立花家へようこそ！

13.冬休みはイベントがいっぱいです

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「ヒナタさん、ちょっと変わった気がしたの。

大和くんと嵐くんに『友達になろう』って言ってて、、、

彼氏、できたって。

それで、、、やっぱり複雑な家庭の彼氏より普通の彼氏がいい的な事を言ってて…。」


「は？事情を知った上で付き合ったのヒナタじゃん」


あ、それ、嵐くんも言ってた。

ヒナタさんの話題になると唯斗くん不機嫌だなぁ、、、



「うん、だから、私。私が他人で一緒に暮らしてるのは嫌だったみたい」

「はぁ！？ナニソレ？ってか心もそれに落ち込んだワケ？」

唯斗くんは雰囲気的に怒ってるというか呆れてる様子。

「アホくさ」って言って目玉焼きを食べ始めた。

アホって……私！？


「考えてみろよ。心の今の状況ってホームステイみたいなモンだろ？

世界中のホームステイしてる人はそーゆー目で見るって言いたいのか？

ヒナタは視野が狭すぎだろ」


あっ、そうか。

ホームステイって例えがあっているか分からないけど、確かに留学生が留学先の一般家庭で寄宿するのがホームステイだね。

私の場合は日本人が日本の家庭にお世話になっているから、ホームステイとはだいぶ違う気もするけど……。



「ヒナタはシェアハウスとかに住めないタイプ。
立花家と心はシェアハウスに住めるタイプ。

って感じじゃねーの？


別に家族や恋人じゃない異性と同じ屋根の下に暮らすのは変な事情ばかりではない。

と、俺は思う」


そう言ってから残りのベーコンをモグモグ食べていた。

唯斗くんって不思議な人だなぁ。。。


気持ちが一気に、軽くなれた。