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蓮
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別荘に戻るとしーちゃんが一人で夕飯用のカレーを作ってた
「本当にごめんね!今から手伝う!」
「暇だったからいいよ
じゃあありさはお米洗って」
しーちゃんは怒った様子じゃなくてホッとした
大人しい人ほど怒ると恐いじゃん?
だからしーちゃんは怒るとかなりヤバイと思う
コウは辰央のところに行くって言って部屋から出ていったから
俺はソファで寝てる麗香にそっと近づいた
幸せそうな顔をしてスヤスヤァと寝てる麗香
……案外可愛いじゃん
……なんて、思うワケなくて
「おい、起きろ」
頭を軽く叩いたらスッゴい不細工な顔をしながらノロノロと起き上がった
「……いたい」
ジロッて睨まれても全く恐くないのが麗香なんだよな
「お前、なんで俺の個人情報をありさに喋ってるんだよ」
「は?……記憶にないけど?」
本気で記憶にないって顔をしてるから、一気に疲れに襲われた
なんてゆーか、、、麗香らしいな
「俺のこと“勢いで中退”って言ったんだろ?」
「えぇーっ、、、覚えてない……ごめんね?事実とは言え言ったなら謝るよ~」
一応、ちゃんと謝ろうという気持ちは感じるけど………
けど!
「お前はいつもひと言多い!
事実とか言うな!!」
「バカみたいな理由で退学したのは蓮!
だから事実じゃん!!」
俺と麗香がギャーギャー騒いでいたら部屋に戻ってきた辰央がため息混じりにこっちを見ていた
「蓮と麗香って同類だよね」
そう言って、コウとありさとしーちゃんが笑ってたのまでは
俺は知らなかった
「本当にごめんね!今から手伝う!」
「暇だったからいいよ
じゃあありさはお米洗って」
しーちゃんは怒った様子じゃなくてホッとした
大人しい人ほど怒ると恐いじゃん?
だからしーちゃんは怒るとかなりヤバイと思う
コウは辰央のところに行くって言って部屋から出ていったから
俺はソファで寝てる麗香にそっと近づいた
幸せそうな顔をしてスヤスヤァと寝てる麗香
……案外可愛いじゃん
……なんて、思うワケなくて
「おい、起きろ」
頭を軽く叩いたらスッゴい不細工な顔をしながらノロノロと起き上がった
「……いたい」
ジロッて睨まれても全く恐くないのが麗香なんだよな
「お前、なんで俺の個人情報をありさに喋ってるんだよ」
「は?……記憶にないけど?」
本気で記憶にないって顔をしてるから、一気に疲れに襲われた
なんてゆーか、、、麗香らしいな
「俺のこと“勢いで中退”って言ったんだろ?」
「えぇーっ、、、覚えてない……ごめんね?事実とは言え言ったなら謝るよ~」
一応、ちゃんと謝ろうという気持ちは感じるけど………
けど!
「お前はいつもひと言多い!
事実とか言うな!!」
「バカみたいな理由で退学したのは蓮!
だから事実じゃん!!」
俺と麗香がギャーギャー騒いでいたら部屋に戻ってきた辰央がため息混じりにこっちを見ていた
「蓮と麗香って同類だよね」
そう言って、コウとありさとしーちゃんが笑ってたのまでは
俺は知らなかった
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