13 / 13
おまけ 初夜のやり直し
しおりを挟む
「じゃぁ、マリ、いい?」
「えぇ、旦那様」
私達は手を繋いで寝室に行く。アルフォンソ様とずっと昔から両思いだったと知って、心の底から嬉しくて、幸せの笑みが自然と浮かんでくるわ。
「さぁ、私の戦姫。つかまって」
アルフォンソ様の深みのある滑らかな声が私の耳をくすぐる。私は夫の首に腕をまわすと、夫は私を軽々とお姫様だっこした。これだけで、もう、自分は世界一幸せな女だと信じられる。だって、こんな麗しすぎる男性にお姫様抱っこされているのだから。
大きなふかふかのベッドに、至上の宝物のようにそっと下ろされた。ゆっくりと、その綺麗な顔は近づいてくる。はじめはお互い見つめ合う。
「綺麗だね」
「綺麗だわ」
そう言い合う私達は、お互いの顔も身体も性格も全部が大好きなのを確認しあう。
夫の唇が私の唇に触れてきて、そっと舌が入ってくる。夫の舌が柔らかく絡みついてきて、唇から身体全体にゆっくりと快感が広がる。胸の頂きはもうすでに立っていて夫に触れられるのを待っていた。
胸の先端を舌で舐められて、少しだけ歯をたてられて甘噛みされると子宮にキュンとした刺激が伝わる。同時に大事な部分にも夫の手が伸びてきて‥‥くちゅっとした音とともに合わされていた貝が開かれた。もう、そこが充分に濡れているのが自分でもわかる。
「ねぇ、マリ。いつもよりずっと濡れているね。どうしてだろう?」
「ばか!わかっているくせに」
意地悪なことを言いながらも、夫は敏感な貝の小さな突起部分を撫でまわす。ゆっくりと、しびれるような快感が全身にひろがり、何度も身体がピクッとのけぞる。
「こんなに濡れてシーツに垂れて勿体ないな。私が全部、舐めとってあげよう」
言いながら、しとどに濡れきった貝を両手で広げて、そっと顔を近づけて、丁寧にゆっくりと舐めとっていく。
瞼の裏がチカチカするような快感が波のように押し寄せてきて、はしたない声がとまらない。
「あぁーー。あっ、あっ、あっ。だめ。そこは‥‥、あん、あっ、あぁーー」
腰が自然と自分から動いていて、もう夢中で声をあげていた。夫がやっと、私の顔のそばに来て髪を撫でた頃には、5回はイケた感じだった。
「もう、入れるよ」
「うん」
充分にほぐされた私の秘所に、夫の大きすぎる杭が打ち込まれると、もう快感は止まらなかった。
夫が動く度に、信じられない快楽の渦に飲み込まれた。私の口からはその度に、すすり泣くような色っぽい声が漏れた。
何度も、抱き合いながらお互いが絶頂に達して、夫の精は全て私のなかに放たれた。
今の私は、幸福の絶頂にいて、夫は私を優しく抱きかかえ、蕩けるような笑顔を見せた。
「この世で、一番大事な愛する戦姫。一生、君だけを愛すると誓おう」
男らしい深みのある声にうっとりして、彼の均整のとれた身体をそっと指でなぞる。
そう、私は彼の戦姫だ。この先、なにがあろうとも私は彼を守るわ。麗しの公爵様は私だけのものなのだから。
完
「えぇ、旦那様」
私達は手を繋いで寝室に行く。アルフォンソ様とずっと昔から両思いだったと知って、心の底から嬉しくて、幸せの笑みが自然と浮かんでくるわ。
「さぁ、私の戦姫。つかまって」
アルフォンソ様の深みのある滑らかな声が私の耳をくすぐる。私は夫の首に腕をまわすと、夫は私を軽々とお姫様だっこした。これだけで、もう、自分は世界一幸せな女だと信じられる。だって、こんな麗しすぎる男性にお姫様抱っこされているのだから。
大きなふかふかのベッドに、至上の宝物のようにそっと下ろされた。ゆっくりと、その綺麗な顔は近づいてくる。はじめはお互い見つめ合う。
「綺麗だね」
「綺麗だわ」
そう言い合う私達は、お互いの顔も身体も性格も全部が大好きなのを確認しあう。
夫の唇が私の唇に触れてきて、そっと舌が入ってくる。夫の舌が柔らかく絡みついてきて、唇から身体全体にゆっくりと快感が広がる。胸の頂きはもうすでに立っていて夫に触れられるのを待っていた。
胸の先端を舌で舐められて、少しだけ歯をたてられて甘噛みされると子宮にキュンとした刺激が伝わる。同時に大事な部分にも夫の手が伸びてきて‥‥くちゅっとした音とともに合わされていた貝が開かれた。もう、そこが充分に濡れているのが自分でもわかる。
「ねぇ、マリ。いつもよりずっと濡れているね。どうしてだろう?」
「ばか!わかっているくせに」
意地悪なことを言いながらも、夫は敏感な貝の小さな突起部分を撫でまわす。ゆっくりと、しびれるような快感が全身にひろがり、何度も身体がピクッとのけぞる。
「こんなに濡れてシーツに垂れて勿体ないな。私が全部、舐めとってあげよう」
言いながら、しとどに濡れきった貝を両手で広げて、そっと顔を近づけて、丁寧にゆっくりと舐めとっていく。
瞼の裏がチカチカするような快感が波のように押し寄せてきて、はしたない声がとまらない。
「あぁーー。あっ、あっ、あっ。だめ。そこは‥‥、あん、あっ、あぁーー」
腰が自然と自分から動いていて、もう夢中で声をあげていた。夫がやっと、私の顔のそばに来て髪を撫でた頃には、5回はイケた感じだった。
「もう、入れるよ」
「うん」
