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戦争まで
新しい風景
しおりを挟むあれから3日後私はちゃんと転移魔法でみんなをマハルーンまで連れてきた
け、結構この人数は体力使うな…………
「マリンのおかげで俺たちもゆっくり出発できたな」
「体力も温存出来たし本当に感謝しかないわ」
疲れなんて吹っ飛んじゃう言葉をありがとう笑
「みんなのお役に立てたなら、私も嬉しいよ」
てか、ほんとすごい!あんまり堂々と、転移魔法で現れたら他の人達にびっくりされるから
ちょっと、離れたところから現れたはずなのに、、
此処まで美味しそうな匂いと、人々の楽しそうな声が聞こえて来る………
此処がマハルーン……
少し歩くと、屋台がたくさん見えてきてすごいオシャレな家が並んでる
すごい栄えてて素敵なとこだな…
ズキっ
急に頭の中を此処の風景と似た様な場面が流れる、、
また頭に痛みが……
私は此処以上に栄えてる都市を知ってる……?
「マリン行くぞ、大丈夫か?」
「うん、ありがとう」
「てか、これを一応羽織っとけ」
シンに渡されたのは裏生地には不思議な模様が書いてあるけど外から見たらいたってシンプルな………
「こ、これを頭から羽織ればいいの?」
「あぁ、マリンは…そ、の、美人過ぎるから、、いろんな人に声かけられて前に進めないと大変だからな…」
「///……び、美人ではないけどありがと、、」
「それと、その羽織には少しの魔力を制御する力もあるんだ……俺らには分からないけど、この都市には沢山使える奴がいるからな、、、マリンの強い魔力を勘付かれない様にする必要があると思って、、昨日俺が買っておいた笑」
何から何まで本当に感謝しかないよ……
「ありがとう…凄い助かります!てか、シン、本当にここの都市は、凄く栄えてるんだね」
「あぁ、ルジャーク国の次に栄えてるって言われてるし、、裏ではあの国とも貿易をしている物品もあるらしいしな…だから手が出せないのかもな……」
ルジャークの次に……
てことは私の頭にさっき流れた風景は……
ルジャーク国の風景だったのかしら??
うーん、、、
「後この角がマリンの住む場所だ…
ここの家のオーナーさんに鍵をもらいに行こう」
「うん、」
今はこの幸せを失わない様にしなきゃな……
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