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ありさ
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翌日
辰央とは塾の近くのスタベで待ち合わせ
先に着いたから温かい飲み物を頼んで席を確保
夏とはいえ、冷房効きすぎて劇的に寒い
スマホをいじりながらぼんやりと外を眺めながら待っていたら辰央を発見
ヒラヒラと手を振ったら気づいてくれてちょっと手を振りかえしてくれた
「おつかれー」
「お疲れ様」
ちょっと疲れた様子だったから、辰央が座ったと同時に私が立ち上がって
「ちょっと待っててね」
疲れた時は甘い物が食べたくなるから
期間限定の桃のフラペチーノを注文
「お金払う」
「いいの、今日は私のワガママに付き合わせるんだから」
そう言えば辰央は引き下がったけど……
桃が好きかも聞かないで頼んじゃったんだよね
素直に受け取ってくれたから大丈夫だったかな?
「あ、コレうまいね
結構好きな味」
「期間限定のヤツだよ」
「女子ってそういう台詞に弱いよね」
とりあえず大丈夫そうでホッとして
それから、辰央が一冊の問題集を取り出した。
「ありさがどれくらい理解してるか調べるか」
久しぶりに、自分が勉強と向き合う瞬間
ワクワクして、ドキドキして
学生時代はこんな気持ちにならなかったのにね
今は勉強したくて仕方ないなんてね
こんなの、私らしくないけど、嫌いじゃない感じ
辰央とは塾の近くのスタベで待ち合わせ
先に着いたから温かい飲み物を頼んで席を確保
夏とはいえ、冷房効きすぎて劇的に寒い
スマホをいじりながらぼんやりと外を眺めながら待っていたら辰央を発見
ヒラヒラと手を振ったら気づいてくれてちょっと手を振りかえしてくれた
「おつかれー」
「お疲れ様」
ちょっと疲れた様子だったから、辰央が座ったと同時に私が立ち上がって
「ちょっと待っててね」
疲れた時は甘い物が食べたくなるから
期間限定の桃のフラペチーノを注文
「お金払う」
「いいの、今日は私のワガママに付き合わせるんだから」
そう言えば辰央は引き下がったけど……
桃が好きかも聞かないで頼んじゃったんだよね
素直に受け取ってくれたから大丈夫だったかな?
「あ、コレうまいね
結構好きな味」
「期間限定のヤツだよ」
「女子ってそういう台詞に弱いよね」
とりあえず大丈夫そうでホッとして
それから、辰央が一冊の問題集を取り出した。
「ありさがどれくらい理解してるか調べるか」
久しぶりに、自分が勉強と向き合う瞬間
ワクワクして、ドキドキして
学生時代はこんな気持ちにならなかったのにね
今は勉強したくて仕方ないなんてね
こんなの、私らしくないけど、嫌いじゃない感じ
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