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第13話 裸マントの魔法使い
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◆◆◆◆◆◆
「れ、蓮!びっくりするじゃない。風呂に入っているのなら、先に声を掛けてよ!!」
私が湯船に浸かり胸を隠し蓮に抗議すると、幼馴染はニヤニヤ笑いながら湯船の縁から身を起こす。そして、こちらに近づいてきた。
「智也が裸で湯にダイブした時はびっくりしたぞ。お前‥‥女になっている意識が低いんじゃないか?胸はぼよんって揺れまくるし、あそこは丸見えだった。男がここにいたら完全に襲われてたぞ。」
「あんただって男じゃない!蓮、ちょっと近寄ってこないでよっ‥‥ん?あらっ‥‥ららっ」
視界がぐらりと揺れて、私は変な声を出してしまった。異変を感じた蓮が慌てて走り寄ってくる。
ちょっと待って!私は裸なんだってば。近寄るなっての。
う、あれ‥‥目が回る。もしかして湯当たり?鼓動は早いし眩暈がひどい。まずい、湯の中に沈んじゃう!
「智也!」
「おにいちゃま!」
「トモヤ!」
湯の中に沈む瞬間、心配そうに私の名前を呼ぶ声が聞こえた。でも、そのままドボンと沈んでしまう。
気が遠くなりかけたその時、誰かが私を抱きかかえてくれた。そして、そのまま湯船から出ると、冷たい大理石の床に寝かせてくれる。
ゆっくりと目を開くと、そこには蓮がいた。蓮が私の濡れた髪を撫でながら口を開く。
「湯あたりしたな、智也。大丈夫か?何か飲みたいものはあるか?」
「‥‥アクエリアス。」
「好きだなぁ、お前。」
蓮はそう言うと、何かを掴むように左手を天にかざす。すると、何もない空間にペットボトルが現れて彼の手に収まる。
「本当に蓮は魔法使いなんだね」
私は湯あたりで意識がぼんやりしたまま、そんな事を呟いていた。蓮は微笑みながら、魔法でその蓋を開ける。そして、自身の口にアクエリアスを注ぐと、私にキスをして甘い液体を流し込んできた。
私は蓮の唇から流れ込むアクエリアスを貪るように飲む。いつの間にか蓮の腕を掴んで、私はさらに甘い液体を要求していた。それを察した蓮が、再び口に液体を含むと口付けする。
口を開き流れ込む甘い液体を飲んでいると、咥内に蓮の舌が入り込んできた。入り込む舌が私の舌を絡めとり、艶かしく咥内で触れ合う。
「んっ、ふぅ、んっふぁ‥‥はぁ」
くちゅりと音を立てて蓮の唇が離れていく。同時に、私の唇の端から甘い香りの唾液が零れ落ちた。
蓮はにやっと笑って口を開いた。
「美味いキスだっただろ?」
「アクエリアス味のキスだった」
「もう一度‥‥キスしてもいいか?」
私の返事を聞くこともなく、蓮が私の胸に触れるとつんと尖った乳首をそっと指のはらで押してつぶす。そして、反対の乳首にキスしてきた。
蓮は乳首を甘く噛んで、乳房を揉みながら谷間に顔を埋めてくる。
湯あたりでぼんやりとしていた意識が、徐々にはっきりとしてきた。ふと横を見ると、湯船に浸かったままのメアリーとモモが興味深そうに私たちを見ている。
「ひぇぇーー、蓮!キスってどこにしてんのよ!乳にするんじゃねぇ。子供が見てるでしょうが!」
私は蓮の股間を蹴り上げると、彼の腕の中から逃げ出した。
そして、目に付いたペットボトルを一気飲みする。お陰で意識がはっきりしてきた。でも、心臓はドキドキしたままだ。蓮が乳首にキスしたせいだ。もうっ!
「ぐっ‥‥智也、てめえ。股間への一撃が‥‥どれほどの威力か知っているくせに。畜生、助けるんじゃなかった!」
蓮が股間を隠しながら悪態をつく。湯で濡れたマントであそこを隠す蓮の姿に違和感を感じて、私は思わず尋ねていた。
「ねえ、蓮。何であんた‥‥マントを着たままでお風呂入ってたの?」
マントだけを裸体にまとい、ペニスから湯を垂らしている蓮。その姿が裸+トレンチコートで女子高生にあれを見せて喜ぶ変態のそれで、思わず笑ってしまった。
蓮は私に『裸のトレンチコートの変態みたい』といわれると、がっくりとその場で肩を落として呟いた。
「だってさあ、このマント‥‥脱ごうとしても脱げないんだよ。」
「そうなの?」
「そうなの!誰が好き好んで裸マントで風呂に入るかよ。変態じゃねーっての。う、やべぇ‥‥お前の乳をもんだせいで勃起してきた。」
蓮の言葉通り、彼のペニスは湯を滴らせながら隆々と勃起していた。私は思わず唾を飲み込み見入ってしまう。でかい!
