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2章 セカンドライブ
86話 他に誰がいるの?
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僕は足早に試着室へ向かう。
心は荒れていた
(舞のバカ!好きなんて言ったら。
意識しないようにしてたのに!
顔、赤くないかな、
天然なのか鈍感なのか知らないけど
好きとか軽くいう言葉じゃないでしょう!?
っていうか前にもあったなこんなこと!)
試着室のドアを少し乱暴に開閉する。
服を脱ぎ、ワンピースを着る。
両方の裾を掴み少し持ち上げてみる。
(やっぱり可愛いな、ワンピース)
「アプローチ、してみようかな」
この独り言に慌てて首を振る。
(ダメダメ、僕たちはアイドルなんだから)
ドアを少し開けると舞の他に類と蓮もいた
「どう、かな」
「うん、似合ってるよ」
「良いじゃないか」
「ありがとう、類、蓮」
僕はお会計をして類達と合流すると
「私も服、変えようかな。
ちょっと待ってて」
そう言っと舞は店員さんに何か話して数分後
新しい服を着て戻ってきた。多分片手の袋にはさっきまで来てた服が入ってるんだろうな
「ごめん、類。カーディガン、
洗って返すから」
「別に良いよ。洗う場所一緒だし」
それから僕たちは雑貨店を見たり、ゲーセンで遊んだり、帰ろうとした頃。
「やっぱり舞だ」
声のした方を見ると翔さんがいた。
「お久しぶりです、翔さん」
「久しぶりだね。類くん」
類が挨拶すると翔さんはにこりと微笑んだ。
対照的に舞は嫌な顔をしていた。
「少しは嫌悪感をしまいなよ。舞」
苦笑しながら言うと俯いて再び顔を上げると
「お久しぶりです、翔さん。
お加減いかがですか?」
とびきりの笑顔で舞は言ったが
(なんか棘がある感じだな)
「相変わらず忙しいけど、今のところは
うまくやってるよ。お気遣いありがとう」
両者笑顔だが火花が出ている気がする。
(そんなに仲悪いのかな、この2人)
「今日は1人できたんですか?」
「いや、俺と司と涼太、あと陸。
ごめんね。邪魔しちゃって」
翔さんはすぐに踵を返して行った。
「仲、悪いの?翔さんと」
僕の声に舞はばっさりと答える。
「いや、そんなことはない。
ただ外では出来る限り関わりたくない」
「辛辣だな。」
「でも聞いてよ、蓮。メールで一言だけ
送ろうものなら5つ返事が返って
来るんだよ」
「それは・・・ちょっとめんどくさいな」
蓮は少し考え苦笑した。
「でしょ?何回か既読スルーでいいよ
って言ってるのに変わらないんだよ。
はっきり言ってわずらわしい」
「わず、翔さんが聞いたら泣くと思うよ」
「前、メールで言ったら何故か照れ顔の
スタンプが返ってきたから大丈夫だよ。
それにあれはMだよ。両隣にSとMがいるから
どうしたものか」
(サラッと蓮のことも言った)
「それは俺のこと?」
「他に誰がいるの」
(なんかどストレートっていうより毒舌な
気がしてきた)
外に出ると外はまだ明るかった。
(もう6時回ってるのにな)
電車に乗り寮に着くとみんな疲れが出たのか
蓮はソファに倒れ込み、僕たちは各自部屋に戻った。
僕はベットに横になりしばらくすると
うとうとしてきて
(少し眠ろう)
そう目を閉じ次に目が覚めたら、
日が登って部屋が明るくなっていた。
「・・・え?」
心は荒れていた
(舞のバカ!好きなんて言ったら。
意識しないようにしてたのに!
顔、赤くないかな、
天然なのか鈍感なのか知らないけど
好きとか軽くいう言葉じゃないでしょう!?
っていうか前にもあったなこんなこと!)
試着室のドアを少し乱暴に開閉する。
服を脱ぎ、ワンピースを着る。
両方の裾を掴み少し持ち上げてみる。
(やっぱり可愛いな、ワンピース)
「アプローチ、してみようかな」
この独り言に慌てて首を振る。
(ダメダメ、僕たちはアイドルなんだから)
ドアを少し開けると舞の他に類と蓮もいた
「どう、かな」
「うん、似合ってるよ」
「良いじゃないか」
「ありがとう、類、蓮」
僕はお会計をして類達と合流すると
「私も服、変えようかな。
ちょっと待ってて」
そう言っと舞は店員さんに何か話して数分後
新しい服を着て戻ってきた。多分片手の袋にはさっきまで来てた服が入ってるんだろうな
「ごめん、類。カーディガン、
洗って返すから」
「別に良いよ。洗う場所一緒だし」
それから僕たちは雑貨店を見たり、ゲーセンで遊んだり、帰ろうとした頃。
「やっぱり舞だ」
声のした方を見ると翔さんがいた。
「お久しぶりです、翔さん」
「久しぶりだね。類くん」
類が挨拶すると翔さんはにこりと微笑んだ。
対照的に舞は嫌な顔をしていた。
「少しは嫌悪感をしまいなよ。舞」
苦笑しながら言うと俯いて再び顔を上げると
「お久しぶりです、翔さん。
お加減いかがですか?」
とびきりの笑顔で舞は言ったが
(なんか棘がある感じだな)
「相変わらず忙しいけど、今のところは
うまくやってるよ。お気遣いありがとう」
両者笑顔だが火花が出ている気がする。
(そんなに仲悪いのかな、この2人)
「今日は1人できたんですか?」
「いや、俺と司と涼太、あと陸。
ごめんね。邪魔しちゃって」
翔さんはすぐに踵を返して行った。
「仲、悪いの?翔さんと」
僕の声に舞はばっさりと答える。
「いや、そんなことはない。
ただ外では出来る限り関わりたくない」
「辛辣だな。」
「でも聞いてよ、蓮。メールで一言だけ
送ろうものなら5つ返事が返って
来るんだよ」
「それは・・・ちょっとめんどくさいな」
蓮は少し考え苦笑した。
「でしょ?何回か既読スルーでいいよ
って言ってるのに変わらないんだよ。
はっきり言ってわずらわしい」
「わず、翔さんが聞いたら泣くと思うよ」
「前、メールで言ったら何故か照れ顔の
スタンプが返ってきたから大丈夫だよ。
それにあれはMだよ。両隣にSとMがいるから
どうしたものか」
(サラッと蓮のことも言った)
「それは俺のこと?」
「他に誰がいるの」
(なんかどストレートっていうより毒舌な
気がしてきた)
外に出ると外はまだ明るかった。
(もう6時回ってるのにな)
電車に乗り寮に着くとみんな疲れが出たのか
蓮はソファに倒れ込み、僕たちは各自部屋に戻った。
僕はベットに横になりしばらくすると
うとうとしてきて
(少し眠ろう)
そう目を閉じ次に目が覚めたら、
日が登って部屋が明るくなっていた。
「・・・え?」
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