39 / 46
sideルーカス
23.答え合わせ。の裏側
しおりを挟む
永遠に続くように感じた沈黙は、ノアの言葉で途切れた。
「俺も大概だとは思ったけど、お前も相当口下手だよな」
ポツンと呟く声に、俺はノアを見つめた。
「なぁ。ルーカス。何で俺があの街を出たと思ってるんだ?」
「………。俺から離れるため………か」
自分で言って、心が抉られる気がする。
ドス黒い本能が、奥底から再び囁やき出すのを必死に抑えた。
「そうなんだけど。何で離れようって思ったか、お前考えたことある?」
「………。」
――――無い。
ノアが俺から離れ行くって考えすら浮かばなかったから、何でノアが街を出たかなんて考えなかった。
「だから、口下手ってか、言葉が足りないって言ってんの」
困ったように眉を下げるノア。
「俺も悪いとは思うよ?お前に番が現れたら終わってしまう関係なのに、縋り付くようなマネしたくなくて、最後辺りは態とお前と話しをする機会を避けてたし」
自嘲するような笑いに、俺はノアに手を伸ばした。
「―――ノア?」
少し朱に染まった頬を撫でると、恐る恐るその手に触れてきた。
「俺、お前の番なの?」
「ああ」
「そっか…」
俯く動作は、俺から顔を隠すようで……。俺はどうしてもノアの顔を見たくて、顎を持ち上げて黒曜石の瞳を覗き込んだ。
ゆらりと瞳が揺れ、キレイなノアのキレイな涙が溢れた。
「何で泣くんだ…」
「…………。」
無言で泣かれると、胸が痛む。
「――――ノ…」
呼びかけようとした時、ノアが口を開いた。
「なぁ、ルーカス」
両手を俺の頬へ伸ばして、触れてくる。優しく俺を引き寄せて、そっと額を合わせてきた。
「俺、お前の事が好きだよ」
「―――っっ!!!」
目を見開く。
今、何て……?
「出会ってからそんな時間経ってない時に、もう好きだった。だから、決めてたんだよ。お前の番が見付かったら街を出ようって」
口を開くが言葉が出ない。思わずノアの両手に自分の掌を重ねた。
「ギルドでさ、ルーカスの番が見付かったって話しを聞いて、俺行かなくちゃって思ったんだ」
「何で、」
「平気な顔して、お前と番が仲良く居るのを見れる訳ないだろ」
近距離で見つめ合う。
「だから、お前から離れたんだ」
囁くような言葉に、俺は唇を噛んだ。
本当だ。お前の言うとおりだな。
俺は決定的に言葉が足りなかったんだ。
だからノアは俺の手をすり抜けて、旅立ってしまった。
「ノア、悪かった」
「うん」
小さく頷いた彼に、謝罪を込めて口付けを贈る。
軽く触れるだけの口付け。ふと柔らかいものが俺の唇に触れた。
思わず目を開くと、同じようにこちらを見つめる一対の瞳と視線が絡む。
「―――は……っ!」
我慢ができずに唇に触れてきたノアの舌を吸い上げ、絡ませ、貪るように口付けた。
「お前はっ!!煽んなよっ、怪我してんだぞ…っ!!」
「俺から欲しいって思っちゃダメな訳?」
情欲に潤む瞳で見上げられ、俺の理性は崩壊した。
弾き飛ばすような勢いでシャツのボタンを寛げて、ノアの胸に唇を滑らせる。胸にある密やかに色付くモノに舌を絡める。
「キツかったら、言え」
「…ふっ、あ………。ぁあ…っ。」
艶を帯びる声を漏らしながらコクンと頷くのを見て、俺は忙しなく指でノアの身体を辿り弄った。
時折、ぴくんっ!と跳ねる身体が愛おしい。
傷に障るだろうから優しくしようと思っても、番に触れることができる喜びが抑えきれない。
――――ああ、漸く…番を手に入れることができた………!!
