私達のヒミツ

紫花

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第1章

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思考が停止している私を見兼ねて三井くんはため息をつく。



そして



「だーかーらー、手加減しないし優しくしないけどいい?ってゆってんの」




睨みをきかせながらそう言う三井くん·····。



あれ、さっきまでとは違う感じが·····。




「あっ、ごめんなさい!間違えました!さっきのは無しの方向で·····」




そう言って、私に覆いかぶさったままの三井くんを見つめる。







交じり合う視線。







「無理。自分で言ったことに責任持て」




·····え?てことは、つまり·····



「行くぞ。ハル」







三井くんとするってこと!?











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