45 / 342
CASE4 レジスタンス
13
しおりを挟む
それから、エドガーさんに連れられて着いたのはめちゃめちゃ広い部屋。
真ん中にめちゃめちゃ長いテーブルがあるからリビング的な?
席も決まってるみたいで、エドガーさんとは端と端な位置に座った。
「エドガーはNo.2だからあそこ。エドガーの前はNo.3……まぁつまりアゲハね」
ルーラがみんなが座る位置を教えてくれた。
No.1はお誕生日席、上座。
てかアゲハってレジスタンスのNo.3なんだ。
「井黒くんヤバ!」
「イグロくん?」
「アゲハの事」
ルーラが首をかしげたけど、このやり取り、レオンともやったぞ。
私の隣にはルーラ。ルーラの前にはミレイ。
ルーラたちの隣は同い年くらいの兄妹っぽい二人で、その二人の隣は空席。
空席の隣も空席。
空席の隣もさらに空席で、ようやくエドガーさん。
つまり、私たちを含めて16席。
全員がきれいに収まるとは長いテーブルだね。
「おっ!ルーちゃん久しぶりぃ!!」
勢いよくドアが開いて、テンション高めに現れたのは元気いっぱいですって見た目のお姉さん。
真っ赤な髪からして元気そうだ。
「スー!久しぶり!ゼロと一緒に来たの?」
「そうそう!……って!ホントに異界人じゃん!!アゲくん以外で初だよ初!これが噂のリョーくんとソラちゃんとモモちゃんかぁ!」
めっちゃジロジロ見られてるの恥ずかしいなぁって思って私は目を逸らしちゃったけど
桃華はめっちゃ相手の目を見てるし
辛島くんはやや睨んでる。
そんな私たちの反応が面白かったのか、お姉さんは笑いながらエドガーさんの隣の隣に座った。
それから、エドガーさんから紹介と説明をしてもらった。
ここは救済者の雪将軍の支配地域で、この町は雪将軍によって守られている町。
守る理由は貢ぎ物と、救済者が世界を支配した後奴隷にするために管理してるらしい。
エドガーさんは普段はここにいないけど、奥様のアイリーンさんが住んでいて、単身赴任ってテイで生活してるんだとか。
まぁつまり、表向きはお金持ちの家で、裏ではレジスタンスの隠れ家のひとつ。
普段はアイリーンさんしか家にいない。だから、人妻が一人の時に大人数で押し掛けたら変だからって事でこの屋敷に来るときはエドガーがいる時だけ。
今回、アゲハの状態は知っていたから、ミレイとゼロさんの移動可能な場所とか考慮した上でここに決まったらしい。
「花将軍の支配地域って私らあんま行ったことないからねー。エドくん、次はゼロくん花将軍の支配地域に行かせよーよ!あたしも行くしっ!」
赤い髪のお姉さんはちょいちょい話に加わって、ちょいちょい解説してくれる。
ただ、偉い人にそのノリでいいの?って感じだけど、エドガーさんは気にしてないからいいらしい。
レジスタンスの人たちって……なんか濃い。
真ん中にめちゃめちゃ長いテーブルがあるからリビング的な?
席も決まってるみたいで、エドガーさんとは端と端な位置に座った。
「エドガーはNo.2だからあそこ。エドガーの前はNo.3……まぁつまりアゲハね」
ルーラがみんなが座る位置を教えてくれた。
No.1はお誕生日席、上座。
てかアゲハってレジスタンスのNo.3なんだ。
「井黒くんヤバ!」
「イグロくん?」
「アゲハの事」
ルーラが首をかしげたけど、このやり取り、レオンともやったぞ。
私の隣にはルーラ。ルーラの前にはミレイ。
ルーラたちの隣は同い年くらいの兄妹っぽい二人で、その二人の隣は空席。
空席の隣も空席。
空席の隣もさらに空席で、ようやくエドガーさん。
つまり、私たちを含めて16席。
全員がきれいに収まるとは長いテーブルだね。
「おっ!ルーちゃん久しぶりぃ!!」
勢いよくドアが開いて、テンション高めに現れたのは元気いっぱいですって見た目のお姉さん。
真っ赤な髪からして元気そうだ。
「スー!久しぶり!ゼロと一緒に来たの?」
「そうそう!……って!ホントに異界人じゃん!!アゲくん以外で初だよ初!これが噂のリョーくんとソラちゃんとモモちゃんかぁ!」
めっちゃジロジロ見られてるの恥ずかしいなぁって思って私は目を逸らしちゃったけど
桃華はめっちゃ相手の目を見てるし
辛島くんはやや睨んでる。
そんな私たちの反応が面白かったのか、お姉さんは笑いながらエドガーさんの隣の隣に座った。
それから、エドガーさんから紹介と説明をしてもらった。
ここは救済者の雪将軍の支配地域で、この町は雪将軍によって守られている町。
守る理由は貢ぎ物と、救済者が世界を支配した後奴隷にするために管理してるらしい。
エドガーさんは普段はここにいないけど、奥様のアイリーンさんが住んでいて、単身赴任ってテイで生活してるんだとか。
まぁつまり、表向きはお金持ちの家で、裏ではレジスタンスの隠れ家のひとつ。
普段はアイリーンさんしか家にいない。だから、人妻が一人の時に大人数で押し掛けたら変だからって事でこの屋敷に来るときはエドガーがいる時だけ。
今回、アゲハの状態は知っていたから、ミレイとゼロさんの移動可能な場所とか考慮した上でここに決まったらしい。
「花将軍の支配地域って私らあんま行ったことないからねー。エドくん、次はゼロくん花将軍の支配地域に行かせよーよ!あたしも行くしっ!」
赤い髪のお姉さんはちょいちょい話に加わって、ちょいちょい解説してくれる。
ただ、偉い人にそのノリでいいの?って感じだけど、エドガーさんは気にしてないからいいらしい。
レジスタンスの人たちって……なんか濃い。
0
お気に入りに追加
21
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる