12 / 15
12話
しおりを挟む
「おお~今日は飲むのね!」
彼はビールを半分を飲んだ
「もう飲まずにいられないだろ美味しい!それにほら!ちゃんと減ってるだろ?」
「あ!本当だ減ってる!減ってるね…あれ?あの時は減ってるように見えなかったよ…」
「ごめんミク…段々俺…怖くなった…
ミクが”こっち側“に近づいて来てない?それが1番怖いよ…」
「そうだね…私、初めて飲んだ時減ってなかったもん…今は減ってるね…私にも減ってる様に見えてる…」
そして全部飲み干した
「減ってるね…」
「飲んだね…」
「ああ…飲んだね」
「もう一杯飲んでみる?」
「飲む!」
今度は一気に全部飲み干した
「減ってるね…私にもちゃんと減ってるように見える」
「ああ減ってる…」
「ねぇどうゆう原理?」
「分からない…」
「私死ぬの?」
「嫌…きっとミクは助かる…ちゃんとした人と出会って結婚して幸せになるよ…だから死なない!きっと大丈夫だから安心して!」
「安心できるか!ちょっと怖いわね!私が幸せそうな未来のエピソード語らないでよ!」
「次!もうビールおしまいプリン食べよ!私プリン好きなんだ!きっといつか好きな人と美味しい物とか一緒に食べるのが夢なの!」
「良いね!俺もプリン大好き!」
彼はプリンを勢いよく丸呑みした
「ちょっと一気に食べないでよ落ち着いて食べて!あれ?…」
「俺…一気に食べたよね?」
「うん…今食べたね…」
「これ食べられて無いね」
「うん…食べられて無いね…」
「これどういうルール?」
プリンは減っていなかった
「私に聞かないでよ…待ってもしかしてプリン嫌い?」
「うん…実はプリン苦手…」
「ちょっと何で好きって嘘つくのよ!」
「こういう時は嘘つくもんだろ」
「そういえばユタが言ってたの幽霊は見たい物だけみるんだって!ビールは好きなの?」
「うん!好きだね!」
「だから減ってる様に見えてる?」
「まぁユタがそう言ってるならそうかもな」
「プリンは嫌いだから食べたけど減ってない?」
「プリンは嫌い!実はプリン自体見えてなかった!ミクに合わせた」
「なんそれ!」
「うん!ごめん!合わせてたでも理屈が分からない」
「もう理屈とどうでもいいじゃん?」
「まぁそうだな」
「そうだ携帯持ってる?」
私はスマホを取り出した
「ああガラケーだけど持ってるよ」
「じゃ私のスマホにかけてみて!」
私の携帯に電話をかけてみることにした
「鳴らないね…」
「鳴らないな…」
「そりゃそうだよな…」
「そりゃそうだよね…」
「まぁいいじゃんいつも一緒にいるわけだし」
「それもそうね!」
「あれこれ考えてもしょうがないよねじゃビール飲み直そ!」
「良いね今日はとことん飲もうぜ!」
「致死量くらい飲んでね!!」
「だから俺を殺そうとするなって!」
彼はビールを半分を飲んだ
「もう飲まずにいられないだろ美味しい!それにほら!ちゃんと減ってるだろ?」
「あ!本当だ減ってる!減ってるね…あれ?あの時は減ってるように見えなかったよ…」
「ごめんミク…段々俺…怖くなった…
ミクが”こっち側“に近づいて来てない?それが1番怖いよ…」
「そうだね…私、初めて飲んだ時減ってなかったもん…今は減ってるね…私にも減ってる様に見えてる…」
そして全部飲み干した
「減ってるね…」
「飲んだね…」
「ああ…飲んだね」
「もう一杯飲んでみる?」
「飲む!」
今度は一気に全部飲み干した
「減ってるね…私にもちゃんと減ってるように見える」
「ああ減ってる…」
「ねぇどうゆう原理?」
「分からない…」
「私死ぬの?」
「嫌…きっとミクは助かる…ちゃんとした人と出会って結婚して幸せになるよ…だから死なない!きっと大丈夫だから安心して!」
「安心できるか!ちょっと怖いわね!私が幸せそうな未来のエピソード語らないでよ!」
「次!もうビールおしまいプリン食べよ!私プリン好きなんだ!きっといつか好きな人と美味しい物とか一緒に食べるのが夢なの!」
「良いね!俺もプリン大好き!」
彼はプリンを勢いよく丸呑みした
「ちょっと一気に食べないでよ落ち着いて食べて!あれ?…」
「俺…一気に食べたよね?」
「うん…今食べたね…」
「これ食べられて無いね」
「うん…食べられて無いね…」
「これどういうルール?」
プリンは減っていなかった
「私に聞かないでよ…待ってもしかしてプリン嫌い?」
「うん…実はプリン苦手…」
「ちょっと何で好きって嘘つくのよ!」
「こういう時は嘘つくもんだろ」
「そういえばユタが言ってたの幽霊は見たい物だけみるんだって!ビールは好きなの?」
「うん!好きだね!」
「だから減ってる様に見えてる?」
「まぁユタがそう言ってるならそうかもな」
「プリンは嫌いだから食べたけど減ってない?」
「プリンは嫌い!実はプリン自体見えてなかった!ミクに合わせた」
「なんそれ!」
「うん!ごめん!合わせてたでも理屈が分からない」
「もう理屈とどうでもいいじゃん?」
「まぁそうだな」
「そうだ携帯持ってる?」
私はスマホを取り出した
「ああガラケーだけど持ってるよ」
「じゃ私のスマホにかけてみて!」
私の携帯に電話をかけてみることにした
「鳴らないね…」
「鳴らないな…」
「そりゃそうだよな…」
「そりゃそうだよね…」
「まぁいいじゃんいつも一緒にいるわけだし」
「それもそうね!」
「あれこれ考えてもしょうがないよねじゃビール飲み直そ!」
「良いね今日はとことん飲もうぜ!」
「致死量くらい飲んでね!!」
「だから俺を殺そうとするなって!」
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
仲の良かったはずの婚約者に一年無視され続け、婚約解消を決意しましたが
ゆらゆらぎ
恋愛
エルヴィラ・ランヴァルドは第二王子アランの幼い頃からの婚約者である。仲睦まじいと評判だったふたりは、今では社交界でも有名な冷えきった仲となっていた。
定例であるはずの茶会もなく、婚約者の義務であるはずのファーストダンスも踊らない
そんな日々が一年と続いたエルヴィラは遂に解消を決意するが──
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
【完結】亡き冷遇妃がのこしたもの〜王の後悔〜
なか
恋愛
「セレリナ妃が、自死されました」
静寂をかき消す、衛兵の報告。
瞬間、周囲の視線がたった一人に注がれる。
コリウス王国の国王––レオン・コリウス。
彼は正妃セレリナの死を告げる報告に、ただ一言呟く。
「構わん」……と。
周囲から突き刺さるような睨みを受けても、彼は気にしない。
これは……彼が望んだ結末であるからだ。
しかし彼は知らない。
この日を境にセレリナが残したものを知り、後悔に苛まれていくことを。
王妃セレリナ。
彼女に消えて欲しかったのは……
いったい誰か?
◇◇◇
序盤はシリアスです。
楽しんでいただけるとうれしいです。
旦那様が不倫をしていますので
杉本凪咲
恋愛
隣の部屋から音がした。
男女がベッドの上で乱れるような音。
耳を澄ますと、愉し気な声まで聞こえてくる。
私は咄嗟に両手を耳に当てた。
この世界の全ての音を拒否するように。
しかし音は一向に消えない。
私の体を蝕むように、脳裏に永遠と響いていた。
【完結】私が貴方の元を去ったわけ
なか
恋愛
「貴方を……愛しておりました」
国の英雄であるレイクス。
彼の妻––リディアは、そんな言葉を残して去っていく。
離婚届けと、別れを告げる書置きを残された中。
妻であった彼女が突然去っていった理由を……
レイクスは、大きな後悔と、恥ずべき自らの行為を知っていく事となる。
◇◇◇
プロローグ、エピローグを入れて全13話
完結まで執筆済みです。
久しぶりのショートショート。
懺悔をテーマに書いた作品です。
もしよろしければ、読んでくださると嬉しいです!
あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。
政略結婚の約束すら守ってもらえませんでした。
克全
恋愛
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
「すまない、やっぱり君の事は抱けない」初夜のベットの中で、恋焦がれた初恋の人にそう言われてしまいました。私の心は砕け散ってしまいました。初恋の人が妹を愛していると知った時、妹が死んでしまって、政略結婚でいいから結婚して欲しいと言われた時、そして今。三度もの痛手に私の心は耐えられませんでした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる