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六章『ピクルス編』

第1018話 純悪の魔獣8

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 シチューは大旋風烈閃を我者の剣一本で受ける。
 今までに出した技の中でも最大の奥義を受け切られたにも関わらずサガオは冷静だった。神ならばこの程度で敗れるはずがないと、強者と戦ってきたサガオはちょっとやそっとの力量の差では挫けない。

「レーザービーム!!」

 ただのレーザービームではない、剣先に当てて反射させる。どんな攻撃にもひと工夫せねば受けてすらもらえないのだ。

 レーザービームを威力を抑えた魔王砲を放ちかき消す。

 煙で僅かに視界が悪くなる。サガオはその一瞬で距離を詰めつつ人型のキラーキラーマークIIセカンドに変形する。

 武器(えもの)は四本から双子双剣に切り替わる。サガオが最も得意とする二刀流だ。

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