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☆やっと結ばれた夜

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私達は失った時間を取り戻していた。



私は学園のことや友人になった王女や皇女のことを話していた。



「そうか!そんなにいい親友ができたんだね。今度、一緒にその国に遊びに行こう」

レイモンド様は朗らかに笑いながら言った。



「ダメですわ!レイモンド様はあの手紙のおかげですっかり私の親友に嫌われていますもの!あぁ、そうだ。お手紙を書きましょう。今はすっかり仲良しだって」



私とレイモンド様は手をつないで、庭園をお散歩し、一緒に食事をし、一緒に抱き合って眠った。



でも、まだ初夜はおあずけだ。



「この手紙のせいでずっとわたしを恨んでいただろう?ゆっくりでいいから、わたしを好きになっておくれ。初夜はそれからでかまわない」

レイモンド様がそう言って私の髪をそっと撫でた。



私は、心の底から愛されている気分で嬉しかった。









朝、起きると一番にお互いキスをしあい、手を絡め合った。



町にも一緒にお出かけしたし、おそろいの指輪もブレスレットもして

夫が大好きだという思いが日に日に膨らんでいった。



「レイモンド様、私をほんとの妻にしてくださいませ」

ある日、私は寝室で顔を赤らめながら言ったの。



私の身体全部をレイモンド様にあげたかった。


レイモンド様は私の手をとると、手の甲から指の先までキスをして腕や肩にもキスの雨がふってきて、くすぐったいけれど気持ちがいい。

ネグリジェをレイモンド様が下にずらすとはだけて乳首があらわになる。

レイモンド様が舌で何度も乳首を転がす度に甘い声がでちゃう。

甘くしびれる感覚が全身に伝わって、泣きそうになってレイモンド様の顔を見上げると私をうっとりと見ていた。

「すごく、綺麗だね」
素敵な声が囁くと私の全身があわだつ。

男らしい腕と筋肉質な身体を見て惚れ惚れして、この綺麗な逞しい男性が私の夫なんだと思うと幸せな気持ちがこみ上げてきた。

「私、レイモンド様が大好きです」
レイモンド様はとても満足そうにほほえんだ。

私達は手と手を絡め合ってキスをした。

舌を絡め合って、何度も何度も。

レイモンド様は私の一番感じる秘密の場所を指でそっと触る。

敏感な肉芽を私の愛液ですべらせてそっと輪を描くように撫でまわされると、もうそれだけで蕩けそうになってしまう。

「気持ちいい。レイモンド様、それ、すごく‥‥いい‥‥あぁーー」

レイモンド様とキスを交わしながら秘所を指で可愛がられていると、こんな快楽がこの世にあったのかと驚くほどだった。

でも、レイモンド様が入れようとしている大きなモノをみたら恐怖で腰が引けた。

「そんな大きいの無理‥‥」
私はレイモンド様に甘えながら言うとレイモンド様は、一層熱っぽい眼差しになり私の腰を抱いて、胸から秘所にかけてキスをしていく。

私は大きく足を開かせられて、今、レイモンド様に秘密の場所を舐められて喘いでる。

綺麗なお顔のレイモンド様が、ジュルジュルと音をたてて、私のそこをすすっているから恥ずかしすぎるのと、気持ちいいのでもう意識がとびそう。

「ねぇ、レイモンド様、こっちに来て、キスして」
おねだりすると、私の顔の前に、美しい夫の顔があらわれた。

見つめ合って、お互いの愛を確かめると、何度も何度もキスを交わす。

その間も夫は私の秘所を指で愛撫しているから、もうとろとろに溶け出しているかんじがする。

「ちょっとずつ、いれるから」
レイモンド様が言うと、私はうなずいて目を閉じた。

ほんとに少しずつ私に入ってきて最後まで全部おさまったときに、痛いような気持ちいいような不思議な感覚だった。

優しく少しづつ動きながら愛の言葉を囁かれた私は、少し痛いけど我慢できた。

「愛してるよ」
そう言うレイモンド様の顔は嬉しそうに輝いていて、私も嬉しくて満ち足りた気分だった。

この世の幸せは私が全部、独占した気分!

そう、私はレイモンド様と恋に落ちたの。

この方のためにきっと私はうまれてきたんだって素直に信じられた。

「来週は王宮で舞踏会がある。こんなに綺麗で麗しい妻をエスコートできるなんて夢みたいだ」
夫が私の耳元で囁いた。

「社交界?大丈夫!任せて。レイモンド様に恥なんか、かかせないわ」
私は夫につぶやくと逞しい腕のなかで心地良い眠りについた。






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