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五章『チーズ編』

第614話 ダークバーガー7

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 聖なる光の本流がぶつかり合う。本当にコピーしているんだな!

「うおおおおおおおお!!」

 勇者斬(ブレイブスルー)は以前にも増して威力、操作性が増している。そして屋内では密度を高めることで小さく放つことが出来る。ダークバーガーも同じくだ。細いとは言っても十分に太い勇者斬(ブレイブスルー)がぶつかり合う。

 魔法が使えるということは魔法陣も再現していると言うことなんだよな?  なら女神が関係している、ダークバーガーだけ魔法を使えなくさせるとか・・・・・・いや、女神なら楽しいから許可するんだろうな、現にそうだし。

 これも拮抗している。問題はこれが相殺し終わったあとだ。多少はダメージを負う覚悟で勇者斬(ブレイブスルー)の余熱が残っている所を突き抜け、視界の悪い状態、そして俺と同じく反動を受けているであろうダークバーガーを強襲する。

 勇者斬(ブレイブスルー)の光の放出が終わる。
 今だ! 俺はヒールが焼けるのを覚悟で突っ込んだ。

「な!?」
「な!?」

 ダークバーガーも同じ考えだった。エネルギーのぶつかりあった中心で鉢合わせた。互いにフランスパンのように硬直した。だがそれも一瞬、たがいにMソード(ダークMソード)を降り抜いた。

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