結局、最後まで致しただけじゃなく、タガが外れて抑えが効かなくて。ノアが気を失うまで抱き潰してしまって、街医者にメチャクチャ怒られた。
怒られる俺を見て、ノアは真っ赤な顔でブツブツ呟いてる。
「煽った俺が悪い。俺が悪い……。悪いんだけど、加減ってモンが………」
お陰で再び熱を出してベッドの住人と化したノアを、俺は喜々として世話をする。
俺の舞い上がりっぷりに、時々ノアは恨めしげな目を向けるけど、そこは意に介するつもりはない。
俺の尻尾全開の喜び具合に、ノアも毒気を抜かれたみたいで、最近は諦め顔で俺の世話を受け入れてる。
世話のついでに、今迄のこともポツポツと話した。
ノアは概ね俺の心情は理解したみたいだけど、1つだけ納得がいかないことがあるらしい。
「はっ!?じゃ何か?俺とお前の関係って皆知ってんのかっ?」
「皆かどうかは知らんが、まぁ大抵は知ってるだろうな。マーキングしてたし、お前が番だと何人かには話したし」
俺の言葉を愕然とした顔で聞いてたノアは、その次の瞬間首まで真っ赤になって顔を覆っていた。……可愛い。
「お前、花街の女達に『大変だけど頑張れ』とか言われてなかった?」
「………っっ!!言われたけどっ!冒険者の活動の方のことかと…」
「春を鬻ぐ女達の頑張れって1つだけじゃん」
「!!!」
ノアは涙目になって再起不能っポイようすだ。
そんなにバレるのが恥ずかしかったのか。
可愛すぎて、堪らん。
恥ずかしくて身悶えているノアを、ゆったりと腕で囲い閉じ込める。
そっと手を添えて、顔を隠す手を外させた。
「ノア、今回のは俺の言葉が足りなかったと反省してる。だからこそ、お前に伝えときたい」
「なに?」
まだ少し耳が赤いけど、俺の話に顔を上げてくれる。
「狼族はな、一途な種族だ。番ったら死が別つまで側に寄り添うし、何なら共に死ぬことにも躊躇はしない」
真剣に伝える。大事な事だ。
ノアにも分かって欲しい。
「だから、互いの命があるのに離れるっていう事は、相手を裏切る行為だ。それは不貞と変わりがない」
見上げるノアの眦に唇を落とす。
「獣人は番が居なくなれば狂うしかない哀れな生き物だ。だから、逃げた相手を追い求めるし、追い詰めるし、食い殺す。それを獣人は誰も止めない」
俺の目には剣呑な光が宿っていたに違いない。
ノアは少し青褪めたけど、拒否することはなかった。
少し考えて、ノアは笑った。
「お前が俺を番だって言うんなら、俺は側から離れるつもりはないよ。例えお前が嫌だって言ってもね」
くすっと悪戯っぽく笑う姿に、少し擽ったい気持ちになる。
でも、その後に僅かに思案顔をしてため息をつくノアに、抱き締めて「どうした?」と声をかけてみた
我ながら、ドロドロに甘ったるい声だと思う。
俺の声に促され、ノアは横に逸していた視線を俺に向けた。
「俺、お前との関係はセフレだって、思いは叶わないんだって思ってたんだ。……でも、叶った」
う~ん……と首を捻る。
「俺、恋愛なんて初めてだ。願いが叶って始まったモンを、皆どうやって維持してるんだろうなぁ」
困り顔のノアに胸を撃ち抜かれた!
初めての恋愛!!
くっそ可愛……………っ!!!
叫び出したい気持ちを、何とか喉元に押し込む。
そしてノアの鼻の頭をちょんちょんと突き、俺に意識を向けさせた。
最高に甘いキスを贈ろう。『そんなの簡単だ。俺に甘やかされてりゃイイんだよ』と囁きながら………。
~~~END~~~
本編、完結になります。
お付き合い下さいまして、ありがとうございました!
この後は、番外編を2編UPする予定です。
「俺も大概だとは思ったけど、お前も相当口下手だよな」
ポツンと呟く声に、俺はノアを見つめた。
「なぁ。ルーカス。何で俺があの街を出たと思ってるんだ?」
「………。俺から離れるため………か」
自分で言って、心が抉られる気がする。
ドス黒い本能が、奥底から再び囁やき出すのを必死に抑えた。
「そうなんだけど。何で離れようって思ったか、お前考えたことある?」
「………。」
――――無い。
ノアが俺から離れ行くって考えすら浮かばなかったから、何でノアが街を出たかなんて考えなかった。
「だから、口下手ってか、言葉が足りないって言ってんの」
困ったように眉を下げるノア。
「俺も悪いとは思うよ?お前に番が現れたら終わってしまう関係なのに、縋り付くようなマネしたくなくて、最後辺りは態とお前と話しをする機会を避けてたし」
自嘲するような笑いに、俺はノアに手を伸ばした。
「―――ノア?」
少し朱に染まった頬を撫でると、恐る恐るその手に触れてきた。
「俺、お前の番なの?」
「ああ」
「そっか…」
俯く動作は、俺から顔を隠すようで……。俺はどうしてもノアの顔を見たくて、顎を持ち上げて黒曜石の瞳を覗き込んだ。
ゆらりと瞳が揺れ、キレイなノアのキレイな涙が溢れた。
「何で泣くんだ…」
「…………。」
無言で泣かれると、胸が痛む。
「――――ノ…」
呼びかけようとした時、ノアが口を開いた。
「なぁ、ルーカス」
両手を俺の頬へ伸ばして、触れてくる。優しく俺を引き寄せて、そっと額を合わせてきた。
「俺、お前の事が好きだよ」
「―――っっ!!!」
目を見開く。
今、何て……?
「出会ってからそんな時間経ってない時に、もう好きだった。だから、決めてたんだよ。お前の番が見付かったら街を出ようって」
口を開くが言葉が出ない。思わずノアの両手に自分の掌を重ねた。
「ギルドでさ、ルーカスの番が見付かったって話しを聞いて、俺行かなくちゃって思ったんだ」
「何で、」
「平気な顔して、お前と番が仲良く居るのを見れる訳ないだろ」
近距離で見つめ合う。
「だから、お前から離れたんだ」
囁くような言葉に、俺は唇を噛んだ。
本当だ。お前の言うとおりだな。
俺は決定的に言葉が足りなかったんだ。
だからノアは俺の手をすり抜けて、旅立ってしまった。
「ノア、悪かった」
「うん」
小さく頷いた彼に、謝罪を込めて口付けを贈る。
軽く触れるだけの口付け。ふと柔らかいものが俺の唇に触れた。
思わず目を開くと、同じようにこちらを見つめる一対の瞳と視線が絡む。
「―――は……っ!」
我慢ができずに唇に触れてきたノアの舌を吸い上げ、絡ませ、貪るように口付けた。
「お前はっ!!煽んなよっ、怪我してんだぞ…っ!!」
「俺から欲しいって思っちゃダメな訳?」
情欲に潤む瞳で見上げられ、俺の理性は崩壊した。
弾き飛ばすような勢いでシャツのボタンを寛げて、ノアの胸に唇を滑らせる。胸にある密やかに色付くモノに舌を絡める。
「キツかったら、言え」
「…ふっ、あ………。ぁあ…っ。」
艶を帯びる声を漏らしながらコクンと頷くのを見て、俺は忙しなく指でノアの身体を辿り弄った。
時折、ぴくんっ!と跳ねる身体が愛おしい。
傷に障るだろうから優しくしようと思っても、番に触れることができる喜びが抑えきれない。
――――ああ、漸く…番を手に入れることができた………!!
