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CASE6 新人類開発施設
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「階段は上も下も塞いだ。あなたたちの役目は果たせなかった。だから、武器を降ろして。戦いは無意味」
スーがそう言ったけど、誰も武器を降ろそうとしなくて、、、むしろ怒りで震えている状態。
「スー、この人たち……もしかして、、、」
全員、腕に腕輪がついていたから。
これが、この前に聞いた毒針が出てくるってヤツ?
シンクロも使えなくなるって腕輪。
「武器がシンクロで作った感じしなかったし、アゲくんの様子から分かったけど、、、花将軍も嫌な女だね。侵入者をシンクロを使わずに倒せ。失敗したら毒針で殺すって言われてるんでしょ?」
「それを分かって……引いてくれないなんてっ!」
そう言いながら剣を振り下ろす奴隷の女の人。
それをスーは軽々と受け止めていた。
「その腕輪、下手に衝撃が加わると毒針が出てくるよ。毒針で死ぬか、あたしのレイピアで死ぬか、魔法で氷漬けにして死ぬか、、、それくらいは選ばせてあげる」
「ふざけるなっ!!人殺し!!!」
別の奴隷の男の人が叫んで私に向かって走ってきた。
私なら勝てるって思ったのかな?
一瞬、ヒヤッとしたけど、今までの訓練のおかげでど 見極めるのは簡単だった。
剣を出して受けとめた。
………もし、この男の人を勢いよく弾いたら……?
そのまま体制を崩して倒れたら……?
衝撃で、、毒針に刺されて死んじゃうかな?
そう考えると、どうしていいか分からなかった。
「スー!どうにかできないかな?この腕輪、、外せないの!?」
「鍵がない限り無理よっ!」
鍵、は、、絶対に花将軍が持っているよね……。
それに、ここにレジスタンスが来てるって分かったタイミング
上にあがったアゲハたちが施設の破壊に成功したら、、それを花将軍が知ったタイミングでこの人たち殺されちゃうよね。
やっぱり、手は……ないのかな?
「死にたくないっ!!だから死んでよぉっ!!!」
私に向かって剣を振り下ろした女の子は、泣きながら適当に剣を振り回している状態。
まだ若い……私より全然年下の子も、奴隷なんて。。。
なんとか……
なんとかできないかな?
鍵さえ手に入れば………
よくテレビでやっていた開かずの扉を開ける技術があれば……
ピッキングとかできれば……
合鍵、作れたら………
あれ?合鍵、、作れるんじゃ、ない?
スーなら。
「スー!合鍵!スーなら作れないかな!?魔法でさ!氷で!!」
私が叫んだら、スーも奴隷も、全員止まった。
「あたしの魔法で……?」
「うん。鍵穴の中で氷作って鍵を作る!水をいれて凍らせるイメージ……スーならできない?」
「あー……やってみないとなんとも、、、氷、金属にガッツリくっつくからそこをどーするか……」
スーも考えてくれて、空気を読んでくれたのか奴隷の人たちは攻撃を仕掛けずに待っていてくれた。
「温度って変えらんないの?」
「できるけど限界があるよ!金属にくっつかない温度はない!」
「じゃあ鍵穴の中に何か入れる?ビニールとかラップとか?」
「う~ん……鍵穴が埋まりそう。そんな大きな鍵穴じゃないでしょ?見てないけど」
そう言って二人で奴隷たちを見たら、一人の人が腕輪を見せてくれた。
かなり小さな鍵穴。
くっつかないように何か入れるのは……無理、かも。
「または、毒針が出てくる穴を氷で塞いで、腕輪を破戒………リスクが高いなぁ………」
「砂とか土、は、ダメかな?」
そう言った瞬間、スーの目がキラッと光った。
何か、閃いたんだね。
そんな顔してるもん。
「アゲくんの土なら……砂より細かい粉で氷を邪魔しない程度にいい感じのヤツできるかも!アゲくん優秀だもん!!」
すっごい都合いい感じにアゲハが使えるなぁって感じだけど、それはアゲハだからできる感じなのかもね。
土使いだし、新人類だし。
「それを鍵穴に入れてスーが鍵を作って鍵をあけるって流れ?」
「もちろんっ!……よし、アゲくんの協力があれば 未来が開ける気がしたから上に行くか!!」
スーがそう言ったけど、誰も武器を降ろそうとしなくて、、、むしろ怒りで震えている状態。
「スー、この人たち……もしかして、、、」
全員、腕に腕輪がついていたから。
これが、この前に聞いた毒針が出てくるってヤツ?
シンクロも使えなくなるって腕輪。
「武器がシンクロで作った感じしなかったし、アゲくんの様子から分かったけど、、、花将軍も嫌な女だね。侵入者をシンクロを使わずに倒せ。失敗したら毒針で殺すって言われてるんでしょ?」
「それを分かって……引いてくれないなんてっ!」
そう言いながら剣を振り下ろす奴隷の女の人。
それをスーは軽々と受け止めていた。
「その腕輪、下手に衝撃が加わると毒針が出てくるよ。毒針で死ぬか、あたしのレイピアで死ぬか、魔法で氷漬けにして死ぬか、、、それくらいは選ばせてあげる」
「ふざけるなっ!!人殺し!!!」
別の奴隷の男の人が叫んで私に向かって走ってきた。
私なら勝てるって思ったのかな?
一瞬、ヒヤッとしたけど、今までの訓練のおかげでど 見極めるのは簡単だった。
剣を出して受けとめた。
………もし、この男の人を勢いよく弾いたら……?
そのまま体制を崩して倒れたら……?
衝撃で、、毒針に刺されて死んじゃうかな?
そう考えると、どうしていいか分からなかった。
「スー!どうにかできないかな?この腕輪、、外せないの!?」
「鍵がない限り無理よっ!」
鍵、は、、絶対に花将軍が持っているよね……。
それに、ここにレジスタンスが来てるって分かったタイミング
上にあがったアゲハたちが施設の破壊に成功したら、、それを花将軍が知ったタイミングでこの人たち殺されちゃうよね。
やっぱり、手は……ないのかな?
「死にたくないっ!!だから死んでよぉっ!!!」
私に向かって剣を振り下ろした女の子は、泣きながら適当に剣を振り回している状態。
まだ若い……私より全然年下の子も、奴隷なんて。。。
なんとか……
なんとかできないかな?
鍵さえ手に入れば………
よくテレビでやっていた開かずの扉を開ける技術があれば……
ピッキングとかできれば……
合鍵、作れたら………
あれ?合鍵、、作れるんじゃ、ない?
スーなら。
「スー!合鍵!スーなら作れないかな!?魔法でさ!氷で!!」
私が叫んだら、スーも奴隷も、全員止まった。
「あたしの魔法で……?」
「うん。鍵穴の中で氷作って鍵を作る!水をいれて凍らせるイメージ……スーならできない?」
「あー……やってみないとなんとも、、、氷、金属にガッツリくっつくからそこをどーするか……」
スーも考えてくれて、空気を読んでくれたのか奴隷の人たちは攻撃を仕掛けずに待っていてくれた。
「温度って変えらんないの?」
「できるけど限界があるよ!金属にくっつかない温度はない!」
「じゃあ鍵穴の中に何か入れる?ビニールとかラップとか?」
「う~ん……鍵穴が埋まりそう。そんな大きな鍵穴じゃないでしょ?見てないけど」
そう言って二人で奴隷たちを見たら、一人の人が腕輪を見せてくれた。
かなり小さな鍵穴。
くっつかないように何か入れるのは……無理、かも。
「または、毒針が出てくる穴を氷で塞いで、腕輪を破戒………リスクが高いなぁ………」
「砂とか土、は、ダメかな?」
そう言った瞬間、スーの目がキラッと光った。
何か、閃いたんだね。
そんな顔してるもん。
「アゲくんの土なら……砂より細かい粉で氷を邪魔しない程度にいい感じのヤツできるかも!アゲくん優秀だもん!!」
すっごい都合いい感じにアゲハが使えるなぁって感じだけど、それはアゲハだからできる感じなのかもね。
土使いだし、新人類だし。
「それを鍵穴に入れてスーが鍵を作って鍵をあけるって流れ?」
「もちろんっ!……よし、アゲくんの協力があれば 未来が開ける気がしたから上に行くか!!」
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