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第四話 出会い
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「分かりました、確り務めさせていただきます」
思いの外あっさりと、船長から乗船の許可が下りた。
ただ、ここからが大変だった。
予想通り、この木造船は電気機器が一切ないどころか発電施設や、エンジンすらないただの木造船だったのだ。
そんな訳で、船の手伝いをするのも一苦労だった。掃除をするのも、すべて手作業。掃除機すらないのだ。
さらに、理由は分からないが、船には負傷した人間が多く乗っていた。
船員に、負傷者の手当てについて聞いてみたが、けが人には近づくなと言われただけだった。
治療もきちんとされず、不衛生な一室に押し込められている状態だったのだ。
電気もない、時代遅れのデザインの服装。木造船に、いくら船が進んでもスマホは圏外のまま。
まさかとは思っていたが、まるで過去にでもタイムスリップでもしたのかというありえない状況だった。
今がいつなのか、聞くこともできず、ただ時間だけが過ぎて行った。
さらに、最悪なことに乗組員の話を聞く限りでは、この船は海賊船だというのだ。
そして、春虎を乗せる前に他国の船を襲った時に戦闘になり乗組員が何人も負傷し手が足りない状態だというのだ。今は、自国のホームに戻っている途中ということを聞いた春虎は驚愕した。
このままでは、海賊の仲間入り。あるいは陸地に着いた途端に奴隷として売り飛ばされる可能性も出てきた。
まだ陸地には着かないそうだが、早いうちに対策を講じなければならないと考えていた時に、追い打ちを掛ける様に事件が起きた。
その日は、甲板の掃除を頼まれたのでブラシでごしごしと擦っていた春虎は、見張りをしていた船員が「敵影!!」と叫んだのを聞いて、急いで周りを見渡した。
遠くに船が見えたと思った時には、何故かこちらの船が大砲を撃ち始めていた。
甲板にいた船員に邪魔だから船内にいるように言われた春虎は、言われるがまま船内に移動した。
船内に移動してしばらくすると、船に大きな衝撃が走った。甲板から、向こうの大砲が当ったという声が聞こえた。
その後、人の叫び声や刃物のぶつかり合う音が響いた。
どの位経ったのか、長いような短いような、春虎は外のざわめきが小さくなったことに気が付き、甲板の様子を見に行くことにした。
ただし、気配を消して影からこっそりとだ。
影から甲板の様子を見ると、船員たちが縄で縛られていた。
状況から見て、遠くに見えた船の乗組員がこの船に乗り込んで来て戦闘になり、敗北したというところだろうか。
よく見ると、船長も縄で縛られていた。
春虎が影から見ていると、縛られた船長に話しかけている男がいた。長い髪はとても綺麗な銀髪で、背の高い男だった。
「よう。海賊さん。うちの国から取ったものを返してもらいに来た」
「けっ、若造が」
「ふん。その若造の船に後れを取ったのはどこのどいつだ?」
「ぬかせ。こっちはホームに帰るところだったんだ」
「そんなのいい訳だ。まぁ、死ぬ前にいい訳したい気持ちは分からなくもないが、男らしくないぜ?」
「ふん」
「それでは、こちらの法できちんと裁かせてもらうので、我が国へご招待させていただくよ」
そう言って、銀髪の男は船長から離れて春虎の方に近づいてきた。
「う~ん。そこに誰かいるのか?」
その言葉に春虎は驚いた。今は、忍術で姿も気配も分からなくしているはずなのに。それなのに、銀髪の男は、疑問形ながらも、そこに誰かいると確信したように話しかけてきたのだ。
春虎は、黙っているよりも出て行った方がいいと判断して、術を解いて男の前に出ることに決めた。
術を解いて、男の前に現れると、男はこちらを見て驚いた表情で話しかけてきた。
「なんだって、こんな小さい子供が?お前、海賊に捕まっていたのか?」
思いの外優しい口調で話しかけてきた。
間近でみる銀髪の男は、氷のような青い瞳の美青年だった。
春虎は、この男なら助けてくれるような気がして自分のことを少しだけ話すことに決めた。
「無人島に流れ着いて、困っていたところをこの船の人に助けてもらったんです。陸までのせてもらう代わりに船の雑用をしていました」
「そうか。なら俺の船で港まで乗せていってやるよ」
「ありがとうございます」
「いいよ。言葉が分からない船で苦労しただろ?」
「えっ?」
そう言われて、春虎は男がイギリス英語で話していることにようやく気が付いたのだ。
(油断して注意力が低下してた。イギリス英語の方が話しやすかったから、躊躇なくしゃべってしまった。でも、フランス語をしゃべれないと思っている?)
「どうした?」
「いえ、言葉なら少し分かったので」
(本当は、全然分かってたけど、ここは少し分かったって体でいこう。今まで必要なことしか話してないしいけるいける)
「そうか、凄いな。お前くらいの歳で他の国の言葉をしゃべれるのは凄いことだぞ」
何故か、銀髪の男に褒められた。疑問に思っていると、男は自己紹介をしてきた。
「俺は、ウィリアム・ロメオ。ゴールデン・ウルフの船長だ」
そう言って、銀髪の男改め、ウィリアムはニカリと笑った。
思いの外あっさりと、船長から乗船の許可が下りた。
ただ、ここからが大変だった。
予想通り、この木造船は電気機器が一切ないどころか発電施設や、エンジンすらないただの木造船だったのだ。
そんな訳で、船の手伝いをするのも一苦労だった。掃除をするのも、すべて手作業。掃除機すらないのだ。
さらに、理由は分からないが、船には負傷した人間が多く乗っていた。
船員に、負傷者の手当てについて聞いてみたが、けが人には近づくなと言われただけだった。
治療もきちんとされず、不衛生な一室に押し込められている状態だったのだ。
電気もない、時代遅れのデザインの服装。木造船に、いくら船が進んでもスマホは圏外のまま。
まさかとは思っていたが、まるで過去にでもタイムスリップでもしたのかというありえない状況だった。
今がいつなのか、聞くこともできず、ただ時間だけが過ぎて行った。
さらに、最悪なことに乗組員の話を聞く限りでは、この船は海賊船だというのだ。
そして、春虎を乗せる前に他国の船を襲った時に戦闘になり乗組員が何人も負傷し手が足りない状態だというのだ。今は、自国のホームに戻っている途中ということを聞いた春虎は驚愕した。
このままでは、海賊の仲間入り。あるいは陸地に着いた途端に奴隷として売り飛ばされる可能性も出てきた。
まだ陸地には着かないそうだが、早いうちに対策を講じなければならないと考えていた時に、追い打ちを掛ける様に事件が起きた。
その日は、甲板の掃除を頼まれたのでブラシでごしごしと擦っていた春虎は、見張りをしていた船員が「敵影!!」と叫んだのを聞いて、急いで周りを見渡した。
遠くに船が見えたと思った時には、何故かこちらの船が大砲を撃ち始めていた。
甲板にいた船員に邪魔だから船内にいるように言われた春虎は、言われるがまま船内に移動した。
船内に移動してしばらくすると、船に大きな衝撃が走った。甲板から、向こうの大砲が当ったという声が聞こえた。
その後、人の叫び声や刃物のぶつかり合う音が響いた。
どの位経ったのか、長いような短いような、春虎は外のざわめきが小さくなったことに気が付き、甲板の様子を見に行くことにした。
ただし、気配を消して影からこっそりとだ。
影から甲板の様子を見ると、船員たちが縄で縛られていた。
状況から見て、遠くに見えた船の乗組員がこの船に乗り込んで来て戦闘になり、敗北したというところだろうか。
よく見ると、船長も縄で縛られていた。
春虎が影から見ていると、縛られた船長に話しかけている男がいた。長い髪はとても綺麗な銀髪で、背の高い男だった。
「よう。海賊さん。うちの国から取ったものを返してもらいに来た」
「けっ、若造が」
「ふん。その若造の船に後れを取ったのはどこのどいつだ?」
「ぬかせ。こっちはホームに帰るところだったんだ」
「そんなのいい訳だ。まぁ、死ぬ前にいい訳したい気持ちは分からなくもないが、男らしくないぜ?」
「ふん」
「それでは、こちらの法できちんと裁かせてもらうので、我が国へご招待させていただくよ」
そう言って、銀髪の男は船長から離れて春虎の方に近づいてきた。
「う~ん。そこに誰かいるのか?」
その言葉に春虎は驚いた。今は、忍術で姿も気配も分からなくしているはずなのに。それなのに、銀髪の男は、疑問形ながらも、そこに誰かいると確信したように話しかけてきたのだ。
春虎は、黙っているよりも出て行った方がいいと判断して、術を解いて男の前に出ることに決めた。
術を解いて、男の前に現れると、男はこちらを見て驚いた表情で話しかけてきた。
「なんだって、こんな小さい子供が?お前、海賊に捕まっていたのか?」
思いの外優しい口調で話しかけてきた。
間近でみる銀髪の男は、氷のような青い瞳の美青年だった。
春虎は、この男なら助けてくれるような気がして自分のことを少しだけ話すことに決めた。
「無人島に流れ着いて、困っていたところをこの船の人に助けてもらったんです。陸までのせてもらう代わりに船の雑用をしていました」
「そうか。なら俺の船で港まで乗せていってやるよ」
「ありがとうございます」
「いいよ。言葉が分からない船で苦労しただろ?」
「えっ?」
そう言われて、春虎は男がイギリス英語で話していることにようやく気が付いたのだ。
(油断して注意力が低下してた。イギリス英語の方が話しやすかったから、躊躇なくしゃべってしまった。でも、フランス語をしゃべれないと思っている?)
「どうした?」
「いえ、言葉なら少し分かったので」
(本当は、全然分かってたけど、ここは少し分かったって体でいこう。今まで必要なことしか話してないしいけるいける)
「そうか、凄いな。お前くらいの歳で他の国の言葉をしゃべれるのは凄いことだぞ」
何故か、銀髪の男に褒められた。疑問に思っていると、男は自己紹介をしてきた。
「俺は、ウィリアム・ロメオ。ゴールデン・ウルフの船長だ」
そう言って、銀髪の男改め、ウィリアムはニカリと笑った。
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