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第35話
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◆◆◆◆◆◆
「レンだと、まさか!?まだ王の間の扉が開く時刻じゃないはずだ。どうやって、あそこから出た!?」
カインが驚きの顔で、蓮を見つめる。蓮はそんなカインの問いを無視して、ベッドに近づいてきた。蓮の目が、痛々しげに私を見つめている。私はカインに犯された姿を蓮に見られたくなくて、びりびりに引き裂かれた服をベッドから掻き集めた。でも、胸も精液で穢れた下半身もそんな布切れでは隠せない。私は涙をぼろぼろ流しながら、蓮の視線から逃れるように彼に背中を向けて顔を手で覆った。
いきなり、私の隣にいたカインがベッドから吹き飛ばされた。そのまま、壁にぶつかりカインはうめき声を上げた。
「ぐっうぅ・・」
蓮が、魔法でカインをベッドから吹き飛ばしたのは明らかだった。蓮はベッドを軋ませながらのりあがり近づくと、私の剥きだしの肩にそっと触れた。私は、触れられただけでびくりと震えていた。蓮は、そんな私の反応を見てすぐに肩から手を放すと、囁くように口を開いた。
「すぐにドレスを用意する。」
その言葉の通り、私の体が青い光に一瞬包まれたと思うとすぐにその光が消えてドレスとなって私の身を包んでいた。それは、純白のドレスで花の模様が細やかに刺繍されたものだった。
それはまるで、ウエディングドレスのような衣装で・・・・
蓮が私に触れることなく、目の前に回りこむと真剣な顔で口を開いた。
「智也の髪飾りに異変を感じた時、俺は王の間の中にいた。すぐに外に出たいと頼んだが、しきたりがどうとか言って王の間の扉を開けようともしない。埒が明かないから、王の間の扉を魔法ですり抜けようとしたら、魔法陣に阻まれちまって仕方ないから片っ端からその魔法陣を引きちぎって扉をすり抜けてきたんだが・・・時間が掛かりすぎた。間に合わなかったんだな・・・すまない、智也。」
「蓮・・・」
「・・・智也」
私は泣きながら蓮の胸に飛び込んでいた。そんな私を蓮が抱きしめ、私の名を愛おしげに呼んだ。でも、その蓮の声はしわがれ掠れて何時ものような張りが無い。蓮に抱きしめられて、初めて気が付いた。漆黒のマント以外の衣服は無残に引き裂かれ、その裂かれた衣服の隙間から見える彼の素肌には深い切り傷があった。それも一箇所だけではない。何箇所にもその傷があり夥しい血が流れ出ていた。それが彼の声を張りの無いものにしている原因だった。
「蓮、どうしたのその傷は!?」
私の疑問に答えたのはカインだった。ベッドから吹き飛ばされて壁に身をぶつけたカインが、ようやく正気を取り戻し驚きの声をあげた。
「王の間に張り巡らされた魔法陣を引き裂いて出てきたんだと?普通、その魔法陣にその身を引き裂かれ死ぬはずだ。生きているなど奇跡としか言いようが無い。レン・・・お前は、化け物か?」
「最強の魔法使いに不可能はねーんだよ。」
蓮はカインの言葉に軽く答えながらも、その顔は苦痛に歪んでいた。その彼が私を抱きしめたまま口を開いた。
「智也・・今この場で、カインを殺すことはできる。」
「蓮!!」
「だが、今の俺の傷ではその後が続かない。お前を守りきる自信が無い。最強の魔法使いが・・・笑えるよな・・くっ。」
蓮が、痛みに耐えかねて言葉を切った。蓮の血が、純白の私のドレスを赤く染めていく。それほど出血が激しいのだ。
「蓮、傷口を塞がないと、血がどんどん流れてるよ!!」
「魔法陣の一つがトラップだったんだな。傷口の血が止まらないように呪いが掛けてあった。それに引っ掛かった。今、魔法で治療中で・・・そういう訳で傷が癒えるまではお前を王宮から連れ出すことは無理だ。」
そう言うと蓮は私の右手をその手にとって、薬指に嵌められた側室の指輪をしげしげと眺めた。そして、何事か決心したように私に口を開いた。
「まったく・・・この指輪にも強力な魔法が掛かっている。カインの元から逃げたら・・・お前は命を落とすように呪いが掛けられている。」
「カインから聞いたわ。」
「仕方ない、方針転換だ。」
蓮は傷口から血を滴らせながら、ようやく壁を背にして何とか立っているカインに向かって口を開いた。
「俺は、アーサーと契約した魔法使いだが自由な行動を保障されている。ひとつの事を除いてな。」
「・・・そのひとつの事とはなんだ?」
私を抱けば、蓮はマントに刻まれた王家の紋章の青い炎に焼かれる。
私は蓮に抱きつきながら、黙って二人のやりとりに聞き入っていた。
「あんたに、それを言う必要はない。要するに言いたいことは、俺はあんた側に付いてもいいってことだ。」
「蓮っ!!」
私は、思わず彼の名前を呼んでいた。でも、彼は私と視線を合わせずカインをじっと見つめさらに口をひらいた。
「俺は元々この世界の住人じゃない。アーサーやメアリーがどうなろうと俺には関係ないことだ。だが、同じ世界から来た人間が危険に晒されるのは我慢ならない。カイン、あんたが命じるなら・・・・アーサーを殺してもいい。どうだ、俺と契約しないか?」
カインが血だらけの蓮をじろじろ見ながら口を開いた。
「契約だと?」
「妙なことを考えるなよ。今の俺なら殺せるかもしれないとか思っただろ?残念、そんなに俺は弱くない。今すぐお前を殺すこともできる!!」
私は堪らなくなって、そこで口を挟んだ。
「蓮、アーサーを殺してもいいってどういうことよ!!アーサーは山賊から私を助けてくれた恩人なのよ!!」
それに・・・私の『愛する人』でもある。
蓮は私に視線を移すときつく抱き寄せて、カインには聞こえないような小声で私の耳に囁いた。
「状況が変わったことを受け入れてくれ、智也。お前は、カインと側室の契約をした以上、その指輪の魔法が解けない限りお前はカインから逃げることができない。カインを殺せば指輪の魔法は解けるが、カイン殺しで俺たちは王国から命を狙われるだろう。正直・・・負傷している今の俺ではお前やモモの身を守りきる自信が無い。俺が先に死ねば、お前やモモも確実に殺される。それに、契約魔法使いの俺がカインを殺したとなると、アーサーだって罪に問われる可能性は高い。今は、俺たちにとって最善の方法を考えるべきだ。俺の傷が癒えるまで、お前はカインの側室として大人しくしていてくれ。傷が癒えれば、また対策を考えるから・・・智也、分ってくれ。」
「でも・・私は・・」
私はそれ以上言葉を続けられなかった。蓮は、命を落とすような負傷をしながら冷静に事態を把握している。その上で最善の方法を模索しているのだ。血を流しながら私やモモの身を案じてくれている蓮に異論など言えるはずもなかった。
黙り込んだ私の頬を蓮がやさしく撫でる。そして、私からカインに視線を移すと彼に語気を強めて言葉を紡いだ。
「お前についている魔法使いはギルドと言ったな。だが、彼は正妃の魔法使いだ。正妃の心一つで、魔法使いがお前から離れることも考えられるだろう?王位を継ぐには心もとないな。そうは思わないか?お前自身に魔法使いと契約を結ぶ力が無い以上、周囲に何人も王家の紋章を刻まれたマントを羽織った魔法使いを傍に置いて、王家の血筋のものや筆頭の貴族たちを黙らせる必要があるんじゃないか?その魔法使いの一人に俺がなってやる。このマントの色を見れば、誰もが呪われることを恐れてお前に反することはあるまい?」
「俺は正妃の魔法使いばかりに頼っているわけではない。俺だって、王家の血をひいているのだ。いずれは強力な魔法使いと契約を果たす!!」
カインが、コンプレックスを刺激されたのか語気を荒げたが、蓮はその言葉を聞いて薄笑いを浮かべて口を開いた。
「そうか?・・だったらお前に魔法使いと契約する力があることにしておいてやるよ。それより、契約の話をしないか。俺は、お前側についてやる。カイン、お前は俺の望みをかなえろ。」
カインが、蓮を見つめたままゆっくりと口を開いた。
「レン・・・お前は何を欲する?」
「俺が欲しいものは・・。」
蓮が僅かに視線をずらして私を見た。そして、私の黒い髪をそっと撫でながら口を開いた。
「智也を側室として大事に扱え。正妃がもし側室を疎んじて酷い扱いをするなら俺は正妃を殺す。それと・・・カイン、お前は二度と智也を抱くな。俺の智也に再び情欲を持ち無理やり抱こうとした時には命は無いものと思え。・・・それと、智也の妹のモモは智也と共に暮らせる様に計らえ。どうだ、契約を受け入れるか?それともこの場で死ぬか?」
カインは、蓮の目をじっと見つめたまま口を開いた。
「分った、その契約を受け入れる。」
その言葉を聞いた途端、蓮が力なく私の胸に倒れこんできた。その額に触れれば、酷い熱を出していることが分った。私は、側室の指輪をカインに見せつけながら、叫んでいた。
「私は、貴方の側室になることを受け入れた。貴方も、側室を大事にすると約束した。だったら、すぐに医者を呼んで。蓮がもし死ぬようなことがあったら、私が貴方を殺すから!!」
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「レンだと、まさか!?まだ王の間の扉が開く時刻じゃないはずだ。どうやって、あそこから出た!?」
カインが驚きの顔で、蓮を見つめる。蓮はそんなカインの問いを無視して、ベッドに近づいてきた。蓮の目が、痛々しげに私を見つめている。私はカインに犯された姿を蓮に見られたくなくて、びりびりに引き裂かれた服をベッドから掻き集めた。でも、胸も精液で穢れた下半身もそんな布切れでは隠せない。私は涙をぼろぼろ流しながら、蓮の視線から逃れるように彼に背中を向けて顔を手で覆った。
いきなり、私の隣にいたカインがベッドから吹き飛ばされた。そのまま、壁にぶつかりカインはうめき声を上げた。
「ぐっうぅ・・」
蓮が、魔法でカインをベッドから吹き飛ばしたのは明らかだった。蓮はベッドを軋ませながらのりあがり近づくと、私の剥きだしの肩にそっと触れた。私は、触れられただけでびくりと震えていた。蓮は、そんな私の反応を見てすぐに肩から手を放すと、囁くように口を開いた。
「すぐにドレスを用意する。」
その言葉の通り、私の体が青い光に一瞬包まれたと思うとすぐにその光が消えてドレスとなって私の身を包んでいた。それは、純白のドレスで花の模様が細やかに刺繍されたものだった。
それはまるで、ウエディングドレスのような衣装で・・・・
蓮が私に触れることなく、目の前に回りこむと真剣な顔で口を開いた。
「智也の髪飾りに異変を感じた時、俺は王の間の中にいた。すぐに外に出たいと頼んだが、しきたりがどうとか言って王の間の扉を開けようともしない。埒が明かないから、王の間の扉を魔法ですり抜けようとしたら、魔法陣に阻まれちまって仕方ないから片っ端からその魔法陣を引きちぎって扉をすり抜けてきたんだが・・・時間が掛かりすぎた。間に合わなかったんだな・・・すまない、智也。」
「蓮・・・」
「・・・智也」
私は泣きながら蓮の胸に飛び込んでいた。そんな私を蓮が抱きしめ、私の名を愛おしげに呼んだ。でも、その蓮の声はしわがれ掠れて何時ものような張りが無い。蓮に抱きしめられて、初めて気が付いた。漆黒のマント以外の衣服は無残に引き裂かれ、その裂かれた衣服の隙間から見える彼の素肌には深い切り傷があった。それも一箇所だけではない。何箇所にもその傷があり夥しい血が流れ出ていた。それが彼の声を張りの無いものにしている原因だった。
「蓮、どうしたのその傷は!?」
私の疑問に答えたのはカインだった。ベッドから吹き飛ばされて壁に身をぶつけたカインが、ようやく正気を取り戻し驚きの声をあげた。
「王の間に張り巡らされた魔法陣を引き裂いて出てきたんだと?普通、その魔法陣にその身を引き裂かれ死ぬはずだ。生きているなど奇跡としか言いようが無い。レン・・・お前は、化け物か?」
「最強の魔法使いに不可能はねーんだよ。」
蓮はカインの言葉に軽く答えながらも、その顔は苦痛に歪んでいた。その彼が私を抱きしめたまま口を開いた。
「智也・・今この場で、カインを殺すことはできる。」
「蓮!!」
「だが、今の俺の傷ではその後が続かない。お前を守りきる自信が無い。最強の魔法使いが・・・笑えるよな・・くっ。」
蓮が、痛みに耐えかねて言葉を切った。蓮の血が、純白の私のドレスを赤く染めていく。それほど出血が激しいのだ。
「蓮、傷口を塞がないと、血がどんどん流れてるよ!!」
「魔法陣の一つがトラップだったんだな。傷口の血が止まらないように呪いが掛けてあった。それに引っ掛かった。今、魔法で治療中で・・・そういう訳で傷が癒えるまではお前を王宮から連れ出すことは無理だ。」
そう言うと蓮は私の右手をその手にとって、薬指に嵌められた側室の指輪をしげしげと眺めた。そして、何事か決心したように私に口を開いた。
「まったく・・・この指輪にも強力な魔法が掛かっている。カインの元から逃げたら・・・お前は命を落とすように呪いが掛けられている。」
「カインから聞いたわ。」
「仕方ない、方針転換だ。」
蓮は傷口から血を滴らせながら、ようやく壁を背にして何とか立っているカインに向かって口を開いた。
「俺は、アーサーと契約した魔法使いだが自由な行動を保障されている。ひとつの事を除いてな。」
「・・・そのひとつの事とはなんだ?」
私を抱けば、蓮はマントに刻まれた王家の紋章の青い炎に焼かれる。
私は蓮に抱きつきながら、黙って二人のやりとりに聞き入っていた。
「あんたに、それを言う必要はない。要するに言いたいことは、俺はあんた側に付いてもいいってことだ。」
「蓮っ!!」
私は、思わず彼の名前を呼んでいた。でも、彼は私と視線を合わせずカインをじっと見つめさらに口をひらいた。
「俺は元々この世界の住人じゃない。アーサーやメアリーがどうなろうと俺には関係ないことだ。だが、同じ世界から来た人間が危険に晒されるのは我慢ならない。カイン、あんたが命じるなら・・・・アーサーを殺してもいい。どうだ、俺と契約しないか?」
カインが血だらけの蓮をじろじろ見ながら口を開いた。
「契約だと?」
「妙なことを考えるなよ。今の俺なら殺せるかもしれないとか思っただろ?残念、そんなに俺は弱くない。今すぐお前を殺すこともできる!!」
私は堪らなくなって、そこで口を挟んだ。
「蓮、アーサーを殺してもいいってどういうことよ!!アーサーは山賊から私を助けてくれた恩人なのよ!!」
それに・・・私の『愛する人』でもある。
蓮は私に視線を移すときつく抱き寄せて、カインには聞こえないような小声で私の耳に囁いた。
「状況が変わったことを受け入れてくれ、智也。お前は、カインと側室の契約をした以上、その指輪の魔法が解けない限りお前はカインから逃げることができない。カインを殺せば指輪の魔法は解けるが、カイン殺しで俺たちは王国から命を狙われるだろう。正直・・・負傷している今の俺ではお前やモモの身を守りきる自信が無い。俺が先に死ねば、お前やモモも確実に殺される。それに、契約魔法使いの俺がカインを殺したとなると、アーサーだって罪に問われる可能性は高い。今は、俺たちにとって最善の方法を考えるべきだ。俺の傷が癒えるまで、お前はカインの側室として大人しくしていてくれ。傷が癒えれば、また対策を考えるから・・・智也、分ってくれ。」
「でも・・私は・・」
私はそれ以上言葉を続けられなかった。蓮は、命を落とすような負傷をしながら冷静に事態を把握している。その上で最善の方法を模索しているのだ。血を流しながら私やモモの身を案じてくれている蓮に異論など言えるはずもなかった。
黙り込んだ私の頬を蓮がやさしく撫でる。そして、私からカインに視線を移すと彼に語気を強めて言葉を紡いだ。
「お前についている魔法使いはギルドと言ったな。だが、彼は正妃の魔法使いだ。正妃の心一つで、魔法使いがお前から離れることも考えられるだろう?王位を継ぐには心もとないな。そうは思わないか?お前自身に魔法使いと契約を結ぶ力が無い以上、周囲に何人も王家の紋章を刻まれたマントを羽織った魔法使いを傍に置いて、王家の血筋のものや筆頭の貴族たちを黙らせる必要があるんじゃないか?その魔法使いの一人に俺がなってやる。このマントの色を見れば、誰もが呪われることを恐れてお前に反することはあるまい?」
「俺は正妃の魔法使いばかりに頼っているわけではない。俺だって、王家の血をひいているのだ。いずれは強力な魔法使いと契約を果たす!!」
カインが、コンプレックスを刺激されたのか語気を荒げたが、蓮はその言葉を聞いて薄笑いを浮かべて口を開いた。
「そうか?・・だったらお前に魔法使いと契約する力があることにしておいてやるよ。それより、契約の話をしないか。俺は、お前側についてやる。カイン、お前は俺の望みをかなえろ。」
カインが、蓮を見つめたままゆっくりと口を開いた。
「レン・・・お前は何を欲する?」
「俺が欲しいものは・・。」
蓮が僅かに視線をずらして私を見た。そして、私の黒い髪をそっと撫でながら口を開いた。
「智也を側室として大事に扱え。正妃がもし側室を疎んじて酷い扱いをするなら俺は正妃を殺す。それと・・・カイン、お前は二度と智也を抱くな。俺の智也に再び情欲を持ち無理やり抱こうとした時には命は無いものと思え。・・・それと、智也の妹のモモは智也と共に暮らせる様に計らえ。どうだ、契約を受け入れるか?それともこの場で死ぬか?」
カインは、蓮の目をじっと見つめたまま口を開いた。
「分った、その契約を受け入れる。」
その言葉を聞いた途端、蓮が力なく私の胸に倒れこんできた。その額に触れれば、酷い熱を出していることが分った。私は、側室の指輪をカインに見せつけながら、叫んでいた。
「私は、貴方の側室になることを受け入れた。貴方も、側室を大事にすると約束した。だったら、すぐに医者を呼んで。蓮がもし死ぬようなことがあったら、私が貴方を殺すから!!」
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