130 / 132
魔界編(本編)
182.もう一つの戦い
しおりを挟む
レイブがケルア草確保へ向かった後、ガストニアへ不審な影が忍び寄っていた。
角を生やした悪魔が二人、塀の外に立っている。
「はぁ~ かったるいなぁ。なんで俺達が、こんなめんどいことしなきゃなんねぇんだよ」
「文句を言うな弟よ。我々がこうして脱獄できたのも、彼のお陰だ。お前も、多少の義理は感じているんだろう」
「はいはい、わかってますよぉ~」
悪魔は二人とも男、一人は軽薄そうな態度で木にもたれかかっている、もう一人はそんな彼を冷静な態度で諭している。
二人は兄弟だった。兄の名はグリム、弟の名はグラエル。タルタロスから脱獄した上位悪魔である。
「んで行くのかよ。あいつはどっか行ったんだろ」
「そうだな……」
二人はレイブのことを知っていた。
到着してすぐ、レイブがこの国へ入ったことを知る。二人とも、ゼロの強さを知っており、そのゼロと同等の力を持つ存在が、レイブであることもわかっていた。
二人がかりで挑んでも勝算は低い。そう判断した彼らは、レイブが居なくなるタイミングを見計らっていた。そして今日、彼はケルア草を採取しに向かっている。
「条件は揃っている……。だが夜にしよう」
「はいよ」
兄は冷静にそう判断した。
二人は夜を待ちながら、一番守りの薄い場所を探した。そして見つけたのが、屋敷から一番遠い塀である。巡回も少なく、明らかに手薄な警備だった。
「ここにしよう」
二人は日が沈むまで待機した。
そうして予定時刻となる。街の明かりは消え、人の気配が少なくなる。予想通り、二人が待つ塀の向こう側は警備が手薄だった。
「結界はどう超えるんだよ」
「安心しろ、準備はしてある」
「こちらも準備万端でありますよ!」
「誰だ!?」
声が聞えた方向へ瞬時に振り向く二人。その視界に映っていたのは、黒髪のメイドと肩に乗る黒猫の姿だった。
「こんな夜遅くに訪問とは、マナーがなっていませんね」
「全くでありますなぁ~」
グリムとグラエルは恐い目つきで睨みつけた。そしてグリムがアリスに問いかける。
「なぜわかった」
「襲撃のことですか? それともこの場所ですか?」
「両方だ」
「襲撃のことなら、いずれ来るとレイ様がおっしゃっていました」
レイ? あの男……やはり気付いていたのか。
グリムはぐっと舌を噛み締めた。
「ではなぜここがわかった。警備を強化していたようには見えなかったぞ」
「そうですよ? 警備が手薄で、夜になれば人も通らない……だからここを選んだんですよね?」
まさか――
グリムはようやく理解した。
すべては彼女の、アリスの仕掛けた罠だったのだ。
ガストニアは広い。すべての場所を警戒することは物理的に不可能である。だからこそ、あえて警備が手薄な場所を作り、行動を誘導したのだ。
「のせられた……」
「私も驚きました。まさか、こうも簡単に引っかかるとは思えませんでしたので」
「アリス殿のお手柄でありますな!」
「くっ……だが……」
グリムは周囲を警戒して見渡した。そして視線をアリスに戻し、ニヤリと笑みを浮かべる。
「どうやら、待ち伏せていたのはお前達だけのようだな」
「はい。他の方々には、普段通りの警備をしていただいてますので」
「ならば早い話、お前達を倒してしまえば問題ない」
「その通りですが……。そう簡単にいくとお思いで?」
「そりゃあこっちのセリフだぜぇ~」
グラエルが、いつの間にか取り出していたアックスを構えている。鋭い目つきで、アリスを睨みつけてこう言った。
「たった一人と一匹で――俺達に勝てると思ってんのか?」
この二人は強い。
それはアリスとムウも理解していた。特にアリスは、どちらかというと現実主義。勝てない戦いには挑まないタイプである。
そんな彼女が悪魔の前に立ち塞がっている。その理由は当然――
「もちろんです」
勝算があるからである。
アリスは自信ありという表情を見せた。それの顔が気に入らなかったのか、グラエルはムスッとした。
「言うじゃねぇかクソ女が……。いいぜぇ~ お前の相手は俺がしてやるよぉ」
「はぁ、勝手に話を進めるな」
「いいじゃねぇかよぉ~ あんな女、俺一人で十分だぜぇ~」
グラエルは斧の刃を舌で舐めた。そして下種な笑みを浮かべる。
「全身ひん剥いて腱を斬りおとして、動けなくなったところをゴブリンにでも襲わせてやろうかなぁ~ あぁー泣き叫ぶ顔が早く見たいぜぇ」
「……」
アリスは寒気を感じ鳥肌を立てた。
「大丈夫でありますか?」
「……もちろんです」
無論強がりである。恐怖を感じないわけが無く、ムウもそのことはわかっていた。肩に乗っているムウには、アリスの震えも伝わっていたからだ。
それでも心が折れていない。
アリスは震えを自分で抑え込み、両手に武器を構えた。
「……わかったでありますよ」
ムウはぴょんとアリスの肩から飛び降りた。
