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募る想い 7
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「······ぅぁ·····ぁ······ぁ······あ·····ぁ······」
「息を深く、吐け───そうだ······」
息をつめ、呼吸さえままならない桃里を落ちつかせるように、言葉をかけ内部へ侵入した掌を慎重ににぎった。
ここまでしておいて、かける言葉ははやさしくかんじてしまう───桃里もまた、甘受してしまう自分がいた。
どのあたりが映人を激怒させたのかは不明だが、いつも落ちついている映人の感情にふれられて、どこかで高揚も感じられるのも事実だった。
映人自身、あまり怒りという感情をあらわすことは少なく、桃里にとってはいつも淡々としているという印象だった。
さきほど映人に"淫乱"といわれ、この危険な行為さえも悦びとおもってしまっている自分は、確かに言われたとおりだ。
「───ぅ、あぁぁ·····ぁ!······ぁ、だめ!、ぇ······ゆるし·····ぁ」
許しを乞いながらも、初めてうける裂かれるような鮮烈な圧迫感と、映人にされているという行為に、躰だけではなく、桃里の脳は異常に興奮していた。
散る涙は、映人の本気で好きな人を知ってしまったせいだろうか·····躰が追いついていないせいだだろうか······ぐちゃぐちゃの精神で翻弄されながらも、あたまの片隅で、桃里はそんなことを考えてしまっていた。
「·····ぁあ!······ぁ······ぅぁ!······ひぁ!·····ぁ······ぁ!」
握られた拳は乱暴ではなく、内部をゆったりとこするものだったが、桃里にはそれで十分だった。
内蔵を全部もっていかれそうな、いままでに感じたことのない、強烈な圧迫感に、被虐に慣れきっていたからだは兆し、蜜をこぼしはじめていた。
「ぁ······あぁ·····あぅ!·····ひっぁ、ぅん······あぁ!」
「───やはり、淫乱だな······」
右手を挿入しながら、陰茎をこすると、悲鳴のような声がしだいにかわっていき、苦痛とも艶声ともとれる、甲高い声があがった。
過ぎた快感と、壮絶な圧迫感のせいで映人の言葉はとどいてはなく、翻弄されるままだった。
悠が桃里のように、快楽に素直であればどんなに楽だっただろう。
そもそも映人はこらしめのために、ここまでするつもりはなかったが、ゆういつの弱点を指摘され、頭に血が上り、やりすぎている自覚もあった。
「ひ!ぁ······うぅ·····ぁぁぁあ、だめぇぇ!」
蜜をこぼしている陰茎をこすられると、連動するかのように内部をひきしめてししまうせいで、よけい映人の拳のかんじ、頭を振りながら唇から唾液がこぼれた。
掌でこすられ限界まで張った細みの陰茎は、真っ赤にいろづき限界まで膨張すると、映人の掌で放出される。
「あ!───あ、ああぁぁあ!」
全身を痙攣させ、桃里はひどい汗をふきだしながら、そのまま失神してしまい、ベットに沈んでしまう。
弛緩させている躰から慎重に手をぬくと、それだけでも無意識に痙攣していた。
啼き疲れ、ベットに沈んだ細い躰を、苦々しく横目でみながら映人は手袋を乱暴にぬき、サイドテーブルに投げた。
桃里にいわれたとおり、完全にやつあたりだ。
しばらくしてスマホを手にとり、伊織に連絡をとった。
意識を失くしている桃里を横目で視ながら、当面のあいだ桃里の倶楽部の出勤をひかえさせるという連絡だった。
腕を抜いた蕾は強引にひらかれて、ぽっかりと閉じきらないでいた。
一度それをしてしまうと内奥がおちつくまで、しばらく休ませほうがよいという見解で、お仕置きといいながらも手配のよさに、桃里はのちのちそれを聞き驚いてもいた。
優しいのか、ひどい男なのか解らない。
「息を深く、吐け───そうだ······」
息をつめ、呼吸さえままならない桃里を落ちつかせるように、言葉をかけ内部へ侵入した掌を慎重ににぎった。
ここまでしておいて、かける言葉ははやさしくかんじてしまう───桃里もまた、甘受してしまう自分がいた。
どのあたりが映人を激怒させたのかは不明だが、いつも落ちついている映人の感情にふれられて、どこかで高揚も感じられるのも事実だった。
映人自身、あまり怒りという感情をあらわすことは少なく、桃里にとってはいつも淡々としているという印象だった。
さきほど映人に"淫乱"といわれ、この危険な行為さえも悦びとおもってしまっている自分は、確かに言われたとおりだ。
「───ぅ、あぁぁ·····ぁ!······ぁ、だめ!、ぇ······ゆるし·····ぁ」
許しを乞いながらも、初めてうける裂かれるような鮮烈な圧迫感と、映人にされているという行為に、躰だけではなく、桃里の脳は異常に興奮していた。
散る涙は、映人の本気で好きな人を知ってしまったせいだろうか·····躰が追いついていないせいだだろうか······ぐちゃぐちゃの精神で翻弄されながらも、あたまの片隅で、桃里はそんなことを考えてしまっていた。
「·····ぁあ!······ぁ······ぅぁ!······ひぁ!·····ぁ······ぁ!」
握られた拳は乱暴ではなく、内部をゆったりとこするものだったが、桃里にはそれで十分だった。
内蔵を全部もっていかれそうな、いままでに感じたことのない、強烈な圧迫感に、被虐に慣れきっていたからだは兆し、蜜をこぼしはじめていた。
「ぁ······あぁ·····あぅ!·····ひっぁ、ぅん······あぁ!」
「───やはり、淫乱だな······」
右手を挿入しながら、陰茎をこすると、悲鳴のような声がしだいにかわっていき、苦痛とも艶声ともとれる、甲高い声があがった。
過ぎた快感と、壮絶な圧迫感のせいで映人の言葉はとどいてはなく、翻弄されるままだった。
悠が桃里のように、快楽に素直であればどんなに楽だっただろう。
そもそも映人はこらしめのために、ここまでするつもりはなかったが、ゆういつの弱点を指摘され、頭に血が上り、やりすぎている自覚もあった。
「ひ!ぁ······うぅ·····ぁぁぁあ、だめぇぇ!」
蜜をこぼしている陰茎をこすられると、連動するかのように内部をひきしめてししまうせいで、よけい映人の拳のかんじ、頭を振りながら唇から唾液がこぼれた。
掌でこすられ限界まで張った細みの陰茎は、真っ赤にいろづき限界まで膨張すると、映人の掌で放出される。
「あ!───あ、ああぁぁあ!」
全身を痙攣させ、桃里はひどい汗をふきだしながら、そのまま失神してしまい、ベットに沈んでしまう。
弛緩させている躰から慎重に手をぬくと、それだけでも無意識に痙攣していた。
啼き疲れ、ベットに沈んだ細い躰を、苦々しく横目でみながら映人は手袋を乱暴にぬき、サイドテーブルに投げた。
桃里にいわれたとおり、完全にやつあたりだ。
しばらくしてスマホを手にとり、伊織に連絡をとった。
意識を失くしている桃里を横目で視ながら、当面のあいだ桃里の倶楽部の出勤をひかえさせるという連絡だった。
腕を抜いた蕾は強引にひらかれて、ぽっかりと閉じきらないでいた。
一度それをしてしまうと内奥がおちつくまで、しばらく休ませほうがよいという見解で、お仕置きといいながらも手配のよさに、桃里はのちのちそれを聞き驚いてもいた。
優しいのか、ひどい男なのか解らない。
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