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第十五話
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ロム会長
「次はどこに行く?やりたいことは何だ?」
ニコ店長
「うーん…あ!じゃゲームセンター行きましょ」
ロム会長
「ゲームセンター?」
ニコ店長
「私クレーンゲームが好きなんです」
2人ゲームセンターに行き
ニコ店長
「ねぇこれかわいい」
ロム会長
「豚の人形が好きなんだな」
ニコ店長
「はい!やっても?」
ロム会長
「もちろんいいぞ!」
ニコ店長
「いくわよ、よし!」
人形は取れずに落ちる
ニコ店長
「まだ最初だし!これからよ」
2回目も惜しくもなく人形を掴むことができない
ニコ店長
「うまくいかない…今度こそ」
ロム会長
「あーあ黙って見ていたが、どけ!」
ニコ店長
「ちょっと押さないでよ」
ロム会長
「見ていて、もどかしい」
ニコ店長
「ふん!意外に難しいんですよ」
ロム会長
「原理は理解できた大事なのは角度とタイミング!これでどうだ!」
ロム会長の初めてのクレームゲームはカスリもしなかった
ニコ店長
「ぷっ!失礼ですが私より下手!理論と実践は違いますね」
ロム会長
「説明しながらやったから気が散ったもう一度だ角度とタイミング…よし!今だ!」
ニコ店長
「ははは!やっぱり取れない!」
ロム会長
「ははははは!そんなはずはないもう一回!」
ニコ店長
「はははははは!全然ダメ!」
ロム会長
「おかしいもう一回!」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「ダメだクソ!もう一回」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「だぁぁぁ!ダメか…」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「もう一回!」
ニコ店長
「もうやめましょ!」
ロム会長
「分かったこの機械を買ういくらだ?」
ニコ店長
「諦めて帰りましょ!」
ニコ店長は会長の手を引きバスに乗って帰る事に
【ニコ店長の家】
ロム会長
「いや!納得できない戻ってもう一回」
ニコ店長
「辞めておきましょう!私は充分楽しかったです」
ロム会長
「明日は出勤するよな?」
ニコ店長
「はい!もちろんです会長に合わせる日常に戻ります」
ロム会長
「良かったじゃ明日な!」
ニコ店長
「はい!明日」
【翌日の朝】
会社に行くためニコ店長がバスが来るのを待っていると車に乗ったハノ社長が現れた
ハノ社長
「ニコ店長!」
ニコ店長
「あ!社長!おはようございます!」
ハノ社長
「いつもバスで出勤?」
ニコ店長
「はい!そうです!」
ハノ社長
「乗って仕事場まで送るよ」
ニコ店長
「いや…ロム会長に見られると嫉妬してしまうので…」
ハノ社長
「何言ってるんだ俺と一緒な所見られても嫉妬するわけないだろ?乗って」
ニコ店長
「それもそうですね!じゃお願いします少し聞きたかった事もありますし」
ハノ社長
「聞きたい事?とりあえず出発しまーす」
ニコ店長
「あの…ハノ社長…」
ハノ社長
「何?何?何が聞きたいの?」
ニコ店長
「いきなりですが前からずっと気になっていたんですが会長の足首に大きな傷があるんですが何かご存知ですか?それに縛られた後があるんですが…会長から聞いてませんか?」
ハノ社長
「ロムとは長い付き合いだがそんな話は聞いてない昔の話はたまにしかあまり話したがらないんだ」
ニコ店長
「じゃご存じないんですね?」
ハノ社長
「うん…そうだな俺でもわからない直接聞いてみては?」
ニコ店長
「そうですね…聞いてみますありがとうございます」
ハノ社長
「何か思い出したら連絡するよ!」
ニコ店長
「はいお願いします」
【ロム会長オフィス】
“コンコン”
ニコ店長
「会長失礼します」
ロム会長
「どうした?」
ニコ店長
「ちょっと聞きにくい事なんですがこの前、足首を冷やした時に見えてしまったんですが足首の傷痕にはどんないきさつがあるんですか?」
ロム会長
「なぜ聞くんだ?」
ニコ店長
「会長にはつらい記憶があるようだし気になってしまって」
ロム会長
「たまたまついた深い意味はないそろそろ開店準備してくれ話はもう終いだ!」
ニコ店長
「はい…」
開店時間になり
ニコ店長
「いらっしゃいませ!受付しますのでこちらに名前を」
ライ
「僕ですよ!ニコ店長に切って貰いたくて来ました」
ニコ店長
「あ!ライさん!」
ライ
「昨日も来たんだけど不在だった」
ニコ店長
「有休でした」
ライ
「じゃ今度一緒に食事でも?」
ニコ店長
「はい…是非…」
ライ
「良いんですか?でも元気ないですね?表情が暗いです何かあったんですか?」
ニコ店長
「そんな事ないです今夜どうですか?少し聞きたいことがありますし」
ライ
「聞きたい事?」
ニコ店長
「ここでは話せないのでじゃ今夜8時にどうですか?」
ライ
「良いですね!じゃ8時に!」
それから約束の時間になりライと食事をすることに
ライ
「ロムのことが聞きたい?」
ニコ店長
「はい…」
ライ
「あいつは子供の頃から僕と仲が悪かった」
ニコ店長
「え?」
ライ
「ロムは今と同じで偉そうにしてた何でも僕より早く覚えて両親にいつも比べられた僕が4年生の時弟が飛び級して同じ組に、あいつは賢い頭で僕の友達を味方につけた集団で僕をいじめたんだ弱い僕をあざわらって」
ニコ店長
「え?それって…会長がイジメられてたんじゃ?」
ライ
「あいつがそんな事を?」
ニコ店長
「ええ!それに会長の足首の傷ってご存じですか?」
ライ
「え?傷?知らない、もしかしてロムの事が知りたくて誘いokしたの?」
ニコ店長
「ごめんなさい実はそうです10年も一緒にいたのに知らない事が多くて…気になってしまって」
ライ
「参ったな俺の事は気にならない?俺はニコちゃんの事が気になる」
ニコ店長
「え?」
ライ
「また誘っても?」
ニコ店長
「うーんそれは…」
ライ
「あいつと付き合ってるの?」
ニコ店長
「まだ…複雑…です」
ライ
「まだ俺が入る隙間はあるわけだ今度飲みに行こうよ!」
ニコ店長
「はい…」
次の日
【美容室FMK本社】
ニコ店長
「会長そういえばなぜ私を面接で選んだんですか?」
ロム会長
「気になるか?最近気になる事が多いんだな」
ニコ店長
「はい」
ロム会長
「理由なんて無いニコだからだ」
ニコ店長
「え?どういう…私のことを知ってたんですか?」
ロム会長
「まさか」
ニコ店長
「気になっていました何で学歴のない私をここまで育ててくれたのか、優秀な店長候補はたくさんいました何も出来なかった私より完璧にこなせる人材はたくさんいました、もっと楽にここまでこれたはずでもずっと会長が私を推してくれた何かありますよね?」
ロム会長
「ニコ店長は相変わらず物事を大袈裟に考える、何もない君だから選んだ!君は学歴が無かった高学歴の人間は俺の利己的で理不尽には耐えられないと思った、だから君を選んだ君なら辞める事はないと思ったんだ」
ニコ店長
「そうですかもっと特別な理由かと」
ロム会長
「俺も気になる事がある!」
ニコ店長
「何でしょうか?」
ロム会長
「昨日たまたまあいつと会ってる所を見かけた」
ニコ店長
「え?声をかけてくだされば」
ロム会長
「昔の話をした?」
ニコ店長
「はい…」
ロム会長
「そうか…当然俺の話も聞いたよな?俺が兄をいじめたと」
ニコ店長
「はい…昔会長が記憶を失ったことも聞きました」
ロム会長
「…」
ニコ店長
「忘れたいほどつらいことがあったんですか?」
ロム会長
「それは無い」
ニコ店長
「そうですか…話してくれないんですね…もういいです、それから今日の新店舗に向けての会議にはこれからはジアさんだけで参加お願いします」
ロム会長
「何で?君がフォローしないと!約束でもあるのか?」
ニコ店長
「はい!今日は半休もらってライさんに会うんですライさんに誘われました」
ロム会長
「分かった」
ニコ店長
「ではこれで失礼します」
お昼時間になりニコ店長はライとランチをする事に
【カフェ】
ライ
「昨日は眠れた?俺は無理だった」
ニコ店長
「え?」
ライ
「眠れなかったまたこうして会える嬉しさで」
ニコ店長
「そんな大袈裟な」
ライ
「俺と付き合ってくれないか?」
ニコ店長
「え?」
ライ
「返事はすぐじゃなくても良い考えて欲しい」
ライの告白を受け2人はカフェを出た外にはロム会長が立ってニコ店長の事を待っていた
ニコ店長
「会長!なぜここに?」
ロム会長
「こっちが聞きたい新店舗に向けての会議は?」
ニコ店長
「これからはジアさんだけで参加だとお伝え…」
ロム会長
「ずっと君が出ていた!急に抜けたら周りのスタッフは快く思わないと言っただろ?無責任と思わないか?」
ニコ店長
「そうでした?言いましたか?」
ロム会長
「そうだ!言った」
ニコ店長
「ライさんごめなさいそう言う事なのでもう帰りますね…」
ライ
「残念だ…ニコちゃんじゃまた後で」
ロム会長
「ニコ店長!車で待ってろ」
ニコ店長
「え?はい」
ロム会長とライの2人きりになり
ロム会長
「彼女とは会うな」
ライ
「俺たちの事に口出すな」
ロム会長
「“俺たち”?その言葉は俺と彼女のような関係に使う10年も寄り添っている関係」
ライ
「ふん!やっぱり俺に奪われそうで怖いのか?」
ロム会長
「ふっ!それは何の冗談だ?冗談は顔だけにしろ」
ライ
「そうやって強がってろどのみち選ぶのはニコちゃんだじゃこれで失礼するよ」
【車内】
ロム会長
「“あとで”と言ってたがどうゆう事だ?」
ニコ店長
「ああ遊園地に行く約束をしました」
ロム会長
「遊園地?絶対行くな!」
ニコ店長
「いいえ!行きます。」
(もう会社辞めて会長とは会わないこのままライさんと付き合うのもいいのかな…私を突き飛ばす人とは付き合えないわ)
第十六話に続く
「次はどこに行く?やりたいことは何だ?」
ニコ店長
「うーん…あ!じゃゲームセンター行きましょ」
ロム会長
「ゲームセンター?」
ニコ店長
「私クレーンゲームが好きなんです」
2人ゲームセンターに行き
ニコ店長
「ねぇこれかわいい」
ロム会長
「豚の人形が好きなんだな」
ニコ店長
「はい!やっても?」
ロム会長
「もちろんいいぞ!」
ニコ店長
「いくわよ、よし!」
人形は取れずに落ちる
ニコ店長
「まだ最初だし!これからよ」
2回目も惜しくもなく人形を掴むことができない
ニコ店長
「うまくいかない…今度こそ」
ロム会長
「あーあ黙って見ていたが、どけ!」
ニコ店長
「ちょっと押さないでよ」
ロム会長
「見ていて、もどかしい」
ニコ店長
「ふん!意外に難しいんですよ」
ロム会長
「原理は理解できた大事なのは角度とタイミング!これでどうだ!」
ロム会長の初めてのクレームゲームはカスリもしなかった
ニコ店長
「ぷっ!失礼ですが私より下手!理論と実践は違いますね」
ロム会長
「説明しながらやったから気が散ったもう一度だ角度とタイミング…よし!今だ!」
ニコ店長
「ははは!やっぱり取れない!」
ロム会長
「ははははは!そんなはずはないもう一回!」
ニコ店長
「はははははは!全然ダメ!」
ロム会長
「おかしいもう一回!」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「ダメだクソ!もう一回」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「だぁぁぁ!ダメか…」
ニコ店長
「…」
ロム会長
「もう一回!」
ニコ店長
「もうやめましょ!」
ロム会長
「分かったこの機械を買ういくらだ?」
ニコ店長
「諦めて帰りましょ!」
ニコ店長は会長の手を引きバスに乗って帰る事に
【ニコ店長の家】
ロム会長
「いや!納得できない戻ってもう一回」
ニコ店長
「辞めておきましょう!私は充分楽しかったです」
ロム会長
「明日は出勤するよな?」
ニコ店長
「はい!もちろんです会長に合わせる日常に戻ります」
ロム会長
「良かったじゃ明日な!」
ニコ店長
「はい!明日」
【翌日の朝】
会社に行くためニコ店長がバスが来るのを待っていると車に乗ったハノ社長が現れた
ハノ社長
「ニコ店長!」
ニコ店長
「あ!社長!おはようございます!」
ハノ社長
「いつもバスで出勤?」
ニコ店長
「はい!そうです!」
ハノ社長
「乗って仕事場まで送るよ」
ニコ店長
「いや…ロム会長に見られると嫉妬してしまうので…」
ハノ社長
「何言ってるんだ俺と一緒な所見られても嫉妬するわけないだろ?乗って」
ニコ店長
「それもそうですね!じゃお願いします少し聞きたかった事もありますし」
ハノ社長
「聞きたい事?とりあえず出発しまーす」
ニコ店長
「あの…ハノ社長…」
ハノ社長
「何?何?何が聞きたいの?」
ニコ店長
「いきなりですが前からずっと気になっていたんですが会長の足首に大きな傷があるんですが何かご存知ですか?それに縛られた後があるんですが…会長から聞いてませんか?」
ハノ社長
「ロムとは長い付き合いだがそんな話は聞いてない昔の話はたまにしかあまり話したがらないんだ」
ニコ店長
「じゃご存じないんですね?」
ハノ社長
「うん…そうだな俺でもわからない直接聞いてみては?」
ニコ店長
「そうですね…聞いてみますありがとうございます」
ハノ社長
「何か思い出したら連絡するよ!」
ニコ店長
「はいお願いします」
【ロム会長オフィス】
“コンコン”
ニコ店長
「会長失礼します」
ロム会長
「どうした?」
ニコ店長
「ちょっと聞きにくい事なんですがこの前、足首を冷やした時に見えてしまったんですが足首の傷痕にはどんないきさつがあるんですか?」
ロム会長
「なぜ聞くんだ?」
ニコ店長
「会長にはつらい記憶があるようだし気になってしまって」
ロム会長
「たまたまついた深い意味はないそろそろ開店準備してくれ話はもう終いだ!」
ニコ店長
「はい…」
開店時間になり
ニコ店長
「いらっしゃいませ!受付しますのでこちらに名前を」
ライ
「僕ですよ!ニコ店長に切って貰いたくて来ました」
ニコ店長
「あ!ライさん!」
ライ
「昨日も来たんだけど不在だった」
ニコ店長
「有休でした」
ライ
「じゃ今度一緒に食事でも?」
ニコ店長
「はい…是非…」
ライ
「良いんですか?でも元気ないですね?表情が暗いです何かあったんですか?」
ニコ店長
「そんな事ないです今夜どうですか?少し聞きたいことがありますし」
ライ
「聞きたい事?」
ニコ店長
「ここでは話せないのでじゃ今夜8時にどうですか?」
ライ
「良いですね!じゃ8時に!」
それから約束の時間になりライと食事をすることに
ライ
「ロムのことが聞きたい?」
ニコ店長
「はい…」
ライ
「あいつは子供の頃から僕と仲が悪かった」
ニコ店長
「え?」
ライ
「ロムは今と同じで偉そうにしてた何でも僕より早く覚えて両親にいつも比べられた僕が4年生の時弟が飛び級して同じ組に、あいつは賢い頭で僕の友達を味方につけた集団で僕をいじめたんだ弱い僕をあざわらって」
ニコ店長
「え?それって…会長がイジメられてたんじゃ?」
ライ
「あいつがそんな事を?」
ニコ店長
「ええ!それに会長の足首の傷ってご存じですか?」
ライ
「え?傷?知らない、もしかしてロムの事が知りたくて誘いokしたの?」
ニコ店長
「ごめんなさい実はそうです10年も一緒にいたのに知らない事が多くて…気になってしまって」
ライ
「参ったな俺の事は気にならない?俺はニコちゃんの事が気になる」
ニコ店長
「え?」
ライ
「また誘っても?」
ニコ店長
「うーんそれは…」
ライ
「あいつと付き合ってるの?」
ニコ店長
「まだ…複雑…です」
ライ
「まだ俺が入る隙間はあるわけだ今度飲みに行こうよ!」
ニコ店長
「はい…」
次の日
【美容室FMK本社】
ニコ店長
「会長そういえばなぜ私を面接で選んだんですか?」
ロム会長
「気になるか?最近気になる事が多いんだな」
ニコ店長
「はい」
ロム会長
「理由なんて無いニコだからだ」
ニコ店長
「え?どういう…私のことを知ってたんですか?」
ロム会長
「まさか」
ニコ店長
「気になっていました何で学歴のない私をここまで育ててくれたのか、優秀な店長候補はたくさんいました何も出来なかった私より完璧にこなせる人材はたくさんいました、もっと楽にここまでこれたはずでもずっと会長が私を推してくれた何かありますよね?」
ロム会長
「ニコ店長は相変わらず物事を大袈裟に考える、何もない君だから選んだ!君は学歴が無かった高学歴の人間は俺の利己的で理不尽には耐えられないと思った、だから君を選んだ君なら辞める事はないと思ったんだ」
ニコ店長
「そうですかもっと特別な理由かと」
ロム会長
「俺も気になる事がある!」
ニコ店長
「何でしょうか?」
ロム会長
「昨日たまたまあいつと会ってる所を見かけた」
ニコ店長
「え?声をかけてくだされば」
ロム会長
「昔の話をした?」
ニコ店長
「はい…」
ロム会長
「そうか…当然俺の話も聞いたよな?俺が兄をいじめたと」
ニコ店長
「はい…昔会長が記憶を失ったことも聞きました」
ロム会長
「…」
ニコ店長
「忘れたいほどつらいことがあったんですか?」
ロム会長
「それは無い」
ニコ店長
「そうですか…話してくれないんですね…もういいです、それから今日の新店舗に向けての会議にはこれからはジアさんだけで参加お願いします」
ロム会長
「何で?君がフォローしないと!約束でもあるのか?」
ニコ店長
「はい!今日は半休もらってライさんに会うんですライさんに誘われました」
ロム会長
「分かった」
ニコ店長
「ではこれで失礼します」
お昼時間になりニコ店長はライとランチをする事に
【カフェ】
ライ
「昨日は眠れた?俺は無理だった」
ニコ店長
「え?」
ライ
「眠れなかったまたこうして会える嬉しさで」
ニコ店長
「そんな大袈裟な」
ライ
「俺と付き合ってくれないか?」
ニコ店長
「え?」
ライ
「返事はすぐじゃなくても良い考えて欲しい」
ライの告白を受け2人はカフェを出た外にはロム会長が立ってニコ店長の事を待っていた
ニコ店長
「会長!なぜここに?」
ロム会長
「こっちが聞きたい新店舗に向けての会議は?」
ニコ店長
「これからはジアさんだけで参加だとお伝え…」
ロム会長
「ずっと君が出ていた!急に抜けたら周りのスタッフは快く思わないと言っただろ?無責任と思わないか?」
ニコ店長
「そうでした?言いましたか?」
ロム会長
「そうだ!言った」
ニコ店長
「ライさんごめなさいそう言う事なのでもう帰りますね…」
ライ
「残念だ…ニコちゃんじゃまた後で」
ロム会長
「ニコ店長!車で待ってろ」
ニコ店長
「え?はい」
ロム会長とライの2人きりになり
ロム会長
「彼女とは会うな」
ライ
「俺たちの事に口出すな」
ロム会長
「“俺たち”?その言葉は俺と彼女のような関係に使う10年も寄り添っている関係」
ライ
「ふん!やっぱり俺に奪われそうで怖いのか?」
ロム会長
「ふっ!それは何の冗談だ?冗談は顔だけにしろ」
ライ
「そうやって強がってろどのみち選ぶのはニコちゃんだじゃこれで失礼するよ」
【車内】
ロム会長
「“あとで”と言ってたがどうゆう事だ?」
ニコ店長
「ああ遊園地に行く約束をしました」
ロム会長
「遊園地?絶対行くな!」
ニコ店長
「いいえ!行きます。」
(もう会社辞めて会長とは会わないこのままライさんと付き合うのもいいのかな…私を突き飛ばす人とは付き合えないわ)
第十六話に続く
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