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7話
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俺は自身が幽霊だと言われ未来は俺との出会いから今までの事を説明してくれた
※※※
私は勇気を振り絞って幽霊に声をかけてみる
「うぉぉぉぉぉぉ~、何で?ここにいるの?怖っ」
「何びびって吃ってるのよ、こっちがびっくりよ急に叫んでさ」
「イヤイヤい、いきなり現れたらびっくりもするだろ」
「はぁ…”いきなり“って声からして“男”ね!」
「男って見れば分かるだろ」
「私は未来よ」
「ミク?」
「そう!よろしくね!」
「よろしくねってよろしくないここで死んだ幽霊なのか?だから夜な夜な現れるとか?」
「あ…話してる時間ない…もういかなきゃ…」
「どこ行くの?」
「ひみつ!名前は?」
「アユム!」
ってつい答えてしまった…
「じゃアユムくんね!」
「アユムくん?」
私は幽霊をほっといて星を見に急いで星を見に行く
怖かったからすぐその場から逃げ出したって言うのが本音
今日はあの部屋に戻れないどうしよう怖い…
あの幽霊が怖すぎるしばらく星を見てその日は怖くて部屋には戻らなかった
「怖っ初めて見た…男の幽霊」
私は公園で寝てしまった初めての野宿
「うーん…朝になってる…部屋に戻って大丈夫かな…まさか朝は現れないよね?はぁ…コンビニで線香買って帰ろ」
それから私は男の幽霊が気になりつつもコンビニで大量の線香を買って帰る事にした
「よし!線香で煙まみれにしよう!成仏して!お願い!」
家に戻ると早速私は急いで線香に火をつけて煙まみれにした
朝帰ってみると男の姿は居なかった
私は夜までずっと線香を焚いた
「そろそろくる頃ね…」
幽霊はいきなり私の前に現れる
最初男の幽霊は黒いモヤからはっきりと男の顔や姿が見えはじめた
「何コレ火事?…」
「あ~良いにおい!いやされるぅ~」
「何だよコレ!やっぱりいるのかよ!何してんだよ!出てけよ!ここは俺の部屋!」
「怖っ怒った!逃げろ~」
「待った!こっちは聞きたいことがたくさんある逃げろって俺のセリフだ逃げたいのはこっち!幽霊が逃げるな」
私は怖くてそのまま逃げ出した
「いつもこんな時間にどこいってるんだ?嫌そんな事より何で俺の部屋に居るんだ?それに線香とかくせ~」
その日も私は幽霊が出てこようと関係なく毎日欠かさず星を見に出かけた
「あの幽霊さすがに怒った線香の効果が効いたんだわ!何が俺の部屋だ!私の部屋だっつーの!」
次の日の朝
私はサングラスをして不動産に出かける
昼間出かける時は特殊なレンズの遮光眼鏡を使用して出かける多少は見えやすくなる
でも気休め程度かけないよりはマシか
あの幽霊今頃何してるのかな…
「だる~何か最近体がだるい…昨日のせいだ」
歩いて会社に向かってると不動産会社に入って行くミクを見かける
「何してんだあの子?でも人違いか?夜の雰囲気と違う」
※※※
私は不動産で私の部屋の事を聞くことにした
「いらっしゃいませ!こちらにおかけくださいどういったお部屋をお探しですか?」
「いやあの~」
「いい部屋があるんですよちょっと古いんですが」
「フォレストマンションに住んでる者ですけどちょっとお話したい事がありまして」
「ああ!あのマンションの!どんな要件で?」
「そのなんて言うか事故物件って事はないですよね?」
「…」
「…」
何この沈黙は?
「いやぁ心当たりありませんね」
「イヤイヤ、何今の間は?何かありますよね?」
「ないですよ!」
「イヤイヤ絶対何かありますよね?」
「ありませんね!何か具体的に何かありましたらその時はご相談ください!」
「絶対何かある」
私は何も情報を得られなかった
具体的になりかありましたらって…
この時私は幽霊に見られていることに気づかなかった
「朝から何してるんだ?朝から見えるようになるとは…まぁいっか俺には関係ない」
仕事も終わり俺は定時に帰るその日の夜
仕事から帰るなり疲れがどっと押し寄せてくる早々と寝る事にした
この時私が焚いた線香が効いていたようだ
「最近体が重い…眠ろ」
そして私は部屋に入ると男がアユムくんがいる
「うわぁ星を見て戻って来たら幽霊のくせに気持ちよさそうに寝てるよ!線香効いてないじゃん!幽霊なのに仕事に行ってるとかおかしいでしょ!自分が死んだ事に気が付いてないのかな?」
俺がなかなか寝つけずふと目が開けると
「はっ!うぉぉぉ!」
目の前にミクが立っていた
「何してるの?出てけって言ったよね?」
「…」
出たよ…自分の部屋だと勘違いしてる…
「何とか言えよ!」
「怒んないでよ怖い…私…何もしてないよ?」
女の子はうるうると涙目になり
「あ!いやその…泣かないでよ」
「…」
呪われる…私呪われて死ぬのね…
「ごめん君の気持ちも考えないで」
「急に怒ったら怖いじゃん」
「出て行きたいけどもしかして成仏できないとか?」
「…」
それはあなたでしょ…あなたはなぜ私の前に現れたの?聞けない……何されるかわかんないし…
「いいよ!」
「え?」
「名前ミクだっけ?ここに居ても良いよ!」
「…」
あ!意外と優しい幽霊…
「なんだよ何か言えよ!」
「やさしいんだねヒロくん!」
「別に優しくしてるつもりは…それに俺はアユムだ間違えないで!」
「ありがとう!アユム!
あ~!照れてる何照れてるのよ!」
「全然照れてない!」
正直こんな間近で可愛い女の子と喋るのは照れる
「アユムは歳いくつなの?」
「39…」
「過去に彼女とか居たりしたの?」
「そんな彼女って居ないよ今まで一度も」
「ふーん!そっか…」
「ミクは?」
「居ないよ似た者同士だね!だから見えるようになってでてきたのかな?」
私は不動産で情報は得られなかったがこの日の夜は男の幽霊と初めてお互いの事を喋って過ごした
そして朝を迎える
※※※
私は勇気を振り絞って幽霊に声をかけてみる
「うぉぉぉぉぉぉ~、何で?ここにいるの?怖っ」
「何びびって吃ってるのよ、こっちがびっくりよ急に叫んでさ」
「イヤイヤい、いきなり現れたらびっくりもするだろ」
「はぁ…”いきなり“って声からして“男”ね!」
「男って見れば分かるだろ」
「私は未来よ」
「ミク?」
「そう!よろしくね!」
「よろしくねってよろしくないここで死んだ幽霊なのか?だから夜な夜な現れるとか?」
「あ…話してる時間ない…もういかなきゃ…」
「どこ行くの?」
「ひみつ!名前は?」
「アユム!」
ってつい答えてしまった…
「じゃアユムくんね!」
「アユムくん?」
私は幽霊をほっといて星を見に急いで星を見に行く
怖かったからすぐその場から逃げ出したって言うのが本音
今日はあの部屋に戻れないどうしよう怖い…
あの幽霊が怖すぎるしばらく星を見てその日は怖くて部屋には戻らなかった
「怖っ初めて見た…男の幽霊」
私は公園で寝てしまった初めての野宿
「うーん…朝になってる…部屋に戻って大丈夫かな…まさか朝は現れないよね?はぁ…コンビニで線香買って帰ろ」
それから私は男の幽霊が気になりつつもコンビニで大量の線香を買って帰る事にした
「よし!線香で煙まみれにしよう!成仏して!お願い!」
家に戻ると早速私は急いで線香に火をつけて煙まみれにした
朝帰ってみると男の姿は居なかった
私は夜までずっと線香を焚いた
「そろそろくる頃ね…」
幽霊はいきなり私の前に現れる
最初男の幽霊は黒いモヤからはっきりと男の顔や姿が見えはじめた
「何コレ火事?…」
「あ~良いにおい!いやされるぅ~」
「何だよコレ!やっぱりいるのかよ!何してんだよ!出てけよ!ここは俺の部屋!」
「怖っ怒った!逃げろ~」
「待った!こっちは聞きたいことがたくさんある逃げろって俺のセリフだ逃げたいのはこっち!幽霊が逃げるな」
私は怖くてそのまま逃げ出した
「いつもこんな時間にどこいってるんだ?嫌そんな事より何で俺の部屋に居るんだ?それに線香とかくせ~」
その日も私は幽霊が出てこようと関係なく毎日欠かさず星を見に出かけた
「あの幽霊さすがに怒った線香の効果が効いたんだわ!何が俺の部屋だ!私の部屋だっつーの!」
次の日の朝
私はサングラスをして不動産に出かける
昼間出かける時は特殊なレンズの遮光眼鏡を使用して出かける多少は見えやすくなる
でも気休め程度かけないよりはマシか
あの幽霊今頃何してるのかな…
「だる~何か最近体がだるい…昨日のせいだ」
歩いて会社に向かってると不動産会社に入って行くミクを見かける
「何してんだあの子?でも人違いか?夜の雰囲気と違う」
※※※
私は不動産で私の部屋の事を聞くことにした
「いらっしゃいませ!こちらにおかけくださいどういったお部屋をお探しですか?」
「いやあの~」
「いい部屋があるんですよちょっと古いんですが」
「フォレストマンションに住んでる者ですけどちょっとお話したい事がありまして」
「ああ!あのマンションの!どんな要件で?」
「そのなんて言うか事故物件って事はないですよね?」
「…」
「…」
何この沈黙は?
「いやぁ心当たりありませんね」
「イヤイヤ、何今の間は?何かありますよね?」
「ないですよ!」
「イヤイヤ絶対何かありますよね?」
「ありませんね!何か具体的に何かありましたらその時はご相談ください!」
「絶対何かある」
私は何も情報を得られなかった
具体的になりかありましたらって…
この時私は幽霊に見られていることに気づかなかった
「朝から何してるんだ?朝から見えるようになるとは…まぁいっか俺には関係ない」
仕事も終わり俺は定時に帰るその日の夜
仕事から帰るなり疲れがどっと押し寄せてくる早々と寝る事にした
この時私が焚いた線香が効いていたようだ
「最近体が重い…眠ろ」
そして私は部屋に入ると男がアユムくんがいる
「うわぁ星を見て戻って来たら幽霊のくせに気持ちよさそうに寝てるよ!線香効いてないじゃん!幽霊なのに仕事に行ってるとかおかしいでしょ!自分が死んだ事に気が付いてないのかな?」
俺がなかなか寝つけずふと目が開けると
「はっ!うぉぉぉ!」
目の前にミクが立っていた
「何してるの?出てけって言ったよね?」
「…」
出たよ…自分の部屋だと勘違いしてる…
「何とか言えよ!」
「怒んないでよ怖い…私…何もしてないよ?」
女の子はうるうると涙目になり
「あ!いやその…泣かないでよ」
「…」
呪われる…私呪われて死ぬのね…
「ごめん君の気持ちも考えないで」
「急に怒ったら怖いじゃん」
「出て行きたいけどもしかして成仏できないとか?」
「…」
それはあなたでしょ…あなたはなぜ私の前に現れたの?聞けない……何されるかわかんないし…
「いいよ!」
「え?」
「名前ミクだっけ?ここに居ても良いよ!」
「…」
あ!意外と優しい幽霊…
「なんだよ何か言えよ!」
「やさしいんだねヒロくん!」
「別に優しくしてるつもりは…それに俺はアユムだ間違えないで!」
「ありがとう!アユム!
あ~!照れてる何照れてるのよ!」
「全然照れてない!」
正直こんな間近で可愛い女の子と喋るのは照れる
「アユムは歳いくつなの?」
「39…」
「過去に彼女とか居たりしたの?」
「そんな彼女って居ないよ今まで一度も」
「ふーん!そっか…」
「ミクは?」
「居ないよ似た者同士だね!だから見えるようになってでてきたのかな?」
私は不動産で情報は得られなかったがこの日の夜は男の幽霊と初めてお互いの事を喋って過ごした
そして朝を迎える
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