クラゲって名前ついているけどクラゲじゃないけど何か？

殺す！殺す！！殺す！！！

「これからどうしますか？ビゼン様」

「うーん！そうだね勇者ハルトには完全にバレた！私が本体だって事！あのハイエルフのせいで私の計画がパァだ！まさかあの森に現れるなんて想定外」

「じゃここは3人が帰って来たら殺しましょ！」

「オキ！それはまだだ！相手の出方を見る！
それにどういう事だ？コピーが使えない！あのハイエルフの封印魔法のせい？
おい“案内人“聞こえてるか？もう喋っていいぞ！」

『お久しぶりです賢者様！
びっくりしましたよあの時「うるさい黙れ」と言って私までだますなんて！あの時本当に記憶がないのかと思いました！』

「名演技だっただろ？」

『ええ！素晴らしかったです！本当に騙されましたから！』

「うん！うん！そうだろ！」

『でも勇者様には結局気づかれましたね！』

「それな！あのハイエルフさえあの森に現れなければうまくいっていた！このままでいけば私の最高のシュチュエーションで殺せたのに！クソっ！
でもまぁ“保険”はかけてあるわ」

『それに一発で侵食の実験に成功させるなんてさすが賢者様！です！』

「そうだろ！でも1週間はかかった長すぎね！」

『そんな事はありませんよ！
いつ侵食なんて？それにどうやったんですか？』

「それは秘密よ！お前なら少し考えたらわかるだろ？」

『なぜ秘密に？やっぱりあの時にですかね？』

「まぁあの時よ！そんな事より今これからどうするか迷ってるんだ！
それで案内人に声かけたんだから！もう演技するなんてもう無理！限界！」

『うーんどうしましょ？』

「こっちが聞いてるんだ！案内人だろ？
それに大問題発生だコピー能力が使えない！
今私のコピーを増やしてるんだけど機能しないんだ！これってまずくないか？
コピー能力が使えないと私自身もう遺伝子取り組んで進化できない…相手の遺伝子を分析してコピーするんだったよね？それでポリプ進化に繋げて進化が出来るんだっけ？」

『そうですその通りです大問題です！あの魔法を喰らう前に私が話しかけていれば防ぐ事出来たのに！」

「じゃお前が悪い！その時なんで話しかけなかったんだ？それにコピーの私が攻撃くらっても本体には影響しないって言ったじゃん！」

『ですよね……』

「ですよねじゃねーよ！どうすんだよこの状況！
確認しておくが私が死んでもまたポリプ進化して復活はするんだろうね？」

『それは大丈夫です80%以上のダメージですぐにポリプ進化に入ります
人間族に進化は出来ませんがあのハイエルフを殺してしまえば封印魔法は解除します問題ないです！あ！でも海の中の話ですよ！』

「そうかそんな簡単な事！今すぐ殺しに行く！」

『ええ！行きましょ！』

「オキ！貴様は宴に参加しろ！お前が主役なんだから居なかったら変に思われる！」

「御意！」

「もし私が間に合わなかったら私は肉を食いすぎて腹を壊したとでも言ってて！不参加よ！」

「御意！」

私はエルフウッドの森に向かったコピーが使えない今自ら出向くしかない！ちっ！めんどくさいことになったわ


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【エルフウッドの森】

『賢者！封印魔法は解かれました
今すぐ“ビゼン”様の姿したコピーをギルドに送りこんでください！』


「何だ？遅かったなもう終わったぞ？
お前レイラだっけ？買い物はどうした？」

「ローリス様！そんな……」

ビゼンはローリスの胸を突き破り壊死させていた

「レイラ！戦いを見せれなくて残念だ！
心臓を串刺しにしてやったハイエルフがこんなに弱いとは思わんでな！
残念レイラ！最初から尾行してれば見れたものを！
残念だお前が慕うハイエルフは死んだ！あはっ！
残念！残念ね！」

『賢者様！殺したハイエルフも侵食をするんですね』

「いやもう出来ない死んでしまっては！脆い！実に脆いよ！
まぁ殺すのが目的だからな！
だが“ハイエルフの遺伝子”は手に入れた！
こいつは最初から殺せば良かったな！」

「殺す！殺す！！殺す！！！ビゼン！！！！」

「あはっ！やってみろ！」



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同時刻
冒険者ギルド


「おかえりなさいませビゼン様早いおかえりで！」

「ああ！メーディア様とハルト様はまだ帰って来てないの？」

「はい！まだ帰ってきてません！」

「それは良かった間に合ったね！
戻ってくるまで退屈ね！」

それからしばらくしてハルトとメーディアが帰ってきた

「「ただいま」」

「おかえり！メーディア様！ハルト様！遅かったわね！あれ？レイラ様は？」

「いや途中まで一緒だったんだが急に居なくなった！どこに行ったんだ？」

「そう……
そのうち戻って来るよね！早速始めましょうか！
宴よ～！」

「いいね！今日はとことん飲むぞ～！」



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「あはっ！やってみろと言ったが私は目的はハイエルフを殺す事もう目標も達成したしここに要はないわサヨナラ！バイバイ！地のエルフ様！」

「待て！土魔法:黒土エッジフォッグス！」

無数の土が変形し無数の土の針が襲い掛かる

「“それ”見たわ良い魔法ね！でも残念！
転移！！」

土の針が当たる瞬間ビゼンは転移魔法を使い消えた