充分にほぐされた私の秘所に、夫の大きすぎる杭が打ち込まれると、もう快感は止まらなかった。
夫が動く度に、信じられない快楽の渦に飲み込まれた。私の口からはその度に、すすり泣くような色っぽい声が漏れた。
何度も、抱き合いながらお互いが絶頂に達して、夫の精は全て私のなかに放たれた。
今の私は、幸福の絶頂にいて、夫は私を優しく抱きかかえ、蕩けるような笑顔を見せた。
「この世で、一番大事な愛する戦姫。一生、君だけを愛すると誓おう」
男らしい深みのある声にうっとりして、彼の均整のとれた身体をそっと指でなぞる。
そう、私は彼の戦姫だ。この先、なにがあろうとも私は彼を守るわ。麗しの公爵様は私だけのものなのだから。
完
1
お気に入りに追加
189
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(4件)
あなたにおすすめの小説
【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜
茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。
☆他サイトにも投稿しています
腹黒王子は、食べ頃を待っている
月密
恋愛
侯爵令嬢のアリシア・ヴェルネがまだ五歳の時、自国の王太子であるリーンハルトと出会った。そしてその僅か一秒後ーー彼から跪かれ結婚を申し込まれる。幼いアリシアは思わず頷いてしまい、それから十三年間彼からの溺愛ならぬ執愛が止まらない。「ハンカチを拾って頂いただけなんです!」それなのに浮気だと言われてしまいーー「悪い子にはお仕置きをしないとね」また今日も彼から淫らなお仕置きをされてーー……。
義兄様に弄ばれる私は溺愛され、その愛に堕ちる
一ノ瀬 彩音
恋愛
国王である義兄様に弄ばれる悪役令嬢の私は彼に溺れていく。
そして彼から与えられる快楽と愛情で心も身体も満たされていく……。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
伯爵令嬢のユリアは時間停止の魔法で凌辱される。【完結】
ちゃむにい
恋愛
その時ユリアは、ただ教室で座っていただけのはずだった。
「……っ!!?」
気がついた時には制服の着衣は乱れ、股から白い粘液がこぼれ落ち、体の奥に鈍く感じる違和感があった。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
【完結】堕ちた令嬢
マー子
恋愛
・R18・無理矢理?・監禁×孕ませ
・ハピエン
※レイプや陵辱などの表現があります!苦手な方は御遠慮下さい。
〜ストーリー〜
裕福ではないが、父と母と私の三人平凡で幸せな日々を過ごしていた。
素敵な婚約者もいて、学園を卒業したらすぐに結婚するはずだった。
それなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう⋯?
◇人物の表現が『彼』『彼女』『ヤツ』などで、殆ど名前が出てきません。なるべく表現する人は統一してますが、途中分からなくても多分コイツだろう?と温かい目で見守って下さい。
◇後半やっと彼の目的が分かります。
◇切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。
◇全8話+その後で完結
【R18】悪役令嬢を犯して罪を償わせ性奴隷にしたが、それは冤罪でヒロインが黒幕なので犯して改心させることにした。
白濁壺
恋愛
悪役令嬢であるベラロルカの数々の悪行の罪を償わせようとロミリオは単身公爵家にむかう。警備の目を潜り抜け、寝室に入ったロミリオはベラロルカを犯すが……。
慰み者の姫は新皇帝に溺愛される
苺野 あん
恋愛
小国の王女フォセットは、貢物として帝国の皇帝に差し出された。
皇帝は齢六十の老人で、十八歳になったばかりのフォセットは慰み者として弄ばれるはずだった。
ところが呼ばれた寝室にいたのは若き新皇帝で、フォセットは花嫁として迎えられることになる。
早速、二人の初夜が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
退会済ユーザのコメントです
maro様🌹
コメントありがとうございまぁす💃
ひゃひゃひゃひゃーー🤣🤣
いやぁー
所詮、サチマルの小説なんぞ
思いつきのいきあたりばったりで
たまに、ホントに行き倒れてる時あるもんなぁーー🤔😓
大抵、不思議な感じの表現あったら
悪いもん、食ったなって思ってて
間違いないです😅🍶🎶
退会済ユーザのコメントです
maro様
ご感想、ありがとうございます🌹🥰
うん、貝ってあんまり使わないですよねぇー
いやぁ、サチマルの昨夜の酒🍶のお供が
アサリの酒蒸しだったんで………
貝、かい、………
似てるな……いっか、これで
みたいな流れですね(笑笑)😆
退会済ユーザのコメントです
これね、全然思いつきで書いてきたから着地点が全然見えないんです😂
マリーアントワネット、たしかに‥見えるーー🤣
ありがとうございます❤️