結局、最後まで致しただけじゃなく、タガが外れて抑えが効かなくて。ノアが気を失うまで抱き潰してしまって、街医者にメチャクチャ怒られた。
怒られる俺を見て、ノアは真っ赤な顔でブツブツ呟いてる。
「煽った俺が悪い。俺が悪い……。悪いんだけど、加減ってモンが………」
お陰で再び熱を出してベッドの住人と化したノアを、俺は喜々として世話をする。
俺の舞い上がりっぷりに、時々ノアは恨めしげな目を向けるけど、そこは意に介するつもりはない。
俺の尻尾全開の喜び具合に、ノアも毒気を抜かれたみたいで、最近は諦め顔で俺の世話を受け入れてる。
世話のついでに、今迄のこともポツポツと話した。
ノアは概ね俺の心情は理解したみたいだけど、1つだけ納得がいかないことがあるらしい。
「はっ!?じゃ何か?俺とお前の関係って皆知ってんのかっ?」
「皆かどうかは知らんが、まぁ大抵は知ってるだろうな。マーキングしてたし、お前が番だと何人かには話したし」
俺の言葉を愕然とした顔で聞いてたノアは、その次の瞬間首まで真っ赤になって顔を覆っていた。……可愛い。
「お前、花街の女達に『大変だけど頑張れ』とか言われてなかった?」
「………っっ!!言われたけどっ!冒険者の活動の方のことかと…」
「春を鬻ぐ女達の頑張れって1つだけじゃん」
「!!!」
ノアは涙目になって再起不能っポイようすだ。
そんなにバレるのが恥ずかしかったのか。
可愛すぎて、堪らん。
恥ずかしくて身悶えているノアを、ゆったりと腕で囲い閉じ込める。
そっと手を添えて、顔を隠す手を外させた。
「ノア、今回のは俺の言葉が足りなかったと反省してる。だからこそ、お前に伝えときたい」
「なに?」
まだ少し耳が赤いけど、俺の話に顔を上げてくれる。
「狼族はな、一途な種族だ。番ったら死が別つまで側に寄り添うし、何なら共に死ぬことにも躊躇はしない」
真剣に伝える。大事な事だ。
ノアにも分かって欲しい。
「だから、互いの命があるのに離れるっていう事は、相手を裏切る行為だ。それは不貞と変わりがない」
見上げるノアの眦に唇を落とす。
「獣人は番が居なくなれば狂うしかない哀れな生き物だ。だから、逃げた相手を追い求めるし、追い詰めるし、食い殺す。それを獣人は誰も止めない」
俺の目には剣呑な光が宿っていたに違いない。
ノアは少し青褪めたけど、拒否することはなかった。
少し考えて、ノアは笑った。
「お前が俺を番だって言うんなら、俺は側から離れるつもりはないよ。例えお前が嫌だって言ってもね」
くすっと悪戯っぽく笑う姿に、少し擽ったい気持ちになる。
でも、その後に僅かに思案顔をしてため息をつくノアに、抱き締めて「どうした?」と声をかけてみた
我ながら、ドロドロに甘ったるい声だと思う。
俺の声に促され、ノアは横に逸していた視線を俺に向けた。
「俺、お前との関係はセフレだって、思いは叶わないんだって思ってたんだ。……でも、叶った」
う~ん……と首を捻る。
「俺、恋愛なんて初めてだ。願いが叶って始まったモンを、皆どうやって維持してるんだろうなぁ」
困り顔のノアに胸を撃ち抜かれた!
初めての恋愛!!
くっそ可愛……………っ!!!
叫び出したい気持ちを、何とか喉元に押し込む。
そしてノアの鼻の頭をちょんちょんと突き、俺に意識を向けさせた。
最高に甘いキスを贈ろう。『そんなの簡単だ。俺に甘やかされてりゃイイんだよ』と囁きながら………。
~~~END~~~
本編、完結になります。
お付き合い下さいまして、ありがとうございました!
この後は、番外編を2編UPする予定です。
69
お気に入りに追加
1,615
あなたにおすすめの小説
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
悪役令息の七日間
リラックス@ピロー
BL
唐突に前世を思い出した俺、ユリシーズ=アディンソンは自分がスマホ配信アプリ"王宮の花〜神子は7色のバラに抱かれる〜"に登場する悪役だと気付く。しかし思い出すのが遅過ぎて、断罪イベントまで7日間しか残っていない。
気づいた時にはもう遅い、それでも足掻く悪役令息の話。【お知らせ:2024年1月18日書籍発売!】
婚約者に会いに行ったらば
龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。
そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。
ショックでその場を逃げ出したミシェルは――
何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。
そこには何やら事件も絡んできて?
傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
英雄は喫茶店の片隅で恋をする
モト
BL
国を救った英雄は、想い人を探していた。
喫茶店を営む俺の店に来たきっかけも想い人を探すためだった。だが、彼はその日以来、毎日店に来るようになった。
喫茶店の近所に家も建てて!? 何だか凄く好意的だけど、彼はノンケのはずだし、ゲイの自分が想いを寄せてはいけない……よな?
少しだけシリアス、ハッピーエンドです。両片想いの甘々です。
本篇完結、番外編は気まぐれでupしています。
ムーンにも投稿しております。
素敵なタイトルロゴは桃レンンジ様より頂戴いただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる