6 / 42
1章
6話 和解したら即落ち二コマ並の改心具合だった件
しおりを挟む
恐る恐る話しかけてきた領民たちと会話して、少しは打ち解けられたと思う。
僕は何をやってますだの、領主様は何故追放されてしまったのかだの、お互いのことを聞きあった。
そんなこんなで過ごしていると、ガークが髪をガリガリとかきながら、近づいてきた。
パッと見、体調は大丈夫そう。エリクサーぶっかけたし、ほりゃ万全になってなきゃ詐欺エリクサーならぬ詐欺クサーになってしまう。
「わりぃ、手加減があんま出来ずに大怪我おわせちまったな」
生まれてこの方手加減なんてほぼせずに、一生懸命生きてきたから、やわな手加減になってしまった。不手際で傷つけてしまったのだし一応謝っておく。
けどこいつが喧嘩ふっかけてきたんだし、多少のダメージは覚悟していたはずだ。なんならこいつ殺しにきてたよな?
「あ、あれで手加減してたのか!? 」
「領主様……なんてお方なんだ」
「ん……? まって!? 手加減してたってことは別々の魔法を二つ同時に展開してたってことよね!? 魔法二重展開なんて初めて見たわ!? 」
「二重展開ってよそでいう冒険者だとSランク級じゃないか! 」
「いや、ちげぇ……3つだ! 最後のガークを受け止めた白いふわふわとしたアレも領主様が使った魔法だ! 」
残念! 正解は4つです! なんてバカ正直に伝えたら卒倒してしまいそうな勢いだ。とてもじゃないが言えない。
へ? なんで同時並行で魔法を使っただけでこんなに騒いでるんだ?
もこもこ魔法は別に大した魔法じゃないし、子供でも簡単に覚えれそうなんだけどな。ナナンちゃんあたりに教えてたら数十分でモノにしそう。
すげーって騒いでる領民たちの近くで俺の右手をじーと見てるナナンちゃん。
もしかして興味あるのだろうか? 今度教えてあげよう。
「てめぇ……いやレン様、俺なんかに伝説の薬ポーションであるエリクサーを使ったのはなんでなんだ? 俺はレン様を殺す覚悟で攻撃したんだ、殺されても文句は言えない。だというのに、周りに影響が出ないようにバリアを展開し、魔法を打った際には俺を案じて手加減をして更にそこから威力が減少するような魔法までかけて……なんでそこまでするんだ? 」
質問が長いし多い……。全部ぶっちゃけどうでもいいでしょうが。ありがとう、はい終わり。これで済む話なのに。
めんどくせ!!
「はぁ、仮にも俺は領主なんだぞ? 楯突いてきたからって領民魔法で爆殺したら大問題だろ。正直最初はやりすぎたって思ったくらいだ」
「そ、そうかよ……けどよ! エリクサーをあんな怪我ごときになんで使っちまうんだよ!? レン様が自分のために持ってたんじゃねぇのか」
そういえばガークはキラキラ石を見れてないから、俺が大金はたいて自分の護身用に買ったモンだと勘違いしてんのか。
「いや、ぶっちゃけエリクサーなんていくらでも作れるからそこはなんも気にする必要はないぞ。あ、他のみんなももし怪我したり体調が悪くなったら俺に言ってくれ。直ぐにエリクサー作るからさ」
伝説のポーション、万能秘薬エリクサー、その名の通りの代物。酒飲みまくって二日酔いになった朝とかにエリクサーを1個飲んだら、見違えるくらい頭がスッキリすんだよな。
毎日の生活の始まりにエリクサーを飲めば皆、良い一日を過ごせるのでは……?
「よし! これから領民全員にエリクサーを配って毎朝飲んでもらおう!」
「「「いやいやいや!? 何言ってるんですか領主様!? 」」」
目ん玉飛び出るんじゃないかってくらい驚いた領民たちは、慌てふためきながら、NOを言ってくる。
そんなにダメらしい。
「いい案だと思ったんだけどなー」
「「「そういうことじゃなくてですね!! 」」」
この後も結局認められることはなく、毎朝エリクサー生活は却下されたのであった。
くそぉ……絶対いつかリベンジしてやるからな!!
☆
んで、話が少し脱線したが元に戻す。
「毎朝全員にエリクサー渡せるくらいに、これを作るのは楽な仕事だからガーク、お前が何か気にする必要は無いし、引け目に思うこともねーからな」
あ、それと。
「後、お前にレン様って呼ばれるとなんかむずがゆいし、柄でもないだろうから好きに呼んでいいぞ。最初みたいにてめぇ、でもいいしな」
こんな金髪半グレみたいないかつい容姿の男に様付けで呼ばれるのはなんかね。
「さ、流石に領主サマと認めた男をてめぇ呼ばわりは他のヤツらにぶん殴られちまうわ。ほら見ろレン、トメリルが鬼の形相で俺みてんぞ」
あ、ほんとだ。背後に鬼がいる。威圧感がパない。
視線だけでガークを射抜いて殺しちまいそうだ。
「おーレンで全然いいぞ。認めてくれたってことでいいんだよな? 」
「あぁ、流石にこの短時間でこんなすげぇの見せられたら認めざるをえねぇよ。これからヘレクス領と俺たちをよろしくな、レン! 」
「任せとけ! 一緒にさいっこうの領地にして、支援してこなかった国やアホ領主どもを見返してやろうな! 」
固い握手を交わし、ガチっと握り合う。
「おめーんら中でまだレンを認めねぇ、なんて戯言(たわごと)抜かすやつぁ、居ねぇよな? 」
頷く領民。ガークの取り巻きや、さっきはガークに賛成してた者も皆が満場一致で頷き、拍手をしてくれていた。
こうしてこの場の全員に笑顔で認められて、無事正式にヘレクス領主となったのであった。
僕は何をやってますだの、領主様は何故追放されてしまったのかだの、お互いのことを聞きあった。
そんなこんなで過ごしていると、ガークが髪をガリガリとかきながら、近づいてきた。
パッと見、体調は大丈夫そう。エリクサーぶっかけたし、ほりゃ万全になってなきゃ詐欺エリクサーならぬ詐欺クサーになってしまう。
「わりぃ、手加減があんま出来ずに大怪我おわせちまったな」
生まれてこの方手加減なんてほぼせずに、一生懸命生きてきたから、やわな手加減になってしまった。不手際で傷つけてしまったのだし一応謝っておく。
けどこいつが喧嘩ふっかけてきたんだし、多少のダメージは覚悟していたはずだ。なんならこいつ殺しにきてたよな?
「あ、あれで手加減してたのか!? 」
「領主様……なんてお方なんだ」
「ん……? まって!? 手加減してたってことは別々の魔法を二つ同時に展開してたってことよね!? 魔法二重展開なんて初めて見たわ!? 」
「二重展開ってよそでいう冒険者だとSランク級じゃないか! 」
「いや、ちげぇ……3つだ! 最後のガークを受け止めた白いふわふわとしたアレも領主様が使った魔法だ! 」
残念! 正解は4つです! なんてバカ正直に伝えたら卒倒してしまいそうな勢いだ。とてもじゃないが言えない。
へ? なんで同時並行で魔法を使っただけでこんなに騒いでるんだ?
もこもこ魔法は別に大した魔法じゃないし、子供でも簡単に覚えれそうなんだけどな。ナナンちゃんあたりに教えてたら数十分でモノにしそう。
すげーって騒いでる領民たちの近くで俺の右手をじーと見てるナナンちゃん。
もしかして興味あるのだろうか? 今度教えてあげよう。
「てめぇ……いやレン様、俺なんかに伝説の薬ポーションであるエリクサーを使ったのはなんでなんだ? 俺はレン様を殺す覚悟で攻撃したんだ、殺されても文句は言えない。だというのに、周りに影響が出ないようにバリアを展開し、魔法を打った際には俺を案じて手加減をして更にそこから威力が減少するような魔法までかけて……なんでそこまでするんだ? 」
質問が長いし多い……。全部ぶっちゃけどうでもいいでしょうが。ありがとう、はい終わり。これで済む話なのに。
めんどくせ!!
「はぁ、仮にも俺は領主なんだぞ? 楯突いてきたからって領民魔法で爆殺したら大問題だろ。正直最初はやりすぎたって思ったくらいだ」
「そ、そうかよ……けどよ! エリクサーをあんな怪我ごときになんで使っちまうんだよ!? レン様が自分のために持ってたんじゃねぇのか」
そういえばガークはキラキラ石を見れてないから、俺が大金はたいて自分の護身用に買ったモンだと勘違いしてんのか。
「いや、ぶっちゃけエリクサーなんていくらでも作れるからそこはなんも気にする必要はないぞ。あ、他のみんなももし怪我したり体調が悪くなったら俺に言ってくれ。直ぐにエリクサー作るからさ」
伝説のポーション、万能秘薬エリクサー、その名の通りの代物。酒飲みまくって二日酔いになった朝とかにエリクサーを1個飲んだら、見違えるくらい頭がスッキリすんだよな。
毎日の生活の始まりにエリクサーを飲めば皆、良い一日を過ごせるのでは……?
「よし! これから領民全員にエリクサーを配って毎朝飲んでもらおう!」
「「「いやいやいや!? 何言ってるんですか領主様!? 」」」
目ん玉飛び出るんじゃないかってくらい驚いた領民たちは、慌てふためきながら、NOを言ってくる。
そんなにダメらしい。
「いい案だと思ったんだけどなー」
「「「そういうことじゃなくてですね!! 」」」
この後も結局認められることはなく、毎朝エリクサー生活は却下されたのであった。
くそぉ……絶対いつかリベンジしてやるからな!!
☆
んで、話が少し脱線したが元に戻す。
「毎朝全員にエリクサー渡せるくらいに、これを作るのは楽な仕事だからガーク、お前が何か気にする必要は無いし、引け目に思うこともねーからな」
あ、それと。
「後、お前にレン様って呼ばれるとなんかむずがゆいし、柄でもないだろうから好きに呼んでいいぞ。最初みたいにてめぇ、でもいいしな」
こんな金髪半グレみたいないかつい容姿の男に様付けで呼ばれるのはなんかね。
「さ、流石に領主サマと認めた男をてめぇ呼ばわりは他のヤツらにぶん殴られちまうわ。ほら見ろレン、トメリルが鬼の形相で俺みてんぞ」
あ、ほんとだ。背後に鬼がいる。威圧感がパない。
視線だけでガークを射抜いて殺しちまいそうだ。
「おーレンで全然いいぞ。認めてくれたってことでいいんだよな? 」
「あぁ、流石にこの短時間でこんなすげぇの見せられたら認めざるをえねぇよ。これからヘレクス領と俺たちをよろしくな、レン! 」
「任せとけ! 一緒にさいっこうの領地にして、支援してこなかった国やアホ領主どもを見返してやろうな! 」
固い握手を交わし、ガチっと握り合う。
「おめーんら中でまだレンを認めねぇ、なんて戯言(たわごと)抜かすやつぁ、居ねぇよな? 」
頷く領民。ガークの取り巻きや、さっきはガークに賛成してた者も皆が満場一致で頷き、拍手をしてくれていた。
こうしてこの場の全員に笑顔で認められて、無事正式にヘレクス領主となったのであった。
1,094
お気に入りに追加
2,189
あなたにおすすめの小説
神様との賭けに勝ったので異世界で無双したいと思います。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。
突然足元に魔法陣が現れる。
そして、気付けば神様が異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
もっとスキルが欲しいと欲をかいた悠斗は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果―――
※チートな主人公が異世界無双する話です。小説家になろう、ノベルバの方にも投稿しています。
異世界でのんきに冒険始めました!
おむす微
ファンタジー
色々とこじらせた、平凡な三十路を過ぎたオッサンの主人公が(専門知識とか無いです)異世界のお転婆?女神様に拉致されてしまい……勘違いしたあげく何とか頼み込んで異世界に…?。
基本お気楽で、欲望全快?でお届けする。異世界でお気楽ライフ始めるコメディー風のお話しを書いてみます(あくまで、"風"なので期待しないで気軽に読んでネ!)一応15R にしときます。誤字多々ありますが初めてで、学も無いためご勘弁下さい。
ただその場の勢いで妄想を書き込めるだけ詰め込みますので完全にご都合主義でつじつまがとか気にしたら敗けです。チートはあるけど、主人公は一般人になりすましている(つもり)なので、人前で殆んど無双とかしません!思慮が足りないと言うか色々と垂れ流して、バレバレですが気にしません。徐々にハーレムを増やしつつお気楽な冒険を楽しんで行くゆる~い話です。それでも宜しければ暇潰しにどうぞ。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
突然だけど、空間魔法を頼りに生き延びます
ももがぶ
ファンタジー
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
それに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる