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五章『チーズ編』

第802話 お膳立てバーガー

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「シチューはマナーの盾を抑えている。全て俺様の計画通りだ」

「四天王(みんな)よくやった」

「そして、バーガーか、ずっと見てたぜー、よくここまでお膳立てしてくれたなサンキュ」

「それじゃあ、まああれだ、俺は行儀がいいからちゃんと言うぜ」

「いただきます」







 イズクンゾが魔王を齧った。

 硬い魔王の体を粉々に噛み砕く。

「我の力を、得ようというのか」
「俺様は食ったものの力を余すところなく完全に吸収する特異体質を持っている。ネスを食えば俺が世界3位の神になれるってわけだ」
「そんなことをしてなんになるのだ」
「いまさらそんなこと聞くなよ。この世界は俺様の宝箱、俺様の自由にならないものはあっちゃならない。俺様が最強じゃなきゃならないんだよーん。はっはぁ!」

 最後に残った魔王の頭を噛み砕き飲み込んだ。

「ご馳走様でした。うっぷ、おっと失礼」

 
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