インピオ

ハイパーキャノン

文字の大きさ
上 下
12 / 38

ファーストタイプ(☆)

しおりを挟む
「はあはあ。柚希入れたい、もういいだろ?」



「はあはあっ。い、いいよもう。来てぇ・・・!!」



 その後も何度かクンニでイカされた挙句指で散々いじくり回され、すっかり解れてトロトロになった柚希の膣はヒク付きながらも少年のそれが入って来るのを待ちわびていたが、その直後。



「んっくうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!!!?」



(うわ、すげぇ・・・!!)



 柚希の口からくぐもった悲鳴が漏れて顔には苦痛の色が浮かんだ、体を起こした透が男根の竿の部分を手で握るようにして膣口にあてがい、そのまま挿入を開始したのだ。



 無知な少年の突き込みはセーブしているつもりでも少女の純潔をあっさり散らしてそのままグイグイと奥へ進み、最深部分でようやく止まる。



「うはぁぁぁぁぁあああああああっっ!!!!!?はあ、はあ、はあ・・・っ♥♥♥♥♥」



「・・・柚希、大丈夫?」



「はあ、はあ・・・っ。う、うん。平気だけど。ちょっとだけ痛いかも」



 そう答える柚希だったが表情には余裕は一切なくて体もかなり強張っていた、それとは対照的に少年が感じていたのは圧倒的な快楽だった。



 愛液に濡れた膣壁がウネウネ、ゾワゾワとしながら陰茎に絡みつき、締め付けて来る感触はそれまで彼が味わったどんな快楽よりも心地よく、段違いに気持ちいい。



「あ、透・・・」



「柚希。動いても大丈夫?」



「・・・ん。平気だよもう。でも優しくしてね?」



 そう言って無理に笑顔を見せてくれる幼馴染の少女を透は思わず抱きしめたくなった、こんな時まで気丈にふるまい気を使ってくれる柚希と言う女の子がメチャメチャ可愛く感じられて堪らなくなってしまう。



 一方の柚希も“最後までしてほしい”と言う思いもあって彼氏の言葉に同調するが、しかしそれでも透の腰が動き始めると結合部からはまだジンジン、ビリビリとする痛みが走り、表情が少し険しくなる。



「くはああぁぁぁぁぁぁっ!!!!?はあはあっ。あ、あん、あんっ♥♥♥あああああ~っ♪♪♪♪♪」



 もっともそれも一時的なモノに過ぎなかった、ずっと彼に思いを寄せており、意識を向け続けていた彼女の体はその当の本人に触られ続けていたこともあってすぐさま透に順応して行く。



 出し入れの度に膨大な量の快楽が際限なく溢れ始めて少女を喘ぎよがらせるが、特に奥をゴツンと突かれると一瞬、意識が飛ぶ感じがして体がフワッと軽くなった、たったそれだけで柚希はイキかけてしまっていたのだ。 



「は、ひっ。ひゃあぁぁぁぁ、はあ、はあ・・・っ!!!」



「はあはあっ。ゆず、ゆず・・・!!」



「はあっ、はあっ。とおる、とおるぅ・・・っ♥♥♥」



 気が付くと互いを抱きしめ合いながら名を呼び合っていた、二人の体は汗にまみれて呼吸も荒くなっていく。



 透の腰の動きは早まりそれと呼応するかのように柚希のお腹が激しく収縮し始める。





「とおる、とおるぅっ。はあああぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ♥♥♥♥♥♥♥」



「うああああああああっ。柚希、でる!!」



 ビクウゥゥ、ビクビクビクビクビクビクビクビクゥゥゥゥゥ・・・・・・ッッ!!!!!



 ドピューッ。ドリュリュリュ、ドプドプドプドプドプドプドプドプドプ・・・・・・ッッッ!!!!!!!!!



「・・・・・~~~~~~~っっっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥ふあぁぁぁぁっ。はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・っっ!!!!!!!」



「~~~~~~~っっっ!!!!!・・・はあはあはあっ、ふぅ。柚希」



「はあはあ、はあはあっ!!!・・・とおる」



 行為が終わって落ち着いて来ると、二人は再び互いを呼び合いキスをかわすが、しかし。



「え、えっ?とおる・・・!?」



「柚希・・・。ごめんね、もう一回!!」



 そう告げると戸惑う彼女を抱きしめたまま透は律動を再開させた。



「とおる・・・っ。あっ♥♥♥あ、あああっ。ああああーーーっっ♪♪♪♪♪」



 最初はびっくりしていた柚希もすぐにまた甘い声を漏らしながら回した腕に力を込めるが結局その日、二人は5回も連続して交わり続け、透がようやく満足する頃には柚希は完全に気を失ってしまっていた。



 自身に組み敷かれた状態のままでだらしなく口をあけ放ち、白目を剥いて脱力している恋人の姿にますます興奮してしまった透はもっと繫がっていたいと思ったのだが、さすがにくたびれたのと、誰かが帰って来たら困ることになるので結合を解いて周りを片付け、室内を急いで換気した。



 特に後片付けは大変だった、なにしろ5回も出した柚希のお股は透の精液と彼女自身の愛液の混ざった白濁液でベチョベチョになってしまっており、抱き合っていたシーツもまた二人の汗で濡れていたのだ。



 それらを何とか片付け終えてようやく透が一息付いていたころに大悟と実里が帰宅して来た。



 あのままやりまくっていたらやばかったと、少年は内心ビクッとするが、それはすぐに満たされた幸福感と多大な疲労へと変わって行った。



 2012年7月7日、曇りのち晴れ。



 この日、少年は勇者になった(冒険はまだ始まったばかり)。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

寡黙宣教師様とシスター・アニーの秘密の関係

トリイチ
恋愛
元孤児でシスターのアニー。 孤児院を運営する宣教師のヴァンデルクとは皆には秘密だが恋仲である。 ある日ヴァンデルクがはるか遠くの村へ宣教活動の為不在になるのを知りアニーは――。

初めてのパーティプレイで魔導師様と修道士様に昼も夜も教え込まれる話

トリイチ
恋愛
新人魔法使いのエルフ娘、ミア。冒険者が集まる酒場で出会った魔導師ライデットと修道士ゼノスのパーティに誘われ加入することに。 ベテランのふたりに付いていくだけで精いっぱいのミアだったが、夜宿屋で高額の報酬を貰い喜びつつも戸惑う。 自分にはふたりに何のメリットなくも恩も返せてないと。 そんな時ゼノスから告げられる。 「…あるよ。ミアちゃんが俺たちに出来ること――」 pixiv、ムーンライトノベルズ、Fantia(続編有)にも投稿しております。 【https://fantia.jp/fanclubs/501495】

【R18】花街の朧狐は契約の巫女を溺愛する〜お狐様のお仕置き〜

蒼琉璃
恋愛
『――――あんなことしてもうたら、そら祟られるに決まってるやろ? 観念するしかあらへんなぁ』 親友の莉緒と、大学のサークル仲間で京都旅行に来た櫻井つむぎ。旅行最後の日に金縛りになって目の前に現れたのはゲスなお稲荷様の神使だった……!?お稲荷さんの祠に悪戯した友達を救うために、つむぎはお狐様に体で支払えと言われてしまい……。 華やかな花街で織りなす人外と契約で囚われた巫女の色恋のお話し。 ※人外 ※エロ重視です。 ※ヒーローはチャラ男(ゲス男気味) ※無理やり表現あり ※ヒロインに出会う前にモブとの行為あり ※ハピエンですがなんでも許せる方。 ※一話〜二話までヒーロー視点です。 ※三話〜四話は時系列的に短編お狐様のお仕置きのお話しの頃で同じシーン+加筆。 ※illustrator Suico

旦那様と楽しい子作り♡

山海 光
BL
人と妖が共に暮らす世界。 主人公、嫋(たお)は生贄のような形で妖と結婚することになった。 相手は妖たちを纏める立場であり、子を産むことが望まれる。 しかし嫋は男であり、子を産むことなどできない。 妖と親しくなる中でそれを明かしたところ、「一時的に女になる仙薬がある」と言われ、流れるままに彼との子供を作ってしまう。 (長編として投稿することにしました!「大鷲婚姻譚」とかそれっぽいタイトルで投稿します) ─── やおい!(やまなし、おちなし、いみなし) 注意⚠️ ♡喘ぎ、濁点喘ぎ 受け(男)がTSした体(女体)で行うセックス 孕ませ 軽度の淫語 子宮姦 塗れ場9.8割 試験的にpixiv、ムーンライトノベルズにも掲載してます。

別れた婚約者が「俺のこと、まだ好きなんだろう?」と復縁せまってきて気持ち悪いんですが

リオール
恋愛
婚約破棄して別れたはずなのに、なぜか元婚約者に復縁迫られてるんですけど!? ※ご都合主義展開 ※全7話  

【R18】意外としたたかな幼馴染と俺 EXおまけ

君の瞳に乾杯
恋愛
「SEXしてみる?」と幼馴染(サク)に誘いかけるあたし(雪)。  本当は滅茶苦茶SEXしたいのに、童貞拗らせて素直になれないサクとあたしは2人で取り決めを交わす。 ・キス NG ・SEX(本番) NG  そう、これは気持ちー事をし合うだけの遊び。  でもね、そう言ってられるのも今だけだぜ。  じっくり攻めて切り崩して行き、最後にはファーストキスも童貞も、全部丸っと頂いちゃいます♪  作者の前作『意外としたたかな幼馴染と俺』の2〜10話の雪視点です。  注意事項 ・本作はフィクションです。物語の中に登場する人物・建物・団体は実在するモノとは一切無関係です。 ・作者が嫌いなので、強引な手段・暴力・詐欺行為などは一切ありません。 ・登場人物が2人のため、NTRはありません。おじロリ・おねショタ・兄弟姉妹・インピオでもありません。 ・作者の力量不足により表現に物足りない部分があったり、不快に感じる部分があるかも知れませんが、広い心で許して下さい。 ・本作には直接的な性行為の描写があります。自己責任でお願いします。読んで体調が悪くなったり、精神的に不安定になっても、作者にクレームを付けられても対処しかねます。

ダイポールを超えて~1グーゴルの幸せ~

ハイパーキャノン
恋愛
 今回のお話も登場人物や場所など、現実に存在している人物、場所を参考に構成しています(もちろん、あくまでも参考です)そのため構成や世界観が現実世界にかなり近くなっています。  そして今回、ヒロインである“アメリア”にはモデルが二人存在しています(プラチナの髪をした、イタリアとロシアのハーフ美女の方と、世界一の美少女に輝いたことのある美少女の方です)、ただこういった場ですので、実名を公開するのは差し控えさせていただきます。  また私は一般人ですのでこの方たちが実際はどういった方たちなのか、どういった環境で生きてこられたのか、と言う事まではわかりません(可愛いと思っている方々ですので、やはり優しい人たちであれば良いな、とは思っていますが)、ただ去年の秋くらいだったと思いますけれども初めて見た時に、ものすごいショックを受たことは覚えています。  ”三次元が本気になるとこんなにも可愛くて、綺麗な人たちが出て来るのか、凄いな”と。  で、考えました、”こんな人たちと現実的に、お付き合いが出来たらな”と。  それが、この物語を書くきっかけとなりました。  だから今回も子宮姦なんかも出てはきますがいきなりそこまで行くのではなくて、あくまでも“二人がずっとお互いを好きあっており互いに意識を向けていた”+”成長期と言う体が変化して行く前からずっとセックスを続けていたために、ヒロインの体が主人公に合うように変化した”と言う設定を付け加えさせていただいています(つまり数年間かけて体を開発したわけです)。  また今回は皆様が解りやすいようにと、主にエッチシーンのイラストを添付させていただきました。  ヤキソバぱん太郎&ネギトロ子様、どうもありがとうございました。  ちなみに題名の”ダイポール”とは近年発見された、本来であれば互いに引き付けあうはずの銀河同士を逆に引き離そうとする”双極反発力”のことです、また1グーゴルとは10の100乗を意味する単位のことです。

さよなら、英雄になった旦那様~ただ祈るだけの役立たずの妻のはずでしたが…~

遠雷
恋愛
「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」 戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍らには、可憐な容姿の女性が立っている。 周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地を抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。 「……わかりました、旦那様」 反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。 その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。

処理中です...