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CASE16 世界が終わるまで
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星将軍……ライトさんは救済者の皇帝と戦いたいんだって。
私とアゲハが救済者の皇帝の核は2つ壊したから普通の新人類くらいの力しかないはずらしい。。。
救済者の皇帝も、アゲハと同じで自我のある珍しい新人類だけど
原理的には一人の人間に複数も核をつけたから自我が戻ったらしく、身体はボロボロ。
あと一年と保たない命なんだって。
「だから、いるかもしれないな。他にも…ミスリの支配を逃れた新人類」
可能性は低いかもしれないけど……他にもいるかもしれない。
そんな話をしているうちに、レジスタンスのみんなが集まっていた。
「ギルバート、他の町からも支援者が集まるそうだ。恐らく城下は新人類の失敗作だらけ。それとの戦闘に協力するそうだ」
「そうか……ラン、色々と手配をありがとう。他のみんなも、ここまで着いてきてくれて、ありがとう」
急にギルバートさんが畏まって、わたしたち頭を下げた。
そして、それぞれの役割を伝えてから、一言。
「これが最後の戦いだ……だから、誰が死んでも止まるな」
それは、すごく……重い一言だった。
**********
ギルバートさんの魔法で着いた先には、救済者の皇帝の居城が肉眼で見える距離。
やっぱりここも……居城の辺り一面は砂漠だった。
この場所は、今日に備えて行けるようにしたみたいで、木に囲まれていてきっと向こうからはこちらが見えていない。
「レジスタンスが来たぞ!」
そんな声がして振り向いたら、たくさんの人が武器を持って並んでいた。
この人が、ランが言ってた支援者。
「これだけの人が来てくれたのはありがたいね」
アゲハはランさんに向かって言って、ランさんも頷いていた。
「して、どれくらいの数、新人類を感じるか?」
「うん………数え切れない程に。たぶん、100とかの比じゃない」
「んじゃあ1,000はいると思った方が無難だな」
レオンは笑って手をバキバキ鳴らして
それからアゲハの肩を思いっきり叩いた。
「あの城までの道は俺とアゲハが作る」
「だね。それが一番無難な選択」
今から戦うのが嘘みたいに、アゲハもレオンも笑顔。
「城内に潜入するヤツラは遅れるなよ?」
レオンの言葉に私は頷いた。
城内に潜入するのは幹部、ラン、ミオ、スー、そして、私。
「ねぇ、空とアゲハくん!」
出発直前、桃華に呼び止められた。
桃華は城外の担当だから……次に会うのは全部が終わってから、、、
それは、無事に私たちが生きていたら……の、話。
だから、桃華は不安そうな顔をしてる。。。
「気をつけてね?生きて………また会おうねっ!約束だよ!!?」
それでも明るくそう言ってくれる人だから、、、
「もちろん!」
「うん。桃華さんも気をつけてね」
私たちは、何度も桃華の明るさに救われている気がするよ。
「よし、行くぞッ!!」
ギルバートさんの号令で全員が走り出した。
同時に、砂の中から蟲や獣が飛び出してきて
居城からは怪鳥も飛んできた。
救済者側も分かっていたんだ……レジスタンスがいずれ来ることを。
そう思いながら先頭を走るレオンとアゲハに着いていった。
私とアゲハが救済者の皇帝の核は2つ壊したから普通の新人類くらいの力しかないはずらしい。。。
救済者の皇帝も、アゲハと同じで自我のある珍しい新人類だけど
原理的には一人の人間に複数も核をつけたから自我が戻ったらしく、身体はボロボロ。
あと一年と保たない命なんだって。
「だから、いるかもしれないな。他にも…ミスリの支配を逃れた新人類」
可能性は低いかもしれないけど……他にもいるかもしれない。
そんな話をしているうちに、レジスタンスのみんなが集まっていた。
「ギルバート、他の町からも支援者が集まるそうだ。恐らく城下は新人類の失敗作だらけ。それとの戦闘に協力するそうだ」
「そうか……ラン、色々と手配をありがとう。他のみんなも、ここまで着いてきてくれて、ありがとう」
急にギルバートさんが畏まって、わたしたち頭を下げた。
そして、それぞれの役割を伝えてから、一言。
「これが最後の戦いだ……だから、誰が死んでも止まるな」
それは、すごく……重い一言だった。
**********
ギルバートさんの魔法で着いた先には、救済者の皇帝の居城が肉眼で見える距離。
やっぱりここも……居城の辺り一面は砂漠だった。
この場所は、今日に備えて行けるようにしたみたいで、木に囲まれていてきっと向こうからはこちらが見えていない。
「レジスタンスが来たぞ!」
そんな声がして振り向いたら、たくさんの人が武器を持って並んでいた。
この人が、ランが言ってた支援者。
「これだけの人が来てくれたのはありがたいね」
アゲハはランさんに向かって言って、ランさんも頷いていた。
「して、どれくらいの数、新人類を感じるか?」
「うん………数え切れない程に。たぶん、100とかの比じゃない」
「んじゃあ1,000はいると思った方が無難だな」
レオンは笑って手をバキバキ鳴らして
それからアゲハの肩を思いっきり叩いた。
「あの城までの道は俺とアゲハが作る」
「だね。それが一番無難な選択」
今から戦うのが嘘みたいに、アゲハもレオンも笑顔。
「城内に潜入するヤツラは遅れるなよ?」
レオンの言葉に私は頷いた。
城内に潜入するのは幹部、ラン、ミオ、スー、そして、私。
「ねぇ、空とアゲハくん!」
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それは、無事に私たちが生きていたら……の、話。
だから、桃華は不安そうな顔をしてる。。。
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「よし、行くぞッ!!」
ギルバートさんの号令で全員が走り出した。
同時に、砂の中から蟲や獣が飛び出してきて
居城からは怪鳥も飛んできた。
救済者側も分かっていたんだ……レジスタンスがいずれ来ることを。
そう思いながら先頭を走るレオンとアゲハに着いていった。
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