【二人用声劇台本】「思いやる気持ち」

「思いやる気持ち」男女パターン

〈帰宅・ドアの開閉音〉
♣ただいまー　

♦おかえり～

♣(匂いを嗅ぐ・クンクン)あれ？なんかおいしそうな匂いがする～珍しいねぇ。きみが台所に立ってるなんて。どうしたの？

♦昨日機嫌が悪そうだったから、あなたの大好きな唐揚げ作ってるの。

♣そうなんだ！ありがとう。でも機嫌悪くなるような事あったっけ？まっいっか。…へー、美味しそうに揚がってるじゃん！

♦出来るまで座って待ってて。

♣はーい。

〈唐揚げが運ばれてくる〉
♦できたよー

♣うわー！とっても美味しそうに揚がってる！…それじゃあ、いただきまーす。

♦いただきます。

♣(冷ます感じで)フーフー、(唐揚げを食べる)あむ。あっつい、ハフハフ、うんっうんっ、ぅわーおいしいっ！

♦良かったー

♣ん？あれっ？これってもしかして…うちのお母さんのレシピ、だよね？

♦おっ、すごい！

♣やっぱり？

♦よく分かったねー

♣そりゃあ分かるよー　って事は、うちの母さんにわざわざレシピ聞いてくれたって事？

♦そう！

♣ありがとう！俺、母さんの唐揚げ本当好きなんだー

♦あ、あのさ…

♣ん？どうした？改まって。

♦いつも料理作ってくれてありがとう。今回作ってみて大変さが分かったの。

♣そうだろ？それじゃあさ、今度は、きみのお母さんのレシピ教えて貰って、二人で協力して唐揚げ作ってみるってどう？

♦うん、いいねー