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第15話 彫刻凸凹のペニス棒

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僕は異世界で一生暮らすつもりはない。もちろん、いずれは元の世界に還るつもりだ。

この世界から脱出する方法は、『愛する人』とセックスすること。女体化した私にとって、セックスの相手は男性ということになる。でも、できれば心まで女になりたくない。だって、元の世界に戻った時、体が男で心が女だなんて生き難そうだものな。

そう、幼馴染の蓮とセックスするなんてことだけは、なんとしても避けたい。元の世界に戻った時に、気まずすぎるだろ?なのに、私の心は男に抱きしめられると、妙に鼓動が早まり胸がきゅんとしてしまう。

ひょっとして・・私って、元からそっち系もいける人間だったりして???

などと湯に浸かりながら、答えのないことをぐるぐる考えているうちに、二度目の湯あたりをしてしまった。ぐったりした私を助けてくれたのは、またも蓮で彼は私をモモとメアリーの部屋に運んでくれた。モモが額に濡れタオルを置いてくれたり、蓮の魔法もあって、私は二度も湯船で溺れたことも気が付かず、心地よいベッドで熟睡してしまった。

そして、早朝爽やかな朝日と共に、鳥のさえずりと同時に目覚めた。

そう・・鳥のさえずり。にしては・・・なんだか、艶かしい気もするが。覚醒する頭が、その小鳥のさえずりだと思っていたものが、女の喘ぎだと理解したのは、数秒後だった。

「ああん。モモ、やぁ・・・そんなに舐めたら、感じちゃうぁ・・ひぁあっ」
「メアリーさまぁ、穴からよだれがいっぱい出てきて舐めきれないでしゅぉお」
「ひぁ、モモ猫。それは、唾液じゃなくてよ。感じた時に出る、愛液というのなのよぉ。ああ、モモちゃん、なんてテクニック!!ひぁあ、クリトリス・・そんなに舐めちゃ、あああん」
「うにゃぁーー、メアリーさまの穴から水が噴出してきましたろぉ」
「舐めて、なめてぇえ。モモ、これで男のペニスをのみこみ易くする女の技ですのよぉ。よく憶えておきなさいねぇえ。ひぁあ、我慢できないわぁあ。舌を奥に突っ込んでえぇえ!!」
「メアリーしゃま、勉強になりますろ。ぺろぺろぉーーー」
「ひぃいいあっ」

私と同じベッドでメアリーが股を大きく開いてスカートの中に、妹のモモを入り込ませていた。メアリーは自ら小さな下着を指で横に寄せて、モモにあそこをぺろぺろと舐めさせていた。
まさに性教育の実地訓練中。

・・・・・。

「つうかぁ、私の妹になにやらせてんだ、この色ボケメアリーがーーーーー!!」
「ふぎゃぁあ!!」

私は、思いっきりメアリーを蹴り飛ばし、ベッドから蹴落とした。私に抱き寄せられたモモの口は、べったりとメアリーの愛液がついていた。モモの唇がてかてかとひかり、ぬめって何故かおいしそうに見えた。思わず、私はモモの唇に自分の唇を重ねていた。

「ふにゃぁ」
「モモ、可哀想に。こんなにべたべたにされて。お兄ちゃんがちゃんと舐めて綺麗にしてあげるからね」

ぺろぺろと妹の唇を舐めていると、ベッドから蹴落とされたメアリーがすくっと立ち上がって言い放った。

「トモヤ!!あなたって人は、アーサーお兄様だけでは飽き足らずに、妹にまで手を出すなんて、なんて破廉恥な人なの!!」
「メアリーこそ、私の妹に勝手に性教育してんじゃねーー。しかもお前、潮吹きしてんじゃねーかよぉ!!」
「うっ、わ、私はただ、モモ猫の為に男女の営みを、手取り足取り教えようとしていただけなのよ」
「嘘付け。お前、じゃあ、ベッドに散らばっている、この大人の玩具はなんだ?」

私はそういって、ベッドに散らばっている玩具のうちから、男性のシンボル型の棒を手にとって、メアリーに指し示した。

「これをモモのあそこに、突っ込んだんじゃないだろうな!!」
「しないわよ!!モモちゃんには、それは大きすぎるわ。こちらの棒の方が、ぴったりだと思うの!!」

メアリーが、ベッドから細いペニス棒を拾い上げると自慢げに私に見せてきた。

「どう、私のコレクションは。あらゆるサイズのものを用意しているのよ!!」
「そんなもの集めて遊んでいるから、いまだに処女なんじゃねーの、メアリーは」

私があざ笑うと、メアリーは真っ赤になってベッドに這い上がると、私に襲い掛かってきた。

「言ったわね!!トモヤには、この巨大ペニス棒を入れて差し上げるわ!!」

メアリーはコレクションの中から巨大な棒を取り出した。丁寧なことに彫刻が刻まれていて、凸凹しているなかなかの代物だった。私も、メアリーサイズのペニス棒を拾うと、ベッドでお互い対峙した。

「ふっ、それを選ぶなんてトモヤ・・あなたやるわね」
「メアリーこそ。その彫刻凸凹は痛気持ちいいっていう、アブノーマルの世界に、私を引きずり込むつもりね」
「ほほほほっ。その通りよ。さあ、トモヤ、禁断の世界に落ちなさい!!」

メアリが、私のスカートを捲り上げて、彫刻凸凹のペニス棒を下着の布越しにぐりぐり押し付けてきた時、突然部屋の扉が開いた。

「「げっ!!」」

私とメアリーは同時に叫んでいた。扉を開いたのが、アーサーだったから。



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