33 / 263
辰央
6
しおりを挟む
放課後
誰もいない教室
そっと戻った俺はしたゴミ箱から参考書を拾い上げた
予想以上にきれいで良かった
一番気に入ってる物理の参考書だから同じの探すの大変だし
「あー、、、しんどっ!!」
思わず独り言を言ってしまい
帰ろうと思って振り返ったら
鈴木がいた
凄い驚いた顔をして俺と手元にある参考書を見てて
やっちまったなって思ったけど無視して素通りした
そのタイミングで俺のスマホが鳴り出して
マナーモードにし忘れた……
スマホを見たら
着信:渡辺 蓮
鈴木に呼び止められたり何か言われたりしたら厄介だから通話を押した
「もしもし?」
『辰央!文化祭あんだって?俺行くわ!』
今、後ろにいる人物も嫌だけど
それ以上に嫌な発言が飛び出した
「いや、無理」
『いやいや!気になりますよー!進学校の文化祭!』
「なら別にここじゃなくても……」
『制服姿の辰央に会いたいのっ!』
「それは常じゃん。普段制服だから」
歩きながら通話して
後ろから着いてくる気配はないから安心した
ひたすらテンション高い蓮には何を言っても通用しなくて
蓮が学祭に興味持つわけないから、蓮に学祭について話した誰かがいる
たぶん、麗香
とりあえず、後で話す事にして通話を終わりにした
学校には絶対に来てほしくない
誰もいない教室
そっと戻った俺はしたゴミ箱から参考書を拾い上げた
予想以上にきれいで良かった
一番気に入ってる物理の参考書だから同じの探すの大変だし
「あー、、、しんどっ!!」
思わず独り言を言ってしまい
帰ろうと思って振り返ったら
鈴木がいた
凄い驚いた顔をして俺と手元にある参考書を見てて
やっちまったなって思ったけど無視して素通りした
そのタイミングで俺のスマホが鳴り出して
マナーモードにし忘れた……
スマホを見たら
着信:渡辺 蓮
鈴木に呼び止められたり何か言われたりしたら厄介だから通話を押した
「もしもし?」
『辰央!文化祭あんだって?俺行くわ!』
今、後ろにいる人物も嫌だけど
それ以上に嫌な発言が飛び出した
「いや、無理」
『いやいや!気になりますよー!進学校の文化祭!』
「なら別にここじゃなくても……」
『制服姿の辰央に会いたいのっ!』
「それは常じゃん。普段制服だから」
歩きながら通話して
後ろから着いてくる気配はないから安心した
ひたすらテンション高い蓮には何を言っても通用しなくて
蓮が学祭に興味持つわけないから、蓮に学祭について話した誰かがいる
たぶん、麗香
とりあえず、後で話す事にして通話を終わりにした
学校には絶対に来てほしくない
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
どうぞご勝手になさってくださいまし
志波 連
恋愛
政略結婚とはいえ12歳の時から婚約関係にあるローレンティア王国皇太子アマデウスと、ルルーシア・メリディアン侯爵令嬢の仲はいたって上手くいっていた。
辛い教育にもよく耐え、あまり学園にも通学できないルルーシアだったが、幼馴染で親友の侯爵令嬢アリア・ロックスの励まされながら、なんとか最終学年を迎えた。
やっと皇太子妃教育にも目途が立ち、学園に通えるようになったある日、婚約者であるアマデウス皇太子とフロレンシア伯爵家の次女であるサマンサが恋仲であるという噂を耳にする。
アリアに付き添ってもらい、学園の裏庭に向かったルルーシアは二人が仲よくベンチに腰掛け、肩を寄せ合って一冊の本を仲よく見ている姿を目撃する。
風が運んできた「じゃあ今夜、いつものところで」という二人の会話にショックを受けたルルーシアは、早退して父親に訴えた。
しかし元々が政略結婚であるため、婚約の取り消しはできないという言葉に絶望する。
ルルーシアの邸を訪れた皇太子はサマンサを側妃として迎えると告げた。
ショックを受けたルルーシアだったが、家のために耐えることを決意し、皇太子妃となることを受け入れる。
ルルーシアだけを愛しているが、友人であるサマンサを助けたいアマデウスと、アマデウスに愛されていないと思い込んでいるルルーシアは盛大にすれ違っていく。
果たして不器用な二人に幸せな未来は訪れるのだろうか……
他サイトでも公開しています。
R15は保険です。
表紙は写真ACより転載しています。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる