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4章 守りたい者たちは誰なのか
仲間を増やしに行こう。
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クニャラたちを助ける黄金の戦士が現れる少し前の話である。
「レベル20になった!」
やはり大規模農業と大規模養豚は経験値がバカみたいに入るな。
「やったな犬、俺もこれでゴーレム(小)が使えるぞ」
そう言うとシンミアは地面にパンチを入れる。その瞬間地面がモコモコと盛り上がりシンミア似のゴーレムが数体出来上がった。
「おお、すごいな」
オレが驚いくと、シンミアは鼻を指で擦り、へへへと笑う。
「力もオレと寸分たがわないからな、犬がレベルあげればこいつらも強くなるぞ」
そう言われ、俺はシンミアたちのステータスを確認した。
名前:シンミア
種族:岩猿
属性:土
レベル:20(主人に依存)
永続効果:自然回復(小)
スキル:ゴーレム(小)作成
名前:スヴィニヤー
種族:豚人
属性:風
レベル:20(主人に依存)
永続効果:ダンスフィールド(場所固定)
スキル:生命の舞い(HP回復)
「スヴィニヤーもスキルを得てるんだね」
「ええ、順調に力が戻ってますね。とは言え神化までの道のりは遠いですが」
レベル1000で神の力を取り戻すか。もっと大規模に生産しないと、間に合わないな。
「ケンロウ様、見てください。ついに完成しました」
ビーカーに透けたピンク色の液体を持ってきたクリストファが俺の元に喜び駆けてくる。
いつの間にかクリストファは俺のことをケンロウ様と呼ぶようになった。
王になった俺をケンタ呼びだと色々まずいと言って、ちゃんとケジメをつけているそうなのだ。
クリストファが持ってきたピンクの液体の入ってるビーカーを受け取り臭いを嗅ぐと、それは紛れもなくガソリンだった。
「おお! さすがだクリストファ」
「ケンロウ様が作られた蒸留装置のお陰ですよ」
ガソリンは原油から作られる。作り方は350度で原油を熱して、そこからでる蒸気を分けて分離させる。ガソリンは沸点30度~180度で抽出される。
副産物として灯油や軽油、アスファルトとなどもできた。
そしてこの軽油のお陰で、伊四百型のエンジンを使って飛行用に換装してあるのプロペラを回すことにより莫大な推進力を得ることに成功した。
軽油は俺のアイテムボックスにいれておけばいくらでも入るので、飛行船である伊四百型は理論上永続航行可能になったわけだ。
「それで、この飛行機と言うやつ飛ばせるんですか?」
「いや無理。俺、操縦できないし」
「では、このガソリンはどうするんですか?」
「餌だね」
俺は木の棒を錬金術の道具に変形させ。ある錬金生物を作り出す。レベル20で作れる”機生虫”あらゆる金属に寄生し意思を持つようになる。
正直”晴嵐”のサイズでは無理かもしれないが、試してみたかったのだ。
錬金術で作った機生虫を”晴嵐”につけると、その体が晴嵐と一体化していく。それにともない晴嵐の形がウネウネと形を変えていく。
「「「おおおお!!!」」」
その姿はドラゴン、いや生物の晴嵐と行った方が近いか。
「俺の言葉がわかるか?」
機生体に言葉をかけると機生体はコクンとうなずく。
「うは、かわいいなこいつ。オレがもらって良いのか?」
シンミアが晴嵐の身体をバシバシと叩く。
「色々、調べてからな」
「ん、じゃあ名前決めていいか? いいよな? よし、お前の名前はキントだ!」
まだ良いよっていってないんですが?
だがキントは名前をつけられて嬉しいのかシンミアになつき出す。
いや、そう言えば名前つけたやつの所有物になるんだった。
まあ仕方ないか、前から楽しみにしてたんだし。
俺はガソリンと灯油、軽油に、重油をキントの前に置く。
キントは他の油には目もくれず器用にガソリンを飲み始めた。
ひとしきり飲み終えると生き物のようにゲップをする。
続いて二式旋回銃の弾を置くと、それも丸飲みしてしまった。
「シンミア、キントにあの的に向かって一発だけ弾を撃つように言ってくれ」
「わかった」
シンミアはキントの首をパシッと叩くとキントがコクリとうなずき口を開ける。
”ドゴン”
耳をつんざくような轟音がすると的が跡形もなく消え、更に後ろにあった鉄壁も破壊した。
「おいおい、嘘だろ、あの鉄壁何枚あると思ってんだ」
10枚重ねた鉄板を一撃で粉砕どころか大穴を開けるだと。
「犬、キントのやつ土属性持ってるぞ。今のは”金剛弾”って言うらしい」
なるほど、シンミアの物になったから土属性がついた。その上、威力も上がったのか。
基本の能力を知りたかったんだけど、これじゃ台無しだな。
「あと何かできるか?」
「うーん、キントが言うには、爆弾食わせろ、ガソリン飲ませろ、だってよ」
シンミアと同じでキントのやつ口悪いな。
「ガソリン飲ませるとなにができるんだ」
「飲ませてくれるんなら見せるってよ」
「いくらでも飲ませてやる」
「”ぎゃあぁぁ”」
俺がそう言うとキントが大喜びで跳ねる。そして上を向くと口から熱線を発射した。
は?
「な、なんなのそれ」
「”火焔放射鬼”だってよ」
ちなみにこれも土属性で強化されているとか。火って土属性関係あるのかって聞いたらガソリンの方らしいガソリンは水属性じゃなくて土属性なんだとか。
ハイオクかな?
ガソリンを吐いて火炎放射機にしてるのか、これはすごいな。
ただ味方にも当たるから、味方がいるところでは使えないらしい。
それと晴嵐をアイテムボックスに入れたことで晴嵐自体を作ることも可能になった。
これは未知の物はアイテムボックスに入れるだけで製作できると言うことなのだ。
ただ素材が異世界の金属なので、現在、作成することはできない。
この世界の物はレベルで作れるから皆同じものしかない。
レベルによる技のせいで、努力せずになんでもできてしまう。だから新しいものを作ると言う考えに至らない。
そのことをクリストファに教え、新しいものを開発するように努めてもらっている。
そしてできた新しいアイテムは俺のアイテムボックスに入れれば、いくらでもアイテムを生産することも可能なのだ。
それと所持できるアイテム数には上限があるのだが。アイテム量には上限がなくなっていた。
同じものならいくらでもスタックできるのだ。
この能力にもう少し早く気がついていれば、金食い虫の伊400型の改造を遅らせられたんだがと後悔している。
まあ、これはロマンだからしかたないか。
「ケンロウ様、一式魔導クラスター爆弾の方も見てもらいたいのですがよろしいでしょうか?」
魔導クラスター爆弾とは魚雷発射筒に挿入可能な爆撃弾である。一つの爆弾の中に大量の魔法スクロールを入れ展開時に自動で発動するようにしたものだ。
前の世界では非人道的な攻撃方法であるのと不発弾が多いことから禁止されたが敵が魔物で不発弾もでないから採用した。
ただ、これはまだ試作品で今後はミサイルのように飛ばすのが課題だ。
それから二ヶ月後、救援の用意ができた俺たちはブレイドオル王国へ向かい出立した。
王国までは1週間ほどで到着することができたが、ブレイドオル王国の兵士がフルメイルの天使の軍団たちに囲まれていた。
「助けにいくぞ! 艦内の指揮はクリストファに任せる」
「わかりました」
俺たちは三体の晴嵐の上にそれぞれ乗り出動した。出動するとクリストファが魔導クラスター爆弾を使ったらしく。囲まれている兵士たちの周りには氷の壁ができていた。
「ヒャッホー、オレが一番乗りだ!」
シンミアがキントの口から機銃掃射をする。天使の軍団は金剛弾で次々に破壊され、破壊された天使の軍団は炎を射出していた。。
だが氷の攻撃や金剛弾をすり抜け天使の軍団がブレイドオルの兵士たちを襲う。
「シンミア、スヴィニヤー行くぞ」
「おう!」
「かしこまりました」
周囲の天使の軍団はキントたちに任せ。俺たちは地上に飛び降りた。
「なぁ犬、俺たちは大丈夫だけど犬ってこんな高さから飛び降りて無事なの?」
「そうですね、身体は無事じゃすみませんよ?」
「あ? ああああああああぁぁ!」
「レベル20になった!」
やはり大規模農業と大規模養豚は経験値がバカみたいに入るな。
「やったな犬、俺もこれでゴーレム(小)が使えるぞ」
そう言うとシンミアは地面にパンチを入れる。その瞬間地面がモコモコと盛り上がりシンミア似のゴーレムが数体出来上がった。
「おお、すごいな」
オレが驚いくと、シンミアは鼻を指で擦り、へへへと笑う。
「力もオレと寸分たがわないからな、犬がレベルあげればこいつらも強くなるぞ」
そう言われ、俺はシンミアたちのステータスを確認した。
名前:シンミア
種族:岩猿
属性:土
レベル:20(主人に依存)
永続効果:自然回復(小)
スキル:ゴーレム(小)作成
名前:スヴィニヤー
種族:豚人
属性:風
レベル:20(主人に依存)
永続効果:ダンスフィールド(場所固定)
スキル:生命の舞い(HP回復)
「スヴィニヤーもスキルを得てるんだね」
「ええ、順調に力が戻ってますね。とは言え神化までの道のりは遠いですが」
レベル1000で神の力を取り戻すか。もっと大規模に生産しないと、間に合わないな。
「ケンロウ様、見てください。ついに完成しました」
ビーカーに透けたピンク色の液体を持ってきたクリストファが俺の元に喜び駆けてくる。
いつの間にかクリストファは俺のことをケンロウ様と呼ぶようになった。
王になった俺をケンタ呼びだと色々まずいと言って、ちゃんとケジメをつけているそうなのだ。
クリストファが持ってきたピンクの液体の入ってるビーカーを受け取り臭いを嗅ぐと、それは紛れもなくガソリンだった。
「おお! さすがだクリストファ」
「ケンロウ様が作られた蒸留装置のお陰ですよ」
ガソリンは原油から作られる。作り方は350度で原油を熱して、そこからでる蒸気を分けて分離させる。ガソリンは沸点30度~180度で抽出される。
副産物として灯油や軽油、アスファルトとなどもできた。
そしてこの軽油のお陰で、伊四百型のエンジンを使って飛行用に換装してあるのプロペラを回すことにより莫大な推進力を得ることに成功した。
軽油は俺のアイテムボックスにいれておけばいくらでも入るので、飛行船である伊四百型は理論上永続航行可能になったわけだ。
「それで、この飛行機と言うやつ飛ばせるんですか?」
「いや無理。俺、操縦できないし」
「では、このガソリンはどうするんですか?」
「餌だね」
俺は木の棒を錬金術の道具に変形させ。ある錬金生物を作り出す。レベル20で作れる”機生虫”あらゆる金属に寄生し意思を持つようになる。
正直”晴嵐”のサイズでは無理かもしれないが、試してみたかったのだ。
錬金術で作った機生虫を”晴嵐”につけると、その体が晴嵐と一体化していく。それにともない晴嵐の形がウネウネと形を変えていく。
「「「おおおお!!!」」」
その姿はドラゴン、いや生物の晴嵐と行った方が近いか。
「俺の言葉がわかるか?」
機生体に言葉をかけると機生体はコクンとうなずく。
「うは、かわいいなこいつ。オレがもらって良いのか?」
シンミアが晴嵐の身体をバシバシと叩く。
「色々、調べてからな」
「ん、じゃあ名前決めていいか? いいよな? よし、お前の名前はキントだ!」
まだ良いよっていってないんですが?
だがキントは名前をつけられて嬉しいのかシンミアになつき出す。
いや、そう言えば名前つけたやつの所有物になるんだった。
まあ仕方ないか、前から楽しみにしてたんだし。
俺はガソリンと灯油、軽油に、重油をキントの前に置く。
キントは他の油には目もくれず器用にガソリンを飲み始めた。
ひとしきり飲み終えると生き物のようにゲップをする。
続いて二式旋回銃の弾を置くと、それも丸飲みしてしまった。
「シンミア、キントにあの的に向かって一発だけ弾を撃つように言ってくれ」
「わかった」
シンミアはキントの首をパシッと叩くとキントがコクリとうなずき口を開ける。
”ドゴン”
耳をつんざくような轟音がすると的が跡形もなく消え、更に後ろにあった鉄壁も破壊した。
「おいおい、嘘だろ、あの鉄壁何枚あると思ってんだ」
10枚重ねた鉄板を一撃で粉砕どころか大穴を開けるだと。
「犬、キントのやつ土属性持ってるぞ。今のは”金剛弾”って言うらしい」
なるほど、シンミアの物になったから土属性がついた。その上、威力も上がったのか。
基本の能力を知りたかったんだけど、これじゃ台無しだな。
「あと何かできるか?」
「うーん、キントが言うには、爆弾食わせろ、ガソリン飲ませろ、だってよ」
シンミアと同じでキントのやつ口悪いな。
「ガソリン飲ませるとなにができるんだ」
「飲ませてくれるんなら見せるってよ」
「いくらでも飲ませてやる」
「”ぎゃあぁぁ”」
俺がそう言うとキントが大喜びで跳ねる。そして上を向くと口から熱線を発射した。
は?
「な、なんなのそれ」
「”火焔放射鬼”だってよ」
ちなみにこれも土属性で強化されているとか。火って土属性関係あるのかって聞いたらガソリンの方らしいガソリンは水属性じゃなくて土属性なんだとか。
ハイオクかな?
ガソリンを吐いて火炎放射機にしてるのか、これはすごいな。
ただ味方にも当たるから、味方がいるところでは使えないらしい。
それと晴嵐をアイテムボックスに入れたことで晴嵐自体を作ることも可能になった。
これは未知の物はアイテムボックスに入れるだけで製作できると言うことなのだ。
ただ素材が異世界の金属なので、現在、作成することはできない。
この世界の物はレベルで作れるから皆同じものしかない。
レベルによる技のせいで、努力せずになんでもできてしまう。だから新しいものを作ると言う考えに至らない。
そのことをクリストファに教え、新しいものを開発するように努めてもらっている。
そしてできた新しいアイテムは俺のアイテムボックスに入れれば、いくらでもアイテムを生産することも可能なのだ。
それと所持できるアイテム数には上限があるのだが。アイテム量には上限がなくなっていた。
同じものならいくらでもスタックできるのだ。
この能力にもう少し早く気がついていれば、金食い虫の伊400型の改造を遅らせられたんだがと後悔している。
まあ、これはロマンだからしかたないか。
「ケンロウ様、一式魔導クラスター爆弾の方も見てもらいたいのですがよろしいでしょうか?」
魔導クラスター爆弾とは魚雷発射筒に挿入可能な爆撃弾である。一つの爆弾の中に大量の魔法スクロールを入れ展開時に自動で発動するようにしたものだ。
前の世界では非人道的な攻撃方法であるのと不発弾が多いことから禁止されたが敵が魔物で不発弾もでないから採用した。
ただ、これはまだ試作品で今後はミサイルのように飛ばすのが課題だ。
それから二ヶ月後、救援の用意ができた俺たちはブレイドオル王国へ向かい出立した。
王国までは1週間ほどで到着することができたが、ブレイドオル王国の兵士がフルメイルの天使の軍団たちに囲まれていた。
「助けにいくぞ! 艦内の指揮はクリストファに任せる」
「わかりました」
俺たちは三体の晴嵐の上にそれぞれ乗り出動した。出動するとクリストファが魔導クラスター爆弾を使ったらしく。囲まれている兵士たちの周りには氷の壁ができていた。
「ヒャッホー、オレが一番乗りだ!」
シンミアがキントの口から機銃掃射をする。天使の軍団は金剛弾で次々に破壊され、破壊された天使の軍団は炎を射出していた。。
だが氷の攻撃や金剛弾をすり抜け天使の軍団がブレイドオルの兵士たちを襲う。
「シンミア、スヴィニヤー行くぞ」
「おう!」
「かしこまりました」
周囲の天使の軍団はキントたちに任せ。俺たちは地上に飛び降りた。
「なぁ犬、俺たちは大丈夫だけど犬ってこんな高さから飛び降りて無事なの?」
「そうですね、身体は無事じゃすみませんよ?」
「あ? ああああああああぁぁ!」
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