はセレナの記憶見えないんだけど.......」
「そうね.......まあ良いじゃない、私にはわからないわ、ダーリンがどれだけ辛い思いをしてきたかしかわからないわ」
「そう? 俺今こうしてセレナを抱けて幸せだよ」
もうこれ以上の幸せがあるかわからない.......セレナと天国にでも行けば別だが。
「そうね。ダーリンに抱かれて私も幸せよ」
「うん。だからもっと沢山エッチしよう」
こうして長いそして短い夜は更けていく。
ヒムートが起きたことでエッチを中断して朝食になる。
「ダーリンにまた破かれたわ、直してくれるかしら」
「良いですよ.......貸してください」
しかしロニエの仕事は朝食作りより先にセレナのローブを縫うことから始まる。
「.......セレナ来て」
セレナを近くに召喚して抱きしめる。何かモヤモヤする。
「ダーリン良いわよ、好きにして」
「うん。だから抱いてる。あのローブ何なの?」
「そうねこの前途中だったわね。なら話すわね、確か私の本名を名乗ったわね覚えてるかしら?」
セレナ本名、
「セレーナ・ネルマン.......」
「クス。そうよ。セレーナ・ネルマンよ。大丈夫よ私はダーリンの妻の天野セレナだからね」
「うん。でも聞いていいの? やっぱり話したく無かったりしない?」
「ダーリンに隠し事をするのは嫌なのよ。もう話しても良いわ。たいした事でも無いのだから」
そこで縫い物をしていたロニエが顔を上げた。
「セレナさん、席を外しましょうか?」
「何でよ、貴女も聞きなさいよ! たいした事では無いのよ。ただのささいな過去よ」
ロニエは無言で頷き裁縫を再開した。
「5年間、私は山奥の小さな村で人間として生きたわ、母親も父親も優しくて大好きだったわ。その村である兄妹と仲良くしてたのよ。5歳までね。もう顔を忘れてしまったわ。あれが私に取って最初で最後の友達だったわ.......何度も遊んだのよ色々な事をしたわ、山で動物を狩ったり、魔物を狩ったり、鬼ごっこや隠れんぼもしわ。
楽しかったわ.......今思うとそれもただの仮初だったのだけどね。
そして5歳の誕生日にお祝いを貰ったの.......それがそのローブよ、そのローブは魔女の魔法を弾く素材で出来ているのよ.......つまりあの兄妹はきっと私が魔女だと分かっていたのかもね.......でもねその時は来たわ、魔女としての覚醒の時がね、すぐに親にも村にも私が魔女だと分かったわ.......それまで優しくしてくれていた、全ての人が手の平を返して来たわ.......幼い私には力の扱いも分からないのにね.......
そしてその親は私の事をついに売ったのよ肉奴隷としてね......まあそれだけよ、そのあとは暫く奴隷として生きた後魔女の力で脱出して世界を回っていたのよ」
セレナの話を聞いてまず最初に言いたくなったのは。
「セレナを肉奴隷にするなんて良い趣味だね」
「ダーリン.......今の流れでそこをつくのね。流石だわ」
「うん。今度奴隷市場に行って買わなきゃ」
「ヒカル様! 良いですね新しい妃候補を探しに生きましょう」
という感想だった。
「それとセレナはいやその時はセレーナ・ネルマンか、でセレーナはその兄の事が好きだったんだね、だから大切にしてるんでしょ」
「違うわよ!! 失礼ね! 私はダーリンだけよ。ただ何と無く私をもしかしたら魔女と知っていて仲良くしてくれたあの兄妹のくれた物を捨てられなかっただけよ」
「つまり、セレナはそのローブが生きる希望だったんだね」
「殿方から貰ったものが生きる希望ですか.......はぁ~、ヒカル様に貰った物なら分かりますが.......」
「そうね。ローブが無かったらダーリンには会えなかったでしょうね、どこかで私は世界を憎んで暴れていたでしょうね」
それがセレナのローブの秘密.......か、セレナを支えたローブに俺は嫉妬か。
「さあ。直りましたよ。セレナさん」
「ありがとう。でもまだ着ないわダーリンにまた破かれるもの」
「破かないよ、着なよ」
「良いわよ。ダーリンとまだ続きを楽しみたいもの服は邪魔だわ」
「そうですか.......ならロニエは朝食の準備をしますね」
「ロニエ様! 私にも教えてください! 光様のご飯を作りたいです」
「良いですよ。でもヒカル様の料理はロニエの仕事です.......義務であり権利です。取ったら怒りますよ」
「!? はい。手伝うだけです」
「なら良いですよ」
パタパタとセレナお手製台所に消えていく。ロニエとヒムート。
「セレナは良いの?」
「私は出来るもの、ダーリンが食べたいのなら作るけど.......やめておくわよ」
「ああ、ね。まあね。そういうね」
ちらりとロニエの方角を見たセレナに納得する。なるほどね。分かるよね。
「それにダーリンの相手を誰もしないの駄目よ。妻が三人もいるのだもの。必ず一人はダーリンの相手をするのよ」
「いや、セレナがしたくないなら良いけど」
「したいのよ。ダーリンに抱かれたいわ」
そんな幸せな日々が一ヶ月続いた。
「ヒカル様ぁっ.......そろそろ次の方が来ますよ.......」
「うん。分かった」
場所は玉座の間、今は国民達の意見を直接聞く時間だ。王様も一日中エッチしてれば言い訳じゃないのだ。まあセレナが作った玉座は四人掛けで更にはすぐにベッドに変形可能なの待ち時間はエッチしてるのだが。
「次が最後だっけ?」
「はい。次は終われば今日はもう何もありませんよ」
「つまり、抱きまくることが出来るのか」
「はい。ヒカル様の好きな方とまぐわってください」
おおおおおお!!
頑張ろう。
「光さん、通します」
「待ってアルラン、今はまだロニエが半裸だよ」
「失礼しました」
アルラには警護をして貰ってる。ノートンとヘワタは団の事で忙しいらしい。
「オッケー。通して」
まあ警護といっても結界がかなり強くなっているで問題ない。アルランも俺の後ろで控えてるだけだし。
と、扉が開き本日最後の謁見者が来た。そいつはやけに元気よく足音を鳴らして走って玉座の間に入ってきた。
「あらあら、元気ですね」
「ロニエと同じ金髪だよ。ちょっとロニエより濃いんじゃん?」
「そうですね。可愛い子ですね」
「そうだね~」
何て話していたらその子は足を止めずに元気よく飛びついてきた。
「兄さん~会いたかったよ~、心配したんだよ?」
俺に妹はいない。この世界に妹はいない。
「アルラン!? 抱き着かれちゃったけど! 何してるの?」
「ダーリンその子悪意は無いわよ」
「そうですね。可愛いですね」
「王様の妹ですか?」
「ちがーう!!」
アルランが役たたずなので引き離そうと手で脇を持ち上げたら。ぷにっとした感触が.......
「兄さん兄妹でそれは駄目だよ」
「取り敢えず一応聞くよ。雫?」
俺の妹は日本にしかいない。が転生物があるのかも知れない。そもそもここまで雫は馴れ馴れしくないが。
「兄さん? 何か匂い変わった? 良い匂いだね。何か私熱くなって来ちゃった」
「セレナおいで」
俺はセレナ転送して無理矢理少女を引き離した。
「ダーリンその使い方は酷いわ」
「良いじゃんセレナをこうして抱ける口実が出来たんだから」
「そうね.......その子はどうするの?」
金髪の少女は俺の足元で首を傾げている。
「むむむ。兄さん。彼女出来たんですか!?」
「失礼ね! 私は妻よ! 天野セレナよ! 天野光の正式な妻よ」
少女の言葉にセレナがキレて
「少しいたいめに会いたいようね、燃えなさい!」
少女を燃やそうとした。
「セレナ様!!」
それをすかさずアルランが動き少女の体を掴みセレナの炎を交わした。
「何よ! 見た目ほど痛くは無いわよ」
セレナが拗ねている。可愛い。
「どうか妹の無礼をお許しください! 光さん」
だがアルランの言葉に俺は度肝.......抜かれもしなかった。
「あれ? こっちが兄さん?」
「そうだよ。ルミナ僕がアルランだよ。ルミアが抱き着いたのは天野王国国王天野光さんだよ」
「嘘!! だってそれじゃあ、兄さんより心が優しいお兄ちゃんだよ!!」
「当たり前だよ! ルミア! 僕なんかじゃ足元にも及ばないよ」
まあ、確かにこうして見ていると、どっちも金髪で顔もにてるっちゃ似てる。
「それで? 俺に頼みたいことが有るんだよね?」
「!? っーーー! も、申し訳ありません、お恥ずかしい所を.......」
俺が問い掛けると顔を真っ赤にしてしまった。
「別に良いけど、顔ぐらい見て飛びつこうよ。役得だけど」
「光さん、ルミアは目が見えないのです。だからいつも気配で人を見分けるのですが.......」
「兄さんよりお兄ちゃんの方が心が優しいかったから間違えちゃった.......ちゃいました」
敬語めちゃくちゃ下手だ。
「普通にしゃべって良いよ。何かモヤモヤするから」
「兄さん! これが兄さんより心の広い王様なんだ~兄さんが探しに行くわけだね」
「.......ルミア.......何しに来たんだよ。帰ってよ。恥ずかしいから.......」
「村は追い出されたんだ。だから兄さんに会いに来たんだよ。王様に探してもら追うかって思ったんだけどね。見つかっちゃった」
テヘヘと笑う。金髪少女の目にはもう俺の姿など写ってないようだ。俺も早く終わらせたい。
「よしじゃあもう叶ったね。終わりだね。良いよね」
「ヒカル様.......それで良いんですか?」
「何が?」
「いえ何でも無いです」
まあ良いや。早くロニエとセレナとヒムートを抱きたい。もう我慢出来ない。
「ムムム。優しいけどお兄ちゃんはエッチだね!」
「なにおう! エッチだけども」
しかしアルランの妹、ルミアにピシャリと言われて驚く。
「こらルミア! やめて! もうやめて!」
「兄さん大丈夫だよ。お兄ちゃんの方が優しいから。そうだよねお兄ちゃん!」
長い髪で目元を隠しているルミナはそれでも俺に笑いかけた。
「まあ怒りはしないけど、エッチだからね。君を食べちゃうかもよ」
「またまた、そんなこと出来ないよ。お兄ちゃんは嫌がればやめてくれるよ」
「ほーう。ヒカル様の事を一瞬でそこまで理解するとは.......逸材です。候補に入れましょう」
ロニエがニヤニヤと喜んでいるが触れないようにしよう。
「お兄ちゃん! 兄さんが見つかったけど、頼みをしたいな?」
「断る!」
即断即決で決めた。ルミアのペースに乗せられてたまるか、こっちもう我慢の限界なんだ。一秒でも早く
「私.......住むところが無いんだ.......城に止めてくれないかな?」
「..............好きにして良いよ。アルランと同じ部屋で寝なよ」
「兄さんと!? 流石にちょっと.......」
嫌なのかよ!! 仲良さそうなのに!
「お兄ちゃんと同じ部屋が良いな! 安心出来るから」
「良いですよ。ロニエが許可します」
「お姉ちゃんは警戒心が強いね! でも優しい人だね!」
ロニエを褒めた!? ほーう。
「それに、可愛いね」
「アルラン!! アルランの妹良いじゃないか!」
「.......そう? あざといわよ!」
ロニエを可愛いと言った奴に悪い奴はいない。
「ムム。魔女のお姉ちゃんはお兄ちゃんの事を大好きだね!」
「なるほどね、確かにいい子ね」
おっとセレナまで完落ちした。あの悪意の無い笑顔は反則だ。
「まあ、ルミアだっけ? 取り敢えず今日はアルランと一緒にいなよ。家族でしょ」
「兄さんはそれでも良いの?」
「僕は構わないよ。色々積もる話もしたいから」
「兄さん.......寝込みを襲うのは無しだよ」
勇者アルランも妹の前では形無しだった。
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