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△恐怖の鬼ごっこ
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「ゆっ、雪乃ちゃん、、、大丈夫かな?」
私がオロオロしながら聞いたら、誰も何も答えてくれなくって!
余計にオロオロした瞬間
地面からボコって雪乃ちゃんの上半身が出てきたぁ!!?
「みんな!大丈夫だからここから飛び込んで来てくれない?」
めっちゃ笑顔で恐ろしいことを言われている気がするんだけど…え?飛び込む?地面に???
「トビはいたか?」
「いたいた。元気だったよ~。うるさいくらい」
トビくんは……元気。
「仕方ないですね」
亮介くんがそう言ったら雪乃ちゃんは再び地面に消えちゃって
亮介くんは、、躊躇いなく雪乃ちゃんが消えた先に飛び込んだ。
それに続いて春樹くんも飛び込んで……え、私もこれは飛び込むパターン?
「ほら、齊藤サンも早く行きなよ?」
当たり前のように神代さんは言うけどね?
私、人間。
人間は誰しもが知っている。
地面の中には、入れないという事を。
「いや、あの……」
怖くて無理です!
そう言おうと思ったのに!
神代さんは無言で私の背中を押したーーーっ!?
顔面から地面に向かって落ちたから
直撃して鼻血出るかも…なんて思ったのに、、、
水の中に落ちるような感覚がして
何か柔らかいモノの上に落ちた。
「いてーな!!誰だよ、このデブ!!」
なんかすごい言われようだけど……この声はトビくんだ。
「トビくん…元気そうで安心したよ」
「おー、俺は今お前に潰されて元気失ったわ」
なんなら私だけじゃなくて、トビくんの上に春樹くんも乗っていたから
神代さんもこの上に落ちてくる気がして、、黙ってそっと、トビくんから離れた。
私がオロオロしながら聞いたら、誰も何も答えてくれなくって!
余計にオロオロした瞬間
地面からボコって雪乃ちゃんの上半身が出てきたぁ!!?
「みんな!大丈夫だからここから飛び込んで来てくれない?」
めっちゃ笑顔で恐ろしいことを言われている気がするんだけど…え?飛び込む?地面に???
「トビはいたか?」
「いたいた。元気だったよ~。うるさいくらい」
トビくんは……元気。
「仕方ないですね」
亮介くんがそう言ったら雪乃ちゃんは再び地面に消えちゃって
亮介くんは、、躊躇いなく雪乃ちゃんが消えた先に飛び込んだ。
それに続いて春樹くんも飛び込んで……え、私もこれは飛び込むパターン?
「ほら、齊藤サンも早く行きなよ?」
当たり前のように神代さんは言うけどね?
私、人間。
人間は誰しもが知っている。
地面の中には、入れないという事を。
「いや、あの……」
怖くて無理です!
そう言おうと思ったのに!
神代さんは無言で私の背中を押したーーーっ!?
顔面から地面に向かって落ちたから
直撃して鼻血出るかも…なんて思ったのに、、、
水の中に落ちるような感覚がして
何か柔らかいモノの上に落ちた。
「いてーな!!誰だよ、このデブ!!」
なんかすごい言われようだけど……この声はトビくんだ。
「トビくん…元気そうで安心したよ」
「おー、俺は今お前に潰されて元気失ったわ」
なんなら私だけじゃなくて、トビくんの上に春樹くんも乗っていたから
神代さんもこの上に落ちてくる気がして、、黙ってそっと、トビくんから離れた。
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