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「れ、蓮!びっくりするじゃない。風呂に入っているのなら、先に声を掛けてよ!!」
私が湯船に浸かり胸を隠し蓮に抗議すると、幼馴染はニヤニヤ笑いながら湯船の縁から身を起こす。そして、こちらに近づいてきた。
「智也が裸で湯にダイブした時はびっくりしたぞ。お前‥‥女になっている意識が低いんじゃないか?胸はぼよんって揺れまくるし、あそこは丸見えだった。男がここにいたら完全に襲われてたぞ。」
「あんただって男じゃない!蓮、ちょっと近寄ってこないでよっ‥‥ん?あらっ‥‥ららっ」
視界がぐらりと揺れて、私は変な声を出してしまった。異変を感じた蓮が慌てて走り寄ってくる。
ちょっと待って!私は裸なんだってば。近寄るなっての。
う、あれ‥‥目が回る。もしかして湯当たり?鼓動は早いし眩暈がひどい。まずい、湯の中に沈んじゃう!
「智也!」
「おにいちゃま!」
「トモヤ!」
湯の中に沈む瞬間、心配そうに私の名前を呼ぶ声が聞こえた。でも、そのままドボンと沈んでしまう。
気が遠くなりかけたその時、誰かが私を抱きかかえてくれた。そして、そのまま湯船から出ると、冷たい大理石の床に寝かせてくれる。
ゆっくりと目を開くと、そこには蓮がいた。蓮が私の濡れた髪を撫でながら口を開く。
「湯あたりしたな、智也。大丈夫か?何か飲みたいものはあるか?」
「‥‥アクエリアス。」
「好きだなぁ、お前。」
蓮はそう言うと、何かを掴むように左手を天にかざす。すると、何もない空間にペットボトルが現れて彼の手に収まる。
「本当に蓮は魔法使いなんだね」
私は湯あたりで意識がぼんやりしたまま、そんな事を呟いていた。蓮は微笑みながら、魔法でその蓋を開ける。そして、自身の口にアクエリアスを注ぐと、私にキスをして甘い液体を流し込んできた。
私は蓮の唇から流れ込むアクエリアスを貪るように飲む。いつの間にか蓮の腕を掴んで、私はさらに甘い液体を要求していた。それを察した蓮が、再び口に液体を含むと口付けする。
口を開き流れ込む甘い液体を飲んでいると、咥内に蓮の舌が入り込んできた。入り込む舌が私の舌を絡めとり、艶かしく咥内で触れ合う。
「んっ、ふぅ、んっふぁ‥‥はぁ」
くちゅりと音を立てて蓮の唇が離れていく。同時に、私の唇の端から甘い香りの唾液が零れ落ちた。
蓮はにやっと笑って口を開いた。
「美味いキスだっただろ?」
「アクエリアス味のキスだった」
「もう一度‥‥キスしてもいいか?」
私の返事を聞くこともなく、蓮が私の胸に触れるとつんと尖った乳首をそっと指のはらで押してつぶす。そして、反対の乳首にキスしてきた。
蓮は乳首を甘く噛んで、乳房を揉みながら谷間に顔を埋めてくる。
湯あたりでぼんやりとしていた意識が、徐々にはっきりとしてきた。ふと横を見ると、湯船に浸かったままのメアリーとモモが興味深そうに私たちを見ている。
「ひぇぇーー、蓮!キスってどこにしてんのよ!乳にするんじゃねぇ。子供が見てるでしょうが!」
私は蓮の股間を蹴り上げると、彼の腕の中から逃げ出した。
そして、目に付いたペットボトルを一気飲みする。お陰で意識がはっきりしてきた。でも、心臓はドキドキしたままだ。蓮が乳首にキスしたせいだ。もうっ!
「ぐっ‥‥智也、てめえ。股間への一撃が‥‥どれほどの威力か知っているくせに。畜生、助けるんじゃなかった!」
蓮が股間を隠しながら悪態をつく。湯で濡れたマントであそこを隠す蓮の姿に違和感を感じて、私は思わず尋ねていた。
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