「では、我輩の相手はそちらでありますな」
「……そのようだな」
ムウとグリムが目を合わせる。
対戦カードが決まった。あとはゴングを待つだけ。ここでのゴングは――
「いくぜおらあぁぁぁぁ!!」
グラエルの雄叫びを合図に、戦いの火蓋がおとされる。
角を生やした悪魔が二人、塀の外に立っている。
「はぁ~ かったるいなぁ。なんで俺達が、こんなめんどいことしなきゃなんねぇんだよ」
「文句を言うな弟よ。我々がこうして脱獄できたのも、彼のお陰だ。お前も、多少の義理は感じているんだろう」
「はいはい、わかってますよぉ~」
悪魔は二人とも男、一人は軽薄そうな態度で木にもたれかかっている、もう一人はそんな彼を冷静な態度で諭している。
二人は兄弟だった。兄の名はグリム、弟の名はグラエル。タルタロスから脱獄した上位悪魔である。
「んで行くのかよ。あいつはどっか行ったんだろ」
「そうだな……」
二人はレイブのことを知っていた。
到着してすぐ、レイブがこの国へ入ったことを知る。二人とも、ゼロの強さを知っており、そのゼロと同等の力を持つ存在が、レイブであることもわかっていた。
二人がかりで挑んでも勝算は低い。そう判断した彼らは、レイブが居なくなるタイミングを見計らっていた。そして今日、彼はケルア草を採取しに向かっている。
「条件は揃っている……。だが夜にしよう」
「はいよ」
兄は冷静にそう判断した。
二人は夜を待ちながら、一番守りの薄い場所を探した。そして見つけたのが、屋敷から一番遠い塀である。巡回も少なく、明らかに手薄な警備だった。
「ここにしよう」
二人は日が沈むまで待機した。
そうして予定時刻となる。街の明かりは消え、人の気配が少なくなる。予想通り、二人が待つ塀の向こう側は警備が手薄だった。
「結界はどう超えるんだよ」
「安心しろ、準備はしてある」
「こちらも準備万端でありますよ!」
「誰だ!?」
声が聞えた方向へ瞬時に振り向く二人。その視界に映っていたのは、黒髪のメイドと肩に乗る黒猫の姿だった。
「こんな夜遅くに訪問とは、マナーがなっていませんね」
「全くでありますなぁ~」
グリムとグラエルは恐い目つきで睨みつけた。そしてグリムがアリスに問いかける。
「なぜわかった」
「襲撃のことですか? それともこの場所ですか?」
「両方だ」
「襲撃のことなら、いずれ来るとレイ様がおっしゃっていました」
レイ? あの男……やはり気付いていたのか。
グリムはぐっと舌を噛み締めた。
「ではなぜここがわかった。警備を強化していたようには見えなかったぞ」
「そうですよ? 警備が手薄で、夜になれば人も通らない……だからここを選んだんですよね?」
まさか――
グリムはようやく理解した。
すべては彼女の、アリスの仕掛けた罠だったのだ。
ガストニアは広い。すべての場所を警戒することは物理的に不可能である。だからこそ、あえて警備が手薄な場所を作り、行動を誘導したのだ。
「のせられた……」
「私も驚きました。まさか、こうも簡単に引っかかるとは思えませんでしたので」
「アリス殿のお手柄でありますな!」
「くっ……だが……」
グリムは周囲を警戒して見渡した。そして視線をアリスに戻し、ニヤリと笑みを浮かべる。
「どうやら、待ち伏せていたのはお前達だけのようだな」
「はい。他の方々には、普段通りの警備をしていただいてますので」
「ならば早い話、お前達を倒してしまえば問題ない」
「その通りですが……。そう簡単にいくとお思いで?」
「そりゃあこっちのセリフだぜぇ~」
グラエルが、いつの間にか取り出していたアックスを構えている。鋭い目つきで、アリスを睨みつけてこう言った。
「たった一人と一匹で――俺達に勝てると思ってんのか?」
この二人は強い。
それはアリスとムウも理解していた。特にアリスは、どちらかというと現実主義。勝てない戦いには挑まないタイプである。
そんな彼女が悪魔の前に立ち塞がっている。その理由は当然――
「もちろんです」
勝算があるからである。
アリスは自信ありという表情を見せた。それの顔が気に入らなかったのか、グラエルはムスッとした。
「言うじゃねぇかクソ女が……。いいぜぇ~ お前の相手は俺がしてやるよぉ」
「はぁ、勝手に話を進めるな」
「いいじゃねぇかよぉ~ あんな女、俺一人で十分だぜぇ~」
グラエルは斧の刃を舌で舐めた。そして下種な笑みを浮かべる。
「全身ひん剥いて腱を斬りおとして、動けなくなったところをゴブリンにでも襲わせてやろうかなぁ~ あぁー泣き叫ぶ顔が早く見たいぜぇ」
「……」
アリスは寒気を感じ鳥肌を立てた。
「大丈夫でありますか?」
「……もちろんです」
無論強がりである。恐怖を感じないわけが無く、ムウもそのことはわかっていた。肩に乗っているムウには、アリスの震えも伝わっていたからだ。
それでも心が折れていない。
アリスは震えを自分で抑え込み、両手に武器を構えた。
「……わかったでありますよ」
ムウはぴょんとアリスの肩から飛び降りた。
「では、我輩の相手はそちらでありますな」
「……そのようだな」
ムウとグリムが目を合わせる。
対戦カードが決まった。あとはゴングを待つだけ。ここでのゴングは――
「いくぜおらあぁぁぁぁ!!」
グラエルの雄叫びを合図に、戦いの火蓋がおとされる。
0
お気に入りに追加
4,708
あなたにおすすめの小説
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
【完結】公女が死んだ、その後のこと
杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】
「お母様……」
冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。
古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。
「言いつけを、守ります」
最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。
こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。
そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。
「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」
「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」
「くっ……、な、ならば蘇生させ」
「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」
「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」
「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」
「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」
「まっ、待て!話を」
「嫌ぁ〜!」
「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」
「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」
「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」
「くっ……!」
「なっ、譲位せよだと!?」
「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」
「おのれ、謀りおったか!」
「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」
◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。
◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。
◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった?
◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。
◆この作品は小説家になろうでも公開します。
◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!
魔法学校の落ちこぼれ
梨香
ファンタジー
昔、偉大な魔法使いがいた。シラス王国の危機に突然現れて、強力な魔法で国を救った。アシュレイという青年は国王の懇願で十数年を首都で過ごしたが、忽然と姿を消した。数人の弟子が、残された魔法書を基にアシュレイ魔法学校を創立した。それから300年後、貧しい農村の少年フィンは、税金が払えず家を追い出されそうになる。フィンはアシュレイ魔法学校の入学試験の巡回が来るのを知る。「魔法学校に入学できたら、家族は家を追い出されない」魔法使いの素質のある子供を発掘しようと、マキシム王は魔法学校に入学した生徒の家族には免税特権を与えていたのだ。フィンは一か八かで受験する。ギリギリの成績で合格したフィンは「落ちこぼれ」と一部の貴族から馬鹿にされる。
しかし、何人か友人もできて、頑張って魔法学校で勉強に励む。
『落ちこぼれ』と馬鹿にされていたフィンの成長物語です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。