クラゲって名前ついているけどクラゲじゃないけど何か？

俺がこの国の王だ！

【シャドウリーム国】

「ここがシャドウリーム国我が城」

「ここが…」

私の目の前に突如姿を見せた
それは闇の霧に覆われた城

「紹介しようこいつがペットの【シャドウスパイダー】！蜘蛛だ！」

「ぎゃぁ～蜘蛛～ってへ？どこ？…」

「何だずっといるのだが気づいてないのかお前の肩に乗ってるぞ！」

「ぎゃぁ～蜘蛛が私の肩に払って
って小さい…弱そう…こんな魔物もいるのね！びっくりして損した！」

「言葉に気をつけろよ！こいつは言葉は発しないが理解はしている！殺されるぞ！」

私は鑑定を使った

名前: シャドウスパイダー
身体:レベル200
分類: 魔族
好物: 魔力(肉食)
体長: 0.4ミリ
属性:闇属性
【特徴】
闇の中を素早く移動し巧妙な糸の罠を張って毒を注入したりする能力を持つ

「こいつの糸に触れたら即死だ魔物中で最強種！」

「そうなんですね…気をつけます」

「まぁこいつの糸は見えないから気をつけようがないけどな！はははははっはははっ！」

「笑えない…全然笑えない…」
『賢者様シャドウスパイダーの毒はわかりやすく言いますとたった0.006ミリグラムで魔物キングゴブリンが即死するレベルです！』

「0.006ミリグラム…わかりにくい…」
しかもこの蜘蛛でレベル200って勇者より強いではないか！
『そりゃそうですよ！魔族と弱小人間族と一緒にしてはなりませんよ！そもそも人間族が魔法を使えるのはエルフ族に選ばれた付与のおかげなのですよ付与無しでは使えません
人間族皆が使える訳じゃありません！レベルにも限界があります』

「そうなのか？」

「ん？何か言ったか？」

「いえ独り言です…気になさらずに…」

「はははっやはり貴様は面白い！」

「ナイトストーカーはもう知っているな」

「ええ！知ってます」

ずっと私の影から離れないのだが…
とりあえず…鑑定！

名前: ナイトストーカー
身体:レベル450
分類: 魔族
好物: 魔力 影特に女の子の影が好物
体長: 不明
属性:闇属性
【特徴】
闇の中で姿を隠し敵を待ち伏せし夜の力を使って攻撃する魔物瞬間移動や幻影を作り出す魔法を使う

「なっレベル450！」

「ん？なぜ知ってる？お前鑑定が使えるのか？」

「はい一応…」

「じゃ説明は不要だな！では我が城へ入るぞ！案内する」

私はとんでもないところに踏み出そうとしているのでは…

「きゃ～メア様おかえりなさいませ！メア様のおかげであいつらの美味しい魔力を頂きました！特にあのシユミの魔力…久しぶりだったわ…相変わらず美味しい！私疲れちゃったから今夜はメア様にマッサージをこの胸の辺りをモミ…」

「黙れ！はぁこいつがシャドウウィッチだ…」

名前: シャドウウィッチ
身体:レベル440
分類: 魔族
好物: 魔力 特に男の魔力が好物
嫌いなもの:女
体長: 130センチ
属性:闇属性
【特徴】
闇の魔法を使う女性の魔物相手の心を操ったり闇のエネルギーを操ることができる

「こいつが？子供ではないか？」

その姿はまるで小学生…

「は？何こいつ？死にたい？」

「まぁまぁ落ち着けこいつは今日から俺の仲間だ」

「ええ～こいつが…私が唯一女だったのに」

「それよりナイトのやつは？」

「やっと…私の本命ダークナイトに会える…」

その時私の背筋が凍りつく

な…何んで？…震えが止まらない…何これ…

いつの間にか私の後ろにダークナイトが立っていた無言で立っている

『今賢者様の影から現れました…』

「ひっこいつも私の影が好きなのか…」

「…」

名前: ダークナイト
身体:レベル989
分類: 魔族
好物: 魔力 
属性:闇属性
【特徴】
影の中から現れ恐怖と破壊をもたらす魔物の騎士闇の剣や魔法を使い強力な攻撃を行います

「こいつは無口だがいい奴だ1番信用している」

「ちょっとメア様私は信用してないわけ？」

「もちろん信用してるさ！もう少し大人しくしてればな！」

「ダークナイト…レベル989！私を超えている…」

じゃこのナイトメアのレベルって…鑑定するのが怖い…やめておこう…

「ん？ナイトのレベルを見たか？お前レベルなんて意味ないぞ？あまりレベルなんて気にするな！」

「でもレベルが高ければ高いほど強いんじゃ？」

「それは違うぞ！俺のレベルなんて100そこそこ程度だぞ？」

「へ？またまたご謙遜を…」

名前: ナイトメア
身体:レベル120
分類: 魔族
好物: 魔力
属性:闇属性
【特徴】
闇のエネルギーから生まれた恐ろしい存在
相手の心に恐怖(幻覚)を植え付け悪夢をもたらす能力を持つ

「え？120？私より」

「今私より弱いと思ったか？」

「ちょっと私の領主が弱い訳ないでしょ！」

「ウォッチ！そんな怒ることではない！」

「ちょっと今領主と言ったか？」

「ああ言いそびれたな俺がこの国を収めている領主！この国の王だ！
決してこれは幻覚ではないぞ！
ははははははっ！」

「ええええ～…」
何がおかしいいのよ全然笑えないわ…
帰りたい…

「早速だが貴様の目的はなんだ？」

「私は…私は…」